【シーグラフ】潜入記録その3
Exhibition(展示会)は大混雑。
この機会にあわせて最新バージョンや新製品を発表する会社もたくさんあって、各ブースのここでの盛り上がりよう(とか、配りモノのゴージャスさ..)は、業界内での元気度とだいたい一致しているのではないか。
というのが数年来の「配りモノマニア」的実感であります。
今年はすてきなTシャツをもらったからじゃあないんですが、Googleがなかなかスゴイと感じました。
Google Earthの高機能版のデモを眺めて驚愕。
建物がCG化されてる…
Pixarのブースです。
初日の朝イチのポスター筒配布は長蛇の列であっというまにモノがなくなったとのことで、朝ごはんをのんびり食べてから1時間遅れくらいで出陣した私には当然1本も残ってませんでした。
その代わり、お昼頃の「とことこティーポット」を今年も頂いちゃった。ファイヤー柄だ!
ポスターは、翌日同じように大量配布しており今度は余裕でゲット。
中身は「Cars」の大判ポスター。
ただ、筒のほうがかなり大きいのでトランクに入らず、いつも中身だけ丸めて持ち帰ることになります。
●左:NVIDIA Quadro Plex。
外付けのグラフィックシステム、ということかな。
1台だけでもカッコイイのですがこれがラックマウントでマンションのように積み上がっている棚は壮観でした。
もうどんだけハイパワーなんだろうと。
(欲しい~、と思ったけれど必要になるほどの自分の状況が全く想像できない。)
●中央:いつも賑わってるpixologicのZbrushデモ。軽々と、しかしスゴイものを作ってますよ。
バージョンアップされる前に、滞ってる勉強を進めなければいけない、と個人的に最も焦っているソフトのひとつ。
●右:LightWave。9だ。現所持は7.5なので、ここらでそろそろステップアップを考えたい。
●左:いちばん熱心にチュートリアルを聴き込んでしまったVue 6。
ああ今回のパワーアップもスゴイ..天地創造、って感じ。
今回も、infiniteのほかに、廉価版など、何段階かの価格でリリースされます。代表的3Dソフトに組み込めるプラグイン形式の「xStream」も出ます。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の密林植物の風景はEcoSystemで生成されたんですってよー
●中央:毎年進化を遂げているのが楽しみな「3D立体削りだし」の分野。
立体データを「削り機」が読み込んでこういうのをどんどん作ってくれます。
そして思わず一歩引いてしまうほどのリアル着色も出来るようになった..らしい。(絵っぽいんだけど凹凸がある..的に微妙なズレ感も有り。)
もっとすごいのはいきなり目にすると怖いので掲載自粛..。(赤ちゃんの顔がこんな感じに再現されてるんです。)
●右:透明樹脂のキューブの中に点を打って自分の顔の立体を作ってくれる撮影ボックスが盛況。
10ドルでキーホルダーにして作ってくれます。
やりたいようなやりたくないような...と迷いまくり。(結局やめた!)
●左:HDR映像を表示できるディスプレイ。
光線のメリハリがすごく綺麗なんだけれど目が疲れる…
●中央:ILMなど、有名プロダクションには自分の作品を持ち込む就職応募者が大勢やってきます。
●右:山のように積んであって、寄ってくる人にどんどん手渡されていた木製デッサン人形。
結構大きいし!
あまりのヨロコビゆえに、どこの会社のブースか記憶が飛んでしまった(笑)けど、確か専門学校系だったような...。
そんな感じで、山のようにパンフレットや貰いモノを抱えて帰り、有意義だったExhibitionでした。(唐突にしめくくる。)
今年のシーグラフもたいへん勉強になりましたが、増えた脳のシワがたるんで伸びないうちに(コレ重要。)いかに糧にできるか!
毎度ながらも大きな課題であります。
★ここに感想を載せきれなかったイベントや発表系のものを含め、シーグラフ関連の写真は、下記でフォトセットにしてまとめました。
Siggraph2006 Boston - a photoset on Flickr
というわけで、次回からはまた、ボストン観光篇の残りを書かせていただきます。
すごいね。今年はちゃんと旅行記録が書けているね。
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