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2004.03.09

IllustratorCSの3D機能解説:その3

3Dリンゴ作りの続きですよ......。

前回は「回転体」機能を使ってリンゴ本体を作成しました。
壷とかコップとかビンも簡単に作れますねこれで。
今回は、「押し出し・ベベル」機能で枝と葉っぱをつけましょうぅぅぅ。

押し出しの機能は、オブジェクトに奥行き(厚み)をつけて立体的にするものです。
いちばんわかりやすく、使いやすい効果かもしれません。
(例えば文字をアウトライン化したものに厚みをつけてちょっと傾けたりすると、それだけでなんとなくカッコイイロゴになりますね。そんな感じで。)

簡単なのでざっと機能解説。
適当なオブジェクトを描いて選択し、前回と同じく効果→3Dをたどって「押し出し・ベベル」を選ぶと、「3D押し出し・ベベルオプション」パネルが開きます。(図参照)
3D押し出し・ベベルオプションパネル

ここでも、「プレビュー」にチェックを入れて編集状態がわかるようにしておきましょう。
パネルの黒円内の立方体をぐりぐり動かすと立体も自在に傾き方向が変えられるのも前回と同様ですね。
その下の「押し出しの奥行き」では、厚みをピクセル単位で変更できます。デフォルトは50pixです。
ちなみにそのとなりの「フタ」は、なしにすると、中身のない筒状の押し出し立体ができます。
これはこれで、応用して面白いものが出来そうですよ。(下図参照)

そして、この押し出し機能の中でいちばんのキモが「ベベル」です!
これがあるおかげで、ただ真っ直ぐに厚みをつけるだけの機能が華やかに生まれ変わります(゚∀゚)
これは、Dimensionsでは「斜角」といわれている部分で、押し出し時に独自のクセをつけて形をさまざまに変えてくれる「型」みたいなものです。
(ちなみに「フタ」はDimensionsでは「キャップ」と説明されてます。昔の言い方のほうがわかりやすいなあ。)
「ベベル」のポップアップメニューで様々な曲線を選んで、押し出し形状を変化させることが出来ます。
いろいろ種類があって面白いよー
星型の押し出しいろいろ

上図の右側では、「緩い起伏」という山なりの曲線ベベルを入れてます。
(小さいオブジェクトに適用の場合はベベル形状を「高さ」で調整しないと、パスが食い込んだりして破綻することがあるのでこの辺りは適当に。)
このベベルのおかげで、かなりバリエーションに富んだ(ようにみえる)立体が作れるのでぜひ駆使してほしいです。
曲線も自作できるみたいですが、それは高度ワザなのでヘルプを見ましょう。


それでは、昨日作ったリンゴのそば(あとで位置調整はできますが、わかりやすいようにだいたいすぐ上のほう)に、明るい茶色で上の図のような小さい円を描きます。
これが枝の直径になるわけですから、それなりに考慮した大きさで。
枝とはっぱの元形状
このパーツは、シンプルに押し出すだけでよいので。
立ち上げ角度は、リンゴにつきささる必要があるので、上から 53 28 -13 にしてます。
こういうのは適当にぐりぐりして勝手に決めてよいのです。
遠近感は0でいいです。
奥行きもちょっと短めに調整しましょう。
質感は、枝だから「艶なし」でいいと思います。
ベベルは「なし」で。

※リンゴをみながらの試行錯誤もあるかと思います。
前回も書きましたが、3D機能をやりなおすときは「アピアランスパレット」の「3D 押し出し・ベベル」をダブルクリックで直前のパネル状態で立ち上がりますので覚えてくださいね。

いい感じに出来上がったら、リンゴ上の正しい位置にドラッグで配置してください。

次はハッパです。
枝のそばに緑色で葉っぱ形状(上の図参照)のオブジェクトを作り、軽く押し出します。
角度は上から「-27 -24 10」で、枝に旗状にくっつく雰囲気で。
押し出しの奥行きは10pt程度に。
ベベルは面取りっぽい感じの「標準」を使ってみましょう。
葉っぱなので、質感設定を「陰影(艶あり)」にするとベベル部が光ってかわいいです。
つやつやリンゴ
というわけで。
前置きが長くなりましたが、あっというまにカワイイりんごができあがりました。
やってみてね。


しかし連載はまだまだ続きます。
次回は3Dの真髄(すこし嘘)、マッピング機能を解説します。
リンゴに顔を入れちゃいます。
あの、超大作ファンタジー映画のあのアイテムも文字入りで作っちゃいますっ。
乞うご期待。

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» Illustratorで3D [Boulangerie K on Blog から]
 ほしのさんとこより。イラレCSにはそんな便利な機能が加わっていたとですか! 全然気づいていませんでした(笑) 3Dのソフトって扱ったことがないので違うかもしれ... 続きを読む

受信 2004/03/10 8:05:58

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