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2006.07.26

旅の準備の文房具。(っていうかもう明日出発)

Pilot Opt. + Rollbahn notebookんーなんとか、トランク詰めもほぼ終わった(ってもう、この時間に荷作りが終わってないと出発できないのである)のでぼぅっとしています。

去年、こんなことを書いていましたが、今年の旅は一転、ロルバーン(の買い置き)を消化する機会と定めることにしました。
ロディアは日頃からちゃくちゃくと減っているのですが、リングノートはなかなか使わない...と気付くまでに何冊も集めてしまって。
色もかわいいのでね...
紙自体は書き心地がよいので、ブログのネタ書きなどにLサイズ(A5よりちょっと小さい)のほうを使うことがよくあって重宝してます。

旅中、日頃のメモの主力はMサイズ(A6よりちょっと小さい)のピンクのものを使うことに。
サイズも手に合っててよさげ。後ろのポケットなんかも便利そうだし。
(よく使われる言葉だけれど)私の場合は実際に「立ってメモをする」ことなんてことがあるとすれば唯一、旅行中だけだし。
さすがに10日くらいで1冊使い切ることはないだろうとは思うのですが、これもまた手つかずで放置気味だったほぼ新品のSサイズも一応、荷物に入れておきました。
ミシン目で千切ればロディア11的な使い方が出来るんじゃないかと期待。

レシートやその他収集物のスクラップ記録帖としては、今年も前回と同じくA5ノート+コクヨのドットライナーに頑張ってもらうことに。
(ただし今年は、無印のシステムノートよりもう少し厚みのあるCampusノートに格上げです。)
ドットライナーは、ミニサイズのほうの弱粘着と強粘着をそれぞれ。
日頃も意外に、そう大差ない割合で強・弱を併用しているのですよ。
すぐに剥がせるってのも付箋的に使えてそれなりに便利なんですよね~。

都会の文具店で眺める度に、欲しい..けど、普段使う余地がこれ以上ないので自分にはちょっとオーバースペックだなあと、眺めては売り場に戻す、を繰り返していたトラベラーズノートについてですが。
本当に旅に出ようとする今こそが使うべきどんぴしゃな機会(ちょっと贅沢だけど)ではないか、と、うっすらと後悔中です。
こんなに素敵な使い方のページをつい最近眺めてしまったわけですが、田舎には売ってないし~、通販では売り切れてるし~(どっちにしろ間に合いそうもない時期だった)どうしよう成田空港に売ってたら!と怯えている私なのです。
Campusノートがこれに打ち勝つことが出来るか…

成田空港の文具売り場は、小さいながらもノートやメモ帳系限定で超充実していることで(私の中では)有名です。
さすが、ピンポイントな品揃え。実際、旅前に書きもの道具を買う人も多いのでしょう..。


筆記具は、持ち歩き用に、3色ジェルボールペンのサラサ3と、これは昨日何となく試し書きして結構気に入ったオプトのシャープペンを。写真の、ピンクのやつです。
軸の太さや重心などがとても好みなものがこんなに低価格で選べるなんて、本当に日本の文具市場はすごいなあ。

と、言いつつも、これまた衝動買いのラミーのティポもオレンジ色がかわいいので買ってみました。
ものすごく滑らかに、いかにもラミーインクな感じのくっきりくろぐろな太い線が書けて、ちょっとヤミツキです。
ジェルボールペンに惹かれることといい、なんとなくローラーボールっぽいものを集めたくなっている今日このごろ。
万年筆のペリカン系青インクに馴染みやすい綺麗なやさしい青なので、サラサクリップの「ペールブルー」という色、これもおすすめです。
一応、このヒトも旅のペンケースにも入れてみましたよ。
サラサクリップの芯は、ラミーのtipoにほぼ(ぴったんこというわけではないがほとんど支障なく書けるほどに)差し替えできるんですってね。
ついでにいうと、サラサクリップは、モンブランのジェネレーションのローラーボール(現行品はわかりませんが..)にも、やはりほぼ(ラミー以上に)きっちりと付け替えられてなんかもう、ひと安心~。
いろんな色と字幅が選べるなあ。(芯の価格が10倍くらい違うから..。
そんなケチケチしたことを、正しいモンブランユーザーは言ってはいけないのだろうけれど..)

万年筆はこれも昨年と同じように、ペリカーノジュニアやサファリなど、まあ「紛失・落下しても精神的ダメージが少ない」ラインナップでちょびっと持っていく予定です。


こ、こんなに持っていっても!結局、デジタル率高めにならざるを得ないのが恒例のことなのですが..。
短期間ながら環境も考えることも変わる日々になりそうなので、これを機会になにか練り出してくる日々でありたい。
と無理矢理美しくまとめてしめくくります。


旅中、ネットが通じる環境が整い次第、ぼちぼちと活動を再開します。
(言い忘れてたような気がしますが今年の開催地はボストンです。
なんかもう、片道13,4時間くらいかかるみたいです。長っ。
なのに時計上は、ちょうどそれくらいが時差で吸収されてしまう不思議。)
とりあえず、各種ショッピングモールに直結環境のホテルだし、去年のLAよりは楽しい余り時間が過ごせそうな感じ。
もう、どうしましょー。

ブログもなるべく書ければいいのだけれど(載せた記録を旅行記用としてまとめるつもりではありますが、リアルタイムで更新できるかは気力次第)ともかく、Flickrへの写真のアップロードは出来る限り大量にやろうと思っているのでどうぞお楽しみに。

ではでは。行ってきます。

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2006.07.25

旅の準備の無印良品。

木曜日に毎年恒例の件に出発するので、まあさすがにそろそろ荷作り準備佳境。
2人×10日間分ですよ。
(いつもこうやって直前の2日間くらいを使って一気にやっちまいます。ガイドブックも買ってあるけど飛行機の中で読むことになるでしょう...)

というわけで、無印良品へ行っていろいろ買い出してきました。
無印の旅グッズは大好きなのでついつい毎年増加していきます。
以前も書いたけれど、パスポートケースは超愛用しているし。

ナイロンリバーシブルポーチ・大
 このHPを検索してはじめてリバーシブルになることを知りました(驚..
 横長で持ちやすいので重宝しそうです。300円は安い。

ナイロンリップストップ・手付きコスメケース・大
 こまかいポケットが内側にたくさんついています。
 どう考えてもデジタルこもの(デジカメやコンピュータ類の予備バッテリやメディアやケーブルやアダプタなどなど)を仕分けるのに最適なような気がするのでそうやって使うことにしました。
 (化粧ポーチはついつい毎年買ってしまうので不足なし。)

小さく畳める巾着・大
 かなり小さいポケットみたいな形状から巨大な袋に拡がります。店頭サンプルをみて惚れました。(無印で、袋もの買うのも大好きなのです。)
 帰りのトランクの中で、洗濯物入れか、お土産収納袋?として重宝する予感!

トラベル用仕分けケース・中
 基本的に、衣類は2人合計で4-5袋くらいの「ほぼ日永久紙ぶくろで仕分けてます。そのままホテル客室のタンスに収納できて便利~。
 さらにインナーバッグとして仕分けたい(ハンカチとか、靴下とか)用に実験的に買ってみました。メッシュになってて中身もわかりやすいし。

ネッククッション用エアタンク綿パイル・ネッククッション専用カバーのセット。
 ふわふわタオル生地のカバーが気持ちよさそう!
 でも私は首が細い(頭はデカイが..)のでちょっと首を入れる空間が大きいかなあとは思う。遠い長旅なのでなるべくたくさん寝まくりたい...。


と、いう感じの新規購入品ラインナップです。
だらりと羅列しただけですけど、夏のご旅行の参考にしていただければ!
あー出発までに少なくともあと1回は更新したい...(「文具篇」が残っているからだ!)

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2006.07.22

デスクペンで極細字堪能。

Platinum Deskpenあまりにも便利で簡単に書けるので、なにかといえばキャップレスを使っているうちに、すっかり手が「細字慣れ」している今日この頃。
(なんとなく「コマゴマしい」字面にもなってきた。)
万年筆が増えて楽しくなっていくのに比例して、だんだんと太字傾向になっていくのはよく聞く話ではあるのですが、私の場合はここらでちょっと(個人的な字幅の好みが)折り返してきたような気がするのですね。

というような前置きはこのあたりにして、写真は、プラチナのデスクペンです。
なんと、700円。
これくらいだったら、一瞬ふっと気が向いた、という理由で買ってもよいですよね。

1000円くらいのはネット上の通販サイトなどでも見たことがあるのですけれど、これは、さらに再利用樹脂を使った軸だとかで。
地球にやさしいエコマークが付いているのはもちろん、おサイフにもやさしい仕様になっております。

カリグラフィーペンのようなしっぽの長い形状で、お揃いのデザインでボールペンもありますし(むしろこちらのほうが世間の需要はあるのかも。事務仕事やボールペン習字なんかにもおそらく向いてそう。)、文字どおり机上専用として、専用のペンスタンドもあるのが視覚的にもそそられます。
レトロな感じがしていいですよね。2本立てとかもあるみたい。(ペンハウスだとこちら)こういうのがスっと立てられているよく片づいた(←コレ重要!)広い机って、憧れませんか?

プラチナのデスクペンは、この、エコタイプが最低価格ですが、上に何段階か(このページの前あたりをめくってみると)、4000円くらいまでのラインナップがあるようです。
14金の金ペン先がついたものでも、なんと3000円で手に入るってすごいです。
持ち運びに向くサイズではありませんけれど、万年筆をひっそりと楽しむにはうってつけな感じがします。

しかしこの700円ペンも、びっくりするほど書き味良し!そしてとにかく細字!国産ブランドの底力を見せられたという思いがします、大げさでなく。
細字ならプラチナがオススメだとよく聞いていたのですが、こういうことなんだー、と。
正直、値段から言ってぜんぜん期待してませんでしたので。
ニブは「極細(エコタイプはこれしかないのです)」のステンレス製、とのことなので、海外ブランドのEFなんかよりずっと細字なのだろうけれど、ガリガリと紙を掘ってしまってお蔵入りになるかなと。

でもそれとはぜんぜん違うんですよ手応えが。
こんなに細い線しか出ないのに、微小な「面」や「しなり」がちゃんと手に伝わってきて力を加減させてくれるというか。
ぱっと見の筆跡はそれこそ、細芯のシャープペンでツツーと書き出したような感じでもありますが、(もちろんねろねろと滑らかというよりは、しょりしょりとドライな手応え強し。)なんだかたのしい〜!

この「極細」モードがどれくらい細字かというと。
ロディアの5ミリ方眼の1マスのなかに、角印仕様でフルネーム(←私の。)が漢字で書き込めちゃうくらい、細い。
それでも、なんだか万年筆で書いてる!という手応えがたまらん、ということです。

軸材質からいってとにかく軽〜いので、筆記中、長いしっぽがひゅんひゅんと揺れ動いてもペン先にそのブレが伝染するような心配はなし。
(書きがノってくると若干、視界に煩いかもしれませんが、げんきな仔犬のしっぽみたいなもんだと思いましょう)

(プラチナ製の万年筆は♯3776のミュージックペンを持っていますが、ちょっと軸ごと外して差し込んでみたところ、)途中からどんどん細くなっていく軸なので、さすがにコンバーターは内部でつっかえてしまうみたい。
でも、プラチナのカートリッジって、中にラムネ瓶のごとく金属球が入っていてこれもなんか「ちゃんとした感じ」がして好きかも。
極細字だからこんな感じなんでしょうが、真っ黒すぎない濃グレーくらいの線で書ける黒インクで、そこもまた好感。

首軸内部にちゃんと金属(だと思う。)パーツが使ってあるので、軽いなりにけっこう重量バランスもとってあるところが、書き心地の良さにも貢献しているんじゃないかと思うんです。


と、ここまで1000円未満の万年筆を褒める自分もすごいと思いますが、久々「安いのに良品!」と感心するペンに出会えたかなと。
コマカイ字でちくちくと、でも上質な無地ノートの上に何かを書き連ねてみたい。というたのしげな吸引力が、この地味なペンを握ると感じるのですよ。
手帳なんかに使ってしまったら、際限なく用事が書き込めそうで怖い。
もちろん個体差というのは考慮して買われることを申し上げておきますが。
たまたま、ペン先状態がアタリだとこんな感じ、程度に思って試すとよいかもしれないです。
私は、さすがに多少は、手が万年筆慣れしているので、それなりの加減で持てるようになっているからかもしれないし。

でも、軸直径とか樹脂素材ってところが今までになく個人的な理想で。
(単にひんやりしているというのは別次元で、金属無塗装軸の触感がすごく苦手なんですね、どうしたことか。だから、廉価ペンとして評価のある無印のアルミ丸軸だとか、1000円ならこれを買え!と名高いセーラーのハイエースなども残念ながら、一瞬は良さがわかるんですが長時間握ってられないのです。芯ホルダーの持ち手の銀色ぎざぎざ部分もあんまり。...なんで?別に皮膚が赤くなるような症状は無いんだけど。)

ミュージックニブの万年筆と700円のデスクペンという、実に極端すぎる2本しかプラチナ製のペンは持ってないのですが、なんとなく、今までの手応えから言って、このブランドの筆記具との相性の良さを感じているんです。
中字未満の字幅で使い込める、何かステキなのを1本欲しいなという考えがほわほわと浮かび中。
持ち慣れた3776ベースだし、やっぱりセルロイド金魚をそのうち買おうかな。

最近、近所の文具店にも置かれるようになりまして、急に気になってきてまして。
(おそろいのセルロイドの筆箱といっしょにディスプレイされていてこれもレトロでステキ。売り物なのか知りたい...)
これで、なにかをコマカク書くよろこびに浸れたらいいだろうな。

というような物欲の基点になってしまうので危険ではありますが、こういう、ちょっと違った路線ながら入門用につかえるおとなっぽい廉価万年筆もオススメですよ、ということで!

プラチナでは、そもそも5000円で金ペンの普通のデザインの万年筆(14kスタンダード)が買えてしまうので、低予算でも万年筆らしい万年筆を探している人には穴場な品揃えかもしれませんよ。
(最初の1本として自分や他人に選んだりするにも、プラチナのこのタイプは実際、評判がよいみたいです。ちょっと軸が細身のようですけれど、ひかえめなペン先といい、癖がない見かけで好印象。)

ミュージックニブを買ったときに、丸善の若い店員さん(たぶん、メーカー派遣のヒトではないと思う・・いつもいる人だし)が、「自分は、文字を書くときはプラチナのペン先がいちばん上手に書けて、なんか好きなんですよ...」と嬉しげに呟かれたのをなんだか忘れられないんですよね。
まあ、そういう刷り込みもあるんだろうな私のことだからきっと。
そういえば今年に入ってから、その他に長刀ニブやキャップレス買ったりもしてるし、国産回帰も悪かないね〜。

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2006.07.19

プリンタを買いました。(Canon PIXUS MP500)

060716(前回の続き。)
と、いうわけで購入したのは、Canon PIXUS MP500です。
スキャナがついてて、カラーとモノクロのコピーがプリンタ単独で出来て、印刷は前面給紙と両面プリント対応、というのを条件に探したのですが、もう普通に、中くらいレベルのラインで存在していたので満足。
これより上位機種になると、スキャンやプリントの写真出力系スペックが(私にしては)過剰になってしまうので。
実にバランスの良い機種ではなかろうかとアタリをつけて石○電気へ。
しかも、21,300円だというのでホクホクと即決。
古いのを引き取ってもらう必要があったので通販での価格はあまり調べなかったのだけれど、Amazonでは2万円を切るということをあとから知って軽く打ちのめされました。
それにしても、ここ何年かでプリンタ(複合機)って安くなったもんですね。
オフィスに置くようなイメージが以前はあったんですが、今は普通に家庭で使われている便利マシンとして定着しつつあるんでしょうか。

さて、早速帰宅後設置したわけですが、ずいぶん大きいです。
前任のhpの複合機より立派に場所をとっている気が...
(これより上の機種だと、さらに標高が上がって巨大な箱状に。なんでこんなに大きいのかサッパリ不明。)
このサイズに加えて、黒くツヤツヤした質感の上蓋なので、まるで小型ピアノのような迫力をかもし出していますよ。
そんなところは気に入ってはいるのですが、コピーをとることでフタを頻繁に触ることは避けられないので。
ツヤツヤブラックというものはものすっごく指紋が付きやすいんですけど。
まあこのあたりはマメに気にする(または、気にならなくなるのを待つ?)ことに。

ところで、今まで使っていたのはLan接続に対応していたので。
(プリンタの位置的にも都合よかったので、有線でつないで使ってました。)
専用の付属ソフトを入れてそれに従っていけば接続自体もそれほど難しくなかったのです。
しかし、今回はUSB接続の機器。つまり、プリンタとしては普通の仕様です。
そのまま、ちょっと長めのUSBケーブルを使えばデスクトップに繋げるので、一応、ドライバの直結インストールもして動くようにもしたのですが。
なんかこう、見た目に美しくケーブルを配線するには、机のずいぶん裏まで遠回りさせないといけないみたい。

なんとか、前と同じように余計なUSB配線無しで印刷できないものか。
ウチのネットワークは、有線・無線(そしてMacもWindowsも)混在ですが、AirMacExtremeを基盤にしています。
プリンタは、AirMacにUSBで繋ぐだけで簡単にMacからは認識できることを確認。
(ちなみに、IntelMacはメーカーサイトから対応ドライバのダウンロードが必要。)

Windowsはどうしよう〜。
と思っていたら、ご主人がBonjour for Windowsというものがあると教えてくれました。
驚愕。Windows版があったなんて。
BonjourってのはRendezvousの後継なんだと学習。

ダウンロードしてインストール後、ウィザードに従ってどんどん操作するだけであっけなく、ほんとに手間要らずにAirMacに繋いだプリンタをみつけてくれました。(涙)
(ある程度はリストから選べるようですが、最近のプリンタ機種だと自力選択にてドライバのインストールが必要でしょう。
最近のインストールCDはいろんなおまけソフトが入っていてややこしいですが、ドライバらしきフォルダを見つけたら、そこから.inf拡張子が付いたファイルを選べばおそらく(笑)その選択で成功します。)

これはMac上でやることなんですが、AirMacの管理ユーティリティのほうで、あらかじめ「AirMac」タブの「ベースステーションオプション」内で「プリンタのリモートアクセスを有効にする」にチェックを入れてアップデートをかけておく必要があります。
Windows側では、特になにかのネットワーク設定をすることもありませんでした。
プリンタの選択では当然、USBで入れたのとは別で選択するようになっているので、名前をわかりやすく変えておいたほうがいいかもです。

(ネットワーク系が不通になったときに備えて、USB接続の設定も当然とっておくよ。
というか、いまのところBonjour接続だとスキャナ機能が動かないことに気がつきました。
別途、ドライバをどこかに放り込めば動くのか、それともBonjourはプリンタ専用の技術なのか不明。
こういうところが、Lan対応複合機との違いなのかもね。
まあこれも、たまに使うときだけUSB線で引っ張ってくればOKだから諦めるか。
もともと、去年からhp複合機のスキャナ機能がイカれていたので、USBバスパワーで動くキャノンの薄型スキャナを机脇に常備しているのです。
今後もついついこれ使うことになりそうだなあ....)


というわけで、接続設定もおおむねうまくいきました。
液晶画面の操作表示もわかりやすいし、プリンタ単体でのコピー機能もたいへん快適です。
ふつうのプリントも(いちばんインクを節約する設定にしても)エッジがきりっとしていて奇麗ですね。
それほど大きい容量でもなさげなので、カートリッジの「もち」はどうなのか心配。
早めにストックを揃えておくべきかも。
(カートリッジを差し込むとき、赤い光が機械の奥の方からぱーっと照射されて、カートリッジを透かします。
まるでHAL9000の部品を引き抜くボーマン船長の気分になります(笑)カッコイイ!)

稼働音も、ガチャついた感じのない低めの音なので、まあけっこう静かだと思います。
印刷スピードは、以前のhp機が超っパヤだったので特に感動するほどじゃないんですが、それにしてもやっぱり。
2万円くらいでこんなのが買えてしまうコストパフォーマンスに驚きです。

複合機は、どこか一ヶ所がイカれてしまうとかなりの速度で全部駄目になる、という印象(教訓)が大きいのですが。
今回は期待。長生きしてね。

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2006.07.18

プリンタが壊れました...(落雷停電)

いやはや長らくブログを更新しませんでした。
毎年恒例の渡米用件が(乞うご期待現地レポート)来週に迫っておりまして、それにあわせて各業務の締め切りを前倒し頂いてまして。
この連休くらいで追い込みかけてました。

日にちの経つのがあっという間過ぎてカレンダーを直視できないです...

そんなか(いや、ナントカの法則によると「そんな中だからこそ」)長らく酷使してきたプリンターがとうとう駄目になってしまいました。
カラー液晶付・Lan(有線・無線)接続対応という、当時の複合機としては画期的な機能で注目されたhpの2550という機械です。
コピーがすごく便利だったけど、FAX機能までは私にはオーバースペックだったなあ。
だいたい3年弱くらいは使っていたかと。

1年前くらいから若干調子が悪くてだましだまし使い続けてきたわけですが。
14日金曜日の夕方、関東あたりで雷がすごかったのを覚えてますか?
天気があやしぃときの雨雲・雷雲情報はここで常時チェックしているのですが。
(↑自分の地域部分のページをブックマークしておくとよいです。
だいたい何時頃降ってきそうか予測できるようになるし。)
落雷データがずんずんと迫ってきていたので、パソコンは消しておとなしくしてました。
なんとなくピークも過ぎた感じがしたので気が緩んだ瞬間(これもナントカの法則...)、停電!
家中がふっと静かになりました。うわー
そこで私も一瞬固まっていたのですが、とりあえず様子をみようと腰を浮かした途端に、電気復旧!
電話機だの冷蔵庫だのクーラーだの、が盛大に生き返っていくのが聴こえてきたわけですが。

しかしこの、短時間の電源OnOffの結果、明らかに異音とともに苦しそうな雄叫びを上げ始めたのは件のプリンタ複合機でした。
液晶の砂時計マーク(←パソコンと同じく、待ち状態を示す)が消えないし、なにか中でケイレンしているようなギコギコ音が〜!
検索すると、一年前に同じ症状で困っている、上記にリンクした自分のブログ(コピーボタン連打でいつの間にか直った、などという実にいい加減ぽい内容の)記事が上の方に出てきて、一応そのとおりにしても今回は全然駄目。

そのうち、側面がどんどん熱くなってきたので、諦めました。
一晩寝かせたあとに(これもまたいい加減な根拠。)電源を入れてみたけれど、状態は全く変わらず。
ギコーギコーという悲しいサウンドが部屋に流れ始め。


というわけで、もう駄目ですわと観念し、似たような機能のプリンターが幾らくらいで買えるのか検索すると。
びっくりしましたよ。
この3年近くの間に、複合機市場ってずいぶん進化してたんだなと。
hpのコレは5万円超で買った記憶があるんですが、だいたい同じ感じで、たとえばキャノンなら今、余裕の半額以下でじゅうぶん手に入る、らしい。
印刷は頻繁にしますけれど、写真レベルのプリントは全くといっていいほどやらないのでハイエンド型でなくとも全くOK。
スキャナがついてて、カラーとモノクロのコピーがプリンタ単独で出来て、印刷は前面給紙と両面刷りが対応していれば。
という条件で探してみると、もう2万円前後でイケそう。

こりゃもう買うしか。
というわけで、古いプリンタを車のトランクに乗せ(さすがにこれはゴミ捨て場にもっていくわけいかないブツであるし。その場で新品を買えばおそらく引き取ってくれるだろうと予測。)、近所の石○電気に出発したのでした。
長い間お疲れさまでした....
↑BGM:ドナドナ
hpはインクカートリッジがその仕様により結構高価なことで知られていますが、実は最近ストックを買った矢先の出来事。
というのもナントカの法則、として見逃せませんよね!

といわけで、購入と使用レビューは次回まもなくの更新で。
ステキなのがやってきましたー。

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2006.07.09

「M:i:III」を観てきました。

M:i:III [Original Motion Picture Soundtrack]うわーい面白かった!
(っていう同じ出だしで前回も映画の感想を書いたような気がするけど気にしない。)
・公式サイト→ M:i:III
しかし、すんごく脳みそが疲れました。
心臓がウメボシ大になるくらいに緊張するシーンが続出で、「いま目をつぶればラクになるかなあ」とか考えたくなるくらい。
日中、高気温のなかでもくもくと出張事務系作業をして消耗したあとにこんな映画を観に出掛けてしまったので。
もっと気力と体力があるときに行くべきだったか?病み上がりの人にもおすすめできない。

というか、それくらいimpossible度高めな作戦がドカドカと、しょっぱなから無駄なくぎちぎちにくりひろげられるストーリーなので、これは3作目にしていちばん見ごたえはあると思うんですよね、私は。
今回の監督さんは「エイリアス」の製作やってる人でした。
どうりで!ハラハラをこれでもかとタタミかける秘密工作演出パターンがかなり似てます。
(私はこのドラマも体力弱めなときは直視できないんですよ。面白いので結局、「目の隅っこ」でみちゃうんだけど!)

いまになってよくよく考え直してみれば、あまりにも(何もかもが目も当てられないほどギリギリにダメそうなのに)結局は瞬間の差で命からがら!な事例続出しすぎだし、海上高速道路大爆発とかビル滑り降りなんかも微妙に他の映画で既視感があったりもするし、終盤の筋書きもうわーやっぱりこうくるかだけど...まあそんなことはいいや。やれやれ..。
というのはやっぱり構成の器用さなんですかね...。
というか、ひととおり見終わって展開を把握したので、あらためて今度は落ち着いて(いろんな意味での突っ込みどころを楽しく数えつつ!)もう1回観たいかも。とすら思うわけですが。

主要な役をやる女の人たちはみんな綺麗で強くて素敵。
(結局今回はこの方々の存在がストーリーの要じゃないかと。)
トム・クルーズはノロけながらソファで飛び跳ねたりして、イタいセレブとしてもすっかり有名らしいのですが、そんなことは微塵も感じさせないほどカッコイイ活躍ぶりでした。

今回の収穫は、あの「超リアルかぶりもの」の制作工程を詳しく見れたことですね。面白い..
立体のスキャン+削り出し+着色の技術および実演は毎年シグラフ会場で観察してしまうのですが、毎年確実に進化しているのがすごいのです。
目指すはあの速さとクオリティなわけですね..。怖っ。

というわけで、少なくとも前作よりはぜんぜん面白いし、標題通りに出来上がっている娯楽大作として、おすすめ映画です。
じゃん♪じゃん♪じゃ・じゃ!(←意訳)というテーマ曲が頭の中をめぐりまくる夜でした。


そうそう、ウチのほうのシネコン、複数スクリーンでの上映にもかかわらず「Cars」が吹き替え版しかやってないんですわ。
非常にがっくりしてます。
なんで?夏休みのお子様需要?
Pixarだから早々に観ておきたかったけれど、いまだにどうしようか検討中です。
登場キャラ1体づつの画像を貼り付けてある、巨大な置き看板がちょっと前から(映画館の廊下に並べて)あって、車の質感(サビとか)のナマナマしい高解像度っぷりにいつも感動しちゃうんですよ。
これ、欲しい~。

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2006.07.06

あたらしいパスポートは回路入り。

今まで受領をのばしのばしにしていたのですが、もう、今日のタイミングで行っておかないとあっという間に月末になってしまいそう。という気が(突然)したので。
隣町までバスで山越えして行ってきました。
田舎なので..。
ちなみに、土日受け取りだとさらに遠いところまで遠征しないとだめなのです。
会社勤めの皆さんはこういうのもたいへんですよね。

しかも帰りは豪雨でずぶずぶですよ。

詳細は外務省: IC旅券の発行を開始しましたのページを読むとわかりますが、今年の春の受け取りぶんから、パスポートの仕様がずいぶん変わったのです。
まず、写真の撮り方から違いますし。(顔面比率が大きくなった..怖)
私はここで紹介したネット経由で自分で撮ったデジカメデータを使ってもらえる証明写真屋さんに頼んだのですが、本当にラクだしオトクでした..。

最初のページの、写真や名前の情報が載っているラミネートされたページありますよね。
あれの(ラミネートフィルム?の上)にも、豪華な虹色の透かし模様(富士山とか桜とか)が入っていて、偽造対策頑張ってますねという感じがします。
後ろの、スタンプもらったりする各ページも、紙幣っぽい雰囲気のカラフルでこまかい模様が全面に入っており。
あと、何より今までと違うのは、まんなかに分厚い、樹脂のような材質でできた板状の硬いページが1枚入っていること。
このなかにICチップが入っているらしいですよ!
(受け渡し時にそれをスキャンした画面を見せてくれたんですが)ちゃんと顔写真や個人データなどの情報が取り出せるようになってます。

というわけで、触った感じなどもだいぶ変わりました。
精密メカ入りになったわけなので、硬さが加わったとはいえ、折り曲げないように保護するようなケースは必要かもしれないです。
ウチは無印良品の、航空券やペンも納められるタイプのパスポートケースを昔から愛用してます。
ポケット等の収納が多いので、滞在時はお金やカードもここのなかにひとつにまとめて金庫等にしまって置ける貴重品入れ用途としてもたいへん便利。
今も売ってるのだとこれがいちばん似てる。

..等々のハイテクノロジーが投入されたため、さらに値上がったとのことで、16,000円も払ったのでした。(高っ。バーゲン自粛だ...

前回は旧姓でつくったパスポートで(結婚しても特に新しく作り直さずに)名字変更のスタンプを他のページに押してもらって使用続行したので、微妙に入国審査で手間取ったりもしていたのですが(機械読み取りだと旧姓で出てしまうのでいちいち訂正のページを開いて教えてあげる..。)、期限切れまで使い通しました。
いやー10年前は今と全然違う生活だったな..自分のパソコンも持ってなかったし..毎日激務でしにそうだったし..パスポートの写真もトゲトゲしてます。さすがひと昔前。お肌が若いのよねえ(´Д`)
実際のところ、その後しばらくしての新婚旅行がはじめての海外旅行、というオノボリな私なのですがその後はたくさんいろんなところに行きました。
回数的には、これ+それ以前の2回、くらい?
さてこれからの10年もたくさんスタンプを押されつつ、げんきにたのしい方向で生きていきたいものです。

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