「M:i:III」を観てきました。
うわーい面白かった!
(っていう同じ出だしで前回も映画の感想を書いたような気がするけど気にしない。)
・公式サイト→ M:i:III
しかし、すんごく脳みそが疲れました。
心臓がウメボシ大になるくらいに緊張するシーンが続出で、「いま目をつぶればラクになるかなあ」とか考えたくなるくらい。
日中、高気温のなかでもくもくと出張事務系作業をして消耗したあとにこんな映画を観に出掛けてしまったので。
もっと気力と体力があるときに行くべきだったか?病み上がりの人にもおすすめできない。
というか、それくらいimpossible度高めな作戦がドカドカと、しょっぱなから無駄なくぎちぎちにくりひろげられるストーリーなので、これは3作目にしていちばん見ごたえはあると思うんですよね、私は。
今回の監督さんは「エイリアス」の製作やってる人でした。
どうりで!ハラハラをこれでもかとタタミかける秘密工作演出パターンがかなり似てます。
(私はこのドラマも体力弱めなときは直視できないんですよ。面白いので結局、「目の隅っこ」でみちゃうんだけど!)
いまになってよくよく考え直してみれば、あまりにも(何もかもが目も当てられないほどギリギリにダメそうなのに)結局は瞬間の差で命からがら!な事例続出しすぎだし、海上高速道路大爆発とかビル滑り降りなんかも微妙に他の映画で既視感があったりもするし、終盤の筋書きもうわーやっぱりこうくるかだけど...まあそんなことはいいや。やれやれ..。
というのはやっぱり構成の器用さなんですかね...。
というか、ひととおり見終わって展開を把握したので、あらためて今度は落ち着いて(いろんな意味での突っ込みどころを楽しく数えつつ!)もう1回観たいかも。とすら思うわけですが。
主要な役をやる女の人たちはみんな綺麗で強くて素敵。
(結局今回はこの方々の存在がストーリーの要じゃないかと。)
トム・クルーズはノロけながらソファで飛び跳ねたりして、イタいセレブとしてもすっかり有名らしいのですが、そんなことは微塵も感じさせないほどカッコイイ活躍ぶりでした。
今回の収穫は、あの「超リアルかぶりもの」の制作工程を詳しく見れたことですね。面白い..
立体のスキャン+削り出し+着色の技術および実演は毎年シグラフ会場で観察してしまうのですが、毎年確実に進化しているのがすごいのです。
目指すはあの速さとクオリティなわけですね..。怖っ。
というわけで、少なくとも前作よりはぜんぜん面白いし、標題通りに出来上がっている娯楽大作として、おすすめ映画です。
じゃん♪じゃん♪じゃ・じゃ!(←意訳)というテーマ曲が頭の中をめぐりまくる夜でした。
そうそう、ウチのほうのシネコン、複数スクリーンでの上映にもかかわらず「Cars」が吹き替え版しかやってないんですわ。
非常にがっくりしてます。
なんで?夏休みのお子様需要?
Pixarだから早々に観ておきたかったけれど、いまだにどうしようか検討中です。
登場キャラ1体づつの画像を貼り付けてある、巨大な置き看板がちょっと前から(映画館の廊下に並べて)あって、車の質感(サビとか)のナマナマしい高解像度っぷりにいつも感動しちゃうんですよ。
これ、欲しい~。
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コメント
おおお!
行こうかまよってましたが
決心かたまりました。
でも嫌われ松子も見たいんだよな。
好きな俳優さんが出とるとです。
投稿: JF | 2006.07.09 10:33
...「松子」とはぜんぜん違う映画だから(たぶん)。
両方行くといいさ!
投稿: ほしの | 2006.07.09 14:17