DW8用CSS操作修得のオススメ本。
WEBづくり系のソフトはDreamweaverをバージョン3くらいから毎回アップグレードして使っています。
とか書いてしまうといかにも「使い慣れた人」宣言で偉そうなんですが...!
実際のところ、当初の3とか4くらいのバージョンで操作理解度が思いっきり停止しているという、問題を抱えていました。
(この、初期の頃に熱心にチュートリアル本を買って覚えたから。その後は、やってない(笑))
いわゆる「3とか4」と近年のバージョン(今は8)の大きな違いは、CSSの操作機能なんじゃないかと思います。
自分のHPは何年もの間ずーっと、特に凝ったリニューアルもせずに淡々とデータを追加してきただけの更新だったので特に困ってなかったので、(むしろ親切にCSSモードの操作になってしまうのがわけわからなくて)、あえて昔のバージョンのDreamweaverを開いて更新作業をしたりとか平気でやってました。
これってすごくおバカな行為だよなー。
「なんか、もしかしたら知ってないとマズイ世の中なのかもなあ」
と、はじめてCSSの必要性を感じたのは、日記のページをブログ化したあたりからです。
だいたい世間的に「ブログいじり」が盛り上がってきていた時代で、当時のココログの、ダサダサな(せいぜいブロック的な色変更くらいしかできない)テンプレートを気に入ってなかった人たちがどんどん「技」を公開しはじめてました。
(当時のココログは、CSSを直接いじる仕様ではなかったので「サブタイトル」の欄に無理やり自作CSSファイルをリンクして読み込ませてしまうとか、すっごく感心したものです。私もしばらくやってました~)
いろんな解説本やテンプレート作りHowTo本も出てちょこちょこ読んだりはしていて、なんとなく「こういうもんなのね」程度はうっすらわかったのですが、私にとってCSSの仕組み修得以前に重要(笑)だったのは
「これをDreamweaverの操作上でラクにやるにはどうしたらいいの?」
ということ。
ちなみに、このブログのテンプレートは、やっとココログプロ版でCSS編集ができるようになったので、既存のいちばんシンプルなテンプレートのCSSファイルをダウンロードして、それをベースにDreamweaver上でちょこちょこと設定を改変してみたもの。
ことのときの作業でがだいぶ勉強になったのだけれど、自分のHP作りにはどう応用していいかわからんなあ、という感じでした。
そうしたら、なんだかとても効率よい本が出ているのを知りました。
Dreamweaverの、CSS編集機能にのみ解説を絞った内容です。
・DREAMWEAVER8による至極のCSSレイアウトデザイン! パーフェクトブック。
私の需要にぴったりだったので、書店で発見したときはすごく感動。
このとおりAmazonの画像をみると横に長い本のようにみえるんですが、単に表紙の活字だけこういう方向に並べてあるだけなんですよ。
表紙画像を貼る人は、いちいちめくって本文の向きまでは確かめないだろうからなあ..)
CD-ROMに入った素材(と完成作例)を使ってチュートリアル形式ですすめていきます。
「至極の」とかタイトルがついていますが、どの章も、いたって普通 かつ応用性の高い内容のレイアウトが作り進んでいけますし。
ほぼ最後のほうまでやってみた個人的感想としては、かなりわかりやすい解説本ではないかと。
というか、説明がクドいところが好き(笑)。
チュートリアル本って、うしろの章になるほど作るモノが高度になりますよね。
で、ありがちなこととして、初期の頃に解説された基本な事項って「もうわかってるだろうからここでは省くからね」的扱いになります。
でもこの本では、わりと後半のほうの応用レベルな章に行っても、繰り返し、はじめの手順から教えてくれることが多く、端折りが少ない。
なので、章ごとにちょっと時間をあけて学習しても記憶の定着率が高いんですよねえ。
「ん?これ前にも習った(メモした)ことかも」
という既視感があるものほど、きっと大事におさえておくべきなんだろうと、こちらも注意深くなるんですよね。
ちなみに4色ボールペンの記事を書いた頃、熱心にこのボールペンを使って、クドく説明されているポイントや、タグの構造図を余白に書き込みしながら勉強してました。
10月?そんな前のことだったっけ?(焦)
Amazonのレビューでも指摘されてますけれど、説明通りにやると、作例の完成見本とソースコードと一致しない箇所があったりするバグも抱えているんですが~。
(CG系チュートリアル本含めてそんなことしょっちゅう見受けられた時代に「市販マニュアル本オタク」だった私にとっては)まあちょっとくらいはいいじゃないか、という感じもします。
あれ?どっか違ってるよね?という「間違い捜し」も勉強になるであろう程度なので、そんなに深刻じゃないです。
というわけで、これはCSS機能をいじることに特化した内容なので、DWそのものの修得本ではないです。
機能を満遍なく解説した本の次に買う、「2冊目」としておすすめ。
あと、ブログのテンプレをいじる程度でもいいので、CSSのコードをじっと眺めるくらいでも(笑)作業をしたことがある人のほうがカンがはたらきやすい構成だと思います。
この本をある程度やってからようやくはじめて「DWのver8って、いろいろ工夫されてて便利じゃん」と思った次第です。
「3とか4」とはまるっきりベツモノなソフトになっていることにも衝撃を受けましたが、ずいぶん進化したものだ、と。
(完了した瞬間から反省点と改善希望点は膨大に出て来ていますが)、まあ、念願のHP大改装もこの本のおかげでなんとかやれたし、「今っぽく作る」ことへの苦手意識もだいぶ薄れたので。
CS3の足音もひたひたと近づいている現在ではありますが、「新機能は使わなきゃ損なんだなあ」と当たり前のことをちゃんと実感させる、良い教科書になりました。
というわけで、今は最新バージョンしか使ってないですよ!
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