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2005.04.30

エモーションという名のえんぴつ。

エモーション最近購入のおきにいり文具。
ファーバーカステルの「エモーション」というペンシルです。

銀座の伊東屋の画材売り場に行ったときに、筒状の入れ物にどっさり差して売られていたのを発見し、試し書きまでしてチェック済みだったんですが。
ステッドラーの2ミリの替え芯をまとめ買いした直後であったのと、そもそも価格的にどうだろうと思ったので保留にしてました。
(地元のロフトでは、ガラスケースの中にものすごく高そうに1本だけ陳列してあって、その差にちょっとびっくり。)

サイズが126ミリということなので、けっこうちっちゃいです。
木の部分はメープル材、黒い部分はプラスチックなので軽い。
(この、黒いパーツが銀色金属になっている、エモーション ウッド&メタルという商品もあります。
こちらだと、木の色も3色から選べます。
重めのほうが好きな人にはおすすめかもしれない。

ノック式ではなく、頭の部分をぐるぐると廻すと少しづつ芯が伸びてくる「繰り出し式」というタイプ。
芯径は1.4ミリなので、専用のものを買わないとだめです。
硬度はBしかないのが残念。
(もう少し濃いほうが個人的には好みなんですが、他社ではこのサイズは売ってないらしいんです。2Bくらいで欲しかったなあ。)
頭をはずすと、消しゴムも装備されてます。
逆側のパーツを開けると、そこには予備の芯を入れておく小部屋もあったり。
こういう仕組みもなかなかカワイイのです。

人間工学に基づいたという持ちやすい形状(本体が木製であるせいか、ホントにしっくりと手になじみます)と、携帯にも便利そうなちっちゃい軽さが魅力。
細かい字は書けないけれど、メモ書きなぐりやちょっとしたスケッチにも重宝しそう。

購入前に、軽くネットで調べてはいたのですが、こちらの解説文を読んでおいてよかった。
買ったそのままだと、けっこう立て付けが悪い?というか、書こうとすると芯はぐらぐらするし、パーツも妙に隙間があいてたりして。
ハズレ商品を買ってしまったかなあ、と、ドンヨリ暗くなってましたが。
ふと、上記のページで読んだことを思い出して、とりあえず、取り外し可能なパーツをバラしてから、しっかりと締め直してみました。
おお。
そうしたら、伊東屋で試し書きした感覚が戻ってきましたよ。

大きさ的には、モールスキンのポケットサイズなんかにもいいコンビになる姿です。
また、これは重要なことですが(笑)、「ほぼ日手帳」のペンホルダーにもすっぽりとココチよく差し込める太さ!
同じ型のボールペンも欲しくなってきました。
(クリップ部裏は溝入りの金属なので、革カバーをお使いの場合はクリップごとホルダーに差し入れないと、革に跡ができちゃいますので、この点だけご注意。)

写真で、下に置いたのは、ロルバーンノートのいちばん大きいサイズです。
やはり買ってしまった...。

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コメント

はじめまして。
この鉛筆には以前から惹かれていました。試し書きした時、くらっときました。
でも同じ(ような)形態のシャープペンシルを使っているのでためらっているところです。
でもこちらのエントリを見て入手に踏み切ってしまうかもしれません……。

投稿: 雅亮 | 2005.04.30 21:45

はじめまして<(_ _)>。
形も素敵なんですが、握りが木で出来ていることがいちばん感動かもしれないです。
楽器を持っているような、そんな気分にもなるんですよ。
メープルは年月とともに色が変わっていく木材なので、そのへんの「味」もひそかに期待する楽しみもあります。

というわけで、買っちゃいましょう。

投稿: ほしの | 2005.05.01 01:05

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