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2005.01.29

「オーシャンズ12」を観てきました。

オーシャンズ12(サントラ盤)金曜の夜の回のオーシャンズ12へ行ってきたのでした。
(なんであんなにすいてるのに全席指定なんだ?)

いやー期待を裏切らず、面白かったです。出演者も超豪華だし。
前作の「11」では、首尾よくどんどん計画通りにコトが運んだのでわかりやすかったのですが。
今回は、特に後半で集中して観ていないと最悪、何がなんだかわからないまま終了して席を立つことになります。
状況が二転・三転して最後(ホントに最後)まで予測できないのが特徴なんですけれど!
「結局、誰が誰の味方になってくれるのか」というのを次々に追っていくと楽しめる仕掛けになっているのがポイントかと。
ジュリア・ロバーツ絡みの楽しいエピソードも笑えます。
(実際のジュリアロバーツまわりの最近のゴシップニュースあたりでよいので、ちょいとチェックしておくとよいです。)

いやー、ソダーバーグ監督、場面の構図?絵づらっていうの?がとにかくステキー。
ときどき、人や建物や景色の組み合わせがハッとするほどカッコイイ画面になっていて、キャプチャして絵ハガキ化して飾りたいときがあるよ。
劇中の説明で使う、フォントの使い方も好みかも。
(映画としては名前が重過ぎるゆえに)世間的にはいろいろな言われようですが「ソラリス」の画面デザインにうっとりしている私なので、今回のオーシャンズ12でもそういうところがとても綺麗に出来ていて満足。
もう一回くらいは観てもいいな。DVDでも欲しいくらい。
ストーリーも、もういちど頭の中で整理しておさらいしたいんですけど。
(ま、そういう映画です。)

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2005.01.26

P.コーンウェルのシリーズ新刊:「痕跡」

年末ぐらいからドカドカと本を購入しているので、溜まった過去の雑誌類(結局読み返さないし)を処分することでなんとか収納場所もぎりぎり確保中。
しっかし、肝心の頭に入れる(読む)ほうが遅々として進まず。
気がつくと、みんな最初のほうに栞がはさんであるままの、要するに「かじりかけ積ん読」というやつ。
ブログでレビューしてご紹介したい良書もたくさんあるんだけどなあ。
ま、いまようやく購入計画も落ち着いたところなのでどんどん未読山を崩しにかからないとー。
と、いうわけで、今後はどんどんレビュー記事が続きますよ!と陽気に宣言できるほどの集中力もない。
痕跡 (上) 痕跡 (下)
ここのところいつも、年末に新刊が出ているような気がする、パトリシア・コーンウェルの「検視官」シリーズ。
かなりのお気に入りです。
気づけばずいぶんたくさん出版されているので、私の部屋でもそろそろ、本棚1列全部がおなじみの青い背表紙になりつつありますよ。
さすがにこの世界の中では長い時間が流れてしまっているから、前作から登場人物の年齢設定を若返らせている(というか加齢を抑えている)そうだけれどそれも仕方ないかな。

まったく関係ないようにも思える複数の場所で展開するエピソードが、小説がすすむにしたがって、たたみかけるように収束しつつ、うわああこんな方向に転がるわけか!というオドロキもどっさり。
..というパターンは毎回健在なわけですが、今回の「痕跡」は今までと較べれば比較的静かな終わり方。
終結部での、ドンパチ←しごの末の捕り物劇や最後の最後の大ドンデン←若干しごなどは薄くゆるやかな味付けになっているので、読後感はちょっと地味かもしれないな。
しかし相変わらず登場人物たちの生活環境や心理の描写がすごく練ってあって、緊張感ばくばくです。
特に犯人が、そうなるに至るまでの人生模様がいつも感心するんだよねー。
最初からばっちりと悪人なわけじゃないんだよということで。
人間なにごともたくさんの複線がからんで行動するもんなんだ。

追記:あらためてAmazonのレビューを読んでみたけれど、まあやっぱりファンの皆さんは今回のおとなしめな展開にがっくりしているみたい?
私は、かえってこういう地味路線があってもアクセントとしてはいいんでないかと思うんだが!
確かに毎回こうだと困るんだが!

パトリシア・コーンウェルの食卓パトリシア・コーンウェルの食卓という、検視官シリーズ中で度々彼女が、相棒の刑事や恋人にふるまう料理のレシピをまとめた本まで買ってしまったんですが。
出来上がり写真もついているし、それぞれのエピソードを美味しい思いをしながら振り返るには最高の本です。
あったかい子牛肉のケイ特製シチューとか、腹が減る場面はいっぱいあったよね?
(イタリア料理に関するコラムも面白く読めます。
もちろん、小説中でその料理が出てくる部分の抜粋も長めに掲載されているので、シリーズのファンにはぜひおすすめしたい。)

ちゃんとそれぞれのレシピに親切なアドバイスが書いてある丁寧な構成なんだけれど、残念ながら料理そのものは私にはちょっと高度すぎというか、材料を見ただけで「いやーそういうものはレストランでしか食べたことないや」レベルなので(笑)。
あくまでも観賞用レシピ本です。
うーん、でもじっくり読むと面白いのよ。
それを台所で作ってる自分、いや、ケイのように万能な颯爽とした女性になっている自分、を妄想できる素敵な本です。


今までもこのことは書いたけれど、P.コーンウェルの「検視官」シリーズは、読み始めてからその後の私にけっこう大きな影響をもたらしました。
はじめは、仕事(宝石屋)の休憩に読むちょっとしたものを捜しに古本屋に行ったら、やたら品揃えが多くて目立っていたから(笑)状態よさげなものを1冊買ってみたわけで。
まもなくもう、気がついたらそれまで刊行の全作品を買い込んでたし、その後も必ず。
(オタクというか、コリ性なので。とことん集めるのは好き。)

読み始めた当時、主人公のケイよりも、その姪であるルーシーに惹かれましたね。
シリーズ一連のなかで、ルーシーは生意気な子どもから、タフな大人の女性にどんどん成長していってます。(やはり美しくて頭がよい。)
10代の頃からコンピュータを駆使してケイおばさんの右腕的役割で難解な状況を乗り越えていくという、あの才能にシビれました。
私がはじめて頭に入れたコンピュータ用語(「AOL」とか「UNIX」とかだけど(笑))ってこの小説にちりばめられた世界にあったことがほとんどなのです。
ルーシーの才知に後押しされて(?….ま、当たらずとも遠からず)仕事をやめた私は、すぐにパソコンを買ってスクールに申し込んでWordやらExcelやらを習いに行き、AOLじゃないけどニフティのパソコン通信(当時)も始めたのでした。

あと、たとえば、「Xファイル」のスカリーは、FBI捜査官でもありながら医学者でもあるのでたびたび検死解剖する場面があるので、きっとこのドラマへの興味もこの小説からつながっているんだろうなあとか思うし。
(ほんとに、この検視官シリーズは、もう少し年をとったらでいいから、ジリアン・アンダーソンにケイ役をやって映画化して欲しいのだ。
役柄がむちゃくちゃスカリーとダブるから本人も希望しないだろうけれど。
ジョディ・フォスターが候補にあがってるらしいけど、雰囲気としてちょっと違うんだよなあ。)

作者が実際に検視局勤務であったからこそ書けるような、いろんな状況の詳細描写や真に迫る怖さも、興味津々。
というわけで、このシリーズ未読の方、損はさせませんので、一冊目の検屍官から、ぜひ。
最新刊に行き着くまで、長いながらも充実した読書がたのしめますよ。

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2005.01.22

ラッシュの固形シャンプーをぐりぐり。

先日、本郷を歩いたついでに隣の駅の後楽園にも。
ラクーアに入ったらLUSHのお店が目の前にありました。
あの、テニスボール大のバスボムで有名な。浴槽詰まらないんだろうか?
色や形も様々な入浴剤や石けんが八百屋のように詰まれてすごくかわいい店頭なんだけれど、各商品から立ちのぼる香料が満ち満ちていて、頭がくらくらします。
(bodyshopもこんな感じだよね..。)

とりあえず、以前からちょっと使ってみたいとは思っていたので、固形シャンプーを購入してみました。
甘いけどスパイシーな香りが好みな感じだったので、「ぴかぴか」という名前のクリーム色のものを。
効能としては、髪につやが出るらしいです。
よく見ると、こまかい粒が圧縮されているようすなので、石鹸とはつくりが違うようです。
そんなに大きいわけでもない円盤状のもので680円てのはシャンプーとしてどうなのかなとおもったのですが、お店のお姉さんが言うには、水に溶けやすいので普段の置き場所に気をつけて扱えば80回は使えるとのこと。
(えー1週間くらいでなくなると思ってた。)

実際に使ってみましたが。
洗うとき、髪を濡らした後、カッパの皿状に頭頂部でぐりぐりと軽く2.3回こすります。
とにかく泡立ちがすごいのに驚きます。
(これなら1回分が少なくて済むことには納得。)
頭皮のマッサージをすると、すごく頭が軽くなる感じ。
個人的には液体シャンプー後には感じたことがないような、毛穴スッキリ感が味わえます。
髪の毛は、洗っている途中の手触りは、きしむような感じもするのですが、乾くとサラサラになります。
太くて量が多くて癖がある、というものすごい髪質の私なのですが、初回のシャンプー後からとても扱いやすい柔らかい手触りになってびっくりですよ。
頭皮も刺激が少なくてかなり気に入りました。
おすすめです。
水気がなるべく避けられるよう、風呂上りには洗面所のほうに安置して乾かしている(笑)んですが、これがまた周辺に香りがふんわりと漂い続けるので、きつすぎない芳香剤としてもお気に入りかも..。

というわけでちょっと感動したものですから、お風呂用石鹸なんかも使いたくなってきたのですけれど(うちはシャワー派なのでバスボムは使わない...)東京に行くより通販で選んだほうが早いかな~と思ってサイトを見てました。
そしたら、なーんだ。地元で建設中の駅前モール(3月オープン)に出店するらしい!
おぉー。
ここにも、都会の波がおし寄せますよ(涙)

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2005.01.21

スコスに行ってきました。

ウサギペン本郷方面へ仕事で出かけるからついでに近辺で買い物でもしてきたらどうかねとお誘いをうけたので。
これは絶好の機会!ということで以前から訪れたかったSCOS(スコス ステーショナリーズカフェ)へ。
ドイツやフランスの素敵な輸入文具をたくさん取り扱っているそうなので、地図を片手にわくわくと歩いていきました。
地下鉄の本郷三丁目駅が最寄りです。
学生時代、毎日丸の内線に乗って通過していた駅だけれど、下車したのは初めてかも。
周辺を歩いている若者が全員東大生に見えてドキドキ(何故?)します。田舎モノなので!

しかし。こ、こんなに小さい店だったとは(1台用車庫くらいのスペース?)
ひっそりと看板が下がっていたものの、「ここは店頭商品の倉庫かな」と思って店前を一度通り過ぎた(笑)ほどのコンパクトさでした。
中に入ってみると、ほんとうに倉庫のような風景で、天井までの棚にぎっしりとペンやノートやファイルなどの商品が。
スペース中央にも細長い売り場(兼ベンチ?)が設置されているので、他のお客さんとすれ違うこと自体が困難そう...。
まあ、ひととおり眺めてすぐ出てくることになっちゃうかなと思ってたんですが~、気がつくと小一時間経っている!
手にした買い物カゴにはこまごまずっしり入っている!レジで5000円くらい払っている!
で実に楽しく過ごしてしまいました。

ステッドラーなどの本格的スケッチペンや鉛筆、日本の文具売り場ではあまり見たことのないような型の書き物類も豊富に揃っている一方で、ヨーロッパ方面の子供向けの文具やキーホルダーなんかもたくさん置いてあって。
(私はもっぱらそっちのほうを買い漁ってました。玩具屋としても使える店だ..。)
この写真のペンなんだけど、ドイツのスピゲルバーグ(DIE SPIEGELBURG)というメーカーのもの。
木製で、ウサギの頭はバネでつながってます。567円。
他にもキノコやサルのデザインもあったけれど、とにかくカワイイので飾っとこうと思って買ったのに。
このボールペン、あまりの書き易さに驚愕。
この紡錘型のニンジン軸がジャストフィットですごく持ちやすいし、細字(青)で滑らかな書き心地のペン先。
うっとりですわよ。
他に購入したこまごましたものも、おいおい他のネタにも絡めつつご紹介していこうと思いますので乞うご期待。

というわけで、こりゃあまた行かなくちゃと誓いました。
ちょっと買うかどうか迷ったものもいくつかあったし。
プランタンの6階にも支店があるらしいので、こっちのほうがすぐ行けそう。
最近、有名文具屋に行きたいという欲に動かされてはるばると東京に出てこれるようになったので、この調子で出不精を治したいんですよ...。

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2005.01.18

ペリカーノジュニア!

ペリカーノジュニア丸善で買ってきたものメモ、その2。

伊東屋でしか売ってないと思っていたけれど(こちらでは試し書きもさせてくれます)、丸善でも取り扱っているということをコミミに挟んで、ぜひ購入しようとわくわくしていたペリカーノジュニア。
思わず物欲がそそられる、詳しい解説コラムはこちら。

ペリカン社の、子供用万年筆です。
ドイツの子どもが「書き方エンピツ」的に最初に手にする万年筆の定番なんだとか。
カラーの部分はスケルトンになってるので、内部の軸に貼りこむ「名前シール」がついてるところがカワイイ。
(オトナなので使わないな...と思ったけれど、なにか図柄をぐるりと描き込んで貼ってみたくなったよ。)
クリップのない、白いキャップのデザインも、ペン立てに放り込んでおいたときの姿がとてもいいよ。

さすがにペン先はちょっとぐらいの筆圧の強さでもびくともしないほどに頑丈、それでいてスムーズな書き心地。
サイズは1種類しかないのですが、中字くらいでしょう。
本体がプラスチックなため軽いし、太さも持ちやすいです。
書くときに正しい位置に指がくるように工夫された、溝入りのゴムのグリップがついているのも、なんとも持ち心地良し。
確かに、コレ、子どもの頃の自分がもらったら嬉しいだろうなー。
モノ書き好きにお子さんを育てたかったら、こういうのをプレゼントしてあげて欲しいんですよ奥さん!1200円ですから。機能的に、年齢ひとケタから使って大丈夫。
良い筆記具をもつヨロコビって、書く意欲にチョクでつながりますから。
小学生の頃の私の場合、そういう思い出がシャープペンシルとかだったりするんだけど…
万年筆なんか持ったのはずっと後だったなあ。

ペン先の太さや硬さから考えると、ちまちま書き込む私の場合は、手帳つけよりは、他の紙にメモ的にザザーっと書いたり(描いたり)する用途に分類されるけれど、これを手帳用に買うオトナの人、急増中らしいです。
それに、ボディが4色あるなら4色分買うのが大人買いの醍醐味。
(...かな?今回は2本でやめておいたけど。)
インクカートリッジに様々な綺麗な色が揃っているので、1本じゃ足りないと思ってしまうのは自然なことでしょう。

私はあえて、青や黒といった装備のレギュラー用途は、今までもさんざんここに書いてきたとおり、ラミー達にまかせることにして、カラーインクペンとして導入することにしました。
手帳へのマーキングにも活躍しそうだし。
ボディにあわせてブリリアント・グリーンとブリリアント・レッドのカートリッジを購入。
(インク量はいっぱい入ってそうだけれど5本入り500円てちょっと高いな。それに較べてLAMYの350円は良心的。)
グリーンはとても綺麗な色!高そうなエメラルドのよう(笑)な深い緑色で、すごく気に入りました。
レッドは、あれ?液が薄いのかなというほどに予想以上にオレンジの感じ。
よく見れば渋い感じに使えそうなので、これはこれで使えそうだけれど、再考。
ピンクかヴァイオレットのほうが良かったかもしれない。
というか、このペンのユーザーに人気があるらしい、明るい水色のターコイズブルーもぜひ使ってみたいので、やっぱりまだ本数増やしちゃうことになるのかな...。(´Д`)

というわけで、万年筆って値段も敷居も高そうだし..。と思っている人にはぜひともおすすめしたい廉価万年筆の決定版がペリカーノジュニアです。
通販で買うなら伊東屋経営のROMEO STOREがおすすめ。
(カテゴリ一覧で、万年筆→子供用でたどって下さい。インクカートリッジは、万年筆用から。ペリカンの青箱カートリッジを。)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
廉価万年筆にもすごいのがあるんだなあと気づいて、褒め称えては楽しい買い物を続けているけれど、このランクの、鉄製のペン先の万年筆の弱点はやっぱりあります。

圧力を吸収してしなることがなく硬い材質であるため、筆圧強めな人にとっては、時間をかけて長く文字を続けていく執筆用途(原稿書きや、長い手紙書きなど)にはあまり向いてないということです。
シャープペンの芯をボキボキ折りまくって消費し、ボールペンにも下敷きが必要なほどの悪癖をもつ私。
先日、珍しく便箋に数枚の文章をアルスターで書いていて、終了後の手首の倦怠感にびっくり。
(昔、追い込み徹夜でIllustratorを使って、マウスのクリックしすぎで手首痛めかかった、あの感覚に近い..。)
ああなるほど、これが鉄ペンの特徴なのかなあと。

万年筆のペン先としておなじみの「金(14金や18金が主流)」は、ハクがつく高級金属だからという理由(だけ)じゃなく、こういうことを解消するための結果として選択された、弾力性や柔らかさをもつ材質なのですよね。
例えば手帳にチマチマちょっとづつ書く用途ならばあまりわからないことなんだけれど。
万年筆のランクというのは、こういうところであらわれてくるもんなのだろうなあと学習。

もちろん、軸材質や型番の希少性とかも絡んで、こういうものの値段も千差万別なわけだけれど、安定供給されている定番人気のタイプだったら、「金ペンのちょっと高いタイプ」もまた所有してみたくなってきました。
今年のお誕生日あたりで、ペリカンのスーベレーン(赤軸、かわいいなあ)クラスを検討してみようかしら。ふふ。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
そういえば、3月にオープンするというかなり大きなショッピングモール兼駅ビル(鉄道自体は秋開通なわけだけど。)は、県内初出店が相次ぐそうで、すごく楽しみなんだけれど。
規模はわからないんだけれどとうとうこの町にもロフトが来るらしいんですよ。
これで、都会に出ずして文具雑貨欲も満たされそう。
嬉しい!(゚∀゚)

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手帳用ペンはこれで。

赤/黄コンビ先日、丸善の文具売り場へ行ったことはちらっと書きましたが、そこで買ってきたもののメモ。その1。

ラミーの万年筆、サファリの赤を買って以来、すっかり惚れこんでしまった訳だけれど、地元の文具売り場で購入したのは、F(細字)でした。
手帳にこまごまと書きつけるには(ほぼ日手帳は4ミリ方眼)もう一段階細いペン先ならベストなんだよなあとうっすら考えつつありました。
ちなみに、伊東屋モデルのアルスター(ブルースター)はEF(極細)はもともと作っていないんだとかで、これもFで所有。

で、ここの在庫豊富な丸善にて、やっとEFのサファリを入手。
赤軸を購入したときに、実は予想外に好印象でどちらにするか迷ったほどの黄色軸を。
黒のクリップがアクセントになっていて実にパキっとすがすがしい配色です。
プラスチック特有の、レゴっぽい発色がいいんだよねー。
(まさに、小学1年生の帽子の色!写真より、ちょっとオレンジ入ってる感じがします。)
あと、この感じのシリーズだとブルーもあるんですが、手持ちのアルスターが既に青いからいいや。
(ヨーロッパ旅行に行った人の話だと、カリグラフィ用のペン先仕様ながら、これでグリーンもあるんだとか。綺麗だろうね!)

結局、最終的に、私のラミーの万年筆たちは、
・赤サファリ(細字):黒インク
・黄サファリ(極細字):青インク
・ブルースター(細字):青インク
と使い分けることにしました。

EFとF、手帳上での筆跡を見た限りでは、全然区別がつかないです。
でも、黄サファリではいかにも「尖ったもので」書いてる感じが、赤サファリとかなりちがいます。
(個体差かもしれないけれど)細いだけあって紙にショリショリ摩擦する感じがほとんどないし、まさにコマカくメモする手帳用のペン先!
それぞれこれぐらい個性があるほうが使い分けのし甲斐があるというものです。
私の基本は昔から青インクなのですが、黒ペンは事務仕事用途に不可欠だし、図画用途にも活躍しそうですよ。

総プラスチック軸のサファリに較べると、アルスターは正直言って、私にはちょっと重いです。
というか私はもともと万年筆は、指先がインクで黒くなるほどペン先ぎりぎり近くまで下を持つ癖があり、アルスターの長身に、さらにおしりにキャップをはめて使うと、すごく「上に引っ張られる(てこの原理?)」感じがするので。
キャップなしだと、コレはコレで変な感じがするんだよなー。慣れかなあ。

そんなわけで、今年は年初から妙に(いや、ジェットコースター並みに)いろんな用件が行列しているせいと、単に書き込むヨロコビもあって、手帳は元気に埋まっているんだけど。
いつも何か雑用やりながら、あーそろそろ描き仕事。とか、あーCG修行。とか、考えてるうちにそれだけで一日が終わってる気がするー。(・A・)

丸善買い物リポートはまだまだ続くよ。

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2005.01.17

結婚式でした。

ウエディングケーキ!弟の結婚式でした。(15日)
昼の披露宴だったので、宇都宮に前泊したのですけど(ほら、なにしろ新郎の姉ですから。張り切って朝からヘアメイクの予約とかばっちり入れてたわけだ。)心配したドカ雪は結局降らなかったので助かりました~。
宇都宮よりむしろ、バスしか交通手段のない自宅方面が雪で交通遮断になったらと思うとゆっくりできず、式後に餃子も買わずにあたふたと新幹線に乗り込んだのが悔やまれます。
ギョーザの石像が駅前にあるなんて恐るべし!

地元民憧れの式場と言われているとおり、実に素敵な、トレンドのつぼをおさえた(レストラン系っていうの?仲人とか立てないやつ。いまどきは田舎でもゴンドラに乗ったりはしないんだ。)結婚式でした。
ちゃんとお金をかけてプランナーの人に練ってもらっただけあって、感動の演出が次々に繰り出され、号泣する親族続出。

仲が良いとか悪いとか定義する以前に、我々は昔からあまり交流のないヘンなきょうだいだったんですが、なんか、嬉しそうな場面をずうっとみていると、幼児の頃とかいろいろ思い出してしまって久々、姉っぽい気分になりましたよ。

きらきらのアクセサリーをつけまくれるし、ウマいものは食べられるし、セレブ系の仮装(笑)もできるし、結婚式は楽しい!
またこういうイベントないかしらとわくわく。
実際のところ、前夜の寝不足とか、両親の荷物持ちとか、撮影役とかで駆けずり回ってて結構疲れたですよ。
帰宅後13時間寝続けたけれど、まだ眠い...。(=_=)
明日から通常営業に戻らなければ。

そうそう、なにかと荷物が増えたり、分けて持ったり、の状況が多い冠婚葬祭ごとにおいて、ほぼ日永久紙ぶくろはすごく役に立ったのでした。とメモ。

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2005.01.14

丸善本店に行きました。

週末に弟の結婚式なので、実家滞在中。
で、本日昼から両親を引率して宇都宮へ旅する予定。
(関東内陸部、土日は豪雪という噂は本当でしょうか。宇都宮どころか自宅も負けずに埋まってそう。
交通機関的に帰れないかも。しくしくしく。)

13日夕方、東京駅で高速バスを降りたついでに、一度入ってみたいと思っていた丸の内オアゾへ。
ここには丸善の本店があるんです。
あまり時間がなかったので、広大な書籍コーナーは次の機会ということにして、長ーいエスカレーターに乗って4階の文具売り場へ。

ほほう、なかなかの品揃えです。
お洒落なデザイン文具や贈答系の雑貨も充実しているし、夕刻の客層はいかにもMy書斎で読書が趣味という感じのオジサマ(オッサンではない)多し。
なにより万年筆売り場が、博物館のようにスポットライトを当てられてうやうやしく商品展示されていてステキー。
ここ数週間の間に、文具カタログ本の数々をじっと眺めてきたせいで、にわか商品知識だけはついたので、「ああこれ、載ってたやつだ...」と、希少品だとか高額品の実物を初めて目にしてわくわく。

でもまあ、私がここに来た目的は、2桁くらい下の(「万年」って言っちゃっていいのか疑問な)廉価な普段使いのペン群ですが。
でも、物欲大放出ですよ!
買っちゃいましたよ!田舎に売ってないペンとかインクとか。プチ大人買い。
丸善の袋を提げて、ほくほくと総武線に乗り込みました。

この件は長くなりそうなので続きは次回...。(無事帰って来れたら。)
それにしても、Macの新製品で世間が盛り上がっている時に、実に地味な買い物してるなあ自分。
(その一方で、アメリカでがんばりましょうさんのMacworldExpoレポート必見ですよとアピール。)

いま、ちょうど「物欲・オススメ品」カテゴリが50記事なんだよねー。
私の日記はホントにほとんどがこのテーマで成り立っているんだよなあ...
いつかはバッタリと廃れさせるかもしれないけれど、マイブーム(←しご)なうちに「文房具」のグループ作って分散させよう。
過去記事からの整理は後日..。

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2005.01.12

おべんとばこMacデター。

こんなかんじか。Mac miniキター。
これはまた作り(描き)やすそうな.....とまず、Illustratorでトレースしておくことを忘れない(左図)。どう?

昨日だったか、iHomeとかいう凝った暴露?サイトを目撃して、ホントカヨーと笑ってたんですが。
(がんばったけど、まあちょっと惜しかった。)

それにしてもかわいいサイズのかわいいMacですねー。
今までも幸か不幸か、この箱型デザインはHDアイコンのデザインとして作ってる人がいて、有名どころですでにいくつか見覚えが。
SNOW.Eシリーズのおべんとばこアイコンとか。
こういうのがまさか商品化されるとは思わなかったけれど...。

さて、このオベント箱が収納できそうなスペースは?とわくわくしながら部屋の中を眺めていると、傍らでフルフルと大福imacがわが身の運命を案じて怯えているオーラを出してます。
よしよし。おまえはいい子だよ。
だって、画面もキーボードも最初っからくっついてるものねえ!あ…あれ?

Windowsのキーボードやマウスがそのまま使えますよーホレホレ!と言われてぐらぐらするのは確かです。
ディスプレイの画像や入力機器含めて、スイッチひとつでかちっとMacminiとWindowsが切り替わるキットみたいなもの、Appleで作って売ってくれないかなあ。
と、Windowsユーザとしては思うんですが。

実際のところ緊急に、~用に使いたいから買うしか!とまでの理由が個人的には見つからないのは、iMacG5のときと一緒。
でも収納場所とか使い道をやみくもに妄想しはじめている自分が止められないわー。

ともかくしばらくはMacまわりの話題も華やかになるし、(私も素材のネタをひねりだしたいし)月末あたりから、買った人のレビューなんかも見れるだろうしで、いろいろと楽しみだ!

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
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2005.01.11

文具特集の雑誌。

広告●雑誌「広告」02月号::文房具が教えてくれたこと
文具系雑貨の愛好者にはぜひおすすめしたい。
カラフルな構成ですごく面白かったです。
高価なブランド文具というよりは、ヤマト糊やジャポニカ学習帳などの懐かし文具や、海外の廉価文具のページなど、コマカい品揃えが魅力。
詳しい目次はこんな感じ。

オレンジ色の表紙のメモ帳でおなじみの、ロディア(RHODIA)のフランス本社訪問特集なんかも面白かったなあ。
ロディアについては、まあ見たことあるという程度しか知らなかったんですけれど。
どうもあの存在感のある色で敬遠していたかも。
私はどちらかというと、ノート類は無印良品みたいな、抑えた感じのデザインのほうが遠慮なく使える気がして、いつもそういうのを選んでました。
しかし、日本でもロディアは愛好している人が結構いてもはやひとつのブランドみたいなものでもあり、多くのノウハウが語られていることはここ最近、文具に関心がいくようになってから知りました。
専用の上質な革カバーなんかもいろんなところから売り出されていていて、人気があるらしい。
(こうなると立派な手帳として使えますね。そそられるなあ。)

方眼はもともとすごく好きなフォーマットで、ほぼ日手帳以前の、システム手帳時代もメモ用リフィルは方眼に決めてました。
ミシン目がついていて、ピリっと切り取れるようになってるんですね。
伊東屋にこの前行った時、ちっちゃな電話メモサイズから、どーんと大きいノートまで、さまざまなロディアが置いてあって。
紫色の罫線はいかにも外国製のノートだなあ、とぺらぺらめくって、一応物欲をいったん寝かせて出てきたのですよ。
まあ、なにかを買ってしまうのは時間の問題でしょう....。
万年筆だけウホウホと集めていても仕方ないしね~。(゚∀゚)
しかし、いまひとつアナログなノートだのメモ帖だののウマい使い方が思い出せない...そのあたりの情報収集もしないと。
「ことしのマイブーム(←しご)は文房具かもー」宣言をしたところ、「(宝石や電化製品より確かに)リーズナブルでよろしい」と言われました。
そうかもー。

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2005.01.07

1月壁紙カレンダとか、年始のこまごま。

1月のカレンダもう1週間過ぎちゃってるんで誰も探してないかもしれないけど、1月の壁紙カレンダをアップしましたよ。
毎月恒例の500pix四方サイズです。
HPのカレンダーページからどうぞ。
年末に配布の(単品)デスクトップアイコンとおそろいです。
(さらに、ウチの今年の年賀状ともかなりおそろいです...。)

月に1回のことですら、カレンダーを作るのが面倒だと思う理由は、毎月の数字の部分を作成するのが面倒だからだ。
と思った私は、昨年末に今年の月名・曜日・日にちの配列データをIllustratorで12ヶ月分全部作ったのです。
なのに、すっかり忘れてたよー!
今年の、めざせKF STUDIOという目標が7日目にして崩壊の危機。

というわけで、よろしかったらお使い下さい。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

年が明けてからの1週間を振り返ってみると、正直ずいぶんと激動でした。
えっ、まだ1月7日なの?というくらいに。

三が日の金沢への帰省は、いかにもお正月らしくて楽しい毎日だったけれど、帰宅翌日に知人の訃報があり、横浜までお通夜に出かけたのでした。
ご本人からの年賀状が届いたばかりなくらいに本当に急なことで。
さらに自分たちとも年齢の近い方でしたから、私としては、いろいろ考えてしまって相当、精神的に疲弊しました。
正月で少々浮ついてた気分は全くなくなっちゃいました。

その後何とか気持ちをたてなおし、盛大に書棚の整理等に燃えてました。
年末に、ご主人の研究用書籍も含めて大量に新しい本が部屋に積まれることとなったのですが、とにかく横になっている本は積めば積むほどオブジェにしか見えないので。
本って、結局、縦にしないと読まないよね?
そんなわけで、場所を作って本棚にどんどん並べる必要があるのです。
まあ雑誌のストックなどは思い切ると案外捨てやすいからなあ。
98年発売からずっと定期購読中のプレミア日本版なんて、今まで全巻とっておいたのが間違いだった。
ここに並べた瞬間から一度も読まないものなあ。
、とふと気づいて3年分くらい減らしてみたら、すごくスペースが空くのよ奥さん!
怒られない程度に、もう少し(あと1年分くらい)抜いてみようっと。
ブログでレビューしたい本もだいぶあるんだけれど、年末からあらゆるものが読みかけ・やりかけ(チュートリアル系とか。)です。
このあたりの整理もしないとね。

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手帳(1日1ページのほぼ日手帳)は、自分でも驚いているんですが、毎日のようになにか用事が書き込まれているので、空白を使った雑記ノートとしての利用ができないくらいです。
やっぱり、万年筆を気に入ってるからってのが大きいですね。
書き込むのが快感、に近い。
なんでもメモっておきたくなるのです。
(でもだからといって、パソコンでやっていることまでを手書きに戻すまでの気力はなかなか...。)
mixiのほぼ日手帳コミュニティにて、ラミーのサファリを使って書くのは楽しい!だとか、「年間予定表」の行に、雑記や備忘録メモのタイトルを書いておくといいよ!等々やや強引に、便利な使い方自説を展開したところ、それなりに反響がありまして、嬉しいです。
私の書き込みでサファリを購入した方も何人かいらっしゃったほどですよ。

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スマトラ沖地震被災者支援チャリティーコンテンツ:@niftyから、スクリーンセイバーを購入してみました。
(値段は、300~5000円まで任意ですよ。)
とても美しい画像です。
こんな微々たることじゃ、役に立ってるうちには入らないかもしれないけど。
プーケットは、前回バリ行きのときの実は第一候補地(結局混んでてあきらめた)になっていて、いろいろ調べていただけに、ニュースをみていると聞き覚えのある地名が多くて悲しかったなあ。
皆さんも、よろしかったら。

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ほぼ日のオマケショップ、第2弾が昨日から始まってます。
(つくろうよつくろうよと強引に迫ったおかげで)アイコンも第1弾オマケと第2弾オマケで整理できるようになってますよ!

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2005.01.05

正月は、キャバリアだった!

いぬしょうがつ
帰省のお正月は、キャバリアのラブちゃん(現在10ヶ月♀)が遊んでくれたのでした。
正直なところ、犬とこんなに密着した生活をしたのは今回が初めての私。
以前から楽しみにしつつも、けっこうびくびくしていたんですが。

とにかく驚いたのは一日中、全く吠えないんですよこのコは。
もちろんたいへんに元気なんですが。
ぺろぺろなめるということもせず、人間にご挨拶のときは、ぴとっと鼻づらを押し付けてきます。
こちらがソファなどに座っていると、ノシっと膝の上にあがってきて2本足で立ち上がり、熱い抱擁をしてくれます。
(というか、酔っ払いおやぢのように、ヒトの顔の上にばったりと倒れこみます。)
ヒトを警戒するということを知らないようです。
ああこの愛想のよさはかえって心配ですわよ。
写真は撮りやすくていいんだけど。
(・ω・)←くちもとのタプタプしたところとか、コロンコロンのにくきゅうもおさわりOKだ。

ヒモとかタグのような、ぴらぴらしたものが大好きで、いつまでも夢見心地な顔でカミカミしてます。
あと、寝室のドアをほそーく開けておくと、朝、ぬぅっと侵入してきます。
寝たふりをしているのですが、もうそうなるとまた、むぎゅううぅとヒトの顔の上にはいつくばるんですよ。
ほわほわの腹の毛のせいで呼吸が出来ません。
わあわあ騒ぐと、負けじと押さえ込まれます。ふがふが(鼻息)。
エイリアンのフェイスハガーにヤられちゃう人の心境がじわじわとわかってくるほど真剣に息の根を止められるのです。
あああ完全に獲物扱いされてるのかもしれないけど(苦笑)まあいいや。めろめろだよおいら。

というわけで、このコのことを思い出すたびに、いまだに顔に押し付けられたホカホカした窒息状態がよみがえります。
年末、また、やっておくれ。
ちっちゃなデンタルコングとトナカイボール買ってきたから、宅急便で送ってあげるね。

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2005.01.03

「ターミナル」を観てきました。

あけましておめでとうございます。ぺこり。
おおみそか、豪雪(従来比)の東京を、交通難をかいくぐってなんとか脱出し、本日までご主人実家の金沢に滞在してました。
いかにも日本海側っぽいあられ粒状の雪は、以前住んでいた新潟市を離れて以来の体験。
でも、比較的よい天気に恵まれたように思います。
飲んだり食べたり犬と遊んだり、で、すごく素敵なお正月を過ごしてきましたよ。

近所にシネコンがあるのですが、元旦から早速、ぞろぞろとホシノ一族でターミナルの鑑賞に出かけたのでした。
うん、面白かった。正月に家族で観るにふさわしい、ハートウォーミング系。
(なにしろ我々夫婦の場合はたいてい、CG技術がどれだけのもんかを基準に鑑賞作品を選ぶので、このタイプを映画館に行ってまで観ることはとても珍しい...。)

話としてありえるかは別として。
主人公が(なんてったってトム・ハンクスだ!)最初の、ほぼ孤立無援状態から、すこしづつ言語知識と人間関係を勝ち取っていって、最後は...の過程を思い出すだけで、感動しちゃいますよ。
話の積み上げ方はやっぱりすごいです。
(私なんて、この映画のおかげで、初夢は“一生懸命英語しゃべってる”ってやつでした。まあめでたいよね。自分で感動して起床したもの。)

というか、あとからダイジェスト的に回想するときのほうが「ああいい映画だったんだなあ」とじんわりくる映画なんですね。
個人的には、ちょっと長い(129分)と思います。
主人公をとりまく人々の分のエピソードも丁寧に描かれているので、ひとつひとつちゃんと面白いんだけど、集中力が途切れるという人もいるでしょう。
1篇にするよりは連続ドラマみたいに細切れにしたほうが楽しめる話なんじゃないかと思ったり。

ものすごいと思ったのは、空港ひとつぶんを精巧に再現したセットですよ。
アメリカやヨーロッパの各大空港をこまかく取材した産物だそうですけれど、もうどこかを一時的に貸切にして撮影したとしか思えないくらいによくできてます。
そういう意味では、旅行好きな方にもぜひおすすめしたい映画なんですが。
本屋とかフード類の店舗なんてそのまんま、おんなじのが入ってますからね。
よくよく実際の自分の経験を思い返すと、この映画のなかの空港は明るすぎたり綺麗すぎたりしていて、やっぱりホンモノじゃないんだよなあともかすかに思うんですが。
でも、異国の空港に足を踏み入れたときの、悪くないドキドキ感がよみがえってきて、爽快感のある映画でした。
そうそう、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは(わりと穏やかめな役柄でもとっても存在感があって)綺麗な人だなあ。

どうでもいいことなのかもしれないけれど、「あんなに混んでる国際空港でそんな行動をとったら荷物盗まれないのか!」というシーンがとくに最初のうちに何度もあったけれど、結局何も起こらなかった。不思議。
無駄にドキドキしたのは私だけかなあ。

というわけで、この映画は総合的にはかなりおすすめ。DVDでみてもいいんだけど。とは言っておきたいですが。
よい話だった。うん。

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