2023.11.15
「はじめての3Dモデリング Blender3超入門」を完走しました。
半年ぐらい前に購入して以来、ちょこちょことやり続けていた分厚い教則本、ようやく昨日に最後のページへ到達したので、達成感と共にここへ記録しておきます。
○ はじめての3DモデリングBlender3 超入門(富元 秀俊/大澤 龍一) | 書籍 本 | ソシム :出版元サイト
○ はじめての3Dモデリング Blender 3 超入門 ← Amazonではこちらです。
厚みが3.5センチぐらいあり、うしろの索引を含めると495ページもあるボリュームたっぷりの書籍です。
気が向いたとき開く程度では、やってもやっても終わらない気がしていたのですが ... 全体の3分の2を超えた辺りで何となく気づきというか勘が働くようになり、エンジンがかかりました。
挫折しないで良かった〜
Blenderは、コロナ禍の最初の頃に一度YouTubeのチュートリアルを見て取り組んだことがあったのですが、今ひとつ頭に定着しないまま終わってしまいました。
有り難いことに無料のソフトウェアなので、敷居は低かったんだけどなあ。
3Dでどういうことをやりたいかで、選ぶチュートリアルは全然違うんですよね。
(たとえばVTuber方面の制作に挑戦したい方は、そちら方面の教則本も沢山でていますし、YouTubeなどネット上でも修得手段がさまざまにあると思います)
私は、動いたり喋ったりするキャラクターよりも、部屋の中の小物とか箱庭のような世界を作ることに興味があります。
仕事で特に必要としているわけではないけれど、(形状や陰影のアタリ程度に使えるのでもいいから)立体素材を手軽に作れれば、制作効率も上がるだろう..という期待があったのも学習動機のひとつでした。
そういう、箱庭というか箱部屋(?)なCGが流行っているのかもしれないけど、ちょうどその頃Instagramで見かけたお気に入りの海外クリエイターさんがいまして
「好きだなー!こういうの作れたら楽しそう」といつも眺めていたのです。
その方がある日、Blender3.5のスプラッシュスクリーン
(ソフトの起動時に数秒表示される、扉絵のような画面。Adobe系でも出て来ますよね。)
に採用された!
と喜びの投稿をしているのを見て、やっぱりすごい人なんだ...ととても嬉しかったのを覚えています。
↓ このCGです。Blenderの元データもダウンロード出来るので、レンダリングしてうっとりしてました。↓
○ Blender 3.5 Release — blender.org
そういう経緯のあとに今回の教則本が出て、これなら「部屋の中」が私にも作れるようになるはず!
と表紙を見て単純に即決です。
ネットの情報だけで実物を見てなかったので、届いてからそのボリュームに驚愕でしたけれど。
非常にわかりやすく、楽しく取り組むことが出来ました。
モデリングの基本要素ごとのテーマを生かして小物や家具を一つづつ作っていきます。
(以下は、私が作ったデータのスクリーンショットです)
(↑植物がうまくいかなくて作り直したけれど、やっぱりなんだか変な形だなあと思いつつ諦めた痕跡があります)
このなかでいちばんスゴイと思ったのは、クッションでした。
物理演算の機能を使って、板状の物体から本当に膨らませるのです。
ブフォーッと膨らむアニメーションと共に瞬時でこの形状となり、面白かった!!
そして、窓や床や壁がついたからっぽの部屋を作ったあと、最初に作った10個以上ある小物群を配置。
その後に、床や家具に木目、ソファに布目を入れたりなどの質感設定を学び、
部屋に遊ばせるキツネのキャラクターをモデリングします。
キツネにボーン(骨格)を入れて関節を曲げてポーズが作れるようになるまで仕上げたら、ライトやカメラの設定を学びます。
最後にキツネを配置して、ポーズも付けて、レンダリング設定の基本を教わって終了。
という具合に、ひととおりの初心者向け基本操作を履修できる構成になっています。
いやー、大変だったけど、こうやって書き並べるだけならシンプルだな〜
こんなにたくさんのことを3500円程度の本で学べていいのか?
と感動するくらい、しっかりと固められた教科書的な素晴らしい構成の内容でした。
重要なことはさりげなく繰り返して操作する手順となっていて学習効果が上がるようになっていて。
いきなり難しいことや数値入力指示は極力省き「ここはこれくらいの幅(色)にしておくと良いでしょう」的な、好きなようにやっていいよという方針も感じました。
そんな感じで自然に頭に入る工夫も多いので、著者は教えること自体にも慣れている方なのであろうとわかります。
紙とKindle版両方ありますが、私は、教則本にはけっこうアンダーラインやメモなどを書き込む癖があるので、紙にして良かったです。
自分のちょっとした手順の見落としや間違いで、何度かやり直さないとうまくいかないところもありましたので、その都度ネットで調べて解決に至った経緯も余白へ書いておけたので。
マウスボタンを押すタイミングなど(本にはとても簡単そうに書いてあるけど、反復してはじめてわかる)コツなども自分なりに図解したり。
ただ、操作画面のスクリーンショットは、印刷だと数字の類いがとてつもなく小さくて大変でした。
虫眼鏡で覗いて写真の隣に描き写してましたから、この件だけはKindle版のほうがラクなのかもと思いました!
Blenderの良いところは、日本語による解説サイトやブログがたくさん存在することじゃないかと思います。
操作上の疑問な時やどうしてもうまくいかない時、検索すれば、(少なくとも初心者レベルの操作なら)必ず解答が見つかるので大きな助けとなりました。
逆に言うと、こういうオーソドックスにコツコツ積む系の勉強法が向かない人にはこの本も向いてないと思います。
データは出版元のサイトからダウンロード出来ますが、完成データではありません。
家具に使う木目のテクスチャやキャラクターを作るときの下書きイラストなど、素材データのみです。
なので、途中でどうにもわからなくなった場合は、もうそれ以上進むことが出来ませんので、最後までやり通すという強い意志は必要です。
正解に不安がある場合は何通りか作ってみて
「(なんか本と違う形状になっちゃったけど)まぁこれでいいか!」という割り切りも必要でした(笑)
これと対照的に、章ごとにその終了時点のデータがダウンロード出来て、操作を解説する動画が特典になっている教則本もあります。
YouTubeのVTuber方面やチュートリアルサイトで有名な人が著者で、ご自分の動画チャンネルとも連動していたりするので、こちらのほうが今どきの仕様なのかもしれません。
私がやってみた中では下記の書籍がそうでした。
○ ていねいに学ぶ Blender モデリング入門[Blender 3対応] (Compass Creative Works) ← 現在の本の前に挑戦していたのがこちら。これもなんとか終わらせました。
去年の11月末が発売日なので、今回紹介の「はじめての〜」よりはほんの少し古いバージョン向けになっていますが、初心者の修得用としては特に問題は無いです。
わりときっちり数値入力していく作り方でもあり、マグカップひとつ作るにも「はじめての〜」本とは良い意味で方向性が少し違うので、私には前回と今回の2冊を通読したことは非常に有意義でした。
そしてやっぱり、操作動画がついているのはわかりやすい。
ちょいちょい止めながら見てました。
1冊目の時に意味がよくわからなかったことが、2冊目でパッと気が付いたり、その逆もあったりで。
教則本は複数やると、(いろんな考え方の先生にそれぞれの得意な方法を教えてもらっているようなものなので、)いろんな手法が知れて楽しいんだなあ。
そうそう、Blenderを学ぶ初心者の方には操作上ぜったいに便利ですので、まんなかにホイールがあるタイプのマウスと、テンキー付のキーボードが(普段テンキーレスをご愛用の方は、単体のテンキーのご用意)をおすすめします。
また偶然にも本日、最新の4.0の配布が始まりましたが、可能な限り新しいバージョンでインストールをしておきましょう。
(自動でアップデートを促してくれる機能はありません。自主的にダウンロードしてインストールが必要じゃなかったかな)
今回の本、私はその時3.6.2を使用していたのですが。
このバージョンですと、キャラクターの関節を曲げるときの設定「頂点ウェイト」の数値が書籍で解説されたようには(P442の内容)になりませんでした。
ネットで調べたところ、本のせいでも私のせいでもなくこのバージョンのバグであると判明したので、その時の最新版である3.6.5へアップデートしたところ解消した次第です。
バージョンの違いによっては、ほんの少しの表記の違いはあっても、初心者レベルなら操作法はほぼ一緒です。
とはいえ、なるべく新しめの(昨年内くらいに発行された)教則本のほうが、便利な新機能が覚えられたりするかもしれません。
しかしですよ、20年くらい前の時代に、やはりこういう教則本で自習したLightWaveでの用語や規則などのおぼろげな記憶がけっこう蘇ったりして…
根本のところはずっと変わらない世界なんだなあと感心もしてます。
というわけで、Blenderはもう少しまだ修行を続けていきたいと思っています。
チュートリアルやるのが趣味なのだろうか?
そのうち頭に染みこんで、自主的に手を動かして作れるようになるのが目標です。
今はYouTubeでも良質なチュートリアルサイトがどんどん出て来ていますし。
のんびり(しかし、忘れないうちに)勉強していこうと思ってます。
[書籍・雑誌CG・WEB製作] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.11.11
TWSBI ECO万年筆を買いました 再び。 (Indigo Blue B)
夏に購入したオレンジ色のECO、現在も楽しく使用中です。
TWSBIのスタブは、やや大きめな文字でザクザクと書き散らすにはとても向いていると思います。
たっぷり入ったインクが少しづつ消費されていくのを、ふとしたときに眺められるのも透明軸ならでは。
●過去記事:TWSBI ECO万年筆を買いました(Heat STUB1.1)
というわけで、前回の感想で書いた通り、「2本目はB:太字ペン先 にしよう」と考えていました。
見た目が気に入ればそのうち… で良かったんですけれど。
次の新色の予告を目にしてすっかり盛り上がってしまい←単純
手帳に発売日を書いて心(と資金)の準備をしていました。
○ TWSBI ECO Indigo Blue (ツイスビー エコ インディゴブルー) - TWSBI SAKAI-Japan ←日本の販売元サイトです。仕様詳細もこちらに。
ECO軸のレギュラー的な配色(ペン先やキャップリング、クリップなどの金属パーツは銀色)に較べるとやや割高なのですが、明るめの紺と金色のコンビがけっこう好みで。
実物を見ると、ローズゴールドと言われて思い浮かべるような可愛いピンク系ではなく、銅っぽい渋みのほうへ寄っている色に感じました。
海外では、Indigo Blue with Bronze という名前で見かけることが多いので、ローズとかピンクという表現は日本ならではの推し方なのかも。
どちらかと言えば経年の金属に感じるような、華やかすぎない落ち着いた大人金属色なのが予想外だったので、とても気に入ってます。
しかもこのBペン先、個体差なのか他のTWSBIもこういう感じなのかわからないのですが、わりと細めに書けます。
海外メーカーのMでこれくらい、いくらでもあるよな〜?
というくらいに見慣れた(即戦力の)線巾なのは有り難いです。
インクは、モンブランのスワン イリュージョンを入れました。
このインクに浸すと更にペン先のブロンズ色が深まるのが素敵です。
グレーがかったブラウンで濃淡も大きく出るので、太字のほうがこのインクの良さが発揮できると気付きました。
こういう色は、クリーム紙のノートや手帳に書くと周囲に馴染んでしまって、青や黒系のインクよりは視認性は落ちるんですが。
Bの太さならそれなりの存在感は出てくれます。
書いた直後から古文書のような(?)雰囲気を醸し出せるところも茶系濃淡インクの良さの一つですね。
これは、日記やメモというのとはまた違う、書くことで頭の中をすっきり整理するのが目的のノートにしてます。
いわゆる「ジャーナリング」という行為ですね。
気が向いたときだけ心の頼りにする書きものです。
何を言っても世間で炎上しないから、紙もいいぞ!
数年前に購入した10周年記念版表紙のノーブルノートなのですけれど、ずーっと仕舞い込んでました。
中身はレギュラー版のものと同じで、Lクリームライティングペーパーに8ミリ横罫です。
インディゴブルーのペンもこのノートの上でデビューしました。
さすが、ライフの紙。
スルッスルと書けて楽しい〜!
○ 【10/27発売】TWSBI ECO Indigo Blue ツイスビー エコ(インディゴブルー) ←在庫を検索して捜した、はじめてのお店で購入。発送は早いしメモ帳のオマケなどが入っていて感動しました。
[文房具--万年筆] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.10.30
システム手帳の貼り込みリフィル 1月からの20コまとめ
前回(1月)にまとめた記事を書いたのですが、
●過去記事: システム手帳の貼り込みリフィル 半年分20コまとめ
その後、どれくらい作ったろう…と思って今月までの投稿画像を数えてみたら、なんと、再び20点ピッタリでした。
(でも、半年どころか9ヶ月かかっちゃってるな)
というわけで、個人的な備忘録として今回も載せておきたいと思います。
スクラップする土台は、綴じられたノート状のもののほうが良いのではないか?
と思ったこともあるのですが、システム手帳は紙同士が繋がっていないため、「扇状」には膨れにくい(厚みは積み上がるけれどね...)
というのが気に入ってます。
6穴も空いた場所に貼りものするのは非効率的かと思いきや、
「あえて、その上から貼って、あとから1穴パンチでリフィルの裏から穴を空け直す」
という技を編み出しました。
これをやると穴回りの補強にもなるので(笑)、最近はわざと大きめの貼りものをかぶせてスクラップし、無駄なくリフィル面積を使うようにしています。
1穴パンチは、バイブルサイズ以上にはカールの5.5ミリ穴のがピッタリです。
○ カール事務器 穴あけパンチ 1穴 穴径5.5mm 18枚 ブルー SD-15-B ←Amazonではこちらです
M5やM6などのリフィルでこれをやりたいなら3ミリバージョンのほうがおすすめかな。
クラフト系用途にも使いやすい小穴サイズです。
紙屑をためるカバーを外して裏返しにして使うと、穴の位置決めがしやすいです。
厚くなった場所にもサクサクと小気味よく穿孔できるのは、カールならではのクオリティでしょう。
(スクラップ以外の時もシステム手帳用の6穴パンチを出すのが面倒な時は、印をつけてこれでパチパチあけちゃってるくらいです。)
だいぶ古い時期の投稿になりますけれど、ルーズリーフの穴があけられる「グリッサー」もカールのがおすすめなんです。
● 過去記事:グリッサーでなんでもルーズリーフに。
・・・というわけで例によって
Instagramのほうには調子がよければ週1くらいの出来次第ペースで、
もうちょっと解像度高め かつ 使用筆記具などいろんなタグをつけてアップしていますので覗きに来て頂ければ幸いです。
(ブログでは備忘録的な小さめ画像ですみません。)
今までの、同じテーマのページは下記にまとめてあります。
●カテゴリー:手帖絵日記 バックナンバー
[手帖絵日記] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.10.25
来年の手帳はどうしよう。(「システム手帳STYLE Vol.8」を読みました)
銀座伊東屋のシステム手帳サロン2023が終わってしまったタイミングでここに書くのもどうかという話ですが、今月に入って熱心に読んでいた「システム手帳STYLE Vol.8」。
趣味文関連本はiPadで読むようになってずいぶん経ちますが、今回もし紙本で買っていたらけっこうヨレヨレになっていた…という気がするほど毎日眺めていました。
(各種SNSで戦利品披露の投稿も頻繁に発掘巡回)
伊東屋、イベントの期間は過ぎてしまっても年内くらいは限定のバインダーやリフィルが(残っていれば)買える可能性も大きいので、なんとか機会があればなーと思ってます。
○ システム手帳STYLE Vol.8 ←Amazonではこちらです。Kindle版有ります。
興味津々だったのは、
- KNOXのN/PEARCE(エヌ/ ピアス)←ノックスブレイン時代の古〜いものが現役活動中だけど、最新版もそろそろ入手したい...
- アシュフォードのルガード スクエアバック ←ルガードはダイアリーカバーで3色集めたくらい好きな革なのに、何故かシステム手帳を持ってない…
- ブレイリオのコド・ルバ伊東屋限定色 or アトランティックレーベル ←ブレイリオのコードバンが大好物なので。財布まで持ってるから...
という感じですね。
(現状の所持品で充分に満足ですから予定は未定として、いつかお目にかかれたらスイッチが入りそうなもの。)
頑固にバイブルサイズだけを使い続ける私にとって、
M6やM5といった小さなバインダーのほうが人気で、製品もバリエーション多く可愛いデザインもあったりするのはちょっと悔しいです..。
今号は製品情報だけでなく、リフィルの使い方特集記事も良かったです。
こんなことを書くと便利だろうな!という気づきと、これからの手帳計画に活かせそうな事例解説が多くて。
非常に読み甲斐のある誌面でした。
ペラのページをリングで集合させ 自由自在にまとめてこそ生きる情報と、切り離さずに綴じた紙束へ蓄積してこその情報、それぞれあると思うのです。
綴じ手帳やノートともうまく使い分けながら、書きものを楽しんでいければと思ってます。
そろそろ来年の手帳計画も本腰を入れるべきシーズンに入っていますが、私の場合は現状は下記のようになってます。
●能率手帳ゴールド
一生保管する総合的母艦
(将来振り返っても役立つこと中心で、ほどほどにぎっしりな書き密度。持ち歩くとしたらこれだけ。)
★関連過去記事: 能率手帳ゴールド、17年目が届きました。
●NOLTYの週間ブロック式手帳
週を見渡しながら日々の予定とToDoをしっかり書き込む、第一線に働く手帳。
ディスプレイ下の空間に、常時開きっぱなし。
他のサイズも試してみたことがあるけれど、書き込み量的にもB6見開きの大きさが最適でした。
4月始まりなので、買い替えは来春。
★関連過去記事:「週間ブロック」の手帳を使ってみることにしました。(NOLTY エクリB6)
●クラシ手帳
ベランダ園芸専用手帳として2年目。
私の知っているトモエリバーの中では一番書きやすい(←錯覚かもしれないけど…)のもお気に入り要因。
最近気付いたのですが、測量野帳とサイズがほとんど変わらないのです。
野帳がハードカバーな分、5ミリほど縦横大きいくらいで。
だいぶ前に購入した野帳用の革カバー、さほど違和感無くハマってくれるとわかり、嬉しい発見です。
昨年はベランダ工事で全く出来なかった秋冬の園芸活動の反動が今きていて…毎日書くことがたくさんあります。
★関連過去記事:
・2024年のクラシ手帳と回転スタンプvol.2 が届きました(来年も透明カバー使用予定)
・測量野帳を使いはじめました。(革カバー、だいぶ前に作ってました!)
それ以外では、ジャーナリングやCGなどの独習メモ、仕事のスケジュール表などは普通のノートやシステム手帳で管理中です。
日記帳は、今年2月からデジタルに切り替えています。
それまで使っていたNOLTYの3年日記、昨年同時期の(治療やら手術やらヘビーめな思い出の)記述が目に入り、辛くて挫折したのがこのころで。
心弱い人間には、日記帳は単年レイアウトに限ると学習。
寝る前にサーッと、考えたり喋ったりするのと同じ速さで書き流せるラクな道具は、私にとってはペンよりもキーボードです。
昔から使っていて世界にユーザーも多い人気の日記アプリですが、これならば毎日書けるのです。
○ Day One Journal App | Your Journal For Life
出力の設定も充実しているので、月末に印刷してA5のシステム手帳に綴じているのですよ。
(印刷すると読み返しに電気が要らず長く保管も出来るし、ペンで手書きしたような気分になってくるから…!
出来事を淡々とまとめること中心ならこれでいいやって思ってます 今のところは。)
あと1冊くらいは日付入りの手帳が欲しい件もあるけれど、そこにシステム手帳を当てはめられそうだな…
と、今号のシステム手帳STYLEをめくりながら計画している次第です。
バレットジャーナルのように
「全て1冊でまとめる!」
というやりかたは、非常に合理的な仕組みではあるとわかっているのですが。
実際のところ、憧れて何度試しても私には続きませんでした。
文具(集め)好きとしては、多手帳・多ノートで生きていけ...ということなのでしょう。
年末の足音が聞こえて来ると書店の手帳売り場も盛り上がってくるので、予定外の物欲が発散されて計画が総崩れになる可能性も無視できないのが怖いところですが。
来年の自分にぜひとも頑張ってもらいたい。
そんな思いで脳内の手帳会議を盛り上げていきたいと思います。
[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.09.27
キャップ不要のサインペン「フィラーレディレクション」を使い始めました。
ちょっと高級なサインペンのフィラーレディレクション、こういうの面白そうだなーという興味で黒インク軸のほうを半年くらい前に購入しました。
これが予想以上に便利だったで、赤インク軸を最近買い足したのです。
上記の公式サイトをみてみると、プレゼンや書き込みつつの指導といった「指し示し」系の業務に役立つようになっているとのこと。
ツヤ消し塗装の大人っぽいデザインの軸で、先端部は金色、コンパクトながらも後ろのほうにあると思われる重心など、デザインにこまかい工夫を感じます。
○ ゼブラ 水性ペン サインペン フィラーレディレクション レッド軸 赤インク P-WYSS68-R ←Amazonではこちら。赤軸のみ赤インク芯で、他は黒インク芯です。シルバーだけがつやつや仕様。
私自身は、事務仕事用として太く濃いめにササッと書けるペンが欲しかった というのが購入動機です。
いまだに日付や名前サインの書き入れ作業が必須なアナログ工程が多めで。
また、付箋にメッセージ的なものを入れて申し送りするような件も発生します。
細い線や、微妙な発色で書いた件は見落としやすい…
というのを(年齢的要因で!)体感しているので、期待以上に使用頻度が増えています。
手にフィットしてそれなりの重量感ならではの書きやすさ、なによりキャップが不要であることに満足しています。
そして予想通り、赤軸はアンダーラインや赤入れ用途に大活躍!
芯の表示には0.6ミリとありますが、本当のところは1ミリくらいはあると思った方がいいです。
(サインペンなので筆圧にも比例しますし、使い込んでいくとだんだん潰れて太くなってきます←これくらいの時のほうが柔らかめで好きな書き味)
形状からいっても何か文章を書くためのペン
というよりは、忘れないための図解や大きめの走り書き、アンダーラインや囲み枠等々、目立たせるための役割に向いている気がします。
きゅっとひねると芯先が出てくるので、使い勝手はとてもラクですよ。
キャップレス万年筆のように蓋(シャッター)の機構があるわけでもなく、穴の中を芯先が出入りするだけ。
モイストキープインクという、空気中の湿度を吸って乾かない仕組みの成分なんだとか。
↑ 完了ToDoを赤線で消す という使い方をしたら楽しかったです ↑
インクは「水性染料」とありますが、黒や赤の発色はとても濃いです。
乾かない芯先とは言え、使用終了後はしっかりと引っ込めておくことを推奨します。
どこかに触れてしまってその部分をうっかり放置してしまうと、まるでペンキか?と思うくらい固まって落とすのに苦労します(経験談)。
替え芯は220円で、赤と黒があります。
青い塗装の軸もあるんだし、同じような濃いめ発色で青インク芯も作ればいいのに…
と思うのですが、この芯、実は「クリッカート(1本110円 使い切りタイプのノック式カラーサインペン)」と同じ形状だと知りました。
確かに、芯を取り出して比べてみると、筒が金属かプラスチックかの違いはありますが、全く同じように機能しました。
クリッカートは、豊富な色が揃っていて軸も軽く、クリップもないシンプル形状です。
フィラーレディレクションが29.2gに対して、クリッカートは8g。
色鉛筆のように複数本まとめてペンケースに持ち歩いたり、スタンドにたくさん立てるにも便利なのです。
私も、絵日記的なものを手帳に作っていたとき一番使いやすいカラーペンでした。
●過去記事:手帳絵日記:こまごま書いてるスクラップ帖的なもの。
単品でも購入できますが、基本色・ライト系・ダーク系などと12色づつのテーマ別セットがあるので、イラストやデコレーション用途に考える人にはそちらの購入がおすすめです。
36色セットにまとまったものもありますが、それに加えて最近ペールトーンの12色セットも出ているので、いまのところ全色網羅すると48色です。
ペール系は店頭サンプルを試したことがありますが、とても淡くて可愛いパステル色な組み合わせ。
(手帳の書き込みに混ぜる程度ならこれくらいの軽い感じがいいかも、と欲しくなりました)
○ クリッカート ← Amazonではこちらです。
キャップが要らないのサインペンの便利さは、最初はクリッカートで体験してみて、特定の色に需要を感じるならば太軸ズッシリひねり式のフィラーレディレクションの軸へアップグレードしてみる…
などという段階を踏むのも有りだと思います。
キャップレス万年筆がそうだったように、フタの開閉不要な便利さをいちど味わってしまうと、いつの間にか「もうこれ以外に戻れない」という気分になってきます。
(油性マジックのノック式も今いろいろ出ていて、ホント便利です!園芸作業にも使うよ)
というわけで
いつか、もうちょっと細い線巾のものや蛍光色なんか出てくれたら有り難いなと思いますが、とても満足なペンでした。
○参考になるおすすめ記事:ディレクター用サインペン「フィラーレディレクション」は指示出しの全動作折込済みの隙のなさだった | GetNavi web ゲットナビ
[文房具--その他筆記具] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.09.25
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を観てきました。
日曜日に行って来ました。
今回でシリーズ4作目です。
出掛ける前に、本編が169分もあると知りました。
(足が伸ばせる空間が多めで、通路に面した席を予約)
上映冒頭に、1〜3作目のざっくりしたあらすじが解説されますので、今までのを予習してなくても大丈夫です。
しかし鑑賞後でもいいので配信など使って1作目くらいは見ておくと、この出来事からつながって、ここまでの大惨事になってしまったのか!
という感慨が味わえるので、振り返りはおすすめです。
約3時間のほとんどが撃ったり刺したり殴り合ったりの戦闘シーンでした。
(血まみれバイオレンス度高いので、絶対にファミリー向けではないです)
そんな感じなので、気持ちが中だるみするかと思いきや、ジョン・ウィック世界のお約束みたいなやりとりが度々出て来るし、基本的には1作目のテーマに帰って来るような展開も。
コンチネンタルホテルに大阪支店があるんだ…(支配人は真田広之)
ブレードランナーというよりキル・ビルみたいな、ハリウッド製の「カッコイイ日本の景色」として表現されている大袈裟なデザインも、このシリーズなら有りです。
あと、毎回いろいろな犬が出て来ますが、今作の新登場犬も賢くて強くて可愛いです。
ジョン・ウィックシリーズのストーリーはとても単純ではあるのですけれど、出てくる人や場面が回を重ねる毎に豪華になっているぶん、どんどん過酷な闘いと、犠牲者が増えていく。
この後の展開はあるのかないのか、とても判断しづらいラストでしたけれど
(スピンオフ作品は今後あるみたい。Amazonプライムでも、NY支配人であるウィンストンの若い頃のドラマが配信されたばかりで、興味深く追っているところです。)
何かの形でどうにかなって、まだもう少し見ていたいとファンとしては思います。
今回とても悲しく思っているのは、コンシェルジュであるシャロン役のランス・レディックが3月に60歳の若さで亡くなってしまったこと。
シャロンの存在感は本当に好きだったなあ。
台詞だけで具体的には描かれていないけれど、ジョンの犬を個人的に預かると申し出て生活を共にしているところ(2作目)など、勝手に想像して楽しかったんです。
そんな寂しさを感じつつ、それどころじゃない状況でも→やはり美しいパリの風景や、個性的な俳優陣を堪能しました。
(主席連合の調停人役の人が渋くて良かったし、ビル・スカルスガルドのキャラクターも見た目にピッタリ…)
今回は、ドニー・イェンも重要な役どころで、それは見事な闘いぶりでした。
長編ですが、エンドロール終了後も重要な回収(と言ってよい)シーンがあるのでお見逃しなく。
22日に公開したばかりだったせいか、入場特典のシールも貰いました。
これだけ見ると完全にヤクザ映画ですね。(さっそく能率手帳ゴールドに貼付)
[映画・テレビ] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.08.30
「ほぼ日手帳公式ガイドブック2024」を読みました。
今年も発売早々に入手したガイドブックです(Kindle版で購入)。
表紙のクマが可愛いですね!
○ ほぼ日手帳公式ガイドブック2024 ←Amazon
とても面白かったです。
単に新商品情報だけでなく、手帳をどう使っていくか(どんなことを書き込んで毎日を楽しく豊かにしていくか?)
という良質な事例や提案が大量掲載されているのは、ユーザーが世界中にいるからこその強みですね。
私の大好きな「文字でギッシリ」系の使用例をたくさん見ることが出来て、これだけでも大満足でした。
ほぼ日手帳の愛用者じゃなくても(普通のノートで良いでしょという人にも)深く掘れるヒントが多い構成かと思います。
私の場合、そういえば途中で挫折したけれど、バレットジャーナルもう一度キッチリやってみようかな?
と思い始めたくらい、日々の記録欲が揺さぶられたんですよね。
ごく普通にスケジュール管理する以外の、特殊な手帳習慣にも憧れがあるんです。
たとえば
勉強(主にデジタル制作系だけど、可能なら歴史や語学の分野も含めたい..)の進捗を記録して継続を自分に課し、学習した要点をメモしておけるボリュームを擁している…これ1冊で頭の中が俯瞰出来る…
みたいな黙々思考手帳。
それならば
整理分類しやすいシステム手帳が良いような気もするし、普通のノートでも良いんじゃないの?
と思うけれど。
時系列縛りで情報を積んでいく綴じ手帳に書くことで、自分の脳内を一覧出来て達成感もあるのでは?
…などという前向きな妄想がたっぷり湧き出てくる素敵な使い方をいくつか発見したので。
早速フセンをつけました ← Kindleなのでブックマーク操作
発売日直前の現在、2024年版の全ラインナップも公開され、SNSでも内覧会レビューや公式サイトのお披露目ライブ配信などで大賑わいです。
これまでの長い年月のなか、私がほぼ日手帳系列のなかでいまだに体験したことがないフォーマットはHONなのです。
○ HON - ほぼ日手帳 全タイプ解説 - ほぼ日手帳とは
ベーシックモデルとして昨年から発売されている、ネイビーの「Slash」みたいな感じが昔ながらの英国Lettsのようで格好いいよね〜!
と思う一方で。
LIBERTYの花柄布装丁には「使いみち決まってなくてもノートとして欲しい。大きすぎる予感しかないけどA5サイズでもいいよ!」
という強い引力を感じます。
経年の使用感もハードカバーの良さだとはわかってますが、今回は専用の透明ビニールカバーが新発売で、これはかなり嬉しいです。
などといろいろ考えが捗ってとても楽しいガイドブックなのですが。
実際のところ、今メインでいろいろ書き込んでいる手帳は4月始まりなんですよね。
●過去記事: 「週間ブロック」の手帳を使ってみることにしました。(NOLTY エクリB6)
↑ サイズもレイアウトも紙質も、かなりしっくりきているので不満なし。
この前、能率手帳ゴールドも入手したばかりだし、園芸用のクラシ手帳もいち早く届いちゃったし。
●過去記事:
・ 2024年のクラシ手帳と回転スタンプvol.2 が届きました(来年も透明カバー使用予定)
そしてクローゼットには、これまでコツコツと買い集めたノートやリフィルが数多く積まれているし。
トラベラーズノートやMDノートのダイアリーも毎年気になるで情報を追いかけたい...
システム手帳だってもちろん使い続けたい。
と 一応、頭を冷やすべく立ち止まってみるのです。
今はまだ8月。
どうせまだまだ知らない素敵な新発売が登場するはず。
来年の手帳のことなんて全然わかりません。
まずは9月とか10月から試してみたい何か(!)の脳内会議でも忙しくなりそうです。
困りましたよね。〜
★関連記事
●過去記事:「ほぼ日のキャップレス万年筆」を買ってきました。(生活のたのしみ展) ←ほぼ日で買った中でいちばん長続きしている(今後も飽きなさそう...)なものがこれ。
新しいトモエリバーの万年筆との相性、更に良くなったと聞いていますが、自分でも試したい!!
○ ほぼ日のキャップレス万年筆- ほぼ日刊イトイ新聞
小さい字を書きたい派の人には、EFペン先もあるよ〜
[書籍・雑誌文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.08.23
2024年のクラシ手帳と回転スタンプvol.2 が届きました(来年も透明カバー使用予定)
今年もそろそろじゃないかな?
●過去記事: 「クラシ手帳」を使い始めました(透明ビニールカバーもつけてみました)
と思って覗いたら、ちょうど始まっていたクラシ手帳の全員プレゼント。
さっそくお買いものをして、到着を楽しみに待っていました。
○ 【今年もスタート!】「クラシ手帳2024版」をお買い物いただいた方、全員にプレゼント! - 北欧、暮らしの道具店
9月始まりの手帳です。
なんと、来週8/28から使えてしまう!
クラシ手帳のことは去年初めて知り、私はずっとベランダ園芸の記録用に使っています。
来年版もそうするつもりです。
上記の公式URLに手帳詳細があるのでご参照ください。
とてもシンプルな週間レフト式レイアウトで、紙はトモエリバーです。
後ろのメモページが最低限なのも私の好みにピッタリ。
栞のヒモはついてませんので、これは自作です。
後ろの見返しにマステなどで固定してます。
2024手帳には、無印良品のしおりシールの中で黄色があったので採用しました。
○しおりシール5本組 | 無印良品 ←5色入って150円です。
わりと長めな2本のヒモで1組になっているので、いろいろな手帳やノートにおすすめですよ!
長さを調節するために切ったときは、しっぽがほつれないように、PIT(液状の糊なら何でもOK。アラビックヤマトとか。)をちょこっと塗っておくと良いです。
トモエリバーといえば、ほぼ日手帳の紙(トモエリバー)が今度から新しい製造のものに変わるそうですけれど、クラシ手帳のトモエリバーは、どのトモエリバーなんでしょうね?
○ 「ほぼ日手帳2024」から ほぼ日手帳の紙が変わります。〈手帳2024予告〉 - ほぼ日手帳マガジン - ほぼ日手帳
2023年のほぼ日を買えば、新仕様のお試し用紙がついてきたらしいのですが。
あいにく今年はほぼ日を使っていなかったので体験してないのです。
使い比べた人の感想なども載っていますけれど、個人の基準から出てきた感想なので、「ツルツルしてる」と言ってる人もいれば「ペン先が滑らない」と感じる人もいるようなので、やっぱり自分で使ってみないとわからないですね。
ただ、クラシ手帳のトモエリバー(少なくとも、今使ってる2023年版)は、私が知っている今までのほぼ日トモエリバーより繊維感があって紙も柔らかい「気がする」んですよね。
インクを吸う感じがあるというか。
ほぼ日の紙より好きな書き心地だなあ!
と思いつつ使ってきましたが、これもまた私個人の感想なので。
種類がほんのすこし違うトモエリバーなのか、それとも、手帳の雰囲気に流されてるけど実は全く同じ紙だったりするのか謎です。
とにかく、この紙ならいろいろと大丈夫なので安心。
この薄さで来年末までの16ヶ月分入っているというのは、トモエリバーならではの技と言えましょう。
カバーですが、今使っている透明ビニールのを拭き掃除して再び使い回そうかなと思ってます。
美しい表紙絵が楽しめるし、特に何の支障も無く1年使ってきましたので。
記事冒頭にリンクした昨年記事にも詳細を書きましたが、こちらを使っています。
○ クツワ クリアーカバー DH003 預金通帳・手帳サイズ ←Amazonで買えます
カバーを付けたことにより、前後にポケットが出来るのも便利です。
付箋ですとか、ちょっとした覚え書きのメモなどを挟んでおけますし。
昨日やってみて感動したのですが、能率手帳ゴールドにオマケでついてきた薄いメモ帳(能率手帳 補充ノート)を後ろにはめ込む事が出来たので、これでメモページが足りない時も無敵だなと思った次第です。
ボールペンやクリップなど、これを機会に去年けっこうたくさん一緒に買ってしまったので今年はどうしようと思っていたのですが、なんと回転印がバージョン2(新柄)で出ているので、それに決めました。
○【2023新作】「クラシ手帳」をもっとたのしむ、10柄入り回転スタンプ / vol.2(カモメの街) - 北欧、暮らしの道具店
(vol.1も購入ページ有ります)
今年のスタンプもとても可愛いです。
縦や斜めなど、角度を工夫して押すことで活用度が何倍にもなる絵柄ばかり。
個人的には、万年筆とか植物が入ってるのが嬉しい。
普通に押すと水平になってるので、「レトロな懐中電灯」だと思っていた絵柄が、「ガラスの花びん」と解説してあって、ああーそうか!となりました。
縦に押したものを組みあわせれば切り花を飾った景色になるんだ。
想像力大切!
というわけで、とりあえず今回はスタンプだけ購入して手帳をオマケに貰いました。
昨年基準でいうと、手帳はまだまだしばらくは配布が続くと思います。
回転印は売り切れが早かった気がするので、入手予定の方は今のうちがおすすめです。
あと、購入金額にかかわらず一律 送料が580円かかります。
お洋服を買ってみたいと思っているので、また(手帳がもらえるうちに)お買い物しようかな〜
新しい手帳は9月始まりとはいえ、切り替え時期に悩んでます。
ベランダ工事があったせいで半年ほどの空白期間が発生しましたから、今年こそ秋冬に向けてもうちょっと今の手帳に書き込みたい気もしています。
悩む〜(とか言いつつサクッと来週から使っちゃいそう)
能率手帳ゴールドとクラシ手帳、来年の必須手帳が8月のうちに2冊も揃ってしまいましたよ。
手帳買いはこれで終わるのが理想なんだけどな〜…
[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.08.20
TWSBI ECO万年筆を買いました(Heat STUB1.1)
久しぶりにツイスビーのペンを購入しました。
何ヶ月か前に銀座の蔦屋書店で初めて実物(Eco ジェイドという薄緑色の軸)を見たのですが、細字の在庫のみだったので決められず。
今は「買っておけばよかったな」と反省中。ファイヤーキング色だからね!
実物は、ネットの画像で見ていたよりもちゃんとした(?)万年筆っぽい雰囲気だったのが意外で。
Eco軸、いつか欲しいな〜 と、気になっていたのでした。
TWSBI ECOというラインは、中間的な価格帯
(基本的には現在7700円。キャップやペン先にピンクゴールド色パーツが使われているモデルだと若干高価になります…)
で購入出来る万年筆です。
スチールペン先で、インクはピストン吸入式。
分解洗浄等も可能で、必要な工具やグリスなども同梱されています。
(記事最下部に、分解組立過程の公式動画リンク先を書いておきました。
「適当にやればなんとかなるさ」レベルではない気がするので、必ず視聴を!)
首の部分まで含めて透明樹脂製なので中身が見えますが、キャップや尾栓パーツにさまざまな色展開があり、半透明や蛍光塗料入りのカラーもあるんですよ。
新色軸のお知らせも度々耳に入って、勢いがあるなあと感じます。
ペン先も、多くの軸ではEFからB、スタブ1.1まで豊富に揃っているので。
価格の割に本格仕様かつ手入れもきっちり出来るという意味で、集め甲斐がある万年筆なんですよね。
SNSを見ていても、万年筆好き(インク好き)の方々の間で愛用者が多い印象です。
というわけで私が今回はじめて購入したのは、今年発売されたばかりのHeatというオレンジ色です。
最初の1本だし。
と張り切って新色にしたのですが、これがとても綺麗。
ディック・ブルーナ(うさこちゃん)の絵本に使われているようなキリリとして気分が上がる濃いめのオレンジです。
太めに書けるペン先が欲しかったので、スタブ1.1にしました。
以前、廉価なGO軸を買ってみましたがその後、日記やノート書きにとても活躍しまして、インクをいっぱい使いたい時用のペンになってるんです。
下記リンク先の過去記事にも書いたとおり、縦に太く/横に細い メリハリの効いた線が引けて、楽しい書き心地なんですよ。
●過去記事: ツイスビーの万年筆が楽しいです(TWSBI GO Stub 1.1)
GOよりバージョンアップした今回のECOも、けっこうスムーズな書き味で安堵しました。
入れたのはエーデルシュタイン サファイア。
紫に近いようなキリリとした青で、紙の上で輝くような存在感があります。
私にとってはロイヤルブルーのお手本のようなインク。
もうちょっと活躍させたいので、スタブでどんどん使っていくことにします。
インクの詳細は下記に書きました。
●過去記事:サファイア色のインクを使い始めました。(エーデルシュタイン サファイア)
スタブは、ノートなどに大きめの文字でさくさく書き並べていきたい時に重宝します。
インクを満タンに入れるとそこそこの重量感も出て手元も安定。
これくらいの太線だと、細字レベルではわからなかったインクの微妙な濃淡や色合いもわかりますし、
(紙質やインクフロー次第でさまざまに変わる件ではありますが)繊維の上をヘラで撫でているようなシュルシュルとした筆記音も、このようなペン先ならではの楽しみです。
ちなみに、金ペンで本格的なスタブペン先を味わってみたい場合、おすすめはパイロットのカスタムシリーズにある軸です。
スチールペン先とはまた違った、柔らかマイルドな書き心地に、スタブの奥深さを知ることができますよ。
●過去記事: ペンクリニックで絶好調になりました(ヘリテイジ912) …もう10年経っちゃったのかー
というわけで、TWSBI ECO、とても好きになっちゃった。
更にグレードアップしたTWSBIダイヤモンドにももちろん惹かれるけど、複数買いしやすい(私にとっての)ちょうど良さはECOのほうかな。
次は、スタブに続いて絶賛の声をいくつか耳にしているB(太字)を狙ってみたいです。
何色軸にするか考えるだけでワクワク…
—
今回の新色ヒート軸は、楽天のYouStyleさんで発見。次のECOもここで買いたい品揃え!
○ 【あす楽】ツイスビー TWSBI 高級万年筆 万年筆 ECO M25325 TWC11021
○ TWSBI エコ ← AmazonでECO軸の購入はこちら。
—
★購入したら絶対に見ておきたい(公式販売元によるYouTube動画)。
取説にあるQRコードを読むと下記に飛びます。
分解したっきり、組み立てに失敗してただの棒にする可能性が強い私は、いざ洗浄となったら何十回でも(メモをとりながら)視聴予定です。
---
[文房具--万年筆] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top
2023.08.17
ちいさいグラスへ買い替えました。(DURALEX LOLA)
先日思い立って、食器棚の中身をかなり整理しました。
主にグラスやマグカップ分野です。
僅かに欠けてたり傷が目立つようになったかつてのお気に入りグラスは、ハイドロカルチャー(植物の水耕栽培)用として保管していて、それも過剰在庫の一因でした。
結局そういう半端品は、植物用でも後回しにしてしまい。
100均などで調達してしまうことが多いと気付きつつあります。
その他、ビール買ったときのオマケでで微妙に使いみちのないロゴ入りグラス、食洗機で洗いまくってプリントが変質してしまい元の絵柄が消えてしまったスタバのマグなども処分。
スッキリしたー!
その代わり、いま一番必要なサイズのコップを検討して、良い感じのものをまとめ買いしたのでした。
フランス製のグラス(業務用にも多く使われていて、そんなに高額でもない。とにかく丈夫な強化ガラス)で有名なデュラレックス。
「ピカルディ」というデザインのものが代表的ですが、うちは「ローラ」というのを選んでみました。
○ デュラレックス 強化ガラス ピカルディ 1140 250cc 6個セット6 ← Amazonで6個入りボックスを買いました。
ローラの特徴は、けっこう小さめの手のひらサイズである160cc満容量であることと、積み重ねにとても向いた形状なので収納自体も非常にコンパクトで済むところ。
日常で気付いたときに水やお茶を飲んだりするときのコップやマグカップは、小さいほうが重宝するというのはだんだんわかってきたことで。
(それなりの年齢になると、一度にゴクゴク大量に飲めないのです。
たびたびちょっとづつ…になってくるというか。
あと、常に何らかの薬やサプリも必要なので小容量のほうがいい…。)
この季節、うちは氷を多めに入れたグラスにエスプレッソを注いで食後に飲むのが楽しみなのですが、この用途にもぴったりなサイズなんです。
●過去記事:デロンギの全自動エスプレッソマシンを買いました。
↑ 現在も毎日稼働中。これといった不具合もなく6年経っている家電なので、モトは取れた感。
ガラスはぽってりと分厚くて(食洗機とレンジに対応。とにかく丈夫)、直径と高さは7センチくらいです。
コロッとしていて、大きめのおちょこみたいな形状。
真ん中から下にカクっと段差があるので、スタッキングが容易です。
3個くらいを積んでも14センチくらいのコンパクトさとなり、グラグラしません。
ピカルディも2個くらいなら重ねてしまいますけれど(本当はダメなのかもしれないけど)、
円錐状に底が小さくなっているので、重ね置きを繰り返すと内壁に小さな擦り傷が増えてくるなあという実感。
その点、ローラはちゃんと段差へ深めにスポッとハマり、スッと取り出せるので安心して積めるんですね。
いちおう、下の段に一周ぐるりと凹凸がついていて(グラスを廻してみるとキラッと光ったりして)お洒落なんですが。
どちらかといえば、指先が滑らないように面をとっているのが偶然可愛く見えているのかな?
という位に控えめ。
ピカルディはカットされたようなくっきりした凹凸模様があるので、それとは対照的です。
とはいえ、この地味シンプルさもローラの魅力。
どこかの国のカフェのキッチンに積んでありそうな雰囲気を醸し出していて。
フランスの食堂で使ってるんだろうなーなどと妄想してしまうと、ガラスの厚みすらとても素敵に思えてくるのでした…
また、口径の小ささゆえに、「食洗機の庫内にたくさん入る(網カゴにぎっしり並べられる)」という非常に重要な特長もありますね。
6個のセット買いをしましたが、少なくともこの時期は毎日全部使っちゃってる感じ。
コロッとしたやや大きめのおちょこみたいな用途でワインなどのお酒を入れたりするにもぴったりですし、背が低いのでヨーグルトや冷たいおやつ類のカップ代わりにも重宝してます。
手の小さいお子さま用のコップとしても(段差でささえて、面飾りでしっかり指にハマる形状なので)おすすめですよ。
そのまま輸入されたと思われる外箱には200ccバージョンもあるようなことが書いてありますが、日本には入ってきてない感じがします。残念。
ピカルディはたくさんのサイズ違い(最近だと色付きガラス版もあるんですよね!)があるので、うちにも日本酒用のおちょこサイズからジョッキ並みに大きいのまで何種類か並んでます。
今回新入りのローラと一緒にデュラレックスのグラス、長く愛用していきたいです。
●関連過去ログ: HASAMIのブロックマグが増えました。
↑ これも、スタッキング出来る丈夫な食器。ぜんぜん飽きずに毎日使ってるけど2014年てずいぶん経ってることに驚き。
○デュラレックス 強化ガラス ピカルディ 1140 250cc 6個セット 21-0008-00 クリア 1027A B06
こちらはデュラレックスといえばこれ、のピカルディ。
サイズのバリエーションがとても多く、色付きもあります。
うちのビール用と日本酒用はこれ。
[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント (0) | ↑top