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2006.09.26

欲しいもの(タチコマ)とか読んだもの(万年筆本)とか。

攻殻機動隊 Perfect Piece タチコマなかなかのお値段だけど、きっと買うなあ。
攻殻機動隊 Perfect Piece タチコマ
プラモデルのときは結局(作ったり塗ったりが無理そうで)断念したけれど、これは完成品だし。
ほぼあらゆるところが動いたり回ったりするみたいだし、ハッチ開閉もできて、中に乗り込める少佐も付属だそうで..。
赤レンチやオイル涙や本(「アルジャーノン」かな?)などのコモノもついてくるというところがぐっときますね。
最近アニマックスで、夜中にはSAT、週末には2ndGIGが見れる豪華な日々なので嬉しいんですよ。
Solid State Societyもセットで買えとAmazonが言ってくるんだけど、久々に従ってしまいそうだ..。
値段が値段なので、1人(1匹?1台?)だけにするつもりだけど、9セット買う人は、いるんだろうな…
って、来年の2月発売なんですか!(..今気付いた。DVDは11月なので先に買おう。)

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Pen Books 101本の万年筆一ヶ月くらい前に注文したのですけれど、すっかり忘れてまして。
先日やっと「積ん読スペース」から救出して眺めてます。
Pen Books 101本の万年筆

雑誌「Pen」での連載(昨年末まで)をまとめたものですが、もう2年近く定期購読しているのでこのなかのいくつかは読み覚えが。
というより、とても興味深く毎回読んでいて、この記事がいつも載っているから雑誌の名前も「Pen」というのだな。と最初のうちは思っていたくらいで。
終わってしまったときは本当に残念でした。
しかし今も、誌面共通のお約束なのか、各記事、読みものの終わりの部分にはかならず、ちいさな万年筆の図柄がぺたりと貼り付けてあるんです。
それが、モンブランだったりペリカンだったり、とにかくいろんなブランドのペンなんですねー。
こういうのを眺めるのも楽しみな雑誌です。
(しかし「Pen」は文具系ではなく、デザインとかファッションとか建築などの特集が中心の雑誌です。)

ずいぶん昔の廃番品だったり、ノベルティとして作られたような入手困難品だったりの、とても珍しい、いろんなブランドの万年筆が見開きで1本づつ紹介されています。
当然ながら、私程度じゃこのなかの1本も持ってませんしここの写真で見るのが初めてなのがほとんどで。
(セーラーの「キャンディー・フロッキー」だけは覚えがある...私じゃなくて、友達が持っていたのを見せてもらった超おぼろげな記憶が...。真っ赤に白いアクセントで、サリーちゃんみたいでかわいいペンですね。)

万年筆をあまり知らない人でもじゅうぶん面白いです。
文章も読みやすいし、拡大写真も隅々までよくわかって綺麗!
まるで外国の博物館や美術館の図録を眺めているような、しみじみとした愉しみがあります。
判型もコンパクトで手に馴染むし、机上では、手帳(Executive)よりほんの少し大きめな、ほぼましかくなところが「大切に読みたい」感じを醸し出していてかわいいのです。
ぼうっとしてるとき、ふと手が伸びる場所に並べて置いて欲しいなあ。というくらいにおすすめ。

昔に買ったものが全然残っていないのは残念だとは思っていますが、私自身は、あんまり古いものや、レアなものをコレクションすることには今のところ興味や資本力←ま、これが事実。が回りません..。
ペン先が硬めだったりする「現代タイプ」のほうが筆圧の高い私の手に合うからなのかもしれないなあ。
(そうそう、前回の記事でモンブランの開店時に買い物をしたいという話で、どうせだったら限定モデルが欲しいとか書いておきながら、やっぱりオーソドックスにこれを機会に149を所有しておきたいという思いもちょっとあり、でも、☆型ダイヤ入りスターウォーカーやグレタ・ガルボなんかもかわいいですよね、値段を別にすれば。...で心は千々に乱れています。)

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2006.09.22

誕生日周辺のこまごま。

わー、またひとつ年齢が大きくなりました。
本日は意外とフツーに、各種作業を進めつつも過ごすつもりですが、夜はどこかに食べに行っちゃう予定...
風瀬さんの解説によると、今日は星回りもOKな感じだ!

今年も万年筆を何か。という話を有り難くも頂戴しているにもかかわらず、(早々と夏から空港で146をゲットしていた昨年と違い)ぜんぜん選べていません。
堅実な用途で活躍してくれそうなペンは自分でコツコツと買い続けてしまっているので、誕生日の記念品ならば逆に、メモリアル感..?のあることを優先にしてもいいかも(限定モデルとか?)等々、考えてはいます。

とりあえず、モンブランの巨大な直営店が銀座にオープンする来月(なかばくらいの予定らしいです)を待ってから選ぶことにしました。
別にここじゃなくてもモンブランブティックは存在しているのですけど、まあ、見物+買い物が出来た方が面白そうですし、なにか特殊なものが出たりするのかな(ただし、買える値段で..)とも思うので、開店をかなり楽しみにしているのです。
もしかしたらそのまま真っ直ぐ歩いていって伊東屋あたりで全く違うブランドのものに決めてしまうかもしれないんですが。
今はそんな感じの計画を原動力のひとつにしてもくもくと、はたらいたり学んだりの秋を頑張りたい所存であります。

誕生日が来るのがこんなにあっという間ならば、今月、いや今年なんて光の速さで終わってしまいそう。
ああTodoリストばかり長くなる今日このごろです。

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060921 lunch21日から近所のデパートで北海道物産展がはじまりました。
ここで楽しみなのがイートインコーナーのスープカレー。
春の同じ物産展ですっかり大好きになったので、まずはチラシでチェックすると「ばぐばぐ」という店でした。
もちろん初めてです。
これは、「チキンベジタブルカレー」。
土鍋に入っているのが特徴です。
出された時などはボゴボゴ煮立っていてスゴイ。
辛さが10段階もあるんですけれど、私は最下位の「1」でじゅうぶん、顔中から液体が出まくったので大変なことに(惨)
あーでも、この「滋養がある」って感じ満点で、スープカレーって美味しいですねえ。
こういうのがいつもいろんな店で食べられて、いいなあ北海道のひと。

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060921 : today's sphere駅前街灯の先の球がこんな形。
上半分がぴかぴかに鏡面加工してあっていつも気になってました。
駐車場の通路から、ひとつ見下ろすことができるんです。
時間や、天気や、季節によって映るものもかわっていくんだろうなあ...と、写真に撮ってみたらすっかり気に入りました。
これ、定点観測的にやってみようかと思います。
写真も正方形に切って、アイコン的にするのがポイントかな?
ちなみに、こっちはCGです。いつ出るんだVue6!

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CowParade Tokyo丸ビルの本屋さんの脇に立っていた花牛。
東京の丸の内でもカウ・パレードが始まりました。
あいにく、通りかかったときは天気が悪くてほんの何頭かしか目撃できませんでした。
夏にボストンでこれでもかというほど写真捕獲してきたので、すごく好きなイベントです。
皆さんも丸の内方面にお越しの際はぜひ探してみてください。
思わぬところに牛がいて驚きますよ。

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2006.09.19

赤革のクオバディスを買いました(来年用!)

QUOVADIS  Executive 2007 QUOVADIS  Executive 2007
週末は実家へ。
東京(いや文具店を)経由するチャーンス。ということで手帳フェアで賑わう伊東屋を訪れました。
綴じ手帳は5階、システム手帳は9階で開催中。
今までここにも宣言(?)してきたとおり、両方をなんとかして使い込みたい気満々なのでどっちの売り場でも長居してました。

いつもはフロアの奥にあるクオバディスのコーナーは、入り口近くにドーンと移動してきて盛況。
やっぱり、各種カバーの手触りがじっくり確認できるのが「クオバディス伊東屋買い」の楽しみだな、と思います。
合皮カバーを使い続けるなら、今のエメラルドグリーンで十分なので中身だけを買うんだけど、やっぱり気になるのは、去年は一応、買うのをやめておいた革カバー版。
(だって途中でこの手帳の使用を挫折してしまったらすごくもったいない。
このましかくな判型のカバーは、他に転用できるものがないし。
というわけで、2年目も使う気になっていたら、革版をメーカー純正またはスリップオンあたりのオーダーで検討するつもりでした。)

本革カバー版はシボのあるタイプとスベスベしたタイプの2種類があったと思います。
それなりの値段なので箱入りだし、一応、他の合皮バージョンとは違って、什器上部の透明ケースに見本も展示されているんですが。
鍵がかかっているような扱いではなく、はね上げ式の蓋になっているだけなので、パカっと開けて質感を確認させてもらいました。

すべすべタイプ「Luna」の触り心地が、当初想像してたよりずっと良くて、物欲メーター一挙にアップ!
つやつやしているし、丈夫そうな厚みがあって、しっとりとした手触りが素敵。

ネットの写真だと合皮っぽいくらい光沢があるんですが、微少なつぶつぶテクスチャはあるので、実物はもっと高級感があります。
うまく使い込むときれいなテリが出てくるかもしれませんね。

薄紫や薄青などもすごく綺麗だったけれど、やっぱりシステム手帳や、持っている多くのペン達の色と合わせるなら赤革で。
でも、ファイロファックスの「クロス」赤よりはずっと彩度が高い、新品のランドセルのようなくっきりした赤!
朱色系ではないですよ。

この先、魅力的な他社製の(あと、今回はまだ見かけないけれど伊東屋オリジナルの)革カバーや、オーダー企画などを年末までに知ることになるのかもしれないけれど、これだったら後悔ないかなあ…
等々すごい速さでぐるぐると考えまくり、購入を決定。
つまり、来年も確実にExecutiveを継続使用することもこの時点で自動的に決定。
12000円ですからね..。

箱をあけると、革の香りも新しい手帳は薄紙にくるまれていて、これは伊東屋特製ですが六曜の早見表や日本の祝日シールなども。(本体は英語表記の版です)
写真の通り、開くとカードが入る薄いポケットがついてますが、それ以外は、ペンホルダーやベルトなどもなくあっさりとしています。
このシンプルさが好きです。

ああ嬉しい!カバーだけでも、使用はいつからにするべきかな。
やっぱり、年末の記入切り替わり時期くらいから同時に?それとも正月から?
それとも早速明日から?と思ったけれど、それは今までの青緑カバーがあまりにも可哀想か..。
なんども箱をあけては覗き込みつつ、迷いまくってます。

革版を店頭に置いている店は、都内ですら限られていると思いますので、やはり来月からはじまるクオバディスの日本版サイト(←まだ2006年版の内容です)でオンライン購入するのがおすすめです。
去年見ていた感じだと、合皮版などは意外にあっというまに売り切れていたのですが、革の出足はゆっくりめで、しばらくは大丈夫でした。
(もちろんその他、探せば他のオンラインショップでも買い物が出来たと思います。
Sony Plazaなんかも、品数豊富だしオリジナルカラーのビニールカバー版などがあって人気みたいですよ。
実店舗ではもう、ピンクなどかわいい色を見かけました。通販で買えるのはもうちょっと先かな?

というわけで、もう、来年の綴じ手帳は、9月にして確定しましたよ!
(と、今、叫んでいいものかどうか...でも去年はいろいろ買い込んでつまみ食いしちゃったわけで、これは避けられたのでもう安心。)

その後上階へ攻めて(笑)いったシステム手帳売り場のほうは、さすがに現状を揺るがすほど欲しいバインダーは見つからなくてホッとしました。
でも眺めているだけでも楽しい...
なんかもう、ついさっき2007年版Executiveを買ってしまった勢いでリフィルもしばらくはクオバディスで少なくとも年末までは浮気しない...とあっさりと決心したので、特に新しくリフィルを買ったりはしませんでした。
前にこれを買ったときは私が最後の一個?と思っていたけれど、スケジュール系以外にも各種たくさん補充されてました。


そうそう、今回、大いに気になって手にとったのはLettsのダイアリー。
硬~い表紙で上質な製本がされていて、きっちりと指が痛いほどに直角。
中の紙も、すーっと指で触っただけで、きっとすごく書きやすいんだろうなと頷いてしまうような感じで。
小型サイズのデイリーなんかは、もうわけもなくレジに持っていきたくなる吸引力があります。
こっそりとここは小さな字で書いておくけれど。
もし、ほぼ日手帳やMoleskineのデイリーの購入について多少は、もっと較べるモノがないかな?という思いがあるのなら。
これもぜひ候補に入れて!と大声で言いたい私です。
この小さな「本」と1年いっしょならきっと楽しいだろうな、と思うので。

丸善なんかもLettsの品揃えは豊富なのでぜひ。

さーて、散財しちゃったから今週から頑張ってはたらくよ!!!

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2006.09.15

文具カテゴリーを整理してみました。

このブログに前から設置していた「文房具」カテゴリーが100件に届く勢いになったので、更に4つに細分化してみました。
(通常は右サイドバーからいつでもどうぞ。)

わりと一過性で、浅く終わると思っていた私のこちら方面への興味も、こうしてみるとずいぶん続いているものです。
これくらいに分けた方が、自分でも買い物遍歴などが把握(反省も..)できていいですね。

文房具--万年筆
万年筆やインク関連のネタ。
文房具--その他筆記具
ボールペンや芯ホルダーなど「万年筆以外」の書きものネタ。
文房具--手帳・ノート
手帳(の使い方等)方面も含む、紙ものネタ。
文房具--その他のモノ・本
上記カテゴリーにあてはまらないモノのネタ。あと、文具分野の書籍レビューもこちらに移動。

その他、逆に類似内容と統廃合してしまったものもあり。
(「ゲーム」を「ソフトウェアレビュー」に無理やり突っ込むとか。最近ゲームやってないなあ..。)

一時期、レスポンスの悪さで不評もあった「ココログ」ですが、最近になってずいぶん快適になり、ものすごい高機能なアクセス解析が搭載されるようになりました。
ページあたりの滞在時間ランキングとかも面白いです。

そこで、「文房具」カテゴリーのトップページへのアクセスが非常に多いのが気になっていました。
Google等での文具関連での単語検索もとても多いので、それで行き着くというのもあるのでしょうが、私の文量で100回分の記事が繫がったページが画面に読み込まれるっていうのは時間的にも非効率じゃないかなと思ったわけです。

私自身は、なんとか自力でブログ内検索を取り付けて以来、備忘録的に情報確認したり、自分の過去ログをひろってきては関連記事としてリンクをはったりして便利に使っているので、カテゴリーから何かするといったことは滅多にないのですが。

しかし、モノ系内容のブログをよく書くようになって同好の方々のブログを探したり交流したりするようになると、やはり楽しいし役に立つのは、その管理人さんが「他にどんなものを持っていて、どんなことを書いているのか」遡って読んでいくこと。

明確にコレというモノがあるときは自分のところと同じようにブログ内検索してしまうこともあるけれど、この人のコレクションネタを重点的に読みたいものだわ、というときに重宝するのはカテゴリーのリンクを押すことなんですね。
人によっては、万年筆だけでも型別やブランド別にカテゴリーを分けているブログもあるし、文具ごとにこまごまと分けてちょっとした事典みたい読めるブログも。

結局、検索等から行き着いてそんなふうに読み始め、その後はRSSリーダーに登録して満遍なく愛読することになったところもたくさんあるのです。

ここは、あくまでも「日記」として何年も書いているので、意外に近い将来、全く違う分野で盛り上がる場所として生まれ変わる可能性もなきにしもあらず、ですが、いままでどおりメンテナンスを怠らず、アンテナをひろげつつ楽しくやっていこうと思います。

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2006.09.12

クオバディスのシステムリフィルをお試し中。

QuoVadis Timer17 Prestige QuoVadis Timer17 Prestige
前回の話の続きになりますが。
伊東屋に出掛ける前に訪れた「ミケブログ」さんに、タイミング良く手帳リフィルの話題で更新が。
これはなにかのお告げかも(笑)と、「QUO VADIS Timer 17 Prestige」を早速メモしてから出発した次第。

クオバディスにシステム手帳タイプがあるのは知っていましたが、替えリフィルが9月始まりとは知りませんでした。
ちなみに、ここのシステム手帳については、いま放映中のドラマ「サプリ」の役柄で伊東美咲さんが使っているんだとかで問い合わせ急増...ってホントですか..
もっとも、A5サイズだそうなので、かつてのペリカーノJrほどの規模でブレイク(?)するかはちょっと謎ですよね。
ドラマに出た文具…欲しい できる自分を演出!? : TV : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

クオバディスは現在Executiveをメインに使っていて、来年も継続することがおそらく(断言できないんだけどね..まあ9割方)決まっているんですけれど、それとほぼ同じレイアウトのものです。
2006年9月~2007年末までのお得なセット。

在庫がその時点で1つしかなかったので「ほほぅ、面白そうだから使ってみよう...」といそいそとレジに持っていったのですが、支払う3歩くらい手前ではじめて、税込み2310円もすることに驚愕。
(綴じてるわけでもない、紙束だけなのに~!
「お試し」とか言ってられる値段じゃないですよね..でも買っちゃいましたが。)

というわけで、1週間(見開き2ページ分)使ってみた感想。

●評価できる点

・ふだん書き慣れているレイアウト。
バーチカル(時間軸が垂直並び)レイアウトは、複数日にわたる行動や仕事の推移を横方向で記録しやすいから重宝。
土日の配置が小さめなのが残念だけれど、縦長なシステム手帳なので土日二段重ねは合理的かも。
Executiveのように日曜だけがページ最下部に潜り込んだら、ほとんど目立たずに無駄なスペースになってしまうだろうから。
(あれは、「ましかく」という判型だからこそ使いやすいレイアウトなのだと思う。)

・クリーム色の地にワイン色の数字、フォントも上品

・スタンダードなリフィルより横幅が5ミリほど大きい。
..ので、かえって他のメモ系リフィルと区別がつくので利点と数えたい。
スリムなバインダーには、かえって「ノートっぽいフィット感」が出ていいです。
(国内ブランドのいわゆる「ジャストリフィルサイズ」や「ナローサイズ」規格のバインダーに合うものかはわかりません。ご確認を。)


●残念な点

・万年筆のインクが裏抜け気味な紙質。
ぎりぎりながらまあ我慢できる程度で収まっているが。
見た目は同じようだけどこれは、ExecutiveNoteやBusinessPrestige等と同じ厚さの紙なのだろうか?
書き心地は悪くない。
しかしメインの綴じ手帳として考えるなら、ほぼ、候補から外したいタイプの紙だ..。
パイロット青(キャップレス)の字がビシっと裏から見えるのはショック..あんなに細字なのに!
★追記★:クオバディスは白い紙の商品群(Classic)とクリーム色の紙の商品群(Prestige)に分かれている。
紙だけでなく、レイアウトも微妙に違う。
私が普段メインで使っているExecutiveはClassicのタイプ。
なのでPrestigeタイプはこのリフィルが初めてなのだ。
この記事の一番下の関連記事内でも書いたとおり、白いほうは丈夫で厚いので特にインクを選ばない。
しかし「カレンダーの裏」のような硬い書き心地なので慣れるまで時間がかかった。

・バーチカルレイアウトだと、一日分の横幅がとても狭い!
時刻で何をするという管理を特にしていない私は、1時間ごとに引かれている罫線を単にメモ(ToDoリストなど)用にしているのでよけい不便に感じる。
Executiveだと3.5センチも1日分の幅があるので、そういう使い方ができるわけだが。
システム手帳のリフィル上だと、これが実に2センチしかないので、バーチカルらしく簡潔に書きつけるしかなさそう。

まあそのぶん、右ページの総合メモ欄が広いのは便利なので、うまく使い分けることに慣れれば大丈夫な予感。


...と、いう感じです。
ある程度選んだインクの細字ペン(サファリEFとか)でちまちまと書き込むには都合よく、なにより慣れた景色なので、手が迷わない!←これって重要。
何より今月からずーっと使える便利さが良いです。
他社製の来年度のリフィルは少なくとも12月まで待たないと使えないので。
(ファイロファックスだときっちり新年から。)
というわけで、総合的には「意外に気に入っている」とまで言えるレベル。

しかし一方、メインの綴じ手帳と役割を変えたいのに、それと同じレイアウトのものにするってどうなのよ?という思いもあり。
(実はいちばんコレが引っかかっている点。リフィルに罪はないのだ。)
だったらそれこそ学生時代から使っている、レフト式(右側にメモ)の見開きウィークリーで落ち着きたいという気もするし…

ああー迷うな~。

ま、ゆっくりと今年いっぱいは(しかしたっぷりとキョロキョロしつつ)これを使っていこうか..。


★--関連記事の過去ログです。ご参考に。--★
クオバディス快調。
手帳選びの着地点?(クオバディスに挑戦...)

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2006.09.11

メモ書き用のリフィルを買ってきました。

Paper Refills4日に伊東屋に行った折、薄型ファイロファックス用のリフィルを、(まずはすぐ翌日から使えるようにしたかったのでその系統のものを。)いろいろと物色してきました。

私がバイブルサイズを常用していた最後の時期は実に9年前、なのです。
保存してあるリフィルの終わりのほうは、新婚旅行の準備リストとか、新居の家具の寸法とか。
ああそういう時もあったねえ...と懐かしさに涙したくなるようなメモで満載!

なので、いくらかストックしておいたリフィルは、ものによっては微妙に紙質が経年変化しているような感じ。
だから思い切って処分してしまいました。
机の引き出しの中には、飴色に使い込んでクタッとなりかけた、ノックスブレインの茶色い革のバインダーが残ってます。
(酷使のために金具が外れて修理に一度出した記憶が...今はベルトのボタンの上の革が剥げてしまっている..歴史を感じます!)

その後は、主婦らしく(?)1年だけB6くらいの綴じ手帳を家事だの料理だののネタでいっぱいにしたあと、ふつうに勤めに出たりし始まったのでミニ6穴システムへ推移。
しかし、綴じ手帳に再び手を出したきっかけは、やっぱりほぼ日手帳の発売(2002年版~)の影響が大きかったかも。
出勤系から家こもり系に仕事の形体が移った時代と重なるので、携帯性はそれほど気にしなくなったというのもポイント。

と「私と、ここ10年くらいの手帳の歴史」を語ったところで。


今回、買ったのは、主にメモリフィル系。

8月にバインダーを買ったときからもともとついていたのは、1ページ1週間のオーソドックスなタイプで、2006年末までのもの。
あとは、数枚づつの横罫や無地やTodoリストやアルファベットごとにタブ付のアドレスリフィル。
住所録については完全にPC内の「筆まめ」で管理してるので外してしまいました。
タブにビニール加工がしてあって良くできているんですけれど..
その一方、「白」と一緒にはいっていたオレンジ色の横罫リフィルは、ことごとく(万年筆の)インクをはじいてしまう紙質でした。
..なので一応、これも使い道がしばらくなさそうなので取り外し。
そのかわりこれ、油性ボールペンにはとてもハッキリ滑らかなのです。
それぞれ特性があるということですね。


●ファイロファックス(「クロス」のバインダーに最初からついてたのと同じ)白いリフィル(5ミリ横罫30枚350円・方眼20枚500円)
●ファイロファックス「CottonCream」(5ミリ横罫500円)
白は、なかなかの書き心地だと思います。
あくまでも私の好みですが、ペン先がシュルシュル呟くような、表面の凹凸が大きめの方が楽しいので。
適度に吸収性もあるので、太字ニブやフローのよい万年筆も向いているんじゃないでしょうか。
(逆に細字すぎるちょっと「埋もれる」感じ。
あと、味として我慢できる範囲だけれど、裏からほんのちょいインクが透けるかな..)

CottonCreamは紙にコットンが混ざってるらしいのですが、薄いベージュ色でいかにも高級感があります。
白リフィルよりしっかりと厚みがある感じ。
いろんなインクで試し書きしましたが、ほとんどまったく滲まずクッキリと書けて裏抜けない優秀さ。
あえて言うとすれば、(私の好みよりは)若干、筆記感が硬質なことくらいか。
あとやっぱり、たくさん使いたいタイプのリフィルとしては値段が高めですね..方眼など特に!

●レイメイ「ダヴィンチ」(5ミリ横罫30枚250円)
いまのところ、ミニ6穴等でも愛用してきて一番気に入っているのがダヴィンチ。
国産ブランドはリーズナブルでいいなあ。

紙の特性(薄いので枚数が多くてもスリムなバインダーに収まる・その割にはインクの滲みや抜けがあまりないので万年筆にも向いている・要するに、「ほぼ日手帳」と同じトモエリバー)がポイントです。
ばんばん使うにはこっちに統一してもいいかな?

薄いにもかかわらず、手帳用としてのテクスチャーづくりに頑張っているのがうかがえ、そこそこの「書き摩擦」も得られます。
なので、鉛筆芯なんかでも意外にスベらないんです。
廉価スチール万年筆の、「ガリガリ系で失敗しちゃったかなあ」的ペン先でも、この紙だとだいぶ滑らかに軽減されて普通に使えちゃうのが不思議。

しかしやはり、欠点があるとすればその特性ゆえにインクがあまり染みこんでいかないんですよね。
たっぷりしたインクで書くと紙の上で盛り上がったままなかなか乾ききらないので、そのまま綴じちゃったりしたら反対のページに転写されますし..。
(こういう乾燥特性や、さすがにひかえめな摩擦感含めて、太字万年筆にはもの足りないだろう、と言わざるを得ません。)

というわけで、メモ系についてはこんな感じです。
それぞれ気に入っているので、もちろん全部を少量づつ綴じ込みつつ使っていく予定。
システム手帳のいいところは、この「混ぜ込み自由」なところでしょうかね。

スケジュール管理用リフィルを確定できていれば、メーカーを統一してしまえて簡単なのですが。
こちらは結局、紙質だのレイアウトを吟味しつつ、ちょこちょこ今年いっぱい試行錯誤なのかも。
(それって去年の「綴じ手帳ジプシー」状態と一緒じゃないか~!!)

というわけで、今年最初のお試し買い(だけどいきなり相当気に入って使い始めている)スケジュールリフィルについては、またこんど。

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2006.09.10

「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」を観てきました。

オリジナル・サウンドトラック「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」以前からすごーく楽しみにしていた大好きなシリーズの映画なので、公開初日に行ってきました。
・公式サイト→X-MEN:ファイナル・ディシジョン

1・2作目の監督さんは「スーパーマン」のほうを引き受けたくて今回のX-menの制作を降りてしまったんだそうで、確かになんとなくだけど雰囲気がほんのすこーし変わった感じ。
でも、期待を裏切らず面白すぎでした。
もう1回観ても全然OK。
DVDでもね。
(全作品のコンプリートボックスとか出るなら考えてもいいよ!)

今回は、人間VSミュータントの軍団という構図がメインになるので、様々な能力をもつメンバー達がバンバン出てきて、それぞれの「特技」を鑑賞するだけでも楽しいです。
背中に羽の生えた男の子は、CMの予告編でも出てきますよね。
あの、翼がバサーっとひろがるときの形状の美しさにうっとりしてしまう..。
(中の人もちゃんとカッコイイのだけれど。)
その他こまごまと出てくるびっくり人間な方々はせっかくなので映画で発見して欲しいですが(ハリセンボン人間とか...)、今までの作品でもチラッと出てきていた「壁を通過できる」女の子が、今回はX-menの正式メンバーに成長して活躍します。
他の登場人物と違ってあまり強そうなオーラがなく、ハカナげな可愛い普通の少女、という雰囲気がすごく良い女優さんです。注目ですよ!
(でも、建物を走り抜けて大活躍だし。そのギャップがたまらんのです。)

今回は、いままでの重要登場人物達が急転直下に生きるか死ぬかのレベルでどんどん大変なことになってしまうのも見逃せません。
俳優さん、みんな大物なすごい人たちばっかりなのに〜!

ジーン役のファムケ・ヤンセンはX-men1作目以来ファンになっていろんな映画やドラマでうっとりと眺めてきましたが、今回はもう、予告編にもあるとおり復活するのはいいものの、今までの知的な指導者役とはまったく違って顔も役柄もすっかり恐ろしくなっちゃったし(もうツヨすぎて何が何だか。)、その一方で今まで全く中に誰が入ってるんだかわからなかったミスティーク(誰にでも姿を変えられる、普段は青いウロコがはえている魚人?みたいな姿)役の人がすごい美形だとわかるのもツボです。
天候変えるだけが特技と思ってましたがハル・ベリーは善玉側として今回はかなりパワーアップです。

本家のコミックは壮大な規模で登場人物もたくさんいるみたい。
ウィキペディアを読むと詳しく人物解説されています。
(どうもこれによると映画はここにある「本流」とはちょっと違う味付けで設定されているみたいなので、読んでもネタバレにはならないですよ。)
面白そうなのでぜひ原作を読んでみたい!

映画はこれで完結編ということで、観ているほうも疲れ切るほどの大団円を迎えることになりますが、えーもしかして続くんじゃないの?と期待したい救い?が。
最後までよーく(もちろんエンドクレジットの後も!)観てくださいね。

こういう設定なのでもちろんCGもふんだんに。
ゴールデンゲートブリッジが大変なことになります。
そして、わらわら突撃する群衆といえば、期待を裏切らないWETA Digitalが今回も。

不満なのはこの、明らかにひねりのないカタカナな作品タイトルだけなんですが、まあいいや。
というわけで、えーと、損はしませんので、アメコミ嫌いな方以外は観に行きましょう。ぜひ。

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2006.09.08

注文や検討やキャンセルのこまごま。

まあ、初日(7日)のお祭りには参加しておかなきゃね。
と思ったので午後からだったら大丈夫だろうと、注文してみたほぼ日手帳2007ですが、恐ろしいほど閲覧操作が重くなっていてびっくり。
きっと「(開店直後は混むので)3時頃が、比較的空いているオススメの時間帯」などとという親切な注意書きのせいで、皆が素直に(笑)おやつどきを狙って注文に駆けつけたようです。
(ははは、私もだよ~)
というわけで、お望みの、ネット買い限定「グレンチェック」のセットを注文できましたよ、かあさん。

私自身の分は、使用するかしないか含めてもうちょい保留です。柄物以外ならロフトで買えるので..。

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QuoVadis + Bookmark先日、私がプランタン経由で伊東屋に行ったのは6日から始まっている「手帳フェア」より数日前のことだったんですね。
だから、2007年版もいろいろ置き始まっていたものの、品揃えはもう少し足りない感じだったし、陳列などは通常通りという感じだったわけで、さすがに「ここで早まっちゃダメだ」とばかりに物欲ストッパーをかけて頑張ってみました。
買いたい物はそりゃたくさんあったので血圧上昇しましたけどね~。

クオバディスも、リフィルや合皮カバー版が既に2007年版が。
でも、革系がこの時点で置いてなかったので様子見です。
2007版のExecutiveは、革カバー版
(クオバディス純正の1万円くらいのやつにするか、もし今年も出るなら伊東屋オリジナルのやつにするかも悩みどころ。こちらはもっと高い..)
にするか、中身だけ買って、現在使っているエメラルドグリーンの合皮カバー「クラブ」を継続するか、二択にする予定です。

この青緑色カバーは2007年用にも各種サイズで売っているので、合皮でよければぜひクオバディスユーザの方におすすめしたい、とてもよい色です。
しっかりした作りだし、濃くて深めのシボ型押しのせいか、汚れ等含めて見た目の劣化がほとんどわからない(ま、外出時持ち歩かないせいもあるんですが)ので、時々水拭きでもしてれば何年でも使えそうな気がするんですが。
ボストンで買ってきたきらきらブックマークとあまりにも配色が合う、と発見したのも愛着上昇の理由。(写真参照)

横向きに、ちょうどメモコーナー上の3ヶ月カレンダーのところに差し込んで(だから筆記場所を浸食しないのだ)、今週のページを示すちょうどよいツマミになってるんです。
クオバディスといえば毎ページの下隅をぴりっと切り離せることで有名なので、栞自体必要ないんですが、まあなんというか、そればかり頼って触りまくってると断面の変色劣化も気になってくるんですよね..。
優雅にキラキラを掴んで手帳を開くのが何だか嬉しい今日このごろ、です。

革だったら薄型ファイロファクスにあわせて赤系カバーが欲しいと思っているのですが、このブックマーク、現在の翡翠緑のカバーほどには似合わないでしょう。
うーん、悩ましいね~。
Executiveの来年版は今年の12月からスタートなので、じっくり吟味しつつ悩んでみます。

そのぶん、今から使えるシステム手帳用のリフィルをいくつか買ってきました。
(長くなりそうなので次回以降の更新で報告と考察をしてみます。)
今年の、ファイロファックス「クロス」の新色はキャメル色なんですね。
ピンクや薄グリーンなどのかわいいパステルカラーもあって、やっぱりこのブランドの中では「クロス」がいちばん好きかも。


そうそう、はやくも、ペリカンの新しい史跡シリーズ「グランプラス」が置いてあるのを目撃。
茶系はちょっとおじさまっぽいかなと敬遠していたのですが、模様は予想外に深みがあって面白く感じました。
マロンやチョコレート混じりの濃厚クリーム系菓子を連想。
秋冬な感じ。
木星表面のように思えなくもない。
青いスジが、ぬぅっと入ってはいますが、前回のピカデリー広場よりは全然「普通」な印象です..。
まあ、どうするかな~。ゆっくり考えようかと。

そうそう、ずいぶん前に、注文したとここに書いたアウロラのオレンジ色のかわいい万年筆、「ソーレ・ミニマ」は某通販(..わかっちゃうなあ(笑)で調達が間に合ってないみたいで、その後全然届きませんでした。
待ってればいずれは入手できたのかもしれませんが、さすがに3ヶ月もそのままにしているのはマズイだろうと思い、月はじめにキャンセルしてしまいました。
今思うと、私にとってこのペンについては「購入予約ボタンを押した」という時点で物欲が完了したような、そういうレベルだったのかな?という気もします。
現在、2本もオプティマを持っていてなおかつ愛用出来ているので意外に冷静に見送れた感じです。
まあ、アウロラ製品を通販で頼んで(購入店舗に関係なく)必ずまともに買えない私の悲しい運命が、これで証明されました~。
今のところ、他店で注文しなおそうとか、あえて買いに行こうという感じもしないので、楽しい(予約の...)思い出として物欲放流...(涙)
意外に、こういうことがあると「縁がなかったんだな」と諦められる性分なのです。
(そのぶん、琥珀色のカレンがはるばるウチに来てくれたんだと思う..。)

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2006.09.05

コヒノール木箱ペン立て(2個目)とか、伊東屋2mmシャーペンとか。

KOH-I-NOOR  pen box昨日は午後から東京に行ってみました。
銀座プランタンは久しぶり。
秋の服も気になるけれど、まずはSCOSへまっしぐらですよ。
昨年購入した枡型に続いて、やっと横長の大きいタイプを買いました。(2625円。)
いま、枡形タイプのほうは、万年筆をはじめとする「高級筆記具管理箱」としてドーンと正面の特等場所に置いてあって、とてもよい感じ。
机の左隅にそれとは別で、芯ホルダーなどのペンシル系統や、ハサミやカッターや定規などをさしてある「通常ペン立て」があるんです。
フチがほんのちょっと欠けてしまったDURALEXの大きなグラス(←ウチのコップはみんなコレ。耐久性もデザインも優秀なのでいろんなサイズで常備!)とか、シールでカスタマイズしたピーナツの空き缶なんかにざくざく差してあるんですね~。
ということで、やっと机上のペン立てが全部コヒノール製の同じ木箱に統一できて、かっこよくなる予定!

中身が増えていけばまた同じのを買ってつなげて置きたい気もするし、そうするといかにもプロ(...何の?)って感じで憧れますが、もうキリがないですから。
「この箱に入りきれない以上は買わない」っていう方向でモノを集めていくのは筆記具に限らず、収納そのものの基本といえましょう。
そういえば私の「買い置きノートとかメモ帳保管用」と決めた箱がそろそろいっぱいです。
その風景を思い出す度に、しばらく買えない..と物欲を抑制する効果はかなり。
(むしろこの抑制を突破するほどの良品との出会いに期待しよう。)

そうそう、プランタンの7階のギャラリーでやっていた井上直久さんのイバラード展を眺めてきました。
ずっとみていて全然飽きない。星とか鉱物がらみの、あの虹色世界がツボでたまらないです。
画集も何冊か持っているのですが、いつか、大きな版画を購入して壁に飾れたらなー。

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ITO-YA MP筆記具繋がりで。
伊東屋オリジナルの2ミリ芯シャープペン
鉛筆とおなじ塗りを施した、丸断面木軸。とても軽いです。
10ミリ直径と、ほどよい太軸なので持ちやすく、そしてなにより握り心地があったかくて柔らか。
この点は樹脂や金属の筆記具には真似できないですね!
もともとHB芯が入っていまして、硬いからメモ書きなどもしやすい。
今のところは2Bなどの濃い芯に入れ替えずに、ふつうのエンピツ的に使っておこうかと。
ちゃかちゃかとしたノック音も親しみが持てます。
気に入っちゃいました。630円です。

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2006.09.02

手帳戦線が始まったなあ。(売り場と頭の中で。)

今日、お昼ごはんを食べたついでに近所のLOFTをぶらついていたら、(9月末くらいからの早期スタートでおなじみの、カラフルなデルフォニクスの手帳群も目を惹きましたが)、早速売ってましたね~ほぼ日手帳2007。
去年は革セットの取扱がなくて、さすがド田舎支店だなと思っていたのですが、今年はちゃんとありました。
それどころか、下敷きとかメモ帳とか、カバーオンカバー(←これは去年も別売りしてたけど)など、ネット売りでも人気の付属品も置いてありました。

今年のカバーのなかで、色についていちばん好みなのはナイロンの赤、かな。
今までのトマト系の明るい赤じゃなくて、暗い赤。
ボルドーっぽいペンと揃えても格好良く使えそう。
一方、材質的にいちばんイイかもと思ったのは赤革(タンニンなめし仕様)。
色はナイロン赤より明るめ。
手触りがすごく高級感あります。
「4年目の革」としての確実な進化を感じました。
作りもかっちりとまとまっていて、今までにない(笑)耐久性を感じました。
ガラスコーティングされているという黒革なども素敵だったし、深めなシボがついた黄色革なども印象的。
こんな感じに何とおりかの加工別に用意されていて、個性も様々で選びやすいんじゃないでしょうか。
なんだかネットの売り出し予告ではチェック模様らしき限定商品がある..等々ヒソヒソとささやかれていますがそれもまた月曜日にわかることでしょう..。

と妙に落ち着いて解説する私なのですが、今年は一応、買うとしても本体(中身の手帳)だけの予定なんですね。
だからネットで買いはぐれることもなかろうと踏んでます。

今まで(ほぼ創刊以来)毎年欠かさず革カバー付で買ってきたり、頂いたり、で本体を使い終える年末ごとにカバーの数がさすがにけっこう蓄積してまして..。
去年の未使用ナイロンカバーがあるので、それに今度購入する2007の本体をセットしてヘビーユーザーの実家母に使ってもらうつもりですし、いま現在、買い物貼り帖として自分が使っている分も、貼って膨れているので既にカバー無しで使用中です。
蓋付ミニポケット等がついて新しい仕様のカバーは非常~に羨ましいんですけど、これ以上在庫をダブつかせるわけにはいかず、欲しい色系統はひととおり揃っている今、カバー付セットを買うのはいったん我慢してみます。
今年版に存在するしっとり感は欠けているものの、一昨年の赤革も、内ポケットにAppleの白林檎ステッカー貼って結構愛用してたんですよね。
今はこれを休ませて茶革と青革を文庫ノートにつけて各種用事に持ち歩いているという状況ですから。
こんな感じの写真も懐かしい..

とまあしかしながら、我が家的にさらに興味があるのは「永久紙ぶくろ2007」でしょう!
普段の食品買い出しやら旅の荷物仕分けやらでいつも使うので、カバン内に必ず1枚入っているくらいでして。
ウチではすっかり「今、フクロある?」といえば通じるほどに認知された、便利アイテム。
手帳よりむしろこちらが買いそびれないかはげしく心配だ!
若干の前置きのあとに流れるCMソングが一度聴くと頭を廻りまくります。
AQAQ~♪

実のところ、来年の手帳構成については昨年(の今頃...)以上に明確に決まっているつもりではあるのですが。
先日購入した薄型ファイロファックスを必ずサブ扱い(外出用含)で使う気満々なのですが、その場合のリフィル構成は伊東屋で詰める(笑)として、机上メインは9割方今年と同じクオバディスで行くつもり。

し..しかし..残りの1割の確率で「完全にシステム手帳へ移行する(バインダー、この薄型バイブルだけで足りるのかなあ)」「(バーチカルレイアウトなのは譲れないけれど)別会社のA5サイズくらいまでの綴じ手帳で画期的なものがあったら。」の選択肢がせめぎ合っている状態だ!
上記記事にトラックバックのfILOFAXの内外価格差という記事で深々と学習させて頂きましたので皆さんにもご紹介。
まあいよいよというときは海外通販か、気の長い話だけど次回の旅先か...。

そしてアメリカで買い溜めたMoleskine達はきちんと使用されていくのでしょうか。

今年の秋以降のブログネタはこのあたりの逡巡がテーマになることでしょう...。皆さんはどうですか?
(あ、ほぼ日手帳は来年も趣味の買い物や外食記録や映画半券の貼りつけ帖です。これは確定です。)

と最後までひとりごとのようにぼやいて終わる。
来週あたり伊東屋行けたらいいんだけどなあ。

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2006.09.01

儚く消えていく青インク...。

わー。9月が始まったよ!

というわけで全く関係ない話ですが、最近けっこう気になっているのは、ペリカン青インクの退色です。
以前、メモを書いたノートをぺらぺらめくっていて、ペリカンのインクを使った箇所だけが、あまりに薄~く色落ちしていたので愕然としているのですけど..。

今年に入ったくらいからの私は、インクにこだわる、というよりは
「そのペンと同じブランドの、純正インクにこだわる。しかも青で。」
ということがマイブーム←しご、なのですが。
おかげで、青ばっかりいろいろ集まってきました。
それでもブランドごとに、微妙な色味や流れ方の加減や乾燥速度、などのきっちりとした「顔」があって、ブルーインク愛好家としては飽きませんねえ。
自分自身の好みも、季節や気分で移り変わっていくので。
いいなあ、と思う青がくるくる入れ替わります。
最近紙にのせて楽しく感じるのは、さっぱりと明るい青味の、パイロットのブルー。
キャップレスにカートリッジで入れてます。

ブランドを合わせたいのは、(品質保証がどうこうという話よりも)、なんとなくですけれど、そのほうが各ブランドのペン先の個性がくっきり明確になるような気がするから、なんですね。
インクの特徴とペン先の傾向が「なるほど組み合わさってぴったりだな」と思うことや、極端な話、ペンとインクを同じ会社にしてはじめて書き味が良く変化したことが何度かあって、しばらくこの路線でいこうかなと決めた次第です。

まあこんなことをやってられるのも、青一色以外あまり物欲が向かないからで、いろんな色を使う人にはたいへんな無駄と散財になってしまいますが..。
(もちろん、お気に入りのインクひとびんに拘るのもカッコイイと思います。
単に私は飽きっぽいのかもしれない...)

しかし、ペンをたくさん持っていて、最近「どれも同じように思える..この買い物は何だったのか..」と倦怠気味な方には(いるのか?)、純正インクに詰め替えることで、個性を引き出してあげることをぜひ、おすすめします。

Pelikan Blue ink (fading color)といいつつも、ペリカン青インクの話に戻りますが。
写真は、5月に、スーベレーンの400を買った実際の日に、書斎館のショップカードを貼り付けた日のページのもの。
ほぼ日手帳は、現在、レシート等の貼り付け専用で使ってますが、ペンを買ったからには筆跡を残しておこうと思ったのでしょう、インクを入れてさっそくメモした覚えがあります。
Bニブなので、書いた直後はけっこうたっぷりインクも出て(ラミーっぽく)濃い、のですけれど、乾くと濃淡がほんのりついて趣が出てくるのがペリカンインクの特徴。

しかし、年月を経て(といったってほんの3ヶ月ちょい前なんですが..)全体的にさらに薄くなってます。
クオバディスのほうなども見返してみると、5月や6月くらいまでに書いたものは、ペリカンインクを使ったところだけが生命力低めに淡~くなってるのがもうはっきりとわかるんですよねえ。
(太字ほど危ういほどに薄くなっているのは何故だろう..写真の例はかなり視認性がいいほうの例です。)
ここの青インク(黒やブルーブラックは大丈夫だそうです..)の退色する件はコミミにはさんではいたのですが、まさかここまでとは。
紙の性質にも左右されるかもしれませんけれど。

この、ツユクサの色素的に儚い濃淡もペリカン青の美しい特色、だとは理解していますが、これ、来年の今頃見たら消えてないでしょうか。
たいへん心配です..。
ちょっと様子をみて、あんまり減衰していくようでしたら使用を控えなければいけないのかもしれませんが、
(ペリカンのすべすべした書き味には欠かせない流れのよいインクなので、替わるとしたらウォーターマンあたりかな?)
ぎりぎり今くらいの落ち方がピークだというならば、味、というか「超個性」として容認してもいいかなあ..。
とかなんとか考えつつも結局、今日も普通にじゃばじゃば手帳に400のBニブで書き込んでます。
お気に入りだし!
過去をあんまり振り返らない主義(笑)な私には「消えていくインク」もまた合っているのかも?!

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