「シン・シティ」を観てきました。
というわけで、さっそく行ってきました。(本日(1日)公開初日)
→SIN CITY公式サイト
ファンタスティック4に続いて、ジェシカ・アルバが出るし!ということでうきうきと観に行ったら、と、とんでもない映画でした…
出てる人もなかなかスゴイし、あの独特な劇画調を醸し出すメタルモノクロ+ポイントカラーで展開するカッコイイ色彩も独特で興味深し。
でも、最初から最後まで、ぼうりょくとさつりくが繰り返されるものすごいシーンの連続で、頭の中は((゚Д゚;))と(・A・)で一杯に…
見ようによっては「オシャレなバイオレンス映画」なのかもしれないけれど、これ、総天然色じゃないのをいいことに、ちょっとやりすぎだよ~。
もっとも、これがフルカラーでそのまんまだったら、ホラー映画になるわけですが。
エピソードが3つほどあって、それらのつながりを頭に入れておきたかったら(みんながみんな、ボコボコにされ過ぎて、上映中はあまりそういうことに集中できない。)公式サイト内の人物相関図を軽くみておいた方がイイのかも。
私は帰宅後眺めて、ああそういうことだったのねとずいぶん納得しました。
そんな映画ながら、ジェシカ・アルバは良い役どころでした。
(でも、良い人とか、ちょっとくらい色っぽいところであまり印象に残らない困った筋書き(笑)なのです、この映画は。)
予想外に、おおっステキと思ったのは、デヴォン青木演じる、女剣士なヒト。
日系の俳優さんてすぐこういう、手裏剣飛ばしたり日本刀振り回したりする役ばっかりやらされてご本人的にイヤじゃないかなあと思ったんですが、とにかくすっごい強いし、わりとかわいいので気持ちよかった。
ルパン三世の五右衛門みたいなお手柄な働きをしてました。
ま、シーンのなかを1枚づつ切り取れば綺麗な場面も多いので、予告編をみて観に行きたいと思っている人もいるかもしれないけれど。
ぼうりょくとさつりくがほっとんどな映画なので、デートでみてはいけません。(終了後、無言になります。)
よい子もみてはいけません。(まねしてはいけません。)
あと、疲れてる人も。(ますますスサみます。)
痛みに弱い人も。(みててとにかく骨身に響いて痛い。男の人はもっと大変だ。)
キル・ビル1とかバトル・ロワイヤル系を普通に娯楽作品として観れる人ならまあ、なんとか大丈夫かなあ。
個人的には、こういうのを全国公開しちゃいかんのじゃないかなあ、とちょっと思いました。
単館でひっそりとカルト的に楽しまれればいいのにー。
もー。
---翌日追記-----
しっかし、映画のレビューネタってあっというまにトラックバックが集まるんですねえ。
ほめてる人と私のようにガックリきている人の差があって読んでいて楽しいかも....w
私は、「タランティーノ系」に対しては、絵づらに惹きつけられはするものの、この人の描くバイオレンスに対して拒絶反応もまた大きい体質のようだ。と自己分析できました。うむ。
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コメント
こんにちは。楽しく拝見しました。私のブログでもシン・シティを取り上げてます。是非、遊びに来て下さい。
投稿: ヒロ斎藤 | 2005.10.02 13:06
こんにちはー。
よーくみるとスゴイひとたちがいっぱい出ているんですよね、この映画。
(これも帰ってからおさらいして驚いた。)
投稿: ほしの | 2005.10.02 16:27