« IllustratorCSの3D機能解説:その3 | トップページ | IllustratorCSの3D機能解説:その5 »

2004.03.10

IllustratorCSの3D機能解説:その4

立体への画像の貼り付け(マッピング)機能を覚えて、前回までに作ったリンゴに顔を入れてみようぅぅぅ。

まず、リンゴの近辺に、貼り付け用のパーツを作成します。(図参照)
線と楕円だけどのシンプルなものですが。
ちょっとシャドウを入れたりしてます。貼ったときの凸凹感を演出。
スマイル顔。
これをグループ化してまとめてから、「シンボル」パレットに登録します。
(そんなの今まで使ったことないよという人は.....私もです。「ウインドウ」メニューから探してパレットを表示させてください。)
作業は簡単です。
パレットの空いてるところにオブジェクトをドラッグすると、あっというまに新規のシンボルとして登録されますよ。
(シンボルには、「face」という名前をつけておきました。)

パーツをシンボル化したら、リンゴへの貼り付け作業に入りましょう。

リンゴ本体を選択し「アピアランス」パレットに表示された「3D回転体」の部分をダブルクリックします。
「3D回転体オプション」パネルが立ち上がります。
パネルの様子は「その2」の記事を参考にしてください。
編集状態が見えるように「プレビュー」にチェックを入れるのも同様です。
※今後、リンゴの様子をみながらの作業となりますので、リンゴがよく見える位置にパネルをドラッグ移動しておくのも忘れずに!

次に、3D回転体オプションパネルの「マッピング….」ボタンを押し、「アートをマップ」パネルを開きます。
(ここでも必ず「プレビュー」にチェックを入れましょう!)

パネル内の「表面」項目に注目してください。
横向きの三角ボタンをぽちぽちと押す毎に、「1 of 4」「2 of 4」...と枠内の表示が変わっていき、リンゴ表面のワイヤフレームも、場所を変えながら移り変わっていっていることを確認してくださいね。
面を選択。
つまり、この「表面」で区切られている場所ごとに、マッピング(画像貼り付け)が可能なのです。
(このリンゴの場合、好きなところを全4面ある中から選んでマッピングしてねというわけです。)

リンゴ表面にワイヤフレームがハイライトされるおかげで、この位置に貼り付けられるのだろうなというのがだいたいわかってきます。
(慣れないときは試行錯誤あるのみ。)
正面に顔を貼るには「4 of 4」の面がよさそうです。
面を決めたら、左隣の「シンボル」メニューから先程自作して登録した顔パーツのシンボルを選択しましょう。
シンボルを選択。
パネル内に展開されているのは、リンゴ内でハイライトされている部分の平面図です。
地球儀をひらいた世界地図、の雰囲気を連想しませんか?
黒い部分は、現在の向きだと表示されない部分。
(見えないところに貼っても仕方ないので、つまり、白い部分が有効範囲なのです。)

はじめは、平面図のまんなかに顔が配置されます。
この位置だと、まだリンゴに顔がでてきませんので、リンゴのプレビューを観察しつつ、シンボルをドラッグで移動させていきます。
(ちなみに、ハンドルを利用して大きさを変えたり回転も自由です)
図の位置でちょうど顔が正面にきて、よさそうですね。
「アートをマップ」パネル
「処理が遅くなります」とありますが、ここは思い切って「アートワークに陰影を適用」にチェックを入れてみます。
立体に沿ってマッピング画像にも影がつくので、リアル感を出すにはかかせません。
陰影を適用
「OK」を押します。
回転体オプションパネルも、「OK」で。

「木の玩具」風なリンゴが出来上がりましたっ。かわいいですねえ。
できあがりー。
この機能は、なかなか思ったとおりに一発ではうまくいかないので。
場所を移動したり、消したり貼ったりして観察しつつの試行錯誤が大切です。
とにかく立体をよく観察しつつ頑張りましょう。

シンボルパレットに取り込めるものはなんでもマッピングできるということなので、例えば箱や筒型の立体にアートワークを貼り付けてパッケージデザインを検討するとか、かなり活躍する機能だと思いますよ。


ああ。
こんなに長くなっちゃったから。
あと1回だけ書いて完結させます。(今回ロードオブザリングの指環を作りたかったのだけれど、それは明日!)
基本的な機能説明はこの回までが全部なので、次回はさっくりと編集後記みたいなものです。
あと、「こんなのも作れるのかよ」というギャラリー展示もします。必見です。

いやー3D機能だけでこんなに引っ張れるとは。乞うご期待再び。

|

« IllustratorCSの3D機能解説:その3 | トップページ | IllustratorCSの3D機能解説:その5 »

コメント

はじめまして、mojoと言います。Pirosyさんのエントリから飛んで来ました。なんか3D機能、面白そうですねえ。まだアップデートしてないんですけど、しちゃおうかな…と思わせてくれるエントリですね。

投稿: mojo | 2004.03.11 01:58

リンクまで頂いてありがとうございます<(_ _)>

3D機能、他ソフトとの統合ながらけっこう面白いんですよ。
他の新機能はよくわからないんですが(笑)CSもなかなかよくできてます。
ものすごく急ぐ必要はないとは思いますが、そのうちのアップデートはぜひともおすすめです。
今後ともよろしくお願いします...。

投稿: ほしの | 2004.03.11 02:33

コメントを書く

コメントは一度保留され、管理者による承認の後に掲載されます。
書き込みから閲覧可能な状態になるまではお時間を頂きますことをご了承下さい。



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: IllustratorCSの3D機能解説:その4:

« IllustratorCSの3D機能解説:その3 | トップページ | IllustratorCSの3D機能解説:その5 »