「キング・コング」を観てきました。
24日は、クリスマスイブかつ結婚記念日(すこやかに8年目さ。)にもかかわらず、おなかコワして寝込んでました。
ご馳走も娯楽も25日に持ち越し。
というわけで、まずは昼間に映画行ってきました。
キング・コング←公式サイト。
3時間の長編ということでしたけれど、まあこれだけのストーリーを詰め込むなら仕方ないだろうという感じです。退屈することなく楽しめました。
前半(いや、3分の2くらい)はまるでジュラシック・パークのようで、正直、CGのパワーを「見せつけられ過ぎ」な感はありました。
(でもこれはどちらかといえば誉め言葉。)
実写では有り得ないのはわかってるんだけれど、リアルすぎて気持ちが悪いのがCGのレベルの高さの弊害。
虫の大群に襲われるシーン(最高に鳥肌ものでした。ああいうのダメなんですわ。スターシップ・トゥルーパーの悪夢...とか、なんかもうすごい怖いイキモノが出まくり..)は個人的に全く正視できなかったし、恐竜が疾走していく一連のシーンはものすごいとは思ったけれど、ちょっと長回し過ぎなような。
あと、原住民のひとたちも顔が怖いよぅ。この点だけでもお子様にはおすすめできない。
キング・コングは、(ロード・オブ・ザ・リングの)ゴラムと中の人が同じなんだそうだけれど、だんだん映画がすすむにつれ、かっこよく見えてくる!
ヒロインのひとは可憐でよい感じです。
ケモノに惚れられるのも無理はない感じですよ。
キングコングにとって、ちょうど片手持ちできる絶妙な「お人形サイズ」設定なのが、わりとツボでしたが、あんなにぶんぶん振り回されたら首とか脊髄のつなぎ目がズレて死んでしまう。
と10回くらい思わずにいられなかったです。腰痛持ちなので。
人間世界のイヤーなところが浮き彫りになっていて、じわっと哀しいお話でした。
制作費は、248億円だそうです。
あまりの予算オーバーに、監督が自費を一部提供してでもこだわったという、毛のふさふさ感とか、昔のニューヨークの街並みとか、もうすんごく特殊効果にお金掛けているのがよくわかる映画なので、メイキングもぜひ見てみたいです。
そのうち発売されるであろうDVDセットだとか、来年のシーグラフにも期待。
ロード・オブ・ザ・リングでおなじみのWETADigitalが街中風景のための天候ソフトをはじめとして、いろいろと独自システムを開発したとかで、興味津々。
そういえば、あの空は綺麗だったなあ。
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