「趣味の文具箱」新刊を買いに。
本日は第5弾の発売日ということで、うきうきと書店へ。
・趣味の文具箱 Vol.5
過去の号と較べると、表紙が格段にお上品にまとまっていますね。
まさに「大人の道楽」という風格です。
実際、ものすごいレベルのコレクターさんの何人も紹介がされており、スゴイ世界ではありますよ。
表紙の裏にいきなりドーンと、ペリカンの史跡シリーズ新作の「ピカデリー・サーカス」の大写し広告が載っているわけですが、これはまだ一度も現物を目撃したことがなく、ネット通販のページでも写真の明るさやら彩度やらがバラバラすぎて、その度に物欲が上がったり下がったりしています。
つまり現時点でビミョー。
おそらくいちばんの「お見合い補正」がされているであろう、この広告写真のような鮮やかさだったらぜひ欲しいのですが。
愛用中の「コンコルド」以上に、見かけの個体差も激しそうで実際に手にとってみないとわかんないだろうなあ。
というわけで、物欲順位がまったくわからないながらも妙に気になる新作です。
今まで買ったのはM405(EF)・M620(M)ときているわけなので次はM800(F)狙った方が後々もたのしいかなあ。
新作情報としては、ほとんどだいたいコミミにはさんだものだったけれど、モンテベルデの、とても綺麗な樹脂でできた竹型デザインのボールペン(ラグーナ)に鮮やかなピンクが出る、ということがかなり個人的に朗報。
先日丸善のショーケースでじっと眺めていて、あと5分、時間があったならば絶対衝動買いしてしまっていた..くらいに気に入ってしまったペンなのです。
そのときは、赤か緑か..でぐらぐら迷っていて決められなかったのですが。
うーん、ピンクが出るか。うーん。(悩)
その他、渋いモスグリーンも出るみたい。まさに文字通り竹。
あと、興味深い特集としては、ペンの収納に関して。
持ち歩き用の革のペンケースと、室内ストック用のコレクションケース両方の、いろんな種類が載っています。
いずれ、3本差しくらいの仕切り付ペンケース(革のいいやつ)が欲しいんだよねー。現状は無印のポーチで間に合ってるんですけれど..
見開きの特集で、万年筆に適したノートや紙類の一覧もあって、これはけっこう参考になりました。
まだまだ、買い込んだ各種ストック(ロディアやモールスキンなど含)が貯まっているのですけれど…。
これからじわじわと多忙期に入っていくので、まずはこの本を眺めつつ物欲の方向修正をしながら、来るべき万年筆祭り(のあたりがちょうどヤバい。来月半ばに日本橋三越でやるそうですよ。)に備えたいと思います。
あ、そうだ。
ウォーターマンの「カレン」を、このブランドの定番として大きめに解説(48ページにて)しているのですが、肝心の写真が、既に廃番になったリエゾンというやつになってますよ!
あきらめてたのにまた欲しくなったじゃないかっ。
今のところカレンもかなり欲しいですが。
最近ウォーターマン贔屓なのです。
とりあえず入門的なものながら、かなり気に入って使い出しているペンがあるので。
その話は後日。
おそらく、これからもたくさんのブログでレビューが掲載されるかとは思いますが。
「趣味の文具箱」については、バックナンバーもかなり資料性が高いので、見かけたら揃えてみるのも損は無し、です。
ウチのブログでのレビューは、vol3がこちら。
vol4がこのあたり。
既刊分のamazonでのリンクはこちらなので、どうぞご参考に。
・趣味の文具箱―文房具を愛し、人生を楽しむ本。 (Vol.1)
・趣味の文具箱 (Vol.2)
・趣味の文具箱 (Vol.3)
・趣味の文具箱 (Vol.4)
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コメント
わっ、頭から完全に抜けてました。
月末期限のギフト券があるのでグッドタイミング?
投稿: 柊 | 2006.02.22 01:55
わっ、私も月末ギフト券(といってもかなり少額)あるの忘れてました!
思い出させてくれてありがとうです!
投稿: ほしの | 2006.02.22 02:16
ピカデリーは冗談抜きで凄いです。画像でも衝撃ですが・・回す毎に色変わるしキラキラするのも毎回変わるので目が疲れます(笑)
今までの過程でナヴァーナ→欲しい人は即買い保留の人も多々 コンコルド→写真見ての感想は微妙・・実物を見ると良くて上海同様に女性に吉
でしたが今回のは正直意見は真っ二つになるカモ。さて限定で無かった国、日本シリーズは何時になるやら
投稿: かものはし | 2006.02.22 02:46
ぱっと見、「酒を飲み過ぎて横になって爆睡する直前、まぶたの裏にうかぶ模様」に似ているのが気になります。(マジで。)
一応、実物を見てみたい気満々ですが、万年筆にはもうすこし穏やかな美しさを求めたいので~、次回に期待の可能性が濃厚です!
投稿: ほしの | 2006.02.22 02:57
最近、御徒町ガード下のダイヤストアという専門店をのぞいたのですが、代理店の営業(?)らしきおじさんが「ピカデリー」をワンセット広げて店主に売り込んでいました。
私も間近で見させてもらったのですが、カナリどぎつい色です。屋内の、あまり照明のないところで見ると、あやしすぎる雰囲気でした。
喩えるなら新宿三丁目の路地裏のバーです。ほしのさんのおっしゃるように、飲みすぎた酒のにおいです、あれは。
投稿: 遠藤 | 2006.02.22 03:48
ああ...そ、そこまでリポートされてしまうともうダメだ...
コンコルドやオプティマ・バーガンディやボルドー145とかのカワイ子ちゃん達が怯えて泣きだしてしまうと思うので、そんなワイルドなひとはウチには迎えられない!
そんなのがワンセット並んだら確かに目が回りそうです。
投稿: ほしの | 2006.02.22 11:45