年末カミものまわりのこまごま。
ぜんぜん実感ありませんが、いよいよ年の瀬、です。
これでもう今年最後のお仕事だ、と先日時点で思っていたらそれは呑気すぎる日程計画だと発覚(そして反省..)したので本日(29日)、嵐のように作画行動。
この前引き出しの奥の方から、数年前に購入してほとんど使っていないA5サイズのマルマン製ルーズリーフ(無地・横罫・方眼それぞれ1パックづつ)が出て来たんです。
なんともったいない。
と視界に入る場所に置いておいたのですが、無地リーフのほうは、早速今後のスケッチブックとして活用することに決定。
厚紙とかじゃない、ふつうのルーズリーフ用紙なんですけれど、そこはマルマン。
鉛筆線がくっきり、さらさらと乗ってすごくいい書き(描き)心地なことに驚きました。
これだと無印良品で買い溜めてあったA5バインダー(ポリプロピレンファイル(リング式)A5サイズ用・2穴)にストックできます。
...2穴バインダだけどルーズリーフも問題なく綴じられるので気にしないっす。
A5サイズマニアはみんなこれ持ってるよね?と確信するほどに、このバインダーはシンプルかつお買い得(189円。)で好きなのですが。
ちなみに、そのあといろいろ高いの安いの取り混ぜて買ったけれど、ファーバーカステルの「ベーシック」を超えるほど気に入るシャープペン(芯ホルダーも含めて、かも...)が見つからないです。
重量的にはかなり軽いのでそのあたり好き嫌い分かれそうですが、筆圧強めの手にもやさしい丸断面だし。
直径もちょうど手先にはまる感じで。
とにかく、私の持ち方角度に対しての芯の減り方、というか「面」の出来方が気持ちよいんだよねー。不思議。
(シャープペンに、筆記角の相性なんてものがあるのだろうか?)
購入当時、思わず鼻をちかづけてウットリしてしまうほどに(笑)強い杉の木の香りがしていたのですが、それはさすがにほとんど消えてしまいました。
でも、何かとコレばかり手にとってます。
鉛筆っぽいものを一本持ちたくなると、確実にペンケースに入れる1本。
0.7ミリ芯でよければ、ぜひともおすすめです。
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そうそう、今日、クオバディスの「Business」が私の元にやってきました。
突然の、嬉しい頂き物です。
しかもそれは昨年、Executiveを買うときにエメラルド色とたいそう迷った、マリンブルー色の「クラブ」のカバーでした。
文庫に近いA6サイズなので持ち歩きやすく、日本では一番人気で、ほぼ日手帳のカバーをかけて使う人も多いんだとか。
やっぱりクリーム色の紙の「BusinessPrestige」よりはこちらのクラシックタイプのほうが1日の幅が広くて使いやすい!
(ほぼ、挫折の道へまっしぐら中のバイブルリフィルタイプよりも5ミリも幅が大きい..と気付きました。この差は大きいです。)
クオバディスは、手帳の割には、カバーに余計なかざりがなくてすっきりしていることも好きな点のひとつです。
こんな感じの、大きな留め具やペンホルダーのでっぱりがなるべく目立たない、「本みたいにパクっと開ける」デザインのカバーであることは、私が手帳に一貫して求めることなのですよね。
システム手帳もリング径が大きいほどそういうのが探しにくくなるので、現在日々愛用中のフランクリン・プランナーのバインダーは貴重な存在。
これは2.5センチ直径ですが。
(ウェットティッシュで掃除できるほど丈夫だし、今やAppleシール貼っちゃったから何年でも使いたいけど(笑)、こういうデザインで上等な革のがあればなあ。)
というわけで、今までの何年分も手つかずで放ってあったのでけっこう新品での冊数も溜まっていた、「ほぼ日手帳のオマケのメモ帳(ミシン目つき)」、ごそごそとさがしあててBusinessのカバーうしろにはさんでみるとサイズもぴったり。
これでもうすっかり外出用サイズの主力手帳セットができてしまいました~。
来春は引っ越し(HPとかじゃなくてホンモノの住所の。)など控えていますので、たっぷり書けるタチコマブルーの←...青なら何でもコレを言いたがる傾向ありか、私?手帳の機動力を上げまくっていきたいと思います。
しかも、このクオバディスは企業コラボもの(っていうのか?)。
知る人ぞ知る~COREL社のロゴが型押しされてるんですよっ。
ありがとうございますーyoshiiさん!
お願いして、ペン描きのイラストを末尾ページに入れていただきました。
もったいなくて直視できないので(笑)1年かけてお守り(主に、商売繁盛と勉学成就..)にします。再来年以降はページごと、ちっさいフレーム買ってきて入れようっと..
さあ、これから楽しい「端っこピリピリ」だ。
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だいたいうまいぐあいに1月~12月/1冊の割合で使いきれている、某お仕事用(進行メモ+簡単なスケッチ的なもの。)のモールスキン方眼の小さいサイズ。
一番下が昨年使っていた分なのですが、フィルム付箋でもけっこうぼろぼろになってしまったので、今年(まんなか)はブックダーツで目次をつけていたら、見た目も機能も、とてもイイ具合でした。
やっぱり、「出っ張りがない」いわゆるツライチっていうのはモールスキンの美しさと利点のひとつだと思うので、ホントに最適なインデックス用品といえます。
単価が高いものなので、庶民としてはつい、1冊終わった次点でハズして取っておきたくなったわけですが、ここは今後の閲覧性のためにもぐっと我慢だ!
ところで、2007年用の方眼は、ボストンの書店で見かけて買ってきたもの。
シュリンクには10ドル弱くらいの値札がついてました。
しかしこれがまあ、噂に聞く「いまどきの仕様」で、とうとうアタってしまったか。の気分。
・微妙にゴムひもがゆるい。
・気のせい、または個体差だと思いたいが微妙に紙の手触りが違う。パリっとしてる。
・綴じの1束目のところの内側が、開くと既に半分割れている(ショック!セロテープで直しちゃったけど。)
・糸綴じ部分がひとつ減って、2カ所になってしまっている(これもショック!コストダウンかなあ。今のところ耐久性にどう影響するかは疑問。)
とはいえ、ボストンまで行って文句言うわけにはいかないし(笑)、これも時代の流れと思ってあきらめますか。
表紙に相変わらキラキラのシールを貼りまくってすっかり来年用の装飾になりました。
ココとかココでご紹介した、杉浦さやかさんのイラストのステッカーが、絵本雑誌「MOE」の付録だったので。
大きいのを表紙に。
これもまたお守りのようなもの、になるといいなあ。
(今調べたら、もう最新号出てますので、シールは前号の1月号でした..。)
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さて明日は年末年始帰省の準備、です。
日本海側の空模様が心配。
羽田空港の書斎館が今年の文具マニアとしてのシメ、になりそうです。
なるべく見学だけで済ませたいですけどね..
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と、いうわけで結局、新しい記事を投稿するほどの余裕がなかった1日でした。
(旅の準備もしましたが、さすがに主婦っぽく年末的に家中の片付けなどもしてみたり!)
各種の件をずらりと総括しようかと思ったけれど、そんな時間があったら今後の計画組み立てに専念したほうが。とあくまでも前向きに。
だって、新年てもう、明日からじゃないですか。
何事も、驕らず、しかし積極的にひろげられるように心がけたいです。(←抱負)
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コメント
羽田空港の第2ターミナルは誘惑がいっぱいかも!
書斎館にはちょっとした贈り物にぴったりなものが
うまくセレクトされていますね。
不満はほぼ全館19時半には閉まっちゃうことだったり。
地方からの帰りに寄ろうとしても、なかなか難しくて残念。
気をつけていってらしてください。
来年もよい年でありますように。
投稿: スエコ | 2006.12.30 09:57
影響されやすいので、読んでいて今回もウズウズしちゃいました。
ファーバーカステル、ブックダーツ、モールスキン……一度は手に取ってみたものばかりですが、買うまでには至らなかったものばかり。
でも、今は……。
これくらいの出費で、日々の作業が気持ちよくなるならお安いもんですよね。
羽田までの道中、お気をつけ下さいね。
投稿: nahenahe | 2006.12.30 10:09
手帳、よろこんでもらえてうれしいです。僕には宝の持ち腐れなんで。
青いペンとのコーディネートがイイですね〜。
ファーバーカステルの芯ホルダー、よさそうですけど、軸の太さは好みが
分かれるんで、触ってからでないと買えない〜。伊東屋の木製芯ホルダーは
僕には太すぎ軽すぎでした。ふと思いついて検索したら、
ファーバーカステルの芯ホルダーの芯の60〜70年代のデッドストック
ってのがありました。ステッドラーの色芯がほしかったけど、品切れ。
モールスキン、僕が10月に最初に買ったものもゴム紐がベロベロです。
糊付けもヤワそう。確かに質は良くないですね〜。これだけ日本でも
人気が出たんだから、日本のメーカーに買収してもらって、日本製品の
高品質で作ってほしいなあ。
こないだ、LA Creators DVD(vol.2)というのを見てたら、
MIke Mills氏が「ここの僕のすべてがつまってる」と、
モールスキンの束を出してきたのがカッコよかったです。
投稿: yoshii | 2006.12.30 13:41
>カマタさん
私、飛行機はいつもJALなんですが、必ず第2を廻るための時間をとるようにしてるんです。
美味しいものやさんも魅力ですよね!
旅系なのでボールペンが中心かと思っていたら意外に万年筆も。
なんていう感じでショーケースに貼り付いてると1時間くらいあっというまに経ってしまう、ものすごいところだと思いました。
>nahenaheさん
ブックダーツ、「外して再利用したい」という誘惑に、いまだ駆られていますが(笑)、これはなかなかステキです。
全然落ちたりしませんので、普通の本のしおりにももちろん。
缶入りでない、もうすこし少ないタイプですと、3色くらいの、金属の色が微妙に違うセットがあるそうですよ。
>yoshiiさ~ん
全体的に青くしようと思って、むりやりCGWorldに乗せているところがちょっと。な感じですが、最近購入のペンにとてもよくあうカバー色です!
このシャープペンは丸軸ですが、プラスチックパーツでとても軽いので、お好みには合わないかもしれません...
でも、木軸率が多いので、パーツが集中している下のほうが若干重いのが私には使いやすいです。
カステル、鉛筆使ってみようかという気にもなってきています。わくわくです。
芯(とかホルダーとか鉛筆)の世界は万年筆に負けずに奥が深い...という気がだんだんしてきました。
モールスキン、この2年くらいでこういう特徴のものがよく噂に出るようになって気になっていたのですが、なにか作り方変わってしまった感じですね。
少々割れていたことより、綴じが1カ所減っていたほうのががっかり、でした。
でも、これでも、海外のノート売り場をみていると、モールスキンのつくりがピカイチで有り難がられているのを感じました。
他の同様品がちょっとダメすぎ(とくに製本..)な感じです。
yoshiiさんのモールスキン、いつか、frickrのmoleskinerieというグループにも投稿してください~!
「ここにすべてがつまってる」
と言えるような使い方、いっぺんやってみたいです。憧れです。
こういう背景のせいで、世界の皆さんは、少々の品質低下も気になってない、のかもしれないなあ。と思いました。
投稿: ほしの | 2006.12.30 14:36