試用中ソフトとか、タブレットのこととか。
宣伝メールがきたときに最新版2.0の試用版をダウンロードしておいたのをすっかり忘れていたので、今日から使ってみることにしたAlias SketchbookPro。
私は1.0.2というバージョンで購入していてずっとそのままつかってたのですが、1.1.1へのアップデータというものがあるのを発見し、実のところ、今日初めてダウンロードして入れてみたのです。
これだけでもだいぶ画面の様子(操作アイコンのデザインなど)がかっこよく変わっていたのでびっくり。
↑この時点で1年くらい遅れて来ている感動。
そもそもこれを購入当初と今現在と、とにかく、レスポンスといい操作できる解像度といい、なにもかもがとっても快適になっているのはきっと、4月にOSが再起動地獄に陥っていろいろ直しまくっていたときに、グラフィックボードのドライバを最新にしたからだろうな!
2.0ではさらにいろいろと使いやすくなってました。
ブラシの細かい調整もしやすくなってるし、「こんなのがあったら便利」だとぼんやり思っていたこまかいことがだいたい搭載されてました。
ククッっとドラッグするだけでブラシサイズが変えられる、レンズみたいなかたちのちっちゃな丸窓とか。
逆にもうこれ以上の進化は(重くなっちゃいそうだから)なくてもいいんじゃないの?という気分。
ちゃんとレイヤそのままでPSDにも書き出せるようになったのもよいです。
新機能はこのあたり。
よくわかってないままに言ってるわけだけど、クレヨンな感じに描けるブラシが欲しい。
ArtRageに入ってるやつみたいな。
どうしようかなー。
このアップグレードの感じだと、決して安くはない値段(というか、少なくとも素早く飛びつくほどの切迫感もない:現時点でかなり満足できているからだと思うけれど...:)ではあるんですが。
でも欲しいなー。
とりあえず、モンモンと考えながら15日分使って考えてみます。
確かこれって、今日から15日後に期限が切れるんじゃなくて、使った日付分で数えてくれる親切な構造だった筈。
でも、ページ一番下の欄内にある「バックグラウンドテンプレートの追加」、これはver1のシリアル入れたらダウンロードできました~。
(その上の「サンプルバックグラウンドテンプレート」は誰でもダウンロードすることができますが、「追加」版は更にバリエーションが増えた豪華なセットになっています。
パースのグリッド線とか何種類もついてたり、ストーリーボード仕様のものもあったり、結構便利なんですよ、これ。
豪華版のほうには、面白いことに、喫茶店で使うような四つ折り紙ナプキンが再現されたテンプレートまでありました。
これに走り書きのアイデアメモなんかしたら臨場感が出るってことか(笑)?)
ちなみに、発売は本日からのようです。
Alias SketchBook Pro V2.0 日本語版←Amazonで買うなら。
intuos3を買ったときについてきたフェルト芯なんですけれど、最初のうちはキューキューと小動物のような音を立てていて、評判よりは使いにくいんじゃないかと思ってましたが。
(ちなみに、シートは、ちょっとざらざらしているマットタイプのものを使ってます。
これだと私の場合は紙を敷かなくていい感じ。)
先日のお仕事山のうちのひとつで、ほぼ9割方、Illustratorのタブレット描きで遂行した件のものがありまして。
(だいたいの下描きというか手慣らしレベルのものも、試しにSketchbookProでやってみたのです。
資料をデスクトップいっぱいに適当に表示させて、ワンクリックでスクリーンショットを下絵レイヤーとして送り込める機能が実に便利だったり。)
同じ主人公が出てくる違った格好のものをいくつもいくつも描いているうちに、フェルト芯特有の減りの速さのせいで、いつのまにか「鳴き声」がしなくなり、それどころか私の最適筆記角に削れてくれたせいでものすごく具合ヨクなりました。
余計な力を入れずとも、吸い付くように線が引けるというか。
こ、これって万年筆のエイジングと同じだよ~。
(あっちは金属だから月単位・年単位でやっていくことだけれど。
で、それが万年筆の大きな愉しみのうちのひとつだったりするのだけれど。)
この、まさにしっとりとしたフェルトペンみたいな(いや、フェルト芯だからホントにフェルトペンなわけだが…)感覚、べたべたにょきにょきとしたタイプの線でどんどん描いていく分には、なくてはならない大のお気に入りになってしまいました。
このまま使っていけばもう少し太い感じになって、やがてはそれほど遠くない先に、新しい芯へ取り替えないとダメだろうなあ。
今のまま固まってくれないかしら...
というわけで、最近タブレットを使うのがとても面白くなってきました。
AdobeのCS2を使うときがくれば(いつだ)ますますIllustrator操作でも便利になってくるんじゃないかと期待してます。
雑誌読んでると次バージョンのレビューがたくさん載ってるので、けっこううずうずしてますよ!
ちなみに、写真では、タブレットがキーボードの上にのしかかっているような感じですが、リストレストとキーボードの間にちょっとした高さの棒状のもの(無印良品でラックを組み立てるために買ってきた紙管の「足」が大量に余った。完全に計算違いで。)を挟むことでキーには全く触らずにタブレットを置けるのです。
傾斜もつくし、あら(゚∀゚)便利。
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コメント
そうなんですよね〜。
SketchBook Pro、変にPainter的な要素を徹底的に削ってスケッチに集中できるような作りになってるのはわかるんですが、テクスチャに反応するドライメディアブラシ系、あるいは単にノイズがまじるとかジッターでもいいんですけど、線を一本描くのに快感が伴うブラシがあるとさらにいいな〜と。単純にSketchBook Proの鉛筆で線を描くのと、PainterやPhotoshopでザラザラの線を描くのと、線自体の形は変わらないのにザラザラのほうがぜんぜんキモチイイ。
投稿: yoshii | 2005.07.08 12:54
こんにちは!
ブラシ群から乾きモノが排除されているのは本当に惜しいと思っています。
あれば(ほぼ)完璧なのに!
背景テンプレート集に、ザラザラ(とか、シワシワ)した紙の画像が妙に増えていたのは、「まあせめてこのへんのやつを使って、気分だけでもどうぞ....」という悲しいサービスなんでしょうか?
投稿: ほしの | 2005.07.08 13:16
エイジングと同じように "クセ"がつくのは良いですねー
今は Intuos 2だから考えてみようかな
>AdobeのCS2を使うときがくれば(いつだ)
Adobeから DMやらが、どかどか届きますが
例の WWDCショックで CPUが変更されそうで
Mac OS 10.5のこともあり、買い控え気分です (笑
投稿: amore | 2005.07.08 13:39
キーボード使えばいいだろうっていう話になりますけれど、脇についてるボタン類が意外に便利だったりするんですよ、Intuos3は。
ドカドカきますよね~DM。
振り込み用紙まで入れてくるなら一通に統一してくれよっていつも思います。
投稿: ほしの | 2005.07.08 14:19