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2006.09.01

儚く消えていく青インク...。

わー。9月が始まったよ!

というわけで全く関係ない話ですが、最近けっこう気になっているのは、ペリカン青インクの退色です。
以前、メモを書いたノートをぺらぺらめくっていて、ペリカンのインクを使った箇所だけが、あまりに薄~く色落ちしていたので愕然としているのですけど..。

今年に入ったくらいからの私は、インクにこだわる、というよりは
「そのペンと同じブランドの、純正インクにこだわる。しかも青で。」
ということがマイブーム←しご、なのですが。
おかげで、青ばっかりいろいろ集まってきました。
それでもブランドごとに、微妙な色味や流れ方の加減や乾燥速度、などのきっちりとした「顔」があって、ブルーインク愛好家としては飽きませんねえ。
自分自身の好みも、季節や気分で移り変わっていくので。
いいなあ、と思う青がくるくる入れ替わります。
最近紙にのせて楽しく感じるのは、さっぱりと明るい青味の、パイロットのブルー。
キャップレスにカートリッジで入れてます。

ブランドを合わせたいのは、(品質保証がどうこうという話よりも)、なんとなくですけれど、そのほうが各ブランドのペン先の個性がくっきり明確になるような気がするから、なんですね。
インクの特徴とペン先の傾向が「なるほど組み合わさってぴったりだな」と思うことや、極端な話、ペンとインクを同じ会社にしてはじめて書き味が良く変化したことが何度かあって、しばらくこの路線でいこうかなと決めた次第です。

まあこんなことをやってられるのも、青一色以外あまり物欲が向かないからで、いろんな色を使う人にはたいへんな無駄と散財になってしまいますが..。
(もちろん、お気に入りのインクひとびんに拘るのもカッコイイと思います。
単に私は飽きっぽいのかもしれない...)

しかし、ペンをたくさん持っていて、最近「どれも同じように思える..この買い物は何だったのか..」と倦怠気味な方には(いるのか?)、純正インクに詰め替えることで、個性を引き出してあげることをぜひ、おすすめします。

Pelikan Blue ink (fading color)といいつつも、ペリカン青インクの話に戻りますが。
写真は、5月に、スーベレーンの400を買った実際の日に、書斎館のショップカードを貼り付けた日のページのもの。
ほぼ日手帳は、現在、レシート等の貼り付け専用で使ってますが、ペンを買ったからには筆跡を残しておこうと思ったのでしょう、インクを入れてさっそくメモした覚えがあります。
Bニブなので、書いた直後はけっこうたっぷりインクも出て(ラミーっぽく)濃い、のですけれど、乾くと濃淡がほんのりついて趣が出てくるのがペリカンインクの特徴。

しかし、年月を経て(といったってほんの3ヶ月ちょい前なんですが..)全体的にさらに薄くなってます。
クオバディスのほうなども見返してみると、5月や6月くらいまでに書いたものは、ペリカンインクを使ったところだけが生命力低めに淡~くなってるのがもうはっきりとわかるんですよねえ。
(太字ほど危ういほどに薄くなっているのは何故だろう..写真の例はかなり視認性がいいほうの例です。)
ここの青インク(黒やブルーブラックは大丈夫だそうです..)の退色する件はコミミにはさんではいたのですが、まさかここまでとは。
紙の性質にも左右されるかもしれませんけれど。

この、ツユクサの色素的に儚い濃淡もペリカン青の美しい特色、だとは理解していますが、これ、来年の今頃見たら消えてないでしょうか。
たいへん心配です..。
ちょっと様子をみて、あんまり減衰していくようでしたら使用を控えなければいけないのかもしれませんが、
(ペリカンのすべすべした書き味には欠かせない流れのよいインクなので、替わるとしたらウォーターマンあたりかな?)
ぎりぎり今くらいの落ち方がピークだというならば、味、というか「超個性」として容認してもいいかなあ..。
とかなんとか考えつつも結局、今日も普通にじゃばじゃば手帳に400のBニブで書き込んでます。
お気に入りだし!
過去をあんまり振り返らない主義(笑)な私には「消えていくインク」もまた合っているのかも?!

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黙々と採点、赤は鉄ペンで使おうと、しばらくLAMY アルスターを使っていたのだけれど、少し紙にひっかかる感じがするのが気になって、プロフィット21に入れてしまった。インクは入手のしやすさから、パイロットのレッド、町の文具店でも、これだけはボトルであったりする。... 続きを読む

受信 2009/01/23 18:25:46

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古典的ブルーブラックを作ってみた。 - 趣味と物欲 1898年にペリカン社が「4001」の名前で発売する、長期保存が可能な古典的ブルーブラックインクの説明が中心ですが、その関連で、国の役所で使われたインクの組成は、プロイセン王国内務省が指定し、素材検査局がチェックし... 続きを読む

受信 2014/01/06 0:17:05

コメント

このインクについては、あえて触れずにおこうと思っていたのですが、気づいちゃったんですね。
私は試し書き用で使っているMOLESKINEに、Bニブで書いたのが薄くなったのを見つけてしまったときには、
「気づかなかったことにしよう。」
と、自分自身を偽っていました。(笑)
その後使用中止し、2分の1にインク熟成してしまいました。

Bニブで同時期に書いたウォーターマンのフロリダブルーは、薄れることなくしっかりと残っていますよ。

投稿者: Ketzer (2006/09/01 3:03:23)

あらぁ、ライトブルーになっちゃってますね。
その時に気が向いたペンを使うので
このインクで、いったい、どこに何を書いたやら..

投稿者: (2006/09/01 3:49:50)

去年の7月、“Campus on holiday”の万年筆用に、裏写りのチェックのために試し書きをしていたのを思い出し、調べてみました。
確かに、ブルーインクは、全般に薄くなっていますね。特に、ペリカンのブルー、ついでにクロスのブルーも薄いです。同じペリカン系でも、ファーバーカステルはそれほどでもないです。
それに対して、アウロラやウォーターマンは濃く残っています。
また、モンブランとパーカー(クインク)が中間程度でした。クインクは予想以上の健闘(?)です。
ファーバーカステルを含め、少し深めのブルーの方が、退色にも強い、ということでしょうか。ただし、書いた量が少ないことや、ペンに入れていたインクが煮詰まっていたりして、正しい評価にはなっていないかもしれません。
それでも、薄くなるのは間違いないけど、1年程度で手帳の文字が完全に消えることはないと思います。

投稿者: royalblau (2006/09/01 6:50:12)

ペリカンのピンク(ペリカーノに入れて)×ほぼ日手帳も褪色が激しいと思います。(でも、Ketzerさんのコメントを読むと、moleskineでも褪色する様ですね。)

最近、自分はウォーターマンのブルーブラックを良く使っています。

投稿者: cretinino (2006/09/01 9:02:49)

>Katzerさん
いやーなんとなく、基礎知識的にはこのインクは「薄くなる」とは聞いてたんですよ。
しかしいくらなんでも年単位だろうと思ったんです。
2-3ヶ月で消え始めるとは思わなかったんです(泣)

>柊さん
私も、特にペンを統一して書き込んだりはしていないのですが、春頃の手帳のページをみると、スーベレーンで書いたところは、薄青墨?っぽくなって完全に「ここはペリカン地帯」だと識別できる状態です。
それもまあ、面白いんですけれどね...

>royalblau さん
私は濃いめ系ですとラミーを良く使いますが、このインクもずっとクッキリしたままでとても優秀です。
ウォーターマンは、大量にカートリッジで買いすぎた(3箱所有..)のが悔やまれますが!ペンとの相性等、扱いやすさで考えても一番「ビンでも買っておこうかな」と考えている候補です...
でも、ペリカンも、消えなければいいや..これは「水」色なんだと思いたい....的に見守りたい感じもあります。
複雑な心境です。

>cretinino さん
私はペリカンのグリーンをJrにカートリッジで入れて使っていますが、これはむしろ「濃く」なっていると勘違いしたくなるほどクッキリです。
もともと非常に煮詰まりやすいインクでペン先に緑の粉がふくほどなのです。
同じペリカンでも色によって様々特徴ありすぎのようですね...
ウォーターマンのブルーブラックは、エキスパートにカートリッジで入っていたのを1本使ったことがあるのですが、今、2月くらいのクオバディスでの筆跡をみてみますと、すこしグリーンがかった感じに落ち着いてます。
この色が、むしろ書きたての濃紺より好きな感じなので、最近よく眺めてます...使ってみようかしら~。

投稿者: ほしの (2006/09/01 15:19:52)

こんにちは

ペリカンのロイヤルブルーは本当に色が薄いというか淡いですね。
ペリカン3B、キングコブラやキングイーグルのような極太で書くと本当によくわかりますが、仰っているように紙の材質にも影響されると思います。

4年前にキングイーグルでアピカの1000年ペーパーに書いた字は当初と余り変化はないようです。
今も確認しましたが、極端な違いはありません。
同時期に、いわゆる普通のノートにキングコブラで書いた字は明らかに薄くなっています。

>もともと非常に煮詰まりやすいインクでペン先に緑の粉がふくほどなのです。
同じペリカンでも色によって様々特徴ありすぎのようですね...

これはインクの「結晶化」と呼ばれていますが、ペリカンの赤インクも非常にこれが顕著ですね。
色の好みは別として(笑)、エメラルドグリーン共々廃盤になったモンブランの赤はこの点は優秀です。
もっともモンブランサイトでは、遠慮がちに「おこりにくいです」とコメントしていましたが(笑)

ロイヤルブルーはサラサラインクでセーラーの川口Drが146との相性が良いと仰っていましたが(ジェントルインクを発売する前)、長期保存するには心配があるかもしれません。
もっとも跡形無く消えてしまうという事は、多分(笑)ないとは思いますが。

いまはペリカンの万年筆を買ってもインクは同梱されていませんが、以前は必ずロイヤルブルーが入っていて
一時期は50個位あったので、ほとんど人にあげてしまいました。
大昔は、インクを混ぜたり人工的に水分を飛ばしたりして随分と色々な経験(笑)をしましたので、所謂「熟成」はしませんが、開封してからも、どうしてもインクは濃くなってきますので、逆に水分を足して使っています。
しかし開封後5年物のロイヤルブルーはやはり濃くなってきています。
このインクはコンウェイのヴィンテージ万年筆に入れて様子を見ていますが、メンテナンスの為に専門家に送って分解掃除をして頂いたところ、定期的に掃除はしていましたが、やはり「インクかす」でペン芯が詰まってきているようです。
インクは化学製品ですから、単に色が濃くなるだけは済みませんね。
フルハルターの森山さんも「熟成インク」で愛用のモンブランの軸を折っています。

古典的なブルーブラックは別として、パイロットのブルーインクは保存性&インクフローは優秀です。
私はこのインクを入れてフローが悪ければ、これは万年筆の調整が悪いという判断にしています。

投稿者: ねこのぽちお (2006/09/03 17:51:39)

こんにちは。
書き込み拝見して、ずいぶん前に買った1000年ペーパーのA6ノート、手つかずでストックしてあるのを思いだしたので早速出しました...
手触りからして書きやすそうな紙なのに忘れてたのが悔しいです。

結局、怖いなあと思いつつもどんどん使っちゃってます、ペリカン青。(2瓶目の入手はないかもしれない..)
余らせても仕方ないですし、新鮮なうちはやっぱり書きやすいので。
インク工房で作ってもらった青はけっこうパイロット青に似ている色です。
しゃばしゃばしていてフローもいいので、こっちをそのうちスーベレーンに使おうか..。

ペリカン赤は、マーカー代わりに安いペンに入れてますが、あっというまにカートリッジの中で固形化するので困ります。
振るとカラカラ音がするほど、何かが生成されているので、いつも使い切れないうちに交換してます。

投稿者: ほしの (2006/09/03 19:08:28)

ほしのさんこんばんは。
私は現行のペリカノJr.にペリカンの赤カートリッジを入れてますが(現在3本目)、まだ固形化したことはないです。キャップの穴の有る無しの違いでしょうか?
最近キャップにひびが入ってきてる(というか完全に亀裂が入ってる)ので今後どうなるか楽しみです(違)
あと白キャップのJr.を某オクで手に入れたのでロイヤルブルーのカートリッジを入れてみてますが、こちらもまだ目に見える変化はないです(当たり前か)
でも振ってみるとカートリッジに入ってるボールがカラカラいってます(笑)

投稿者: 安藤 幸 (2006/09/03 20:06:40)

ズガー(゚Д゚;)ーン
ペリカンのカートリッジってボール入ってるのは知らなかった。
なんていうんですか、明らかにそのボールに、だと思うんですが真珠養殖のように塊が層になっていびつな大きい塊になりつつあるんですよ、赤だけいつもそうなんです。
(でも、この色だけだと思います。青では多分、こうはならないでしょう...色が濃くなってかえって使いやすいかも。)
旧モデルは、キャップ穴にシールを貼ったら固形化スピードはたしかに大幅に遅くなりましたよ。
赤ペンは、気がついたときにアンダーラインをひく程度の使い方なので、何ヶ月も替えずにそのまんまなのが一番の原因かもしれませんね...

投稿者: ほしの (2006/09/03 20:27:55)

>ペリカンのカートリッジってボール入ってるのは知らなかった。

カートリッジに封(正式名称はわかりませんが)をする栓ですね、あれは。

プラチナのステンレスボールのように「棚つり」を防ぐ効果も合わせて考えてあるのかは知りませんが....


投稿者: ねこのぽちお (2006/09/04 0:45:48)

プラチナのカートリッジ球、妙に好きです。
ラムネみたいで。
デスクペンとか意味もなく振ってる時が(笑)
モンブランのコンバーターもそういう意味では気に入ってます...バネみたいなのが入ってますよね。

投稿者: ほしの (2006/09/04 1:07:10)

>プラチナのカートリッジ球、妙に好きです。
>ラムネみたいで。

あの「球」は、使ったカートリッジ(昔はスペアーって言いましたが)から全部抜いて持っていました。
何に使うかは考えずに何となくですが。
今は短いサイズしかありませんが、オネスト66用と言って、長いサイズのカートリッジがありました。
実は1箱だけ今も保管しています(笑)が、40年以上経ちましたね。

モンブランのコンバータにバネ(文字通りですね、これは)は入っていなかったのですが、「棚つり」がやはり起こっていたのですかねぇ。
モンブランといえば、スターウォーカーの100周年を買ってニブを交換してもらい、できあがったまま未だ取りに行けてないのですが、取りに行くタイミングに合わせたように又新しいのが出るんですね(笑)
作家シリーズのヴァージニア・ウルフ、あとは11月に「ルージュ」の復刻版が出ます。合わせてまたイヴェントもこちらでは企画されています。

投稿者: ねこのぽちお (2006/09/05 9:26:01)

モンブランといえば、来月、銀座本店ビルがグランドオープンときいたので、そこで何か一本、とは考えてます。
(100周年のダイヤ入りも一応考え中ですが、オープン記念銀座モデルみたいなのが出ないかなー)
ヴァージニアウルフは、あの「溝」が怖くてダメなのです!

投稿者: ほしの (2006/09/05 13:20:31)

こんにちは

あ、そうでしたね。
モンブランは新規開店記念には特別に出物があるようです。
名古屋に新規開店した時に、こちらから応援に行かれた店員さんが「お得ですよ」って言ってました。

電話で内容を問い合わせれば教えてくれるかもしれません(笑)

投稿者: ねこのぽちお (2006/09/05 16:05:53)

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