ZBrush!
Pixologic社のZBrushという3Dソフトをちょっと勉強し始めました。
雑誌だったかネット上だったかの紹介で見つけた何年も前から関心だけはあって、かなり初期のバージョンから試用版をダウンロードしていた….ことは何の自慢にもならない。
(私の記録によると(笑)ZBrushについては2001年のシーグラフ旅行記から書き込まれてます。
毎年ブースを出してデモンストレーションしているのね。)
私にとって高い壁だったのは、ものすごく特殊なインターフェイスと、かなりかわった操作法で立体をかたどっていくので、「勘」で何かすることが全く不可能。
もともと、説明書なしに直感で操作するというのがとても苦手なのさ。
あとはまあ(・A・)完全英語版なんで..ってことですね…
しかし近年、ロードオブザリングの妖怪さん達の造形に使用されたことで知られたり(有機的立体を作るのには最適なのがzBrushの特徴なのです。)日本でもぼちぼち知られるようになってきたのでサイトを立ち上げる方も出てきたりして、やろうと思えばかなり頑張れそうな状態になったように思います。
吉井宏氏がZBrush.jpを立ち上げ、特に最近はブログ内であの、まるっとした素敵なイラストを次々に立体化実験されているのがすごく気になる!
昨年春の(今は亡き)GraphicsWorldの付録に試用版がついていて、吉井氏解説の記事、ちゃーんとスクラップしてあるんスよー。
関心のある方はぜひ、試用版をダウンロードしてみてね。
(多くの主要機能が使える上に、期限切れ後もシリアルを取り直しができるので時間をかけて勉強できます。ヘルプやチュートリアルも、動画をつかった画期的にわかりやすいものがセットされているので、ホントーにやる気次第かと。英語力というよりは。)
というわけで、英語チュートリアルをじっと見つめたり、上記のサイトからリンクをたどって他の人の作例を眺めたりしながら作ったのが、コレ。
この、球体数珠繋ぎ左右対称立体が、ZBrushの、ZSphereという基礎操作かつ醍醐味なわけなんだけど、すごく面白い方法で作ります。押したり引いたりの粘土細工のような感じで、要領を覚えてしまえばかなりあっというまに。
(いやーしかし実際、ここまでやろうとするのに何年寝かせてるんだって感じなので、ちょっと感激。)
......そして今、ここから先どうしていいかわかんないんですよ集中力が切れちゃって。
っていうかどこ触っても選択できなくなっちゃったようわあああん。
どうも、この骨組みをポリゴン化したりして造形を進行出来るらしい。
買うと500ドル近いこととか、DLのみでパッケージ版が存在しないこととか(シーグラフのExhibitionのブースで購入する裏技は知ってるんだけど、それまでに買う気になるかどうか..出店記念?の特別価格だったら考えようかなあ。)これまた、私のやる気をさらにのんびりさせている要因が山積なのですが。
立体方面の修行を最近怠けているので、この機会を使って感覚を建て直したい気が、急激にしています。
ZBrushが結局もしかしたらだめでも、なにかこう、かじって放置中のあれやこれやを集中的に覚えなおしたい感じが。
SIGGRAPH前だし、いいことなんじゃないかな!(と、自分を励ましてみるテスト。)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント