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2005.08.30

BookDarts + Moleskine.

Book Darts with Moleskine.モールスキン愛好家の方々なら知っている人も多いと思われる、ブックダーツ
すごく薄い銅でできた、栞として使えるクリップです。
最近すっかり改装してかっこよくなった伊東屋の4階で買いました。
(売り場は、デザインのよい「使える」文具達がワーキングデスクの上に並べられているイメージ。
モールスキンやロディアなど、輸入モノ系もずらりとありますよ。)

一ヶ月くらい前に伊東屋に立ち寄ったときに、知らない人と店員さんの、「すいませんブックダーツ置いてますか」「先日から品切れしておりまして...来週に...」の会話をピクりと小耳に挟んでいた私。
ここで買えるという情報だけは入手したので機会をねらってたわけです。
奮発して50個入りの缶(1000円...)を買ってみました。

かわいい金属製のペーパークリップを本のしおりに使ってみたことは何度かあるのですが、重すぎることが理由だったり、1ページだけを挟むには力が弱かったりで、抜け落ちてしまうことがほとんど。
このブックダーツは、とても軽く、1枚をしっかり挟んでくれるので。
つけることで本や手帳が膨らむということもまったくなさそう。

手帳類には今まで、カラフルなフィルム付箋を多用していたけれど、汚れたり折れてきたりでぴらぴらしてきて見た目にもよろしくない。
付箋は色ごとに分類できるのが便利だけれど、それにしてもこんな感じのテープものを使った方がずっとスマートじゃないかなあと思いつつあります。
(ブックダーツの折り目の上にちょこっと貼れないかしら..)
まあそもそも、ブックダーツを付箋なみに使いまくるほどお金持ちじゃないんで(しくしく)現実は厳しいですが。
今だって、一個くっつけて撮影して、ほほぅと思ってまた缶に戻しちゃった。

銅でできているということは、つまり、空気に晒されているうちに10円玉と同じ経年変化をたどるんでしょうね。
日本は湿気も多いし。
もしかしたら、つけた紙が汚れてしまうくらいに錆びるようなこともあるかも。
でも、なんだかそういうことも含めてわくわくと使いたいちっちゃな文具です。

もちろん、モールスキン専用なわけじゃないので、工夫次第でいろんな場所に使えるでしょう。
缶のデザインも好きで思い切ってしまったけれど、12個入り300円の少量パックもあります。
信頼文具舗FAB STYLEなど、検索するといろんなところで通販入手できるみたい。

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2005.08.29

9月の壁紙カレンダー、などこまごま。

9月のカレンダ(HPに原寸大画像有ります)★実に久しぶりに、HPの更新をしました。
9月分のカレンダーと、9月分の壁紙タイルを。
よろしかったらご覧下さい。
まあはっきり言わなくてもわかるほどの材料使い回しなので、目新しい柄じゃないんですが。
毎月分ちゃくちゃくと出してきた素材達だったのに、8月はとうとうダメだったのです。
カレンダーがいつまでたってもそのままだから、病気で入院したのかと友達にメールで言われたくらいにダメでした。しくしく。
仕事の山越えのあいだにシーグラフ渡米と直後の夏風邪ダウン、そしてまた山...という超絶な起伏のあるものすごい一ヶ月。
(だらけていたりさぼっていたり、の印象がぜんぜんないのに、いろんなことがらがあまり進んでいないのも、ものすごい。)
でも、今週からのおいらは違うぜ!という気がしています。いやホント。
物欲もそこそこゴキゲンに満たされているし。だからブログのネタもかなり溜まっている。
...ということで、ToDoリストはいつでも満杯なのさ。

★アイコンまわり関連だけでなく、旅行記ネタや日記に書いた内容について等でも問い合わせのメールは頻繁にいただくので、わりと返信はちゃんとしているつもりなのですが。
(でも、知らない人に対して、というかそもそもネット上でこういうことを簡単に都合良く教えてもらえると思っちゃいけないよ、と、いうか文章でそんな簡単に説明できませんわな..と線引きしていることももちろんあるわけで。
企業秘密です、とはっきり言ってしまいますが(笑)。)

でも、とくに(というかほとんど)旅行ネタの問い合わせについて、一生懸命に資料や手帳をひっくりかえしつつ、詳細に返事を送ったモノに限って、何故か無反応なものが多いの。
届いているのかすらわからないけれど。
いいのか、大人として。ちょっと信じられないなと思う。ぷんぷん。

★先日外出のとき、ニフティのほうで設定をいじって京ぽんにメールがコピー転送されるように仕掛けてみました。
(あやしぃメールで余計な負担がかからないよう、京ぽん側で受け取る文字数をとりあえず20行くらいに設定)
すごく便利だったので、これではじめて、携帯電話活用してるなあ私。とホクホクしたのでした。
iモードやau等だったら、これはニフティの有料サービスだけれど、メールの題名だけ届いて、全文を読みに行けるURLを用意してくれたり、等のこともやってくれるらしい。

とりあえず私はかなり優秀にニフティの迷惑メールフィルタを育て上げつつあるので、ここを通ってくるとずいぶん違う。
だから.macのアドレスも全部ニフティを経由して受け取ってるんですが。
(迷惑メールフィルタの効率的育成は、ウェブメールの画面からログインして、サーバにコピーで残しておいた中から拾い上げて学習させる作業が日々必要...。
つまり強い忍耐とある程度の暇が必要...
でもニフティはこれをちゃんとやるとかなりすごい効果があります。
最近は日本語の巧みなタイプの屑メール判別率も上がってきて嬉しいのだ。
で、受信禁止アドレスもいつのまにか以前の100件から1000件にまで設定できるようになっていてほほぅと感激。)
でも、そう頻繁には外出しないので、帰ってきたら転送も解除。

京ぽんは、はりきっていろいろ定額プランにしたけれど、はたしてモトはとれた使い方はしているのだろうか。
QVGAサイズの壁紙屋さんを作りたいと思っているけれど、月イチのHP素材すらも毎月出せるかスリリングな状態の私に、はたして!!
請うご期待、長い目で。

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2005.08.27

Lamy Joyを買いました。

LAMY Joyこのペン、先日伊東屋で買ってきました。
はじめて試し書きしてみてから何ヶ月か経っているけど、ようやく決断!
ラミーのカリグラフィ用の万年筆「ジョイ」です。
そんなに高いものじゃないんですが(2500円)、その見かけやペン先の特殊さで、実用としてどうなのかなとずっと思ってました。
先が、ひらべったいヘラ状に水平に切ってあるので縦線が太く、横線が細く書けます。
西洋の、グリーティングカードなどの飾り文字に使われるペンですね。
太さと言うよりはこの、ひらたい幅ごとの種類があって、1.1mm・1.5mm・1.9mmの3種類が置いてありました。
1.1mmのほうが使えるかな?と思っていたけれど、試し書きしてみたところ横線と縦線の幅の差が少ないために、ただの太字のペンのようにも思えなくもない。
これじゃあ「カリグラフィ用」の醍醐味に欠けるような気がしたので、思い切って1.5mm幅のものにしてみました。

帰宅後じっくり使ってみたところ。
これは驚異的にお気に入りになりつつあります!
書くのがこんなに楽しいペンだとは思わなかったです。
いままで、単に太字のペン先って、ちまちまとぎっしり書くのが好きな私にとってあまり必要じゃなかったんですが。
このカリグラフィ仕様だと、ものすごい存在感のある線なのに妙に文字がまとまるんですね。
特にやっぱり、英数字やカタカナなどの曲線の多い字が書きやすい。
ペンを走らせながら(ほんのちょっと)「デザインしている」感覚が楽しいというか...。
この幅のペン先なので、使用するインク量も多いため、とても滑らかに書けるのも気持ちがよい理由のひとつ。

ノートの内容タイトルや、ページ番号、日付などを記すのに使うにもいいかもしれない。
(ナンバリングマシンや日付スタンプへの物欲がこのせいで少々薄れました..)
ToDoリストとしてロディアに箇条書きすると、紫色の方眼線などほとんど圧倒できる強さを発揮する線の字に。
「忘れたくない(と主張する)」メモ用途にもこれは向いてる気がするなあ。
資格とか受験勉強用の書き取り(?)なんかにもいいんじゃないかしら。

購入時にくれた、ラミーの青カートリッジをそのままつけて使ってますが、くっきりと太い線をみていて、やはりこのブランドの青インクは美しい色。とあらためて惚れ惚れしました。
青としては深いほうなのだけど、ほんのわずかに紫が入っている感じの、高級サファイヤブルーというか。
もともと、モールスキンのようなインクを選ぶ難しい紙に対しても滲みも裏写りもないので(これだけ太く書いてもほとんど無し)すごく重宝しているので、ボトル入りでも入手して、ある程度ヘビーに使いたい万年筆にはほとんどこのインクを充填しているのですが。
便利なインク消しもあるし。

こんな特殊な形状なので、お尻が重いように見えますがプラスチック軸なので全く気になりません。
デスクペン的に後ろが細くすぼまっている軸なんですが、ちゃんとキャップもはまるように作られているんです。
クリップの金属も含めて、各所の赤いパーツが効いているデザイン。

そう、このペンはおなじみのラミーサファリ万年筆とパーツの互換がOKなのもかなりの魅力なんです!
キャップをとりかえっこしてツートンカラーのペンにしたり、逆にJoyのペンをサファリの軸につけかえて、ペンケースに入る(笑)携帯用として使ったりとか。
このしっぽの長い軸を、いつものサファリのペン先で使うこともまた楽しい。
パキッとした原色ラインナップのサファリなので、不思議と、どの色と組み合わせてもレゴから出ている万年筆(?)みたいな楽しい見た目になるわけで。

コンバーターも、サファリ用のものが使えます。
ラミー青を使い続けるなら、まだひと箱分のカートリッジがあるのですけれど、さすがにインクの減りが早い...そのうち壜から吸い出すときのために、一緒にひとつ買ってあります。

伊東屋には、この、サファリ仕様のJoyだけでなく、金属キャップ(シルバー+黒グリップ)のアルスター仕様のJoyも売ってました。
軸全体がゴムのような素材で覆われており、持つとちょっと太く感じます。
あとの作りは同じ感じですが、やはりデザインのかっこよさは赤グリップのJoyだと思います。
サファリよりさらに1000円安いのも魅力!


そんなわけで、すっかりこのペンでいろんなことを書き付けては悦に入っていたわけですが、これ、カリグラフィ用だからこうなのかわからないんですけれど、「水平に」ペン先が切ってあるのが、スピード早めで書いてしまうと、線の途切れなどを起こしやすい。
紙にペン先全部が当たらないからなのかも。
私の持ち方にもよるのだろうけれど。(昔からちょっと左に回し気味に傾けて書く癖が有。)

このペンを使うことで思い出したのだけれど、万年筆のペン先は、いわゆる太字・中字・細字といったくくりの種類だけでなく、傾斜中字や傾斜太字といった、「傾斜」というオプションがつくものがあります。
特に珍しいものではなく、代表的な万年筆ブランドのはこの仕様のものがあるペンが多いようです。
確かに、欧文筆記体などはとくに、こっちのタイプのほうが太さにめりはりがついて綺麗に書けそう。
(OM,OB等と、太さをあらわす字の前にO(Oblique)の字がつきます。)
これもいわゆる「平べったいペン先」なのですけれど、文字通り、斜めに先が切ってあるために、筆記時にきちんと紙と密着するようになってるんですね。
いわゆるマーカーペンのような形状だと思っていただければ。
そうそう、カリグラフィタイプの極太のものは、「ミュージック」という名前でも知られています。
楽譜を書くのに都合がよいということで。なるほど。

そんなわけで、自分が太字のペンを買うときがあれば、今度はこっち系のペン先にしよう!とかなりウキウキと決意している次第です。
万年筆は、インク流量が多いので滑らかにペンが走るため中字以上で買った方がよい、とはよく聞くことなのですが、それにはどうも納得できなかった私。
実際、そこそこ高額なものでも、極細やせいぜい細字程度で買い続けています。
でも、こういう楽しい書き心地のペンなんだったら、「ヘラ状ペン先」も悪くないなあと。
Joyのような廉価万年筆で判断するのはよくないかもしれないけれど、いつかきっと、それなりの値段の「こういうの」を買ってみよう...とさらに文具オタクの夢は膨らむのでした…

ラミーJoyは、あまり見かけたことがないので伊東屋専売かと思っていましたが、信頼文具舗さんで取り扱っています。
解説や拡大写真もわかりやすいのでぜひ見てください。
この、ひときわ長い軸のせいで、ペン立てに差しておいても存在感抜群。
おしりが細いから、ペン立て内が混雑していてもざくっと差し入れやすい。という利点もこっそり。

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2005.08.26

新しい電車に乗ってきました。

昨日、ご主人が午後から仕事で東京に行くというので、これはもう、開業したての電車に乗るチャンス!ということで、(スケジュールより好奇心に負けて)くっついて行きましたよのレポート。
tsukuba expresstsukuba express

駅はかなり混雑していました。
地元の人々の間にもやはり、なんとなくお祭り気分な雰囲気もあり。
ま、あと1週間くらいはいろんなところをカメラで撮りまくっても(どこの駅でも、そんな人でいっぱい(笑)だったのでした...)奇異な目で見られないだろうということで。

切符をいちいち買うのが面倒だったので、まずは5000円のパスネットを購入。
専用の絵柄がついてます。
パスネットは初めて買いましたけれど、これ、東京の地下鉄にも使えるから便利ですね。
そもそも1度の往復運賃で半分いっちゃうので、すぐに使い切りそうだけど。

危険防止のために、ホームの方にも電車のドアと連動する壁付のドアがついてます。
駅も車両も、真新しいそして清潔な...香りが充満していて気持ちがよい!
椅子も座り心地良かったです。
(一部ながらノートパソコンの置き場までついているとかいう向かい合わせの席じゃなくて、今回はロングシートのほうに座りました。)

秋葉原までの快速だったんですが、もう、スゲースピード速いですよ。
駅出たらすぐ最速になるって感じで。
トンネルにぐぉーっと突っ込むと耳がきーんとなるくらい。
以前は高速道路使ってもウチから30分はかかってた場所がいきなり10分弱くらいで到着しちゃってオロオロ。

あと、レールの継ぎ目間隔が相当長いから、らしいんですけれどとにかく揺れが少ないので快適。
私にとって電車のよいところは、車中で読書ができるということ。
バスのなかで活字を読んでいると1分くらいで目(と、胃が)がまわってくるわけで。

ふたりでキョロキョロしている間に秋葉原についちゃったよという感じ。
通勤する人にはホントにラクだろうなあ、この電車。
もちろん駅構内はぴかぴかで巨大だったけれど、ずいぶん深い場所にあるみたい。
エスカレーターをのぼってものぼっても地上にたどり着かない…

そして、パスネットに引き続き、とうとうSuicaも買っちゃった。
一気に文明の人だ。
(ホラホラそこのキミ、笑わないように。)
ご主人いわく、自分だけ切符を買うために人を待たせてしまうのが申し訳なくてイヤだったとかで。
...私も、たまに都内で友達と待ち合わせるとそういう状況だったんでまったく同感ですよ。
これってパスネットよりさらに便利じゃないですか...ペンギンかわいいし。
パスネットと違って、残金なくなってきたら自分で入金もできるから地球に優しいし..。
というわけで、すっかりお気に入りです。
改札口で、素早く通り過ぎる他の人と違って、びくびくと丁寧にカードを押しつけている人間がいたら、それは私です。

というわけで、私は有楽町でひとり降りたのですが、銀座の買い物が1時間圏内だなんて夢のようです。

ちょっと出かけてすぐ帰ってくるつもりだったけれど、もちろんそんなことで済むはずがなく、デパート・伊東屋・アップルストア等々ぐるぐる。
今回は、物欲リストにチェックしていた気になるモノ達がどんどん目の前に現れてしまうという現象により、いつのまにかすごい量の荷物が腕からぶら下がってます。
詳しくはいずれ後述。...頑張って働こう...
Flickrのほうにもどんどん載せようかと思っているよ..。
そんなわけで、台風豪雨のなか、夕方、意気揚々と帰ってきました。ああ楽しかった。

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2005.08.22

あと2日で発車。

24日に開業だけれど、定期券などが買えるエリアまでは開放されているとカマタさんのブログで知ったので、外出ついでに激写してきました。
売店なども品出し真っ最中。まさに開店準備。

秋葉原まで1150円。(快速で45分。)
電車運賃としては高いなあと思うんですが、実際、遠いんだから仕方ないですね。
都会への便利な足ができるのは有り難い。
各方面からの各種お誘い、お待ち申し上げております。

Tsukuba stationTsukuba station
Tsukuba stationTsukuba station

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2005.08.17

このシャープペンはおすすめだ。

Faber-Castell Basic mechanical pencil結局、週末いっぱい風邪が治らず、微熱と酷い咳が止まらなかったので参ってました。
動けないわけじゃなかったので、最低限の家事はやっていたのですが、なにもやる気が起きなくて困りました。
片付けること、とりかかること、そろそろ沢山ひかえていたので。(しくしく)

そしてふと冷蔵庫の奥に見つけた、にんにく卵黄カプセル。
香醋のカプセルと共にやずやから取り寄せたもので、一時期熱心に毎日飲んでたんですがいつのまにか個人的ブームが去って忘れ去っていました。
袋に残っていたのは3粒(一日あたり推奨摂取量は2粒)だったのですが、風邪薬と共に一気飲み。
翌朝、明らかに「治ってる...(゚∀゚)」と起きた瞬間自覚しましたね。
いやーびっくり。
たまに飲むからいいのかもしれないけど、とにかく薬として重宝しそうな気がしたので追加注文しちゃいましたよ、奥さん。
べつに、こういうのは飲んだからといってにんにくくさくなるわけじゃないので何かと安心だし。

これはきっと、いまだに時差ぼけの延長だと思うのだけれど、すごく健康的な生活リズム(真夜中にちゃんと寝て、朝にちゃんと起きる)で暮らしています。
夕方にうっすら眠いのを我慢すれば大丈夫。
これは、直らないで欲しいなあ。


先週の前半、どうしても銀座に行く用事(いずれ盛大に後述...)があったので、体調不良になりはじめたのをあえて我慢して都会を歩き回ったのがマズかった第一原因でもあるのですが。
とにかくその日、なんとか用事が済んだので、閉店30分前くらいの伊東屋にちょっと寄ったんですね。
コレしか時間がないと、なにかをじっくり眺めて購入、というような余裕がまったくないわけですが、財布の中にけっこうメルシー券(購入額に応じてもらえる伊東屋の金券)があった...といってもかき集めて数百円...のを思いだしまして。
せっかく来たのだから何か買って帰りたい!と激しくウロウロ。
それでようやくレジ横カウンターに束で置いてあって、手にとるとピピっときたのが写真の、ファーバーカステルの「ベーシック」というシャープペン。
1000円定価ですが、メルシー券でだいたい半額近くで買えました。

以前、1.4ミリ芯のエモーションを買ったことを日記に書きましたが、この、ベーシックはけっこう長さも太さもしっかりとある、似て非なる(イトコくらいの関係の?)デザイン。
ちなみに芯径は0.7ミリです。
特徴は、大きさの割にとにかく軽い!ということ。
茶色い部分は木、黒い部分はプラスチックでできています。
軽いぶん、紙の質感が芯を伝ってすごく手に伝わってきて、心地よい。
0.7ミリ芯という細さなのにショリショリと減っていく摩擦感も、この重量の軸じゃないと味わえないんじゃないかなあ。
字にも絵にも万能な書き心地なのでこれは相当気に入りました。
正直、ちょっと前に通販で買ってみたラミーのスクリブル(重量タイプ)よりキモチイイかも。

木の部分、シダー材(ヒマラヤ杉)という素材だそうですが、つかっていてふわっと木のよい匂いがするんですね。
昔懐かしいエンピツの香りというか。
そのあたりもなんとなくいいじゃないですか。

とにかく、軽めの筆記具が好きな人にはこのシリーズ、おすすめかもしれないです。
プラスチック製ですがクリップも大きくしっかりとしているし、すべりどめ加工のグリップもよく効いてます。
贅沢な気分で普段使いするにはすごく良いタイプかと。

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2005.08.13

風邪ひきながら電話あそび。

abc世間はお盆休みなんですね...。
昨日の私はまるで蛇口状態の鼻の穴に困っていましたが、なんとか回復してきました。
今日は中学時代までを過ごした仙台で大きな同窓会があるんだけれど。
(とりあえずネット上の再会で)大勢と盛り上がっていたわりには、あるときから急に行けなくなる予感がしていて、やっぱり的中してしまった。
まあ帰国直後の体調ってだいたいいつもこうだからなんですけど。
早く治らないかなー

ところで、世間で大好評なITMSだけど、私が聴きたいと思う歌ってことごとくソニー系列のヒトだ。
買おうと思って誰を検索してもぜんぜん上がってこないので興味が失せまくり。
どうにかならんものでしょうか?

京ぽんいじりもなかなか楽しいです。
使いこなしに関するあたらしい便利情報はタチコマのように知識共有するのが我々の原則なので、急速に知恵がついてきました。
こういう電話自体があまりにも未体験だったのでどうなることやらと思ったけれど、わりと大丈夫だった!
ご主人にすすめられて、携帯万能15というソフトを買ってみました。
一応、付録で簡易版こういうソフトもついてきてた(「携帯マスター15LE」というやつ。電話帳管理ができる。)ので要るのかなあと思ってましたが。
これ、ケーブル等がセットになっているタイプ(パッケージ写真がなぜ愛玩犬たちなのかは謎。)は結構するんですが、ダウンロード版ならば2000円くらいで済むお買い得品。
他の携帯がどうなのかわかりませんが、京ぽんのPC接続ケーブルって、デジカメつなぐのに使う普通のUSB線だし。

今回購入した携帯万能15は、なにより、京ぽん完全対応(要アップデータ)である上に、WinとMac(もちろんTiger対応)のハイブリッド版なのが、環境として非常に有り難く、心強い!
私はとりあえずWindows版で使っているのですが、最初の、USBドライバを入れる時点で何か間違ったらしく、デバイスマネージャからの削除だの入れ直しだので難儀したんですが、それを乗り越えて「開通」したらもう、恐ろしく便利なソフトであることに気づきました。
電話機のほうでぽちぽちとやるのが面倒だった、あらゆるものごとのデータ管理とバックアップが出来るんですねえ。ほうほう辞書登録管理まで。
(この程度のことにいちいち新鮮に驚いている私を許して...)

あと、便利ツールというグループに納められたソフトたちがなかなかよいです。
PCをキーボード代わりにして文字が打ち込めるやつとか、着メロを作曲して送り込めるやつとかetc。
しかし今後一番自分が使いそうなのは「万能画像編集」というやつ。
待ち受け用の画像を作れます。
作画もできるけれど(まあそれは使わないとしても)、既存の画像をウィザード形式で自由に縮小・トリミングしてかき出し、そのまま電話の中に流し込めると。
これでようやく、自分が仕事で作った待ち受け画像を、ほんとうに電話の中で眺めることに成功~(涙)
さっそく気に入っている作品をあれこれ選んで格納。
iモードやau等の携帯電話むけのサービスです。かなりの高解像度で作ってますので迫力のキラキラ宝石画像(など)が楽しめますよ。基本的に「護符」としてのイラスト集なのでテーマもいろいろ。
あとは、自分のPC用壁紙としてコレクションしている画像たちも、QVGAサイズにトリミングしつつ準備中。
パターンタイルも並べて待ち受けに出来るんですね。ほほー。
いやー楽しいですねえ。
各社むけのサイズ刻みがあるし..等々いままでも躊躇してたんですが、待ち受け画像の配布とか、ちゃんとやろうかな。
(アイコン以外の素材群のラインナップ整理も含めた方面で、微妙にサイトリニューアル計画中。計画してるだけ。でも更新が実際止まってるのが気になる..)
京ぽんはブラウザがOperaなんですが、一応こちらもネット見放題な料金なので。
(サクサクとは言い難いが実用には十分な速度。別料金でもっと速く仕立てられるみたいだけれど、今のところ不要か。)
あらゆる携帯向けコンテンツというのもはじめての体験なので、こちらも新鮮に興味津々。


そうそう、いわゆるケータイストラップですが、そのうち「ちゃんとした電話」をもつことができたら、ぜひ買おうと思っていたのが、近所のパワーストーン屋さんにたくさん売っている、水晶などのビーズで出来たもの。
キラキラしていて種類もたくさんあってとてもかわいい。
でも、よく考えてみると、相手は石なので、電話機が傷だらけになる恐れ有り。
京ぽんフタ表面の渋赤色だけでなく、マットなつや消し塗装がかなり気に入っている私としては残念ながらたぶん使えないかも。
とりあえず、今までのPHSにつけていたゴム製のロディストラップを継続使用中。
(逆に、トイ・ストーリーのエイリアンたちのストラップは各種売るほど持ってるけど、彼らの突き出た眼球がすぐに擦り切れてくるのが申し訳なくて使えない...あくまでもグリーンプラネットにおける展示用。)

この電話機、問題があるとすればやっぱりカメラ性能ですかね。
撮影したものはある意味トイカメラっぽい空気感で、というとカッコイイ響きですが、11万画素だものなあ。
手ぶれ癖の私の撮影技能では正直ナニがなんだか...な画像を量産しまくりで厳しい。
モブログ仕様の写真日記などには向いてない気が。(私には。)


アメリカの、というよりLAダウンタウンのしかもシーグラフ出席者中心、という極めて狭い世界を毎年観察してきて気がついたけれど、今年は飛躍的に皆さんの携帯電話が進化している気が...。
PDAのようなカッコイイ四角いタイプのものを持ってる人が多い!フルキーボード付も珍しくない。(ほ..欲しい...)
聴講中でもささっと取り出して着信確認してはぷちぷちとメール打って..な動作をしている人もちょくちょく見かけたし。
ダウンタウンのショッピングモール内の、いわゆる携帯ショップみたいなところでもイチ押しで宣伝されてたし..。
あの、日本では一度も聴いたことのない、しかしアメリカだとみんなコレに設定してるのかと思うほどきこえまくっていた、ちゃららーら・ちゃららーら・ちゃららーらーらー♪という定番メロディも減ってきた。
ちゃんと着メロにしているヒトすらいたよ。

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2005.08.11

京ぽんに変えました。

our new cellphones-------------------
旅日記、7月31日分: シーグラフ1日目の記録。を書きました。
よろしくどうぞ。
超スローモードですいません。
期間中の写真セットはここです。

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荷物片付け終了直後のここ2.3日でどっと体調を崩しております。
冷房からきたいわゆる夏風邪というやつかと..。
アメリカで酷寒なほどのクーラーに耐えられたのに、うちに帰ってきてコレだよ。情けない。
熱は微熱程度に下がってゴハンも作れるようになったのですが、いまくしゃみと鼻水が止まりません。
困った困った。
荷物以外にももちろん、さまざまな片付けるべき用件が行列している、はずなのですが、まあ気が抜けちゃったんですかね。

と書いている途中に!
オンライン申し込みしていた新しいWILLCOMの電話機が届きましたー。(二人分。もちろん請求書は別ですよ。)
そう、いわゆる京ぽんというやつ。
なんか、ちかぢか新機種が出るとかいろいろ話が出ているけれど、手軽そうだし最初はこれでじゅうぶんいいじゃないかという結論に達し、(一度はFOMAにしようとかいう話で盛り上がってもいたけど...)しばらくコレでいくことに。

だって、そもそも私は電話で(電話番号以外の)文字打ったことないんですよ。
携帯メールはもちろん、ネットなどまるで未知な世界。ちょっとちょっと、カメラまでついてるわよ奥さん、な感じ。
こんなんでよくも待ち受けイラストの仕事なんかやってられるよなあ。
(なにしろいままで使っていたPHSはコレだ!!喋るだけならなんにも不自由なし。)

というわけで、今回は劇的なバージョンアップをはかってみることにしました。夫婦で。
もうすぐ電車で簡単に都会に行けるようになるし、大人として、そろそろ文化的なことも知っておかないといけないような気がします。
いろいろ定額な支払い設定(「ウィルコム定額プラン」+「リアルインターネットプラス」)にしたので、まずはいろいろやってみようじゃないかと。
開箱後、早速充電器にセットし、ぶ厚い説明書を読み始めた夏の日の午後。
よーしとりあえず「京ぽんの本」とかも買っちゃうぞー。
(なんかいろいろできるようになったら電話番号とかお伝えしますね<関係各位)

も、もしかして、私も京ぽんバナーabcとか、貼れちゃうんですか?ドキドキ。

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2005.08.09

旅の途中の文房具。

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旅日記、7月30日分: LA到着翌日の記録。を書きました。
よろしくどうぞ。
このペースだといつ終わるのか?
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travel diary荷物類はほぼあとかたもなくなり、8日分の洗濯も、乾いた物がすごい山になっている状態。

今日(8日)は夕方から外が真っ暗に。
ものすごい雷雨になったので悲しくなり、電源ひっこぬいて寝てしまいました。
(注:時差ぼけがなおってないだけです。いつもこんなじゃないよ!!)

旅の間中、役に立ったのは無印良品の20枚綴じA5ノート
ページ数も少なくて軽いから、今回限定の記録スクラップブックとして。
A5サイズなら気軽に持ち歩けるし。
とにかく、今後も1冊ワンテーマのノート(しかも74円~)として大活躍しそう。

最初の数ページは、買い出しメモを書いたり、出力した荷作りリストを貼りつけて旅前のチェックにつかっていたけれど、到着その後は毎日、寝る前にその日分のレシートだのレストランに置いてあった名刺など、こまごました資料をひたすら貼付。
もちろん、ポーチのなかに必要文具コモノ一式入れて持ってきてます。
(糊は、コクヨのドットライナーが最高に使いやすい。
いままでのテープ糊の使いにくいストレスどころを全て覆す傑作ですよ。
このきもちいい使用感は、貼りもの好きな方々には必須アイテム!)
レシートにはたいてい、買った物や食べたものが一緒にプリントしてあるから、機械的に毎日貼っていくだけで、それなりの記録になるんですね。
出費がわかるだけでなく。
こまごまと書き連ねる時間はとてもなかったけど、とにかくこの、毎日のスクラップはいま見返しても貴重な記録帳。
来年も同じノートで作るぞー。
2穴あいてるからいつかこれらが何回分か溜まったらバインダーに綴じられるし。(いつのことやら。)

このノートの他に普段、移動と共に持ち歩いていたのは、モールスキンのMemoPockets。
レシートや後日の精算用の領収証等、こまごま分類して放り込んで整理できる。
(その他名刺や付箋なども常備。)
丈夫なのに、紙製ならではの軽さがこれまた重宝。
ちなみに、星形シールは私が勝手に貼ったものです。
若い子向けファンシーショップに入り浸ってはキラキラとかわいいシールを買ってくるのが最近は楽しい。
(LAでもちょっと仕入れてきた。)
モールスキンのいちめん真っ黒い表紙をこういうもので飾り立てるとがらりと雰囲気が変わります。
これ、けっこう癖になりそうです。

フクロウのプラスチックのしおりは、Bordersという本屋さんに寄ったときに買ってきました。
ノートに貼ってあるレシートを調べてみると、3ドル50セント。
(うわっ高っ。せいぜい2ドルくらいかと思った。と今気づく。)

もちろん、ロディアメモは大活躍しましたよ。
どこに行くにも、先日みつけたミニサイズのボールペンといっしょに持って歩いてました。
たぶんこれからもそうなるでしょう。
(一週間で表面にだいぶ傷が付いたのでクリーム塗ってお手入れ済み。
こまかい凹みだけはどうにもならないなあ。)
会場内ブックストアでみつけて欲しいと思ったCG関連本とか(割引されているとはいえ、全部買ってたら重くてとても日本に持って帰れないから。)、かわいいアクセサリーのデザインとか、帰国したらやろうとひらめいたこととか、なんでも記録!
で、そのメモも本来ならノートに清書するべきだけど、そんな暇なかったからそのままスクラップ!
(そして帰国後自分の字がところどころ読めなくて泣くことになる。)

このペン、青インクの発色の良さが相当気に入りました。
深めで濃いのにくっきりとした青。
ロディアの紫の方眼に全く負けてない強さがあります。
コレをお手本色にして万年筆用の青インクを捜したいと決意したほど。
ラミーよりぐっと明るめ。
乾くのはちょっと時間が掛かるかインクかもしれない。
カバーの内側の革に点々と薄青い模様がついてしまった~。
でも、それもなんだか使っていくうちの味に思えて妙に気に入ってたりする。

というわけで、これが旅中の文具事情でした。
けっこうペン・鉛筆類や大小複数のメモ帳は持って行ったけど、結局使ったのは上記のアイテムだけ。
そんなもんなんだよなー。覚えておこうっと。

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2005.08.07

LA旅日記特集用目次(主にSiggraph2005)

<<日々へのリンク。 2005.7.29-8.5(現地時間)>>

LA到着しましたの記録。

LA到着翌日の記録。

シーグラフ1日目の記録。

シーグラフ2日目の記録。

シーグラフ3日目の記録。

シーグラフ4日目の記録。

シーグラフ5日目の記録。

帰国しました!

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★★滞在中撮影の写真:全170枚はこちら。★★(flickr)

SIGGRAPH2005 LosAngels - a photoset on Flickr

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2005.08.06

帰国しました!

夕方、無事に帰国しましたー。

LAの空港、JALのターミナルはそこそこ美味しい日本食のスタンドがあるんです。
パック寿司ながら、カリフォルニアロールとかお気に入り。
それで、朝ご飯ぬきで早めにホテルを出発したのですが。
空港の出国検査なんですが、トランクをX線(おそらくかなり強力)に通した後、係の人がカートに乗せて航空会社のチェックインカウンターまで運んでくれます。
といっても、親切でやってるわけじゃくて、荷物にちょっとでも近寄ると「触っちゃダメ」と言われます。
(検査後の封印シールを破ってでも)後からあやしぃものを荷物に入れちゃうことを防止しているようです。
まあとにかく、シーグラフで貰った書類系ですさまじい重量のトランクになっていたので、どちらかというと、助かりましたありがとうございます..の感じでした。

機内ではずうっと「皇帝ペンギン」を観てましたよ。
画面をなでたくなるほどカワイイ。
でも、ペンギンはもっと「寒い」とか「ハラヘッタ」とか、せいぜい「いま海から帰ったぜ奥さん」レベルのシンプル感情で生きているはずなのに、ちょっと格調高すぎのポエムな台詞(フランス語だからますます高尚に聞こえる...)を当てまくっていて変な気がする。
そのへんの作為的なところが好きずき分かれるんじゃないですかね。

何度も繰り返してみているとだんだん環境ビデオみたいに楽しめるようになってきました。
まあ、よい映画だと思います。

そして定刻通り成田着。
あまりの蒸し暑さに飛行機から出た瞬間にくらっときました。
(LAのときは、日陰に逃げればかなり体感気温が違ったのだけれど)もう日本はどこに隠れてもおんなじなのだと思い出しました。

そして、時差ぼけによる眠気にぼーっとしながら我が家の玄関を開けると。
そこには信じられないくらいに熱い空気が溜まっていました。
まるまる1週間閉め切っていたせいで、壁なんかも触るとホカホカしていて、クーラーをつけてもいまだになかなか空気が冷えないんですわ。
(でも、観葉植物たちはぴんぴんと元気だった!)

数時間で一気に夏バテた感じですが、なんとか明日から頑張っていろいろ片付けていかないと。
観光から帰ってきたわけではないので「別世界」のギャップは全くないんですが、いままで美味しいものを食べ過ぎたので、そのあたりを絞っていく日々にもしていかないと。

日々、撮り溜めた写真がたくさんあるおかげでなんとか生存証明もできて、Flickerも便利だよねえと感心してます。
結局、書く暇がなくて空いてる分のひづけの旅行記録は、なんとか少しづつさかのぼりつつ足していって完成させますよ。
ホント、今年はぜんぜんボンヤリ遊んでる時間がなかった。なんでだ。

ここ一週間、モバイルマシンのちっちゃな画面を毎日眺め続けていたので、デスクトップのディスプレイの大きさに、目がびっくりしてるみたい。幸せー。
この「初心」を忘れないようにしたい(笑)

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2005.08.05

シーグラフ5日目の記録。

<<8月4日の記録>>

というわけで、閉幕しましたシーグラフ2005.
今年は、だらだらしたり遊ぶ時間がほとんどなかった替わりに、本当に得るものが多かったし目指すものを確認できた感じ。
旦那としても、(指導するチーム内で数えて)4件ほど発表ができたのでまずまずの成果だそうだけれど、もちろんもう次の準備で脳みそが忙しそうw
私自身も、名前をクレジットしてもらえるくらいは(笑)大きな立場で協力するのがひとつの目標。
今まではミジンコ並みのミクロ規模でしか手伝えなかったからね。
アート方面ももちろんひとつの登竜門だけれど、学術方面のシーグラフもとても楽しいよね。
いろんな新しい発想がざくざく手に入る贅沢。
ある意味、それを頂いて(笑)いつか何かに役立てたいわけで。
ほとんど見学制覇した今年のアニメーションはというと、フランス発(フランス語をしゃべっていたという基準だけど)のセンスのよさが目立っていた気がする。
もう、一時代のリアルリアルしたやつってほとんど無いですね。
いかにアナログ寄りの、身に染み付いた感性を持ってこれるかが課題になっている感じ。
ますます、ただ器用とか繊細なだけじゃ駄目になってきてますな。
日本人(というか、CG専門学校系の若者たちとか?)の採択率がどんどん減っている理由がちょっとわかる。ような気がする。
あと4時間ほどでたぶんネットの契約を切る予定。
荷造りもしないといかんし。
帰国して、ブログにいろいろまとめられる暇ができるまでmixi日記は開放しておくことにします。
で、これからLAさよならパーティを。
また牡蠣でも食いながらやるか!(゚∀゚)
食べるネタばっかりだね。しかし。
というわけで、皆さんごきげんよう。
各所にコメント入れてくださった方々ありがとうございました。
写真も ここにまた放り込んであります。
(ほんとに便利で助かった、フリッカー!
ブログ書く気力は無くてもこれの更新でなんとかなった点多し。)
そして上の写真は、いつのまにかR2-D2が搭載されていてびっくりした、コンベンションセンターのX-wing。
昨日くらいに突然乗せられたような気がしますよ!!
というわけで、来年はボストン開催!
旦那の昔の職場だった場所なので(一度案内してもらいたいものだと結婚以降思っていた)やっと行けるなあと感慨深いです。
いろいろと、頑張らなくっちゃね。

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2005.08.04

シーグラフ4日目の記録。

<<8月3日の記録>>

朝からSketchなど聴講。
昼はリトルトーキョーのシャブシャブハウスへ。
(去年も行った。ランチの時間を調べようと思ったら検索で一番上が自分の旅日記だったっていうのが哀しかった(゚Д゚;))
Zbrushブースでのデモに間に合った。
席も確保してぼーっとしていたら、自分の真横に立って関係者と談笑している真木蔵人のようなしぶいおじさまが、RickBakerと書かれた名札を下げていてびっくりびっくりびっくり。
相当暗かったのを補正したので画像粗いかも。
3 August--Siggraph20053 August--Siggraph20053 August--Siggraph2005
(右写真:一緒にいるのはAaronSims氏↑)

3 August--Siggraph20053 August--Siggraph2005
(AaronSims氏(右)。配布ポスターは宇宙人ドアップ↑)
すごく緊張したので自分の名前しか言えませんでした..そしたら、To YUMIと書いてからポスターにサインしてくれたよよよよ!
というわけで、その他 frickrに20枚ほど会場にて追加しました。
Pixarは、ポスター配布がなくてがっくりだったのですが、なんと、紅茶缶のデザインのかわいい缶の中に入ったぜんまい式の「とことこティーポット(Renderman Walking Teapot)」を配布してた!
すげえええー嬉しい。かわいいですよ。
コレの写真もアップしてあります。
というわけで、これからSpecialSessionを聴講にいくので。
明日最終日か~。
もうひと頑張り。
帰国後に旅行記書くしかないな。 (追記:それは無理だった。)

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シーグラフ3日目の記録。

<<8月2日の記録>>

Exhibition速報写真、まずは50枚ほどアップしました。

・pixarの配布ポスターが今年はなかった

大ショック

・zBrushでデモをやったカリスマな人に握手してもらってサイン入りポスターもらって夕食の場所(下記に書いたイタリアンレストラン)まで一緒だった

自慢。
この日はmeats meierという方でした。
翌日はさらにすごい大物がデモります。
リック・ベイカー氏とか。
ブースはとにかくいつでも大盛況。
数年前の閑散時代を知っているだけに感慨深いです。
などなど、ネタは思いついたらここにも上げますが、今日は朝イチで見たい発表があるのでこれにて。
今年は時間がたつのが早くてもう...

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Zucca Ristrante LAZucca Ristrante LA3 August--Siggraph2005

去年もそうだったんだけど、コンベンションセンターからもほどよく近いので、LAにいるときは一番足繁く通っているかもしれない、フィゲロア通り沿いのZuccaRistrante
内装も古風ながらとてもおしゃれだし、まあとにかくオイシイ。
味がしつこすぎないのね。
ランチでも夕食でも訪れたけど、また今日もランチで行きそうだ。
比較的高級店だとは思うんだけど、たまにはいいじゃないか。
という感じになりますよ。
とりあえず、我々の場合は1皿を2人でわけるのが正解。
暑いんだから昼からビール頼むのも正解。
(そのあとまじめに夜までお勉強してるよ。)

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2005.08.03

シーグラフ2日目の記録。

<<8月1日の記録>>

ジョージ・ルーカス講演、熱狂の待機中。
「生ルーカス」が喋る場所と隣接した、講演生中継設備のある大ホールにいま居る。
まあ、そういう入場料で参加しているので仕方ないんだけど。
ご主人は今頃、生講演待ち行列の過酷な(1時間前に通りかかったとき既にすさまじい行列だった!)順番待ちにうまく参加できたのか、まだこの大混雑の現状をわからずにどこかの教室にいるのか不明。
で、中継組参加の私のほうは、大スクリーン中央位置の、なんと最前列を確保してしまった。
う・わーい(゚∀゚)
というわけで、あと45分ほど、暇なので他の日記やブログの原稿を書くことにする。
電波状況は良好。
隣の人はiChatをやっていて楽しそうだ。何語か知らないけど。
 ↓
そして。
 ↓
1 August--Siggraph20051 August--Siggraph20051 August--Siggraph2005

生見学組のご主人がしっかりと撮影してました。
やるね(゚∀゚)・・・
flickrのシーグラフグループ
いまのところ12人(この日当時)と少人数ながら皆でせっせとアップロードしてます。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
目撃!ジョージルーカスについて心配な事柄。
実際のところ、プログラム上のSpecialSession開始から約1時間は、別な内容の講演というか解説というか組織への賛辞みたいなものに当てられていて、いよいよ御登場になったときは半分待ちくたびれてました。
前述したとおり、中継講演ながら、まんまと大ホール最前列を獲得したのですが、一瞬振り向いてみると、うしろに千人以上は確実に座っているのがわかるのです。
とにかくすごい熱気です。
生中継組ではもっとすごいことになってるでしょう。
アメリカのテレビショー的な(もしくは「徹子の部屋」的な)演出で、ステージに大きな2個のソファが置かれ、進行役のひととルーカスさんが座っておしゃべりするスタイル。
主に、製作の段取りの詳細とか、制作まわりの組織のこととか、発想の出し方とか、わりとシーグラフ向けな質問が投げかけられていたように思います。
(撮影中のエピソード等の一般人が喜びそうなことでなく。)
しばしばトボけて面白いことを言っては会場も大笑いしてたりしたのですが、私にそういう細かいジョークがわかる語学力はないので、とりあえず、適当にニヤニヤしながら巨大スクリーンで拡大されたルーカスさんをまじまじと観察していたのでした。
とにかく私だけでなく少なからずの(前列の人間が)思ったに違いないのは「こんなに太ってたかなあ」ということ。
見た感じの全身の体格からもわかったことなんですが、とにかく、首周りにたっぷりと、枕のような肉がついていて、胸のすぐ上まである感じ。
(とっさの冗談で笑うことができない代わりに、この肉が、彼が喋るたびにぷるぷると揺れるのをどきどきしながら眺めている私って・・。)
あの、トレードマークのあごひげがあるせいで、「ここまでは顔、ココから下は首」という境界線がかろうじてわかる(笑)んですが、それがなかったら顔がふた周りくらい長く大きく見える~!!
シーグラフ会場特設のブックストアには、いわゆる「ルーカス本」が今年はたくさん並んでいるのですが、それらの表紙の写真を見ていると、この、首周りのラインが巧妙にカムフラージュされているのに気づきます。
スタンドカラー仕様の服を着ていたり、ちょうど影を落としてあったりしてね。
髭って便利なんですねえ。
あと、会話の途中で何度もいやな感じの苦しそうなセキをしていたのも気になったぞ。
「儲かってるといいものたくさん食べ過ぎちゃうんだろうねえ。長生きしてほしいのにねえ。」
という会話が、我々夫婦の一致した講演の感想だったのでした。

明日は、午前はExhibition(開催と同時にまずはpixar studioのポスターをもらうのが最重要事項)、昼はElectronicTheater、午後はZbrushの大御所な人のデモンストレーションがあるとかで、相当ハード(従来比)スケジュールだ。
というわけで、お休みなさい。

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2005.08.02

シーグラフ1日目の記録。

<<7月31日の記録>>

--朝食--
ホテルのパン屋さんで買ってきたクロワッサンやヨーグルトと部屋で作ったコーヒー。
日曜日だと、オフィス街のこのあたりはスターバックスなども閉店なところが多いので不便。
部屋は幸い、スターバックスの豆がコーヒーメーカーに毎日セットしてある。
間違ってカフェイン抜きのほうで作らなければ幸せに。

--会場へ--
ホテルの、フィゲロアストリート口のほうにシーグラフ専用シャトルバス停留所が。
今年は、朝晩は15-20分間隔、昼間でも30分間隔で出してくれるようになった。
(朝夕しか運行しなかった昨年は徒歩通勤が基本だったのでつらかった..)

バスの中からぼうっと外を眺めていると、映画だかドラマだかの撮影風景に遭遇!
おぉおー。さすがLAだねえ。
外はものすごく晴れていて、くっきりと青空。

話題のFull-dome AnimationTheaterに初っ端から出かけてみるものの、なにやら遅れが出ているようで始まる気配なし。
とうとう「Sorry」の看板が出たので諦めて他の場所を見物に出かける。
おそらくプラネタリウム的な劇場なんだろうなあと思うが、かなり小さい、テントのようなものだったのでちょっと拍子抜け。

会場内の無線LAN感度は非常によく、ポイントもたくさん立っている模様。
(ホテル内の無線LANはちょっと弱めだった。
頭上にパソコンを掲げたりすると復活したりとか。←へんな宗教のようで相当おかしい。)

スターウォーズX-wingが展示してある方と反対側の入り口には、火星探査機(のようなもの)が展示されてました。
こっちもかっこよかった。
31 July--Siggraph2005Fulldome火星探査機

午後からはじまるEmergingTechnologiesの出展者による説明会や質疑応答会があるというので出席。
(相変わらずEmergingTechnologiesは日本の大学研究室や企業の占有率が多し!)
便利だからぜひとも社会的に実現したらいいのにと思うのから、???なからくりまでいろいろ。


--昼食--
フィゲロアストリート沿いにあるショッピングモール、7th + Figも小さな店のいくつかは閉店だったけれど、地上階にあるCalifornia Pizza Kitchenへはじめて行ってみた。
混雑してて、この活気がいかにも美味しそう。
30分待ち、くらいだったけれど、そのあいだモールの方をぶらぶらしてつぶすことに。
チェーン展開しているっぽい、気軽なイタリアンレストランという感じだったけれど、これがまた、なかなか美味しかったのだ!
レモンをたっぷりかけたイカのフライとバドライト(グラスがキンキンに凍ってるよ!)は天国のよう。
あとは、ミートソースのパスタをシェアしておなかいっぱいに。
ピザとかサラダも美味しそうだったけど、とにかくひと皿が食べきれないくらい多いんだよ~。
いわゆる「昼ビール」な毎日でもびくともしませんよ私は。
ビール壁画

フィゲロアホテルの横壁のペインティングは、毎年の見もの。
今年は、ステープルズセンターで開催準備中だったX-GAMESにあわせて、スケボー界のカリスマなひと(たぶん)の肖像が描かれていました。
細長いフィゲロアホテルにあわせて、缶(ビン?)のラベルのようなデザイン。
根本に近寄ってよくみると、ちゃんとハンドペインティングであることが記してあります。
道の向こう側のビルには、ナイキによる、やはりスケボーなお洒落イラストが。


--再び会場へ--
会期中は基本的に個人行動なので、AnimationTheaterや、EmergingTechnologies(夏休み中日本でも展示されるみたいなので、もうこれは自由研究(少なくとも絵日記)ネタにはぴったりかと思われるのでぜひ。)や、ArtGalleryなどへもくもくと。
こんな便利なリポート集があった(しかも日々増えている..)ので詳しくはここを読みましょう(笑)
と、どんどんリンク。

MYCOM PC WEB (siggraph emerging technologiesで検索)

それにしても、AnimationTheaterはすさまじい冷房ぶり。
とてもじゃないが居座ってまとまった数を観ることができない。
Exhibitionがはじまる空いてる期間で制覇したかったのに。
ジャケットや長袖シャツももってきているけれど、そもそも足が、ジーンズ一枚の厚みじゃ耐えられないほど冷える!
期間中、よく病気にならなかったものだ。

夕方から、大ホールでFast-Forward Papers Reviewを見学。
シーグラフでの論文発表が次々と(本人によって)プレゼンされる面白いショーのようなもの。
1件あたりの制限時間がほんとに僅かで、ベルが鳴って次のひとと交代、みたいな忙しさのだけれど、たいていはプレゼンスライドを見せながらすさまじい早口で概要を喋り、ぜひ聴講してね!で締めに。
でも、「受け狙い組」がすごく面白い。
スライドを見せながらひたすらお菓子をボリボリ食べるだけの人、服を脱ぐ人(もちろん男)、寸劇をやる人、すべてラップ調にしてうたいあげて喝采を受ける人、などなど。
内容はみんなすごいんだけどね。
シーグラフで発表されることって、明日のCGのからくりを変えるってほどの先端だから。憧れー。


--夕食--
夕方はすさまじく眠いけど、ここは我慢。
外に出ても日曜はやっているところが少なく、それなりのところは結婚式パーティなどで貸し切りだったり。
ということで、またもやロビー階のちいさなレストラン(でも旨いのよ結構)に戻る。
ジントニックとか、フライとか、オニオングラタンスープとか。
飲み会みたいなメニューだけれど、体力もついて、あとは気持ちよく眠れた。

去年から始めたんだけれど、各自が毎回使えるくらいのまとまった量で、いろいろな種類の入浴剤を買い集めて持ってきている。
家ではまったくこういうことをやらないのでささやかな贅沢!

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LA到着翌日の記録。

<<7月30日の記録>>

--朝食--
ホテルのビュッフェ。
コックさんの焼いてくれるチーズ入りオムレツが美味しいのだ。
(というか、いちいち指定が面倒なのでいつも「材料全部入れてください」と頼む。)
その他、サーモンや果物やパンケーキやシリアルなど。
朝からすごい量を食べまくるのでこういう日は昼食がまったく要らないわけで。

--観光(のようなもの)--
シーグラフの日程の前に他所への外出をもってくるのはけっこう初めてな気がするが、後から考えるとこのほうが時差ぼけが治りやすいような気が。
日光をたっぷり浴びつつ適度な運動が出来るから?
もういいかげん、2年連続で訪れたユニバーサルスタジオは飽きたので、今年はゲッティ・センター(The Getty center)へ行ってみることに。
しかも、地元の路線バスを乗り継いで行こうかと。

ホテルのカウンターの人に地図やらバスの番号やらを丁寧に教えてもらったものの、方向感覚というものが恐ろしいほど無い我々はまず、最初に乗り込むバス停へたどり着くのに迷いまくる(泣)

---行き方メモ---
・Westinからは、5thStreet沿いのOneBunkerHill横(中央図書館の前)のバス停から、720番のバスが来たらそれに乗り込む。
・そのままWilshere通り沿いをバスは走っていくのでWestwoodというバス停で下車し、ちょっと歩いてハリウッド方面への交差点を曲がったところのバス停で、761番のバスに乗り換える。そこからThe Getty Centerで下車。
・当日限りでどの路線でも使えるDayPassが便利。ひとり3ドル。
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ダウンタウンの大都会を抜け出して、生活感のある郊外の風景を眺められるのはとても楽しい!
バスの中から、だけど。
生活ぶり(というか、自分が住むんだったらどんな感じだろう等..)などを想像するのが趣味に近い。

買い物観光地として名高いロデオドライブは一瞬で通過。
大きなブルガリやグッチがきらきらと通過!

The Getty CenterThe Getty CenterThe Getty Center
ゲティ・センターは、建物や庭園や美術品がいっぺんに楽しめる、すごく面白い場所。
レンブラント展をやってました。(ここだけ大混雑。)

日本では絶対見られないほどのくっきりした青空の下、空気はサッパリと乾いていてきもちいいのだけれど、とにかく日差しが強いので帽子もってきてヨカッター。
帰りはタクシーでホテルまで。
大音量でクラシックをかけるごきげんなロシア人(たぶん。)のおじさんが運転手。

--夕方--
時差ぼけのため部屋で2時間ほど気絶。
ホテルからのシャトルバスに乗ってコンベンションセンターへレジストレーション。
ちなみにシャトルは今年は昼間も運行されるようになった!去年は不便すぎたので当然だ!
ホールの入り口のひとつに、なんとスターウォーズのX-ウィングが展示されてる!
レプリカだったよね?と思ったけれど、とりあえずちゃんと出演者のサインまで機体に有り。
記念写真スポットになってた。

今年のレジストレーションは、(いままでどおりパソコン手打ち式のエントリーである他にも)既にオンラインで支払いをした後に印刷した紙についてきてたちいさなバーコードを読み取らせると、ピピっと認証されるという新システムも導入されてました。(要ID。パスポートのコピーとか。)
奥の方でバッジを印刷してセットしてくれるので、受け取った後、重たいパンフレット類を受け取りに移動。

2006年のボストン開催PR用のカウンターもできていたので、早速ポスターとピンズを頂く。
ピンズは、「2B0ST0N6」というデザインになっていて、なかなかカワイイ。
翌年開催記念ピンズは毎年必ずもらうアイテムなのでそろそろ数も溜まってきた。
ネックストラップに持ってる分ぜんぶじゃらじゃらくっつけて歩いてる、シーグラフの達人もたまにいるのだよ。
30 July--Siggraph2005hamburger

--夕食--
ホテルのロビー階にあるレストランバーのようなところへ。
大きなハンバーガーやサンドイッチとサミュエル・アダムス(濃くて旨いよねーこのビール)で晩ゴハン~。


★★追記★★
JAL62(night)WaterGrill30 July 2005


--左から--
・JAL62便機内食。
鶏カツのようなもの。まあまあ美味しかった。
ワインを飲んで爆睡予定だったが結局到着まであまり眠れなかった。
(せっかく私たちは通路側を予約したのに、窓側に座っていたヒトが実に頻繁にトイレに行くのである。軽く立腹。)

・ウォーター・グリルで晩餐
去年通って病みつきに。
ビルトモアホテル横。
生牡蠣のあまりの美味しさに写真を撮り忘れた。 (後日frickr内に格納)
これはキングサーモンの皿。
鮭の味が濃厚でうっとり。
なんだかんだで130ドル(二人分・チップ込)

・(到着翌日朝に)食べてきたホテルの朝食ビュッフェ。
初日だし、ちょっと贅沢してみた。
ひとりぶん18ドル。
すごく美味い。
オムレツはコックさんが焼いてくれるので、肉・野菜・チーズ等々の「全部入り」で。
フルーツも豊富。

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LA到着しましたの記録。

LosAngels !無事、到着しております。
シーグラフも日程的に佳境に入ってきました。
明日からExhibitionがはじまるし!ElectronicTheaterもある!

ブログを毎日更新するつもりで張り切ってはいるのですが、まとまった長文を書ける時間があまりない状態。
でも頑張ってできる限り書き進めていきます。

写真だけはバシバシ取り込んでFlickrのほうに毎日たくさん送り込んでます。
そちらもごらん頂ければ嬉しいです。
ブログや、後日作成予定の旅行記のネタになるようなものを選んでアップロードしてますが、とりあえず毎日100枚くらいは撮ってるんですよ。

<<7月29日の記録>>

今年は早めにチケットを取ったのでJALで渡米しました。
マイルを(一応。特に積極的活動はしてないけど)貯めているのでなんとなくいつもJALにしているけれど、エコノミーで行くなら海外系の飛行機のほうがいいかなあ。
私の身長にはちょっと座席の前後間隔が窮屈で、アメリカくらいに遠い場所になるとわりとストレスが溜まるような気が。
でも、機内食は美味しいんだよなあ。
来年のボストンはもっと時間がかかるわけだから、よく考えなければ。(とメモする。)

成田の免税店、店舗増えました?
カルティエやブルガリはあったような気がするけれど、少なくともモンブラン(万年筆の。ケーキじゃないです)はなかったような気がします。
当然、楽しく見てまわりました。

機内では、(到着まで4・5回くらいは確実に繰り返した)ずっと「コンスタンティン」をみてました。
というか、その間、うとうとしたりモノを食べたりしてましたが。
見知らぬ隣の人がかなり頻繁にトイレに立つ人だったので、その度に通路に立ち上がったり座席の上にサルのように飛び乗ったりしなくちゃいけなくて、これには私たちは(あえて通路側を予約していたのに..)結構参りました。
「起きたら、いつのまにかLA」という野望は崩れ去り、ふらふらしながら空港に降り立ったのでした。

日差しは強いけれど、空気がからっとしているのでストレスは少なめ。
日陰に入ると肌寒いくらい。
今回は、空港からホテルまで、シャトルバンではなくタクシーを使いました。

今年もウェスティン ボナベンチャーにしたわけですが、ドアを開けると去年とぜんぜん違った感じの部屋だったのでオドロキ。
構造上、筒が束ねられたようなデザインの建物なのですが、筒ごとに色テーマがあてられているようなんですね。
去年は確か、黄色だったか青だったかの筒に泊まったのですが、今年は赤筒塔。
(エレベーターには、映画「トゥルー・ライズ」で使用されたものですよという金属板がかかっていました。もしかしてあの、シュワちゃんが馬ごと乗ったエレベーターなのか?)
内装も、カーテンやベッドカバーが赤ベースなのでした。
よく言えばアットホームな、悪く言えばどっかのあやしげな宿屋のような(実際、一面だけ壁が鏡なのってどうよ)雰囲気があるのですがー、えーと、まあきっと慣れるだろうそのうち。

でも、このホテルのベッドの寝心地はかなり好みです。よく眠れます。
今年もココを選んだのは、それが一番大きい理由かも。

耐え切れず午後は眠ってしまったのですけれど、夕方から、去年すっかりハマったwatergrillへ行きましたよ。
牡蠣をはじめとして、サーモンなど良質シーフードを堪能しました。
帰るまでにあともう一回くらいは行っておきたい。

部屋に戻ってからやってみたところ、なんと無線LANが有料ながら使えるようになってました。
1日12.95ドル。高っ。都会価格ですよこれは。
でも、ホテルで無線を使うのは初めてかも。
ベッドでだらっとしたままパソコンが使えるのって便利ですね。
デジカメの充電等まで入れると、コンセントって結構必要なんです。
なんとなく「要るんじゃないかな」と思ってもってきた、3個口に分けられるアダプターコンセントを持ってきたのですが、これ、今大活躍です。
延長コードももってくればよかったかなあとか、ぽろぽろと次回の荷造りリストに加えるべき「忘れ物」が出現しはじめてます。
(あんなに頑張って一覧表作ったのに!)
というわけで、一日は終わったのでした。

翌日は夕方からのレジストレーション以外に必須用事はなかったので、観光らしきことをするなら明日しかないなあ。
と、現地に着いてからガイドブックをいろいろ眺めたのでした。

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★★滞在中撮影の写真:全170枚はこちら。★★

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