シーグラフ5日目。
<<8月12日の記録。最終日。>>
日程が余裕に長かった時代は、最終日なんて人が引いちゃって閑散としていた印象があったのですが、今年は最後までぎっちりとどこへ行っても人が歩き回っている感じ。
Exhibition等も夕方ぎりぎりまで続いているせいですね。
そろそろ醤油っぽい味が恋しくなってきたので、早めの昼食をリトルトーキョーで食べてからタクシーでコンベンションセンターへ向かいました。
ここへ行ったのは初めてなので結構感動。看板も日本語だったりするし。
日本人むけ食材・雑貨が揃うスーパーなんかもあったりして住むには便利そうですよ。
ニューオータニの裏です。
「SHABU-SHABU HOUSE」へランチのしゃぶしゃぶを。(゚∀゚)
肉の枚数により、MiddleとLargeがあるけど、Largeでも10ドルしない。
ごはん(おかわり自由:カリフォルニア産だと思いますが美味しいお米でびっくり)・野菜・うどんまでついてるんですよ。
カウンターで目の前で一人用小鍋が沸騰しているので、アクをちょびちょびすくいつつしゃぶしゃぶ。
お肉は見た感じいかにもアメリカ牛な赤身多めだったりするのですが、とても柔らかい。
ゴマだれ大好きな私はほとんどこれでうっとりと食べきりました。
ランチは11時半からなんですが、もうそれを狙って行列ができてます。
カウンターを囲む24席しかないので、残念ながら、開店第一陣に仲間入りできず。
だいたい30分くらいでいっせいに皆食べ終わるので第二陣の開始を辛抱強く待ちましょう。
名前と人数と注文を書けば、そのへんにちらばってても呼び出してくれます。
もちろん日本人のお客ばかりでなく、話しているのをよく聞くと中国の人だったりするのですが。
私の隣に座っていたおじさんのしゃぶしゃぶ鍋の中が赤茶色かつ肉が最初からいっぱい入っていて、台湾風な見かけになっていたので、ほほうそういうメニューもあるんだなあとちらちら眺めつつ、自分の肉をしゃぶしゃぶしはじめたのですが。
私の食べ方を眺めて顔面蒼白になってました。(一瞬の沈黙の後、☆※~???!!、とまくしたてつつ隣の人と焦りまくっていた。)
どうやら食べ方がわかんなくてタレも肉も一気に投入してしまった模様。
でも、あれはあれでとても美味しそうでした。味が薄いかもしれないけど。
(とにかく、隣の人たちの混乱ぶりに気を取られているうちに、こちらも無意識に生肉をポン酢のなかに漬け込んでしまって、オイ違うよ!と制止されたのは失敗。)
コンベンションセンターに到着後は、Exhibitionの最終視察を。
出発前から話題になっていたことで名前だけはちょっと覚えておいた、Luxologyのmodoが、Appleのブースに展示されていたG5のうちのひとつに入ってました。
操作説明はかなりの人だかりで、にょきにょきと人の頭部を作っていくさまを興味深く見物させていただきました。
まず、インターフェイスがすっきりとかっこいいです。
粘土的に、カーソルを動かすままにしゃきしゃきとめりはりのある造形ができるのには感心。
(うまい人が繰ればどんな3Dソフトもそう見えるものなのかもしれないけれど。)
デモ版とかはこれから出るのかもしれないけれど、使ってみたいものだなあ。
しかしそんなことの前に、個人的にはLightWaveを8にアップグレードしたい!
しかしそんなことの前に…とどんどん個人レベルな事情は繰り下がっていくのだった。
こういうことも含めてExhibitionの写真は各所撮りまくり、浅いながらもなんとか全部眺められたので、あとは帰国後に写真つきの旅行記ページを別途作ってフォローしたいと思ってます。
AnimationTheater、あと数編だけれど観こぼしたものがあるので上映会場に向かったら、やっぱり同じ考えの人々なのか、大行列。
Exhibitionをひととおり見終わった学生さんなんかも多くいて、もうこりゃ諦めるしか。と鑑賞断念。
ElectronicTheaterとカンファレンスのDVDは買い揃えたので、これで良しとしよう。
後は真面目にSketchのハシゴをして今年のSIGGRAPHを〆ることにしました。
そして結局夕方まで、DIGITALDOMAINの人によるデイアフタートゥモローの水流シミュレーションについての講演を聴いて帰りました。ああ最後まで今年は真面目に過ごしたなあ
あの、摩天楼の谷間を洪水が駆け回り、高波が迫りくるシーンは、あまりにもリアルなので「模型の間に水流して撮影してるんだろう」程度にしか一般のひとには思われないかもしれないんですが。
あのシーンの、水の爆発的な流れと衝突の表現は、今年のシーグラフではTheater上映も含めていろんなところでフィーチャーされてました。
(あと、竜巻のうずまく雲のシーンも。ハリウッドとか、ほんとにこの場所から近いところがバラバラになるので、しゃれにならんなあ夏に行くのに。と思いつつ映画をみていたのが記憶に新しいです。)
こういう、誰もが見慣れた自然界の動きこそ、デジタルで計算するのが難しいし、まだまだ開発途上な技術として研究する価値があるということですね。
・・ということで、日暮の景色を眺めつつ、全日程を自分なりに(あいかわらず今年もユルめで)終えて、ホテルの部屋でこれを書いてます。
帰国自体は明後日の飛行機ですんで、明日はどうすっかな!
ああこの机、天板がしっかりしててマウスもよく反応して使いやすいなあ。もって帰りたい。
部屋環境はほんとに気に入ったので、来年もボナベンチャーに泊まろうかしら。
(ふはは。来年もLA開催だって。なんてこった。何度目だLAという感じ。ちなみに再来年はボストン。これは未知なのでたのしみ。)
旅中のこまかい小ネタは今後の更新でだらだらと書いていくつもりですが。
確か今日までしか接続を契約してなかった気もするので、もう一日分を延長する気がなければ、15日の帰国までさよなら、さよなら。
(=゚ω゚)ノ
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