IllustratorCSの3D機能解説:その1
解説...の、ようなもの(笑)ですが、これから、何回かに分けて、なにかを作ってみるところまで、連載(といっても、途中に全く別なエントリーが入る可能性大!)してみたいと思います。
今回は「前書き」的なものを。
いろいろいじってみましたが、この機能は「Illustratorに、Adobe Dimensionsが統合された」と思っていいのだろうな。
マニュアルを見たところ、Dimensions3.0のそれにあったのと同じ挿絵を随所に発見したので。
「押し出し」と「回転」が基本の立体作成機能なので、例えばロゴに厚みをつけて立体的にするとか、の利用法レベルが第一印象だったりするのですが。
例えばこのサイト(Dimensions Showcase)なんかは、Dimensionsを触り始めたときからよく見ていますけれど、ほぼ同じことがIllustratorCSの3D機能でできると思います。
操作画面も、いくらかスマートな感じには改良されてますが、Dimensionsを知っていればほぼ直感的に扱えるかな。
何度もこの話題のたびにおすすめしていますが、「Adobe IllustratorとDimensionsで描く3Dイラストレーション」 は、この、Dimensions(つまり、IllustratorCSの3D機能)でどこまでできるか、を究極に追求したスゴイ本です。
モノによっては(3Dソフトでは)簡単に作れることでも、裏技的に頑張らなければいけない面が多々あるのですが、ベクターデータならではの、柔軟に再編集しやすいところや、粘土や積み木のような、限りなく玩具っぽい質感が面白いです。
これとはモノが別になりますが。
Illustrator用の市販プラグインで有名なものにVector Effectsというのがあります。(Windows版も。)
私自身もIllustratorがver8くらいの時代に購入した、比較的昔からあるプラグインであるのにかかわらず、今でもやっぱりとっても便利な高機能プラグインなのですが、これにも3D機能がついてます。
押し出しや、回転・傾きくらいしか主な変形機能がないのですけれど、ごくシンプルな立体作りのためには、いまだに手放せない。
仕事によっては、私もホントにお世話になってます。
(地図をつくる会社が、絵地図でビルなどの建物を表現するときに使ったりするんだと最近DTPWorldだったかの雑誌で読みました。そんなかんじ。)
Dimensionsでの質感とはまたちょっと違うので、今後は使い分けが必要な予感です。
というわけで、長くなったので、次回からスクリーンショットつきで、簡単な立体づくりを作例とともにご紹介します。
もうぼちぼちCSシリーズの解説本も出てきていると思うので、作るものかぶってたらすいませんです。
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コメント
3D機能、いまだに使いこなせていないので続きを楽しみにしてます♪
投稿: Pirosy | 2004.03.07 02:04
ああーいきなりすごいプレッシャーが(笑)!
ここのところ世界公開するほどの日記ネタがないのでやっと書く気になりました。
でも重いんですよねーこの機能....。
投稿: ほしの | 2004.03.07 02:20
ほしのさん~トラックバックの練習させてもらいました。よくわからなくて何度かやり直してたら2重投稿みたくなっちゃったー。ごめんなさい!
投稿: sachie | 2004.04.23 16:19