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2006.12.22

「趣味の文具箱6」を買いました。

趣味の文具箱 vol.6―文房具を愛し、人生を楽しむ本。 (6)ずっと楽しみにしていた、6冊目の「趣味の文具箱」がでましたので買ってきました。
うーんやっぱり、ここの出版社のムック本は長期に渡って資料としても使える安心のクオリティ、を感じます。
趣味の文具箱 vol.6―文房具を愛し、人生を楽しむ本。 (6)

深いけど節度のあるカタログっぽさ、っていうんですかね。
今年、エイ出版社から出たなかでは「ノート&ダイアリースタイルブック」も私の中では高評価!
ぜひ「文具箱」シリーズのように今後も続いていって欲しい本です。

で、今回、青い表紙のなかの、モンブランのアニバーサリーエディションの写真が実にかっこいいです。

内容で特に興味深かったのは、
●ペン先超拡大解説
(自己調整できる人が集まる場所でよく語られている専門用語の意味がよくわかった...私はどうせ悪化させるだけなのでこういうことはしないのだけれど。でも知っておくときっといいことがありそう。)
●セーラー万年筆の特集
(「趣味の文具箱」限定モデルのプロフェッショナルギアミニが、写真うつりの限りではすごく格好いい青...ミニで長刀研ぎってマニアックでいいなあ。
でもプロギア長刀自体は既に持ってて愛用中だから用途が思いっきりかぶるので、我慢だ。
で、とりあえず一番真剣になった(笑)のは、金属胴の「グランザス」のほう。
シルバーだったらいいのにとは思うけれど、3万円なら文句は言えませんね。
この重さ(34g)でも、セーラーのペン先ならきっと楽しいハズだと思うんで。
出会ったら真剣な試し書きをしてしまいそう。
まあ相変わらずオプティマっぽいですが。
●モンテグラッパの工房リポート
(青山の書斎館へ行くたびに、あのディスプレイの中であまりの美しさから釘付けになるブランドです。「ミクラ」欲しい~(といつも思うけどたいてい買うものをきっちり定めて乗り込む店なので、ミクラについては思うだけで忘れる。それが書斎館。)
ページをひらくたびに、宝石のような色彩の素材達が積んである「セルロイド保管庫」の写真をいつも凝視してしまうんですよ。
綺麗だ~。)
●ブロッターの特集
(吸い取り紙をセットしてぐりぐりっとするやつ、です。
必要を感じたことは今まで一度もないのに、急に気になってきた。
というか、カッコつけ用でいいからひとつはもっていなくちゃいけないような気になってきた!これはやばい(笑))

というわけで、今号も大満足。
限定品特集や新製品特集も大いに目の毒でした。
次号は4月、ということですが、ばたばたしているうちにあっというまに発売日がやってくるでしょう~。
個人的に今年は、国産ブランドの素晴らしさ(その性能と価格の堅実さ)に目覚めたというか回帰させられた1年でしたけれど、これは今後むしろ強まっていきそうな予感です。
ちゃくちゃくと愛用がすすむ未レビュー品が2本ほどあるので、これもそろそろ書かなくちゃ。

既刊分のamazonでのリンクはこちらなので、どうぞご参考に。
膨大なインク色見本や、主にペリカンやモンブランなどの詳細なヴィンテージ解説など良質な特集が多いので、資料として、バックナンバーを揃えるのもオススメです。
(号を重ねるごとに、表紙がどんどん洗練されて格好良くなってるのも印象深いかも!)

趣味の文具箱 (Vol.1)
趣味の文具箱 (Vol.2)
趣味の文具箱 (Vol.3)
趣味の文具箱 (Vol.4)
趣味の文具箱 (Vol.5)

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コメント

何だか楽しそうな物が沢山載ってそうですね。買わなきゃ!!

実はσ(^^)・・・今ブロッターを一つ持ってまして、偶然にも2週間ほど前から愛用しております(笑)

投稿: しんのじ | 2006.12.22 23:34

取っ手がクマ、のブロッターが載っていたので「おお...欲しい..」と思ったら8万円でした(ガックリ
どちらかといえば、柔らかくて「吸い込みの良い」紙に書くのが好きですし、急いでページを閉じるほど多忙でもないので(笑)ぜんぜんブロッターの必要性を感じてなかったのですが、なんだかすごい欲しくなりました。
机上の景色として絶対素敵だ!と確信しています。

投稿: ほしの | 2006.12.22 23:45

こんばんは

充実した内容のようですね。
年末モードでじっくりとは見ていないのですが。

モンブランはインクも値上げです。
ブロッターですが、いわゆる「古典的BBインク」で書かれた場合に使うと、このインクの意味がなくなってしまいますので要注意です。
最近は改良されているのかも知れませんが、わたしは経験済みです(x_x)

投稿: ねこのぽちお | 2006.12.23 00:22

あらら。インクも値上がりですか。
最近はモンブランのロイヤルブルーが、持っているインクの中ではいちばん着々と消費中です。
古典系BBは、そういえばまだひとびんも持ってないのです。
ひたすら各社の青ばかり買っている感じです。

投稿: ほしの | 2006.12.23 00:32

欲しいんですけど、本棚が機能不全になっているので、大判のムックは、購入停止処分になってます。

今のところ、立ち読みと(万年筆売り場に、たいてい置いてある)ほしのさんの情報に頼ってます。

投稿: nahenahe | 2006.12.23 11:49

ムック本は重いし嵩張りますからね~。
私も(定期購読しているものが多いので)雑誌の収納にはいつも悩んでます。
だらだら取っておくとたいへんな量になるので、切り取ってファイリングして残りは捨てる、等々の作業をいつもやっているような気がします。

今年は文具(万年筆)系ムックがずいぶん出たような気がしますが、実際のところ、買ってよかったと思うのはコレを含めてここの出版社から出たムック数冊(雑誌は除..)だけです。
店先でちらりとみて「うーん」と思ってやめてしまった本が意外に多かったのは残念です。 と総括してみる。

投稿: ほしの | 2006.12.23 16:02

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doane paper、リーガルパッドと方眼紙を合体させたものでなかなかいいセンスだと思います。 [続きを読む]

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