そしてスターター・キットを買ってきました。(フランクリン・プランナー)
Bindex等のリフィルでも出回っていて、自分的にはこれくらいでもいいんじゃないか、と気になっていた「見開き1日」のレイアウト。
こういうものの合理的かつ成果のある使い方を知りたいものだという興味もあったし、"元祖"を一度体験してみたくてとうとうフランクリン・プランナーにも首を突っ込んでみた。
…という件は以前書きました。
そんなの読んじゃうほど人生変えたいの?と背後から質問を受けたのがいちばんつらかったわけですが(笑)お試しセット(トライアル・セット)の中に入っている冊子もざっとナナメ読みし、同梱されていた2ヶ月分のデイリーリフィルもプラスチックのバインダーにセットして約1週間。
意外にも「これなら続くかなあ」という感想となりました。
リフィルのレイアウトが使いやすいんです。
左ページから順に、ToDo→時間軸(私の場合はToDoの補足メモに使うことが圧倒的に多い)、そして右ページに横罫メモ、という流れがとてもよく出来ていると思います。
システム手帳としても、リングが手に当たって書きにくいという問題が最小限になるような配置なので。
(ちなみに、Bindexだと右と左のページがフランクリン・プランナーと逆。
メモ欄が先にきているので視線の順序で若干の違和感があり、私には使いにくかった。
アシュフォードの同様のリフィルはToDoが時間軸の次:つまりページの内側かつリングのそば:にきているわけで、書き込み頻度を考えるとこれも惜しい。
まあこれらは、個人的な好みに左右されることではありますけれど。)
これくらいのスペースがあると、1日の始めに家事などとあわせた総合的な計画が練れていいかなあ。
(けっこう主婦っぽい使い方もできるかも。と思う。)
見開き1日って何書けば埋まるのかという話ですが、わりとふだんポロポロといろんなところにメモ書きしているようなことも集約してしまうと、こんなもんかなあ。
本当に、じごくのように忙しいときはたぶん白紙続きになることも覚悟なんだけど。
あと、まだ手つかずではあるけれど「目標設定用紙」もそのうち使ってみたい。
社長になりたいとかの壮大な夢じゃなく、例えばデジタル系自己修行に関して、とかHP改装(いつになったらやるんだ)等々の目標を、具体的な期限付き工程計画へ落としこんでいくときにも便利なんじゃないかな。
などと考え始めたときにちょうど11月になりまして。
この、お試し版のリフィルを使い切ったときにまだやる気があったら買ってみようかと考えていたスターター・キットの2007年1月始まり版が、今年の11月・12月分のリフィルもオマケに付けて売り出しが始まったとコミミにはさんでしまったのです..。
しかもその夕方にロフトを通りすがったときに、ちょうどバイブルサイズのそれがひと箱、売り場にあったんですよねえ。
同梱のバインダーの質感も知りたかったので箱を開けて中身も見せてもらいました。これまた予想外に良くできてて悪くない感じ...樹脂が貼ってある革、なんだそうで。
これは合皮的なとり扱いができそうなので、ステッカー貼ったりして楽しめそうだ..とひらめきましたよ。
写真の通り、真っ黒で大きいんです。
リングは25ミリ直径だし!
(それでもせいぜい3ヶ月くらいのリフィルしか綴じられない、らしい。怖っ。)
通常のバイブルサイズのものより1.5cmくらいは大きいリフィル(コレに慣れてしまうと机上では使いやすいけれど…というか、普通のシステム手帳が細長く見える程!)なのでこういう専用バインダーが要るとは、いいご商売だ、と思わざるを得ないわけですが。
でも、この巨大なバインダーを外出先で開く自分が全く想像できないので、机上では邪魔なばかりの大きく出っ張ったペンホルダーや留めベルトが付いていないシンプルさは好きかも。
辞典かなにかのようにパクっと開いて使えるのが楽しいです。
高価な革でできた上質バインダーもたくさんあることは承知ですが、クオバディスでも実践したとおり、そういうのは2年目以降も継続が決意できたら、と決めました。
でもこの黒いオリジナルのバインダーもけっこう長持ちしそうなんですよねえ。
外側が樹脂なので水拭きできちゃいそうだし。(薄いながらも内側の革の香りがほんのり。)
貴重コレクションのひとつ、6色リンゴの巨大シールなんか表紙に貼っちゃったらもう、もったいなくて擦り切れても使い続けちゃうだろうな。
(というわけで経済効果を期待して(笑)今は貼付済み。
スゲーかわいくなりましたよ。アナログのPowerBookって感じ!そのうちリンゴ付きの写真撮ります。)
そんな経過もあって、さっくりともう一歩、奥にすすみはじめたフランクリン・プランナーです。
週以上の単位の、見渡しや備忘録はクオバディスのほうに書くようにして、それを見ながら1日のToDoを出すようにしているのでちゃんと併用できてます。
(フランクリンでいう、「一週間コンパス」的役目かな。
もともと、1冊でオールインワンに使うつもりもないし、微妙に目にうるさいので、このシートは使ってないんです。
入れ物じたいは、ブックマークとしては便利に使ってますが。)
あーこんな状態だけど、まだ「(今年の)年末まで維持できるか」すら心配..。
でも、オリジナルのリフィルの紙質がかなり私好みなので、それも大いに助けになってます。
この件は、万年筆の検証も兼ねて、次回にまた、こまごまと。
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コメント
スターター・キット、購入されたんですねっ!
私も、売り場でみるたびに、手にとっては戻し・・・を繰り返すキットです(笑)。
先日、ほしのさんがご紹介されていた、「ノート&ダイアリー スタイルブック」
購入しました。
穴があくほど見ています。飽きません。
夫も、よく見ています。永久保存版として今後ずっと大切にしたいムックです。
いつも情報、ありがとうございます。
夫は、フランクリン・プランナーの薄い手帳を毎年使っています。
コンパクトですが、とても使いやすい手帳らしく、
たぶん、販売中止にでもならない限り、ずっと使い続けると宣言してました。
投稿: ころーる | 2006.11.09 13:46
スターターキット、年末に買えばいいやと思ってたのに...11月からのリフィル同梱でつい!
バインダー、せめて黒以外も選べればいいのになあとは感じるのですが、この飾りっけの無さが意外と評判いいんだそうですヨ。
こういう、たくさん書けるシステム手帳を持ってしまうと、他のメモやノートの使用回転率がすごく減っちゃうんで、それがちょっと悩みかなあ、とは思います。
魅力のカタログ本も手元にあるわけですし(笑)、いろいろ理由見つけて、各所に書きまくらないと、ですね~。
投稿: ほしの | 2006.11.09 14:16
フランクリン・プランナーは、先月から一緒に働いている人が使っていてとても気になっています(でもそんなに使いこなしてはいない模様。ぼそっ)。前回のエントリにあった「洗脳」に激しくうなづいてしまったのですが、でも自分なりの使い方を見つければいいんですよね。なんでも書き込めて一元管理できそうというところにとても惹かれます。
投稿: 雅亮 | 2006.11.10 01:07
「ほぼ日手帳が1日2ページになってちょっと大きくなったやつ」程度の認識から気楽にはじめるべきかもしれない、と思うんです。
(でも一応、「説明書」的なものは最低限目を通しておくと効率よく使えますね。
ホホゥと思う点も多いです。)
ほんと、そういう意味では、妙に広い横幅も含めて楽しく使える予感がしますよ~。
リフィルの紙質(万年筆での書き心地)が予想外レベルで好みなのも、続いている大きな原動力なんですよ..。
でもこんな分厚いものを職場内外へ持ち歩くような体力はございませんですハイ。
投稿: ほしの | 2006.11.10 02:08