2023.09.27
キャップ不要のサインペン「フィラーレディレクション」を使い始めました。
ちょっと高級なサインペンのフィラーレディレクション、こういうの面白そうだなーという興味で黒インク軸のほうを半年くらい前に購入しました。
これが予想以上に便利だったで、赤インク軸を最近買い足したのです。
上記の公式サイトをみてみると、プレゼンや書き込みつつの指導といった「指し示し」系の業務に役立つようになっているとのこと。
ツヤ消し塗装の大人っぽいデザインの軸で、先端部は金色、コンパクトながらも後ろのほうにあると思われる重心など、デザインにこまかい工夫を感じます。
○ ゼブラ 水性ペン サインペン フィラーレディレクション レッド軸 赤インク P-WYSS68-R ←Amazonではこちら。赤軸のみ赤インク芯で、他は黒インク芯です。シルバーだけがつやつや仕様。
私自身は、事務仕事用として太く濃いめにササッと書けるペンが欲しかった というのが購入動機です。
いまだに日付や名前サインの書き入れ作業が必須なアナログ工程が多めで。
また、付箋にメッセージ的なものを入れて申し送りするような件も発生します。
細い線や、微妙な発色で書いた件は見落としやすい…
というのを(年齢的要因で!)体感しているので、期待以上に使用頻度が増えています。
手にフィットしてそれなりの重量感ならではの書きやすさ、なによりキャップが不要であることに満足しています。
そして予想通り、赤軸はアンダーラインや赤入れ用途に大活躍!
芯の表示には0.6ミリとありますが、本当のところは1ミリくらいはあると思った方がいいです。
(サインペンなので筆圧にも比例しますし、使い込んでいくとだんだん潰れて太くなってきます←これくらいの時のほうが柔らかめで好きな書き味)
形状からいっても何か文章を書くためのペン
というよりは、忘れないための図解や大きめの走り書き、アンダーラインや囲み枠等々、目立たせるための役割に向いている気がします。
きゅっとひねると芯先が出てくるので、使い勝手はとてもラクですよ。
キャップレス万年筆のように蓋(シャッター)の機構があるわけでもなく、穴の中を芯先が出入りするだけ。
モイストキープインクという、空気中の湿度を吸って乾かない仕組みの成分なんだとか。
↑ 完了ToDoを赤線で消す という使い方をしたら楽しかったです ↑
インクは「水性染料」とありますが、黒や赤の発色はとても濃いです。
乾かない芯先とは言え、使用終了後はしっかりと引っ込めておくことを推奨します。
どこかに触れてしまってその部分をうっかり放置してしまうと、まるでペンキか?と思うくらい固まって落とすのに苦労します(経験談)。
替え芯は220円で、赤と黒があります。
青い塗装の軸もあるんだし、同じような濃いめ発色で青インク芯も作ればいいのに…
と思うのですが、この芯、実は「クリッカート(1本110円 使い切りタイプのノック式カラーサインペン)」と同じ形状だと知りました。
確かに、芯を取り出して比べてみると、筒が金属かプラスチックかの違いはありますが、全く同じように機能しました。
クリッカートは、豊富な色が揃っていて軸も軽く、クリップもないシンプル形状です。
フィラーレディレクションが29.2gに対して、クリッカートは8g。
色鉛筆のように複数本まとめてペンケースに持ち歩いたり、スタンドにたくさん立てるにも便利なのです。
私も、絵日記的なものを手帳に作っていたとき一番使いやすいカラーペンでした。
●過去記事:手帳絵日記:こまごま書いてるスクラップ帖的なもの。
単品でも購入できますが、基本色・ライト系・ダーク系などと12色づつのテーマ別セットがあるので、イラストやデコレーション用途に考える人にはそちらの購入がおすすめです。
36色セットにまとまったものもありますが、それに加えて最近ペールトーンの12色セットも出ているので、いまのところ全色網羅すると48色です。
ペール系は店頭サンプルを試したことがありますが、とても淡くて可愛いパステル色な組み合わせ。
(手帳の書き込みに混ぜる程度ならこれくらいの軽い感じがいいかも、と欲しくなりました)
○ クリッカート ← Amazonではこちらです。
キャップが要らないのサインペンの便利さは、最初はクリッカートで体験してみて、特定の色に需要を感じるならば太軸ズッシリひねり式のフィラーレディレクションの軸へアップグレードしてみる…
などという段階を踏むのも有りだと思います。
キャップレス万年筆がそうだったように、フタの開閉不要な便利さをいちど味わってしまうと、いつの間にか「もうこれ以外に戻れない」という気分になってきます。
(油性マジックのノック式も今いろいろ出ていて、ホント便利です!園芸作業にも使うよ)
というわけで
いつか、もうちょっと細い線巾のものや蛍光色なんか出てくれたら有り難いなと思いますが、とても満足なペンでした。
○参考になるおすすめ記事:ディレクター用サインペン「フィラーレディレクション」は指示出しの全動作折込済みの隙のなさだった | GetNavi web ゲットナビ
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2023.09.25
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を観てきました。
日曜日に行って来ました。
今回でシリーズ4作目です。
出掛ける前に、本編が169分もあると知りました。
(足が伸ばせる空間が多めで、通路に面した席を予約)
上映冒頭に、1〜3作目のざっくりしたあらすじが解説されますので、今までのを予習してなくても大丈夫です。
しかし鑑賞後でもいいので配信など使って1作目くらいは見ておくと、この出来事からつながって、ここまでの大惨事になってしまったのか!
という感慨が味わえるので、振り返りはおすすめです。
約3時間のほとんどが撃ったり刺したり殴り合ったりの戦闘シーンでした。
(血まみれバイオレンス度高いので、絶対にファミリー向けではないです)
そんな感じなので、気持ちが中だるみするかと思いきや、ジョン・ウィック世界のお約束みたいなやりとりが度々出て来るし、基本的には1作目のテーマに帰って来るような展開も。
コンチネンタルホテルに大阪支店があるんだ…(支配人は真田広之)
ブレードランナーというよりキル・ビルみたいな、ハリウッド製の「カッコイイ日本の景色」として表現されている大袈裟なデザインも、このシリーズなら有りです。
あと、毎回いろいろな犬が出て来ますが、今作の新登場犬も賢くて強くて可愛いです。
ジョン・ウィックシリーズのストーリーはとても単純ではあるのですけれど、出てくる人や場面が回を重ねる毎に豪華になっているぶん、どんどん過酷な闘いと、犠牲者が増えていく。
この後の展開はあるのかないのか、とても判断しづらいラストでしたけれど
(スピンオフ作品は今後あるみたい。Amazonプライムでも、NY支配人であるウィンストンの若い頃のドラマが配信されたばかりで、興味深く追っているところです。)
何かの形でどうにかなって、まだもう少し見ていたいとファンとしては思います。
今回とても悲しく思っているのは、コンシェルジュであるシャロン役のランス・レディックが3月に60歳の若さで亡くなってしまったこと。
シャロンの存在感は本当に好きだったなあ。
台詞だけで具体的には描かれていないけれど、ジョンの犬を個人的に預かると申し出て生活を共にしているところ(2作目)など、勝手に想像して楽しかったんです。
そんな寂しさを感じつつ、それどころじゃない状況でも→やはり美しいパリの風景や、個性的な俳優陣を堪能しました。
(主席連合の調停人役の人が渋くて良かったし、ビル・スカルスガルドのキャラクターも見た目にピッタリ…)
今回は、ドニー・イェンも重要な役どころで、それは見事な闘いぶりでした。
長編ですが、エンドロール終了後も重要な回収(と言ってよい)シーンがあるのでお見逃しなく。
22日に公開したばかりだったせいか、入場特典のシールも貰いました。
これだけ見ると完全にヤクザ映画ですね。(さっそく能率手帳ゴールドに貼付)
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2023.08.30
「ほぼ日手帳公式ガイドブック2024」を読みました。
今年も発売早々に入手したガイドブックです(Kindle版で購入)。
表紙のクマが可愛いですね!
○ ほぼ日手帳公式ガイドブック2024 ←Amazon
とても面白かったです。
単に新商品情報だけでなく、手帳をどう使っていくか(どんなことを書き込んで毎日を楽しく豊かにしていくか?)
という良質な事例や提案が大量掲載されているのは、ユーザーが世界中にいるからこその強みですね。
私の大好きな「文字でギッシリ」系の使用例をたくさん見ることが出来て、これだけでも大満足でした。
ほぼ日手帳の愛用者じゃなくても(普通のノートで良いでしょという人にも)深く掘れるヒントが多い構成かと思います。
私の場合、そういえば途中で挫折したけれど、バレットジャーナルもう一度キッチリやってみようかな?
と思い始めたくらい、日々の記録欲が揺さぶられたんですよね。
ごく普通にスケジュール管理する以外の、特殊な手帳習慣にも憧れがあるんです。
たとえば
勉強(主にデジタル制作系だけど、可能なら歴史や語学の分野も含めたい..)の進捗を記録して継続を自分に課し、学習した要点をメモしておけるボリュームを擁している…これ1冊で頭の中が俯瞰出来る…
みたいな黙々思考手帳。
それならば
整理分類しやすいシステム手帳が良いような気もするし、普通のノートでも良いんじゃないの?
と思うけれど。
時系列縛りで情報を積んでいく綴じ手帳に書くことで、自分の脳内を一覧出来て達成感もあるのでは?
…などという前向きな妄想がたっぷり湧き出てくる素敵な使い方をいくつか発見したので。
早速フセンをつけました ← Kindleなのでブックマーク操作
発売日直前の現在、2024年版の全ラインナップも公開され、SNSでも内覧会レビューや公式サイトのお披露目ライブ配信などで大賑わいです。
これまでの長い年月のなか、私がほぼ日手帳系列のなかでいまだに体験したことがないフォーマットはHONなのです。
○ HON - ほぼ日手帳 全タイプ解説 - ほぼ日手帳とは
ベーシックモデルとして昨年から発売されている、ネイビーの「Slash」みたいな感じが昔ながらの英国Lettsのようで格好いいよね〜!
と思う一方で。
LIBERTYの花柄布装丁には「使いみち決まってなくてもノートとして欲しい。大きすぎる予感しかないけどA5サイズでもいいよ!」
という強い引力を感じます。
経年の使用感もハードカバーの良さだとはわかってますが、今回は専用の透明ビニールカバーが新発売で、これはかなり嬉しいです。
などといろいろ考えが捗ってとても楽しいガイドブックなのですが。
実際のところ、今メインでいろいろ書き込んでいる手帳は4月始まりなんですよね。
●過去記事: 「週間ブロック」の手帳を使ってみることにしました。(NOLTY エクリB6)
↑ サイズもレイアウトも紙質も、かなりしっくりきているので不満なし。
この前、能率手帳ゴールドも入手したばかりだし、園芸用のクラシ手帳もいち早く届いちゃったし。
●過去記事:
・ 2024年のクラシ手帳と回転スタンプvol.2 が届きました(来年も透明カバー使用予定)
そしてクローゼットには、これまでコツコツと買い集めたノートやリフィルが数多く積まれているし。
トラベラーズノートやMDノートのダイアリーも毎年気になるで情報を追いかけたい...
システム手帳だってもちろん使い続けたい。
と 一応、頭を冷やすべく立ち止まってみるのです。
今はまだ8月。
どうせまだまだ知らない素敵な新発売が登場するはず。
来年の手帳のことなんて全然わかりません。
まずは9月とか10月から試してみたい何か(!)の脳内会議でも忙しくなりそうです。
困りましたよね。〜
★関連記事
●過去記事:「ほぼ日のキャップレス万年筆」を買ってきました。(生活のたのしみ展) ←ほぼ日で買った中でいちばん長続きしている(今後も飽きなさそう...)なものがこれ。
新しいトモエリバーの万年筆との相性、更に良くなったと聞いていますが、自分でも試したい!!
○ ほぼ日のキャップレス万年筆- ほぼ日刊イトイ新聞
小さい字を書きたい派の人には、EFペン先もあるよ〜
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2023.08.23
2024年のクラシ手帳と回転スタンプvol.2 が届きました(来年も透明カバー使用予定)
今年もそろそろじゃないかな?
●過去記事: 「クラシ手帳」を使い始めました(透明ビニールカバーもつけてみました)
と思って覗いたら、ちょうど始まっていたクラシ手帳の全員プレゼント。
さっそくお買いものをして、到着を楽しみに待っていました。
○ 【今年もスタート!】「クラシ手帳2024版」をお買い物いただいた方、全員にプレゼント! - 北欧、暮らしの道具店
9月始まりの手帳です。
なんと、来週8/28から使えてしまう!
クラシ手帳のことは去年初めて知り、私はずっとベランダ園芸の記録用に使っています。
来年版もそうするつもりです。
上記の公式URLに手帳詳細があるのでご参照ください。
とてもシンプルな週間レフト式レイアウトで、紙はトモエリバーです。
後ろのメモページが最低限なのも私の好みにピッタリ。
栞のヒモはついてませんので、これは自作です。
後ろの見返しにマステなどで固定してます。
2024手帳には、無印良品のしおりシールの中で黄色があったので採用しました。
○しおりシール5本組 | 無印良品 ←5色入って150円です。
わりと長めな2本のヒモで1組になっているので、いろいろな手帳やノートにおすすめですよ!
長さを調節するために切ったときは、しっぽがほつれないように、PIT(液状の糊なら何でもOK。アラビックヤマトとか。)をちょこっと塗っておくと良いです。
トモエリバーといえば、ほぼ日手帳の紙(トモエリバー)が今度から新しい製造のものに変わるそうですけれど、クラシ手帳のトモエリバーは、どのトモエリバーなんでしょうね?
○ 「ほぼ日手帳2024」から ほぼ日手帳の紙が変わります。〈手帳2024予告〉 - ほぼ日手帳マガジン - ほぼ日手帳
2023年のほぼ日を買えば、新仕様のお試し用紙がついてきたらしいのですが。
あいにく今年はほぼ日を使っていなかったので体験してないのです。
使い比べた人の感想なども載っていますけれど、個人の基準から出てきた感想なので、「ツルツルしてる」と言ってる人もいれば「ペン先が滑らない」と感じる人もいるようなので、やっぱり自分で使ってみないとわからないですね。
ただ、クラシ手帳のトモエリバー(少なくとも、今使ってる2023年版)は、私が知っている今までのほぼ日トモエリバーより繊維感があって紙も柔らかい「気がする」んですよね。
インクを吸う感じがあるというか。
ほぼ日の紙より好きな書き心地だなあ!
と思いつつ使ってきましたが、これもまた私個人の感想なので。
種類がほんのすこし違うトモエリバーなのか、それとも、手帳の雰囲気に流されてるけど実は全く同じ紙だったりするのか謎です。
とにかく、この紙ならいろいろと大丈夫なので安心。
この薄さで来年末までの16ヶ月分入っているというのは、トモエリバーならではの技と言えましょう。
カバーですが、今使っている透明ビニールのを拭き掃除して再び使い回そうかなと思ってます。
美しい表紙絵が楽しめるし、特に何の支障も無く1年使ってきましたので。
記事冒頭にリンクした昨年記事にも詳細を書きましたが、こちらを使っています。
○ クツワ クリアーカバー DH003 預金通帳・手帳サイズ ←Amazonで買えます
カバーを付けたことにより、前後にポケットが出来るのも便利です。
付箋ですとか、ちょっとした覚え書きのメモなどを挟んでおけますし。
昨日やってみて感動したのですが、能率手帳ゴールドにオマケでついてきた薄いメモ帳(能率手帳 補充ノート)を後ろにはめ込む事が出来たので、これでメモページが足りない時も無敵だなと思った次第です。
ボールペンやクリップなど、これを機会に去年けっこうたくさん一緒に買ってしまったので今年はどうしようと思っていたのですが、なんと回転印がバージョン2(新柄)で出ているので、それに決めました。
○【2023新作】「クラシ手帳」をもっとたのしむ、10柄入り回転スタンプ / vol.2(カモメの街) - 北欧、暮らしの道具店
(vol.1も購入ページ有ります)
今年のスタンプもとても可愛いです。
縦や斜めなど、角度を工夫して押すことで活用度が何倍にもなる絵柄ばかり。
個人的には、万年筆とか植物が入ってるのが嬉しい。
普通に押すと水平になってるので、「レトロな懐中電灯」だと思っていた絵柄が、「ガラスの花びん」と解説してあって、ああーそうか!となりました。
縦に押したものを組みあわせれば切り花を飾った景色になるんだ。
想像力大切!
というわけで、とりあえず今回はスタンプだけ購入して手帳をオマケに貰いました。
昨年基準でいうと、手帳はまだまだしばらくは配布が続くと思います。
回転印は売り切れが早かった気がするので、入手予定の方は今のうちがおすすめです。
あと、購入金額にかかわらず一律 送料が580円かかります。
お洋服を買ってみたいと思っているので、また(手帳がもらえるうちに)お買い物しようかな〜
新しい手帳は9月始まりとはいえ、切り替え時期に悩んでます。
ベランダ工事があったせいで半年ほどの空白期間が発生しましたから、今年こそ秋冬に向けてもうちょっと今の手帳に書き込みたい気もしています。
悩む〜(とか言いつつサクッと来週から使っちゃいそう)
能率手帳ゴールドとクラシ手帳、来年の必須手帳が8月のうちに2冊も揃ってしまいましたよ。
手帳買いはこれで終わるのが理想なんだけどな〜…
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2023.08.20
TWSBI ECO万年筆を買いました(Heat STUB1.1)
久しぶりにツイスビーのペンを購入しました。
何ヶ月か前に銀座の蔦屋書店で初めて実物(Eco ジェイドという薄緑色の軸)を見たのですが、細字の在庫のみだったので決められず。
今は「買っておけばよかったな」と反省中。ファイヤーキング色だからね!
実物は、ネットの画像で見ていたよりもちゃんとした(?)万年筆っぽい雰囲気だったのが意外で。
Eco軸、いつか欲しいな〜 と、気になっていたのでした。
TWSBI ECOというラインは、中間的な価格帯
(基本的には現在7700円。キャップやペン先にピンクゴールド色パーツが使われているモデルだと若干高価になります…)
で購入出来る万年筆です。
スチールペン先で、インクはピストン吸入式。
分解洗浄等も可能で、必要な工具やグリスなども同梱されています。
(記事最下部に、分解組立過程の公式動画リンク先を書いておきました。
「適当にやればなんとかなるさ」レベルではない気がするので、必ず視聴を!)
首の部分まで含めて透明樹脂製なので中身が見えますが、キャップや尾栓パーツにさまざまな色展開があり、半透明や蛍光塗料入りのカラーもあるんですよ。
新色軸のお知らせも度々耳に入って、勢いがあるなあと感じます。
ペン先も、多くの軸ではEFからB、スタブ1.1まで豊富に揃っているので。
価格の割に本格仕様かつ手入れもきっちり出来るという意味で、集め甲斐がある万年筆なんですよね。
SNSを見ていても、万年筆好き(インク好き)の方々の間で愛用者が多い印象です。
というわけで私が今回はじめて購入したのは、今年発売されたばかりのHeatというオレンジ色です。
最初の1本だし。
と張り切って新色にしたのですが、これがとても綺麗。
ディック・ブルーナ(うさこちゃん)の絵本に使われているようなキリリとして気分が上がる濃いめのオレンジです。
太めに書けるペン先が欲しかったので、スタブ1.1にしました。
以前、廉価なGO軸を買ってみましたがその後、日記やノート書きにとても活躍しまして、インクをいっぱい使いたい時用のペンになってるんです。
下記リンク先の過去記事にも書いたとおり、縦に太く/横に細い メリハリの効いた線が引けて、楽しい書き心地なんですよ。
●過去記事: ツイスビーの万年筆が楽しいです(TWSBI GO Stub 1.1)
GOよりバージョンアップした今回のECOも、けっこうスムーズな書き味で安堵しました。
入れたのはエーデルシュタイン サファイア。
紫に近いようなキリリとした青で、紙の上で輝くような存在感があります。
私にとってはロイヤルブルーのお手本のようなインク。
もうちょっと活躍させたいので、スタブでどんどん使っていくことにします。
インクの詳細は下記に書きました。
●過去記事:サファイア色のインクを使い始めました。(エーデルシュタイン サファイア)
スタブは、ノートなどに大きめの文字でさくさく書き並べていきたい時に重宝します。
インクを満タンに入れるとそこそこの重量感も出て手元も安定。
これくらいの太線だと、細字レベルではわからなかったインクの微妙な濃淡や色合いもわかりますし、
(紙質やインクフロー次第でさまざまに変わる件ではありますが)繊維の上をヘラで撫でているようなシュルシュルとした筆記音も、このようなペン先ならではの楽しみです。
ちなみに、金ペンで本格的なスタブペン先を味わってみたい場合、おすすめはパイロットのカスタムシリーズにある軸です。
スチールペン先とはまた違った、柔らかマイルドな書き心地に、スタブの奥深さを知ることができますよ。
●過去記事: ペンクリニックで絶好調になりました(ヘリテイジ912) …もう10年経っちゃったのかー
というわけで、TWSBI ECO、とても好きになっちゃった。
更にグレードアップしたTWSBIダイヤモンドにももちろん惹かれるけど、複数買いしやすい(私にとっての)ちょうど良さはECOのほうかな。
次は、スタブに続いて絶賛の声をいくつか耳にしているB(太字)を狙ってみたいです。
何色軸にするか考えるだけでワクワク…
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今回の新色ヒート軸は、楽天のYouStyleさんで発見。次のECOもここで買いたい品揃え!
○ 【あす楽】ツイスビー TWSBI 高級万年筆 万年筆 ECO M25325 TWC11021
○ TWSBI エコ ← AmazonでECO軸の購入はこちら。
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★購入したら絶対に見ておきたい(公式販売元によるYouTube動画)。
取説にあるQRコードを読むと下記に飛びます。
分解したっきり、組み立てに失敗してただの棒にする可能性が強い私は、いざ洗浄となったら何十回でも(メモをとりながら)視聴予定です。
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2023.08.17
ちいさいグラスへ買い替えました。(DURALEX LOLA)
先日思い立って、食器棚の中身をかなり整理しました。
主にグラスやマグカップ分野です。
僅かに欠けてたり傷が目立つようになったかつてのお気に入りグラスは、ハイドロカルチャー(植物の水耕栽培)用として保管していて、それも過剰在庫の一因でした。
結局そういう半端品は、植物用でも後回しにしてしまい。
100均などで調達してしまうことが多いと気付きつつあります。
その他、ビール買ったときのオマケでで微妙に使いみちのないロゴ入りグラス、食洗機で洗いまくってプリントが変質してしまい元の絵柄が消えてしまったスタバのマグなども処分。
スッキリしたー!
その代わり、いま一番必要なサイズのコップを検討して、良い感じのものをまとめ買いしたのでした。
フランス製のグラス(業務用にも多く使われていて、そんなに高額でもない。とにかく丈夫な強化ガラス)で有名なデュラレックス。
「ピカルディ」というデザインのものが代表的ですが、うちは「ローラ」というのを選んでみました。
○ デュラレックス 強化ガラス ピカルディ 1140 250cc 6個セット6 ← Amazonで6個入りボックスを買いました。
ローラの特徴は、けっこう小さめの手のひらサイズである160cc満容量であることと、積み重ねにとても向いた形状なので収納自体も非常にコンパクトで済むところ。
日常で気付いたときに水やお茶を飲んだりするときのコップやマグカップは、小さいほうが重宝するというのはだんだんわかってきたことで。
(それなりの年齢になると、一度にゴクゴク大量に飲めないのです。
たびたびちょっとづつ…になってくるというか。
あと、常に何らかの薬やサプリも必要なので小容量のほうがいい…。)
この季節、うちは氷を多めに入れたグラスにエスプレッソを注いで食後に飲むのが楽しみなのですが、この用途にもぴったりなサイズなんです。
●過去記事:デロンギの全自動エスプレッソマシンを買いました。
↑ 現在も毎日稼働中。これといった不具合もなく6年経っている家電なので、モトは取れた感。
ガラスはぽってりと分厚くて(食洗機とレンジに対応。とにかく丈夫)、直径と高さは7センチくらいです。
コロッとしていて、大きめのおちょこみたいな形状。
真ん中から下にカクっと段差があるので、スタッキングが容易です。
3個くらいを積んでも14センチくらいのコンパクトさとなり、グラグラしません。
ピカルディも2個くらいなら重ねてしまいますけれど(本当はダメなのかもしれないけど)、
円錐状に底が小さくなっているので、重ね置きを繰り返すと内壁に小さな擦り傷が増えてくるなあという実感。
その点、ローラはちゃんと段差へ深めにスポッとハマり、スッと取り出せるので安心して積めるんですね。
いちおう、下の段に一周ぐるりと凹凸がついていて(グラスを廻してみるとキラッと光ったりして)お洒落なんですが。
どちらかといえば、指先が滑らないように面をとっているのが偶然可愛く見えているのかな?
という位に控えめ。
ピカルディはカットされたようなくっきりした凹凸模様があるので、それとは対照的です。
とはいえ、この地味シンプルさもローラの魅力。
どこかの国のカフェのキッチンに積んでありそうな雰囲気を醸し出していて。
フランスの食堂で使ってるんだろうなーなどと妄想してしまうと、ガラスの厚みすらとても素敵に思えてくるのでした…
また、口径の小ささゆえに、「食洗機の庫内にたくさん入る(網カゴにぎっしり並べられる)」という非常に重要な特長もありますね。
6個のセット買いをしましたが、少なくともこの時期は毎日全部使っちゃってる感じ。
コロッとしたやや大きめのおちょこみたいな用途でワインなどのお酒を入れたりするにもぴったりですし、背が低いのでヨーグルトや冷たいおやつ類のカップ代わりにも重宝してます。
手の小さいお子さま用のコップとしても(段差でささえて、面飾りでしっかり指にハマる形状なので)おすすめですよ。
そのまま輸入されたと思われる外箱には200ccバージョンもあるようなことが書いてありますが、日本には入ってきてない感じがします。残念。
ピカルディはたくさんのサイズ違い(最近だと色付きガラス版もあるんですよね!)があるので、うちにも日本酒用のおちょこサイズからジョッキ並みに大きいのまで何種類か並んでます。
今回新入りのローラと一緒にデュラレックスのグラス、長く愛用していきたいです。
●関連過去ログ: HASAMIのブロックマグが増えました。
↑ これも、スタッキング出来る丈夫な食器。ぜんぜん飽きずに毎日使ってるけど2014年てずいぶん経ってることに驚き。
○デュラレックス 強化ガラス ピカルディ 1140 250cc 6個セット 21-0008-00 クリア 1027A B06
こちらはデュラレックスといえばこれ、のピカルディ。
サイズのバリエーションがとても多く、色付きもあります。
うちのビール用と日本酒用はこれ。
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2023.08.10
能率手帳ゴールド、17年目が届きました。
2024年分を購入の記録です。
発売日は8月1日と聞いていたので、公式サイトで予約してみたところ、翌2日に届いてしまいました。
は、早いっ! ← 毎年言ってる気がする。
毎年同じような集合写真ですが、2008年から2024年分までは17冊になりました。
何かとこまごま確認するときもあるので、普段は過去2年分くらいは手元の引き出しに置いてますが、昔のはひっそりと本棚の隅に並べています。
能率手帳には、小型版というミニサイズの判型もありますが、私はずっとレギュラーサイズです。
公式サイトでは下記のリンク先から購入出来ます。
今年は税込み6050円。
(ポチる前にサイズのご確認を。値段はどちらも一緒なので気を付けて下さいね)
○ 2024年1月始まり手帳 ウィークリー NOLTY(ノルティ) 能率手帳ゴールド(黒)[3121] | 2024年始まり 手帳,手帳 |NOLTY 能率手帳・書籍・通信教育のJMAM eショップ
有料で名入れも可能です。
書体は明朝体のみですが、今回から文字色が選べるようになったのですね。
受付締切と発送日の一覧もあるので下記ページの一読をおすすめします。
○ NOLTYGOLD|NOLTY 能率手帳・書籍・通信教育のJMAM eショップ
私は、内側をごてごてさせることがすっかり定着したので、表紙ぐらいはあっさりでいいかな?
● 新年の能率手帳ゴールドへ引っ越し準備をしました。
というわけで、今回も名入れせずでした。
明朝体以外の書体も再登場したら考えようかな…
各社から多くの手帳情報が出始めている8月ですが、その年の能率手帳ゴールドは、ようやく革の手触りもふんわりになって本体もしなやかに手のひらに沿うようなり...となるのが夏です。
すっかり革の緊張も解けて来たなあ...自分の手帳になってきたなあ...としみじみ感じる秋ぐらいが一番楽しいことはお伝えしておきたい。
(すっかり熟成する冬は「もうすぐ今年版とお別れなのか〜」という寂しさがしみじみと入ってくるのです。)
私の使い方は、自分や家族の仕事予定やメインで行った家事の記録、買ったものを淡々と書き込んでいるだけです。
世間一般から見てもいちばん「普通の手帳ですね」と言える地味な紙面じゃないかな?
その週に買ったペンや植物の値札ラベルを(後年のための記録として)時々貼る程度がいわゆる”手帳デコ”なので、全くもってSNS映えもせず…
小さな面積なので、こまかいToDoや日記的な要素を入れ込んでしまうと足りなくなってしまうとわかったので、早々に諦めました。
余白をとるためにも「将来開いたときにも、こんなことあったなと思い出せる」「一冊持ち出してこれで済む」最低限な情報に絞るように。
そんな感じが身についてしまったので、どの年のものでもだいたいこの辺りにこういうことが書いてある...
と判断出来るようになってきたのでした。
パッと開いて、視線も手先も迷わない。
それが長く使い続けている理由の一つでもあります。
しかしほんと、これ以外の手帳はすぐ飽きちゃって全く安定しません。
SNSを眺めては「そうそう、私もこういうふうに使いたいんだよ」という目標はたくさん見つかるんですけれど。
永年保存するのはゴールドだけだし、つまみ食いも楽しいからまあ いいか。という心境。
今年に入ってから、週以上の期間をまとめたToDoや目標管理などはNotionやNotePlanを使ってデジタルに移行しつつあります。
正直、便利さに感動することもあり。
それでも、目の前に置いた紙に手で書いたものじゃないとダメだな!
と思える件も多々あって、自分の周りから紙の手帳は消えるはずもなく、少しづつ使い分けが進んでいるところです。
(1月始まり版は少なくともあと1冊、園芸記録用のを探します)
体調や生活環境や考え方など人生のさまざまな状況で、手に合うものごとはどんどん変わっていくのが当たり前。
それでもまだまだなんとか、一緒にがんばろうねと言えそう。
来年お揃いの皆さまも、どうぞよろしくお願いいたします。
—
●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2023年能率手帳ゴールド、16年目が届きました。
・2022年能率手帳ゴールド、15年目が届きました。
・2021年能率手帳ゴールド、14年目が届きました。
・2020年能率手帳ゴールド、13年目が届きました。
・2019年能率手帳ゴールド、12年目が届きました。
・2018年能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
・2017年能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
・2016年能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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2023.07.24
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」を観てきました。
○ 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』公式サイト
まだ公開間もないのでネタバレないつもりで書きますが、今回もハラハラと心臓に悪い場面ばかりで。
終わった後はけっこうぐったりでした。
IMAXで鑑賞するべきか当初は迷っていましたが、体調的に(笑)ふつうの劇場サイズの画面でじゅうぶんに大迫力でした。
トム・クルーズが体を張って(スタントもCG合成もなしで)飛び降りたりぶら下がったりしている
という、毎度のミッション:インポッシブルシリーズの前評判が頭に染みこんでいるため、
こんなことまでやっちゃってトム大丈夫か…という心配と驚きも、鑑賞の醍醐味のひとつと言えましょう。
ストーリー展開は、とてもザックリに言えば、ほとんど毎回同じパターンなんですよ。
平和を守るために何かを悪から取り戻す…というミッションを、トム率いるチームがさまざまな困難を経て達成する。
それでも毎度飽きずに手に汗握って観てしまうのは、中身の演出がとても凝っているからなんでしょうね。
今作が新登場のポム・クレメンティエフがとても良い印象を受けました。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでは、額から触覚がはえている個性的すぎる役柄なので全くわからなかったのですけれど、人間の姿(?)だといきなり強くて格好良い。
フランス人というのもwikiみて初めて知りました。
それに加えて、ヘイリー・アトウェルもマーベル系列ではお馴染みなので、ちょっと一瞬なんの映画かわからなくなってくる瞬間はあったりしてね。
翌日の日曜日はさっそく復習を兼ねてずーっとミッション:インポッシブルのシリーズをTV(現日付時点では、Huluが配信しています)で流してました。
全作ずらっと並べても、どれもちゃんと面白くて変化に富んでいるのは本当にすごいです。
登場人物のつながりを学ぶには、直近の1,2作を観るといいですが、今作の場合、第1作目のミッション:インポッシブルを振り返るのも、リンクする人物や場面がいくつもあるのでおすすめな感じです。
1996年の公開なので、トム・クルーズは大学生くらいに見えるほどピチピチに若い感じなのですが、ルーサーもそういえば元祖のメンバーだなあ とか、
「もしかして1作目と同じ人か?」と驚いたキトリッジは実に26年ぶりのシリーズ復帰だとのこと。
(今作で、ホワイトウィドウに母親のマックスについて言及する場面などは、ファンには胸熱展開かもしれません。)
などと大満足でしたが、何回か見ればもっと隠された仕掛けがわかるかもなあ。
時刻的な都合で吹き替えで観たんですが、とても良かったですよ。
トム氏にはとにかく、スタント無しもほどほどにしていつまでも元気にミッション:インポッシブル続けていただきたいと願うばかりです。
次作のPart2はきっとまた三半規管が揺さぶられるアクション満載なのだと思いますが、公開を心待ちにしたいと思います。
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE - Wikipedia
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2023.07.20
テプラで日付シールを作ってみました。
電子化することが多くなったという理由で、昔ほどは「印刷書類のファイリング」という作業をやらなくなった気がします。
それでも必要なときはまだまだあるため、うちでは数年おきに買い替えつつも常時何らかの機種のテプラがあります。
過去には、こんな↓ラベルを作ったことも。
●過去記事: 無線対応の新しいテプラ(SR5900P)でトラベラーズノートの背ラベルを作ってみました。
上の記事(2015年)から今までの間に、SR750というちょっとカッコいいのをメイン機として新しく買っていたのでした。
○「テプラ」PRO SR750 | ラベルライター「テプラ」 | ファイルとテプラのキングジム
単独でも PCとのUSB接続でもテープが作れます。
機能性高い(値段も高い…)ので、10年以上は使い続けることになるでしょう。
○ キングジム モノクロ ラベルライター「テプラ」PRO SR750 シルバー ←Amazonではこちらです
最近、専用テープの整理と久々の動作(Macへの接続)確認も兼ねて作ってみたのが日付シールです。
手帳・ノート界隈の方々には「日付シート」という名前で知られているものに近いかな。
ノートに毎日のログなどのメモを書き入れて手帳化するため、いわゆる日付スタンプのシール版みたいな用途で。
以前は、Mac用のソフトはWindows版に較べるとやや貧弱な機能のものでした。
(Mac内に入っているフォントや画像が使えるところが利点ではありました)
それがいつの間にかTEPRA LINK 2 という本格的なラベルが作れるものへ進化しており、とても助かっています。
○「テプラ」PRO用 iOS/Android、macOS向けアプリ「TEPRA LINK 2」|キングジム
↑
無線接続が出来る機種ならば、iOSやAndroid版を使ってタブレットやスマホから同じことが出来るのも素晴らしい。
ここから取説PDFもダウンロードできます。
日付シールの話に戻りますが、上に載せた写真のとおり、7月の頭に1ヶ月分まとめて作ってみたのです。
TEPRA LINK2の中には、ビジネス向けだけでなく、家事や趣味(←手帳のデコレーションや植物用のタグなど)向けのテンプレートも数多く入っていて、記号や絵文字もなかなか可愛いものがあるんです。
手描きの数字画像などもたくさん入っていて、手帳との相性ばっちりです。
元データをコピーしながら蓄積して一覧にして出力できる「複数ラベル機能」というのもありますが、数字の部分を差し替えながら1ヶ月分まとめて作るのはなかなか大変でした。
そのいっぽうで、日付のほうは普通のフォントを使うことでアプリ上で連番の属性を設定し、自動で連続した数値(日付)が記されたラベルを作成可能。
Macの中に入れている、それなりにお洒落な(事務的すぎない)フォントを使えばラクラクです。
これを作るときの基本的な連番設定は下記にしました。
初期値 1 ←1日の分から始めたい場合。それ以外の好きな日付からも始められます。
フォントを一週間ごとに変えたい 等の場合などにも初期値次第で連番印刷できますね。
増分 1 ←印刷のたびに1づつ増えていく数値にする場合。
繰り返し数1 ←同じデータを1枚づつ出力したい場合。
桁数 2桁なら「10」を選択
印刷時、たとえば1−30日まで一気に印刷するなら印刷部数は30に設定
といった感じです。
テープに対して縦につながるようなデザインにしてみましたが、連番印刷の場合、出力しながらうっすら切れ目も入れてくれるので、ハサミも要らないのがとても便利。
今、テプラ用のテープはさまざまな色や素材のものが発売されていますが、ノートの罫線や質感を邪魔しないのは透明テープがいいのかな。
マステやシールを貼った上に重ね貼りするという凝ったことも出来ますからね。
(キングジム繋がりでKITTAとも相性がいいはず。)
逆に、クラフト紙や上質紙のテープ:このページ冒頭でリンクした過去記事で、トラベラーズノートの背に使っているのが上質紙テープです:を使って、いかにもなテプラ的光沢感を出さないマットなラベルを作るのも良いんですよ。
などと、普段、手帳のデコレーションなどは面倒で滅多にやらない私でもなんだかときめきを覚えたシール作りだったのでした。
今日の日付や現時点の時刻を自動でテンプレートに組みこんでくれる機能、アプリのほうで搭載してくれると面白いんですけれどね。
Instagramで手帳好きの方が使ってたMakeIDラベルライターという機器をみて、ボタン一押で当日分の日付シールがスルスルとでてくることに衝撃をうけました。
せっかく可愛いテンプレートやクリップアートがアプリ内に充実してきているのですから、こういうのテプラでもよろしく!
と思った次第です。
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2023.06.25
ボールペンとキャップレス万年筆がお揃いになりました。(タイムライン エターナル+キャップレス SE)
昨年のことになりますが、タイムライン エターナルというボールペンを購入しました。
タイムラインは、2010年に1本買ってから事務仕事や持ち歩きで重宝してまして、今回で13年ぶりに2本目…
1本目の下記リンク先↓記事の軸も、いま目の前のペン立てにささっていて普通に事務用として現役です。
●過去記事:「タイムライン」のボールペンを買いました。
今回の「エターナル」は5色のマーブル模様の樹脂がとても美しく、WEBの画像をみてとても気になっていたシリーズ。
○ 油性ボールペン『タイムライン<エターナル>』発売 | プレスリリース | PILOT
都会の文具店で実物が並んでいるのを見て「やっぱり良いなあ」となりました。
5色のなかでいちばん派手なのはオレンジで、ネットの画像で見ていた印象にいちばん近い。
それ以外は、画面で見て想像していたよりは落ち着いた(全体的にはすこし暗めの)感じです。
角度を変えて眺めた時に、それぞれの色みやマーブルの光沢がきらりと主張してくるところがとても大人っぽいので、年齢関係なくお仕事用としてもおすすめな軸。
グリーン軸なんて、海のうねりを眺めているようで色味ともにすごく良かったなあ。
などと迷いつつ最後はオレンジをポチってしまいました。
(Amazonお買い得だったのでおすすめです ↓)
○ Pilot 油性ボールペン タイムライン(エターナル) エターナルオレンジ BTL-5SR-ETO 黒
タイムラインの芯は、高価格帯ボールペン用の300円タイプ(BRFN-30EF/F/M)が推奨されていますが、今回 私はドクターグリップのボールペン用に買ってあった100円のBRFN-10EF/Fの青インク芯を入れてます。
芯の筒の材質は違いますが形状は同じです。
○ 油性 高価格単色・ドクターグリップ用替芯 アクロインキ ←100円のF(0.7)
○ 油性 高価格単色用替芯 アクロインキ ←300円のF(0.7)
首軸のマーブル樹脂、つるりと硬い感触がガラスみたいで素敵ですよ。
オレンジという名ではありますが、光の具合によっては「朱赤」と言えるくらいに赤寄りの濃い色です。
黒とのパキッとした配色も気に入ってます。
というわけで、年明けから考え始めたのは
「そういえばこのシリーズ、万年筆もあるんだよな」
という件でした。
久々に危険な思考パターンに陥っている…
お揃いの万年筆は以下の2種類になります。
これらも、実店舗で見る機会があったのですが、ボールペンと同じく、とても美しい軸!
お店の照明を当てられてキラキラと輝く様子は、宝石のようで。
メイン万年筆といってよいほど最近使いまくっているので、もう1本キャップレスが欲しいと思っていた私には刺さりまくりました。
というわけで、つい先日に届いたのがこちらです。
ペン先はMにしました。
大判手帳用にけっこう酷使しているターコイス軸(2006年に購入)が唯一の中字キャップレスで、年齢と共にこれくらい太く書けるほうが重宝してきたんですよね...
キャップレスは内部機構の入替がボールペン芯並みに簡単です。
やっぱり細字のほうが良いなと思ったら、手持ちのデシモやフェルモの中に眠っているFやEFに替えればいいや…という心積もりでした。
真新しいペン先、パイロット特有のまん丸なペン先の感じがよくわかる滑らかさ!
(ブルーブラックのカートリッジを入れてみました。濃淡が良く出る線が出てとても満足。)
このキャップレス軸、ボールペンと同じオレンジではありますが、更にうねうねとマーブル模様の光が渦巻いていて、薔薇のお花のようです。
ぐるぐる廻して眺めているだけでも楽しい。
マーブル樹脂じゃない単色のキャップレスに比べればだいぶ割高なんですけれど…まあここまで凝った可愛さならば仕方がないです。
ガラスのようなコチコチひんやりした触り心地もボールペンと同じで楽しい。
しかし唯一「おや?」と思った点は、いつものキャップレスよりすこし軽めと感じたこと。
ほとんど毎日のように手にしているターコイス軸とほぼ日のマットブラック軸は、両方けっこうずっしり感あるのですが、それはやはり総金属製だからなのでしょう。
測ってみたら、ほぼ日キャップレスが33gに対して、オレンジマーブルはインク満タン状態でも27gでした。
けっこう違うものですね。
しかしそれはそれで、この軸の個性として生かしていきたいなと。
EFのような細いペン先に付け替えても取り回ししやすそうですし。
キャップレスは昔から、一度使い始めると便利さゆえにそればかりになるし、どんどん増加していく…
と語られることが多いんですが、わかるなあ。
他の万年筆にはない方向性の愛着があるんですよね。
こんなに綺麗な軸が何種類も出てしまうと収集欲も刺激されるので、本当に困ったものです。
このマーブルを使った筆記具、ずっと定番化して欲しいです。
(シャーペンでもやってくれないかな? カスタム845くらいの大型ペン先の軸でも作ってくれないかな?などと期待。)
○ PILOT パイロット 万年筆 キャップレスSE マーベルオレンジ FCSE-3MR-MAOF ←Amazonではこちら。マーベルオレンジという表記、わりと好き。 マーベル系映画が好きなので。
●キャップレス関連の過去記事:
・「ほぼ日のキャップレス万年筆」を買ってきました。(生活のたのしみ展) ←2018年、病み上がりでヨロヨロしながら恵比寿まで買いに行った思い出深い1本。
・キャップレス デシモが10年ぶりに増えました。 ←2016年
・キャップレス万年筆(東京限定ターコイズブルー)を買いました。 ←2006年購入。開いた手帳の真ん中が定位置となっている現在。ペンポイントが私の筆記角に合わせて磨り減った感じがちょっとあり、それがまた良いんです。
・キャップレス デシモ、愛用中。 ←2006年、はじめての1本。会計時にインクの装着を頼んだら、横からギューッとカートリッジを押してすぐ書けるにしてくれた瞬間を今も覚えてます。
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