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2005.11.17

「文房具を楽しく使う」最新刊。

文房具を楽しく使う (筆記具篇)軽く風邪気味です。けほけほ。
というわけでいつも以上に外に出ていないのですが、文具好き系ブログではもうあちこちで感想が掲載されている文房具を楽しく使う (筆記具篇)がやっと届きましたー。

これより前の「ノート・手帳篇」も今年に入って購入して現在非常に役立ってます。
(この記事でレビューしてます。)
ノートなどの紙系をついつい物欲に負けて買ったは良いけれど、さてどうやって使おうと思ったときに必ずこの本で参照してみると、結構使い道が思い浮かぶんですよねー。
よい指針なのです。
今ではすっかり本書が提唱するところの「多ノート派」になりつつありますよ。
(来年用手帳の選び方なんかにもあらわれているんですけれど...まだまだジプシーは続いてるし…)結果的に浅いおつきあいで終わってしまうかもしれないことを恐れずに(笑)いろんなものに果敢にチャレンジ出来るようになったのだ!ガンバレ!

..というわけで話を戻しますが、続編は筆記具篇。
ボールペン・シャープペン・万年筆etcといった筆記具類を分類し、非常にわかりやすく(そして使いたくなるように)解説してあります。
ボールペン系のラインナップやこまかな違いの解説を眺めるにあたっては、あらためて、日本は技術力のある筆記具天国なんだなあと感心。

このシリーズは、とにかく文体が丁寧で「読者の主義をあくまでも尊重しますけれどちょっと聞いてくれませんか?」という優しい物腰が私のお気に入りなんですよ。
何かを評論するほどの専門力のある人が書く文章は(ブログでも著書でもそうだけれど)、知識量そのものよりも、ものの言い方がいかにきちんとしてるかで評価されるものなんじゃないでしょうか。
...という、わりと当たり前のことがこの著者の本ではきちんと実感できます。

例えば最近になってようやく、モールスキンなどは正直言って万年筆より、鉛筆芯やボールペン類のほうがよっぽど相性がよいものが多いんじゃないかと思いつつあります。
「何がなんでも万年筆!」と決意していた時代もあった私にはたいした進歩かもですよ。
手帳ならこれ、このノートならこれ、というように選んで使い分けるのも楽しい。
と、いうより、この本がきっかけでとうとう、壮大な「多ペン派」への幕開けなのかもしれないです。困った困った。
ラミー2000の4色ボールペンはもちろん、ファーバーカステルのUFOパーフェクトペンシルあたりにもキョロキョロしはじまっているけれど..。

そんな感じに物欲をこまかくゆさぶってくれる今回の「筆記具篇」もオススメです。
先日芯ホルダーの記事でご紹介した、コヒノールのマークが焼き印で入っている、仕切り付マス型ペンスタンド、著者のお気に入りなのか冒頭やその他のページにも写真で載ってます。
これもいつかSCOSで買わなくちゃなあ。

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コメント

ほしのはんがサラリーマン(ウーマン)なら絶対営業成績はトップクラスですよ。
いつもいつもここにくると無性に文房具サイトを巡ってしまうのです。いや時間あれば百貨店や文具専門店に駆け込みしたいくらいな勢いで。(でもお財布が「サムイヨー」と泣くのでなんとか踏みとどまってます。)

この本少し見てみたいです。(図書館にあるかなー。)

風邪大丈夫ですか?
早く治りますように。(-人-)

p.s. ようやっと我が家にもほしのはんと今年もおソロ(すっすみません;)の「ホボ日テチョー」ちゃんがやってきました。ほしのはんほど使いこなせていませんが、意味不明な落書きを書いたりしてそこそこ使ってまーす。(´∀`)

投稿: ツブ | 2005.11.17 10:33

第2弾が発売されたんですね。私も以前のは買って読みましたが
ホント手帳やノートっていろんな種類があってみているだけでも
幸せな気分になりますね。

それぞれノートと筆記具の相性があるので、私も多ノートだし
使い分けしていま~す。

投稿: さっちん | 2005.11.17 11:30

「ファーバーカステルのUFOパーフェクトペンシル」

わぁー、出ました(笑) 私もこれにずっと惹かれています! まさに究極の鉛筆、という感じですもんね。

風邪、早く治りますように!

投稿: songlines | 2005.11.17 12:20

>ツブさん
いやもう...逆に、お金の入らない(笑)純粋な道楽だからこそ、のびのびオススメできるんですわ...
モノ売りで私がやったことあるの宝石だけなんで。
最新刊はもうちょっと先かもしれないけど、前に出た、手帳篇のほうもはげしくオススメなので、ぜひ。
ホボ日テチョー到着おめでとうです。

>さっちんさん
この本には影響されましたよー。
以前はなんでもひとつに済ませる癖があったのに(それでほぼ日手帳が足りなくなった...)「多ノート」な使い方になったら、楽しさ倍増になりました。
かさばるけど(笑)。次は「多ペン」か....遠い目になる私。

>songlinesさん
鉛筆系に関してはずっと芯ホルダー派ではあるのですが、机の中の、それこそ10年以上手つかずの鉛筆の束たちが急にかわいそうになってきたんです。
たぶん、コヒノールの「鉛筆そっくり芯ホルダー」を気に入ったせいで、連鎖的にエンピツもかわいがってやりたくなったんじゃないかと。
UFO、通販なら安いかなあとか調べ始めている自分が怖いです。

投稿: ほしの | 2005.11.17 14:33

>と、いうより、この本がきっかけでとうとう、壮大な「多ペン派」への幕開けなのかもしれないです。困った困った。

いやほんと、困りもんです。最後の砦の自爆ボタン押された感じ「それ、ポチッとな!」って。

ですが、ほしのさんはもともと「多ペン派」ですよね。万年筆たくさん持ってそうですよ。

パーフェクトペンシル、私はUFOの下のクラスをもってますが、いいですよ。冷静に考えれば鉛筆だけでいいんですけどね。実はスターリング・シルバーが欲しかったとは、言ってはいけない!

投稿: ゲンガー | 2005.11.17 16:39

そうですね~、万年筆はけっこう持ってますから(まだまだ欲しい...)多ペン派、というより他種類ペン派、になりつつあるのかな?
パーフェクトペンシルはすんごいお高いのもあるんですよね確か。
文具道楽も上を見たらキリがないとわかってきたので、お財布と慎重に相談しながらじゃないといけませんね...。

投稿: ほしの | 2005.11.17 19:56

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