【旅レポート】飛行機とか空港とか。
今回はユナイテッド航空を使いました。(7/27出発、8/5帰国)
なんとか僅かに「いちばん高額な期間」はまぬがれたかもしれない…諸々コミでひとり17万ちょい、くらいの運賃です。
帰ってきたとき、出国のフロアを覗いてみたのですが、混み具合があきらかに7月末のときよりも高まっている(?)気がしました。
ざわざわな熱気。出国前のわくわくな空気!ああ...また飛び立ちたい~
成田空港の第一ターミナルが6月に大改装されて、いわゆる「スターアライアンス」系の航空会社がそちらに集結することになったようで。
床や壁がぴかぴかで建材の新しい匂いがほんのりと。
歩いてるだけでも気持ちいいです。
免税店の豪華ラインナップはリニューアルオープン当時にニュースでも話題になりましたね。
長い廊下に整然と(しかし商店街のように!)エルメスやヴィトンやブルガリなどが並んでるのは壮観です。
あまり時間も(さすがに離陸前からがっちり高額品を買い物する気も..)なかったのでゆっくり眺められたのも半数くらいの店に留まったのが残念。
もっと残念なのは、第一ターミナルには、第二のほうにはある「モンブラン」が入ってないこと!
去年はJALだったから、免税でお買い得に入手できた146を抱えてLAに向かったんだっけ..(もちろん現地でも金庫に厳重に仕舞い込み、寝る前とかにそっと開封してはニコニコ。)
出国手続き前(なので見送りの人なんかも楽しめるところ)のレストランやお店の敷地もかなり立派になっていて、ユニクロ(安い衣料品が調達できて便利かもしれない。トラベルバッグや日本からのオミヤゲになりそうな浴衣なんかもたくさん売ってました。)や、黒っぽい色調でかっこよくまとめられたTSUTAYAも気に入りました。
レジで会計後に「行ってらっしゃいませ」って言ってくれるんですよ。気分が盛り上がります。
そして出国前の手続きですが。
チェックインカウンター前に機械が並んでいて、自力でやれるようになっており。
荷物チェックも、預けたあとに透視作業(笑)をやっているようで、開けて見せたりするような手間も要らず。
こういうのは毎年進化しているな~。
ノートパソコンも、カバー等からも出してトレイへ入れて他の荷物とは別にして機械に通すだけ。
(数年前まではフタあけて起動させられたりの記憶があるのですが。)
かなり早めに空港に着いたし、カウンターのオープン直後に並んですぐに手続きしたので、さぞかし余裕を持って席も取れるだろうと思ったら…
あれあれ?
エコノミーは既にびっしりと席取りがしてあります。
二人並びで座るのはずーっと(乗り継ぎ後も)無理...
格安だからかなあ..とがっくりしつつもなんとか近い位置で確保したのですが。
この件は、ぼんやりとですが、帰りの時点になってからカラクリがわかってきました。
どうやらユナイテッド(のマイレージ会員)は、離陸24時間前からオンライン上でチェックイン(席おさえ)ができるようなのです。
今回、チケットは(特に自分達のマイレージの番号などを伝えることなく、あちらから「ユナイテッドなら取れるのでそうしましょうか?」という感じで)旅行会社を通じておさえたのです。
出発直前にはじめてマイレージカードを空港の機械に通して情報を入れた、といいますか。
だから「あなたの乗る便が24時間後に出発しますけどチェックインしておきます?(意訳)」というメールを、行きの便ではもらうことができなかったのでした。
ほぼ正確に24時間前(つまり帰国日前日の朝9時頃)、ユナイテッドからそんなメールが入ったことに気付いた我々は、「今度こそ!」と頑張りましたよ。
すると、「エコノミープラス」という、エコノミーよりも席前の空間がちょっとだけ広いちょっとだけ幸せな席も空いていることに気付きました!
以前からこの席のことはコミミに挟んで狙っていたのですが、とれるのは先着順だとか差額が必要だとかマイレージのクラスが高い順だとかチケットを高く買った順だとか、まあいろいろ情報が存在していてよくわからなかったのです。
どうやらこの席は、先着で勝手におさえられるのではなく、差額を更に入金する必要があるみたい。
ボストン-成田間だと130ドル/1人ほど。
それでも、往路でのぎっちりエコノミー席(なにしろ遠くて長時間..)でわりと疲弊した思い出があったので。
迷いなくポチっといっちゃいましたよ。
実際に座ってみた感想ですが。
席前が通常より5インチ(約13センチ)広いということで、この程度でどれだけの違いが出るかな?
と半信半疑な気持ちもありました。
しかし、これこそ小さいけれど確かな幸せ(小確幸)というものでした。
前の座席下にトートバックを押し込んでも余裕でその脇に足をいっぱいに伸ばせますし、なにより奥の席の(標準的な体型までの..)人がトイレに立つときも、ちょっと足を寄せて縮こまってあげるだけで前を通れるわけなので、こちらも立ち上がらないで済むので。
おそらくそのせいで、かなりの時間を睡眠(+旅前で購入した無印のネッククッションは大きめですごく寝心地良かったです。ふかふかのパイルカバーが絶対オススメ!)で消化することが出来ましたし。
上の写真は、行きで撮影したもの。
アメリカの、日本とはスケールが違う広大すぎる農地や、郊外の人工的曲線で街区がデザインされた住宅地(もちろんプール付)を見下ろすのが毎年の楽しみ。
(シムシティマニアなら皆、そんな趣味がある筈だ。)
あと、左側はボストンの空港にあったピタゴラ装置(っていうんだっけ?)。
いろんな仕掛けのなかをボールがぐるぐると流れ続け、ずうっとみてても飽きないです。
右側は乗り継ぎでちょっとだけうろうろしたシカゴの空港。
賑やかで明るい。
このあたりは、作りたてのバターがけポップコーンの香ばしい空気が充満していて思わず足が止まってしまいました。
(止まったついでにひとふくろお買い上げ..)
別途詳細を書くつもりですが、食事には便利な場所に滞在していたのでそれなりにたっぷりと現地食を楽しんで帰ってきたのですが、やっぱり帰りは成田空港でさっさとトランクを宅配手続きしたあと、手打ちうどん屋さんへ直行してしまいました。
だしの味が胃に染みました..。
実際今も背後で蕎麦を茹でている物音がします..(私にもください)
昨日の今日だから仕方ないけど、まだまだすごい時間に寝たり起きたり食べたりしてます。
トランク宅配も、専用のカウンターのような場所が作られていたのですが、クロネコなど3社ほどが横並びに商売しているため、カートを押して近づいていくと、それぞれの会社の窓口のヒトがくちぐちに「どうぞこちらへ!」等々と叫びながらずんずん近づきつつ呼び込んできます。怖っ!
めざとく荷物ラベルを認識したのか「ユナイテッドは割引しますから」と高らかに宣言したANA系の会社にしてきました。
相当に重量級なトランク2個でしたが3000円を切りました。
この重さだと、最寄りバスターミナルからタクシー使ったとしても、積み降ろしや部屋前まで持っていく自体がホントに大変だと予想したので数年ぶりに宅配を使ってみたのですが、こりゃラクですね。
来年も使おう…
というわけで、飛行機・空港系リポートを無理矢理往復分でざくっとまとめてみました。
次回も現地のなにかの特集です!(...肝心のシーグラフ特集はいつだ!)
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コメント
おかえりなさい♪
実りある旅だったようで何よりです。
060727 UA884のような写真、好きです。
僕も、ハワイ上空から撮った写真をPCの壁紙に使ってます。
お土産ネタ、楽しみにしていますね。
投稿: 村上来夏 | 2006.08.07 20:46
ただいまです。
道路が識別できる程度の高さの上空から「もしあの場所で生活するなら..」って妄想するのが大好きなんです。
下界の景色は、土地ごとに特色があって面白いですね~。
前回の、文具の(包みだけ写した)オミヤゲ写真がすっごいアクセスあるのにはびっくりなんですよ(笑)。
投稿: ほしの | 2006.08.07 20:54