「仕事場本」は楽しい。(夢見ているうちは。)
ばさばさとハトの大群のように飛び去っていく1月。
って感じの日々です。
ほんと、1日があと数時間でも多ければ。と思います。
多くなった分も相変わらず、寝てるかぼんやりしてるかもしれませんけれど..。
頭の中も引越し関連のことで今までになく盛り上がってまいりました~(捨てたり買ったりすべきもの達のことで。)
本や雑誌、家族総出で処分作業に励んでも部屋のパッと見が変わらないのは、そうやって空いた場所に、今まで収納しきれなかったり未読だったりして机の隅や床置きしていた分が棚のほうにようやく移ってきているから。
...なのだと気付きました。
置けない分はなるべく買わない。
雑誌のストックは基本的に1年以上は溜めない。
(内容は1年で一巡するし、古い技術のものは参考にならないから。
よほど気になるものはスクラップする。
とはいえ好きな連載特集はたいてい、ちょっと経つと単行本化するからそれを買うことが多いです。)
等々、気をつけていてもやっぱりじわじわと増殖が止められませんね~。
新居でもそういうものの収納をいかに合理的に(しかしそれなりにかっこよく)やるかが課題です。
壁面いっぱいに「本棚の造り付け」なんてすっごくカッコイイんでしょうが
(あくまでも、例ですけれど:こんな感じ。)
いやはやこういうのって結構なお金がかかるようなのでさすがに躊躇。
いまどきは、通販の組立家具でも「壁面いっぱい」は実現できるようなので(こんな感じ。)あれこれ考えてます。
(今使っているのも、上記で売ってるのと似たような通販家具なのですが。
そろそろ10年は経とうとしているし、度々の引越やぎっしりの本の自重でのせいで劣化が気になります。地震も多めだし..)
等々、まだまだ「夢を見ているうちはタダ!」な状態ですが、このタイミングで出て嬉しかったのがReal Designの3月号。
久々に買ったのですが、もともと「他人様の机まわり」を特集した本や雑誌は大好きなのでいろいろ持ってるのですよ。
表紙に載っている、佐藤可士和氏の「仕事場」は、テレビや他の雑誌でもいままで何度か登場していて、そのたびに「縦横がひろびろな四角いだけの机」への憧れがドーンと盛り上がるんですよねえ。
でも、あの美しさを実現するには、ごちゃごちゃとモノを置かない潔さも必要。
その時点で微妙になってきたけど..。
奥の方にコヒノールの木箱ペン立てを整然と、ずらりと置いて筆記具を愛でるのも楽しいだろうなあ。
等々、妄想が高まるたのしい特集でした。
もちろん、いろんなひとの書棚まわりや机上文具などもじっくりと眺めちゃいましたよ。
北欧系ブランドの高価な書斎机よりは、やっぱりコクヨなどで注文できるしかくい机だな。(もちろんこのタイプは相当にリーズナブルにいけます。無印のでもいいかな?とか。)
というのが今のところの結論。まだ天板の色は木目か白かで決まりません。
このネタついでにオススメなのですが、「書斎披露本」で私のイチオシはこのワークスペースという本。
2,3年前に都会の書店で発見してふらりと購入した、写真集のような構成のものなのですが。
1995年に海外で出版されたものの翻訳本です。
何がいいって、ひと昔以上前に制作された本なので「パソコン部屋」くささがほとんどないことです。
(PCが置いてある部屋もいくつか載ってましたがあくまでも脇役としての存在感。)
読んだり書いたり、絵を描いたり設計したり、をアナログ手法で行うために工夫された部屋がずらり。
落ち着いた、しかし合理的に収納が施された仕事部屋がたくさん載っていて、机や棚にのっているアイテムたちを眺めるのもたいへん癒されるし、憧れ妄想も高まります。
あとはまあ、さすが「外国の家屋の一室」なので。
家具のサイズやモノの置き方にしても"省スペース"よりは仕事効率を第一にした気持ちよさ。
「壁面ぎっしり本棚」も迫力が違うというか。
この余裕、日本の「収納本」では真似できないでしょう。
実際のところ、デジタルとは離れられない日常ではあるけれど。
すっかり真似するには様々な障害が伴いますが(笑)ほんのひとかけらでもいいのでこの空気感を真似してみたいと切に思います。
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コメント
ご無沙汰です。私もなぜか、人が使ってるもの、環境、気になってしまいます。
この雑誌を見て、MONTBLANCのボエムRBを使ってる人が多いのが気になりました。
(一人は一度お会いしたことのある人物)
ちょうど今日、銀座のビンテージショップでボエムRBが半額以下で売ってたので、何かの縁?とか思い買ってしまいました。
ちょっと目の毒だったかも(笑)
投稿: YUKKY | 2007.01.27 23:51
そうそう!はげしく同意(笑)。影響されまくってます。
私も実は、ボエムで買うならローラーボール(またはペンシル)がいちばん欲しいんです。
モンブランのローラーボールはジェネレーションの軸で持っていますが、滑らかでくっきりと書きやすい上にMoleskineにも裏抜けないインクの優秀さは非常に気に入ってます。
(って半額羨ましいなあ~)
投稿: ほしの | 2007.01.27 23:58
そうそう!はげしく同意(笑×2)
Moleskine使いとしてはホント重宝です。
ただ、モンブランのボールペンに慣れてしまうとローラーボールはMでは物足りない・・・(笑)
投稿: YUKKY | 2007.01.28 00:31
リフィル高いですからね~。
太字だとあっというまになくなりそうだけど。
投稿: ほしの | 2007.01.28 00:43