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2006.02.10

キーボードを新調しました。(Realforce)

Realforce 106UB今までFILCOのパンタグラフ式(現在は英語版しか販売していないようだけれど、私は日本語版の)を愛用していたのですが、酷使による刻印剥がれが進んできていることに悩んでました。
つまり、よく使うキーに限って無刻印化が進んでいたわけで、例えば「これはNだったかMだったか」と考えたりする、一瞬我に返るときのストレスが意外に負担だったんですね。
普段あまり下を見ないで打っているつもりでしたけれど、いざまったくのツルツルキーになってしまうと手と脳が動揺するものなのだ..と実感した次第です。

キーボードの上に貼る文字シールで応急処置をするべきか正直スゴイ迷いましたけれど。
パンタグラフ式で滅多に指を傷めなくなり、快適な打鍵はできましたけれど、若干タッチが硬いのが気になっていたのは事実。
(押し下げて「スイッチ入れる」状態にするのに意外に大きな力がいるキーボードでした。
データによると、55±15gの力が必要、らしい。
これはパンタグラフ式の中でもわりと大きい数字だと思います。
浅打ちながらも、最初の瞬発力が要るのね。)

そんなわけで、もう少しラクな力で高速に文字が吐き出せるのがあればと思ってました。
理想は、脳-指-機械が直結している感じ。
タイプスピードに依るところも大きいけれど、頭の中に流れるものと打ち出すもののタイムラグが極力ないのが理想。
(これが「万年筆」にもとめるものと大きく違う点なんだけれどね...。)

あと、意外に本体とキーのあいだが空いているので、爪先が入り込んでキーを画面に向かって吹っ飛ばしたことは1度や2度でなく。
そのたびにはめ込んでますが。


というわけで、思い切って選んでみたのがRealforce 106UB
(写真はこっちにも。)
事前学習はひととおりして検討したけれど、とにかく軽くてイイですわ、これ。

打ち心地は、プカプカした(浮いてるなにかをつついているような)感覚。
底まで押し下げるにはずいぶん距離が感じられるのですけれど、実際はかなり浅い位置でスイッチが入るので、底打ち前の深度でこちょこちょとくすぐるような動きでも余裕で大丈夫。
これがかなりラクなんだなよなー。
静電容量無接点方式というんだそうですよ。カッコイイですね。(←浅い感想)

このキーボード、なんと使う指ごと(正しいタイピングの場合に該当する指ごと)に押し下げ荷重が違うという素敵な特徴があります。
全キーの中では、55・45・30グラムと分かれているそうで、小指で使う位置のキーなんかはとても軽くできているのだとか。
テンキーなんかはずしりとした感じがするので、これが50グラムなのかな。
(それにしても前のキーボード(55±15g)より全然軽いわけだ。)

「a」などのキーがたぶん30グラム位置だと思うのですが、この軽さのせいで、指をのっけてボーっとしているだけで「あああああああああ」と画面に2列ぐらい続いてしまうのはびっくりですよ。
今までのように、キーボードの上に一時的になにかのっけたりは無理かもですね。

複数(2つどころではなく、4つでも5つでも)のキーをダブって打ち込んでもちゃんと表示されるという特性もあるらしいので、慣れるまではとにかくいろんなミスタイプに驚くことになるかもしれないです。


打鍵音は、打ち方によって大きく違うとは思います。
しっかりと底打ちすればカタカタ音は決して小さくないでしょう。
(ただ、底に着いたときの衝撃は柔らかくて、それ自体は低音。キーが上下するカシャカシャ音が、今までパンタグラフ式でやってきた身としては、懐かしいというか、「会社のパソコン」っぽいというか。)
でもまあ、どのへんでスイッチが入るかのコツを飲み込んで、より効率的に押し下げが出来るようになれば、たぶん、劇的に音は変わるはず。という予感がします。

まあとにかくラクですよ。これは、買ってよかったです間違いなく。

キートップは、レーザー刻印ということで、セピア色の印字。
これが黒地のうえであまり目立つことなく、落ち着いた感じなのが気に入っているんですが、さて耐久性はどうなんでしょう。
レーザーならいかにも強そうだと勝手にイメージして期待しているのですが、手汗をかく夏以降が勝負です。トホホ。
経年変化次第では、今度こそ(上記で購入を迷った)印字シールが必要になるかもしれないなあ。
リアルフォースにはサイズがぴったりだそうで、ま、こういうメンテナンス用品で永く使っていけるだろうと安心はしています。

全体で1.4キロもあるため、非常にがっしりと机に固定される感じがイイです。
表面のつや消し加工もレベルが高く、落ち着いた反射があって、石の板みたい。
あと、「NumLock」等の表示灯が青色LED!
これは小さいながらも明るく鮮やかで、すっごいカッコイイのです。


…とここまで打ち込んで、だいぶ慣れました。
キーボードとしてはずいぶん値が張りますが、たいせつな筆記(描画)道具としては非常に満足。
手入れに励みつつ、一緒に頑張っていきたいと思います。
長生きさせるぞ...(茶こぼし注意!)

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