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2007.05.31

イームズのシェル椅子が届きました。

Eames Shell Side Chair DSW Eames Shell Side Chair DSW
いっぺん何か買ってみたいものだわと思っていた hhstyle.comから椅子が届きました。
弟からの引越祝いです。わーいわーいありがとー!
これもまた、「いずれ入手の計画だけど微妙な値段なのであとまわし」にしていたものだったので、すごーく嬉しいです。

このサイドシェルチェアが欲しいとずっと思っていましたし、色は白がいいなというのは比較的早めに考えていたのですけれど、足をどれにするかはずいぶん長期間決められませんでした。
実際に、新居の床を確認してから、やっぱり木の脚(DSW)かなあと。
エッフェル塔の足元みたいなデザインの、メタル脚のDSRのほうがこの椅子らしい存在感も出るんだろうとは思うんですが...
でも、この木床への溶け込み感がなんとも落ち着いて良いし、我が家の部屋の中の景色としては正解かも。
食器棚や食卓なんかは10年前くらいにメープル材のもので揃えたんですが、コレが今になって、「白木」っぽさを脱出して、イイ感じに赤っぽく色づいてきてるんですよ。
ずっとゆっくりではあるけれど、ヌメ革の経年変化みたいな感じの味わいです。
そのあたりの色味ともバランスが取れてるんじゃないかなあ。

座面は、ツヤツヤじゃなくて、滑らかながらもこまかい凹凸がついているので、光が当たったところなんかのおだやかな反射はまさに「卵の殻」っぽいです。

背のところが比較的ふわっとしなるので、わりと座り心地いいですよ。
座るところもたっぷりと大きいので疲れませんし。

とはいえ、春夏はプラスチックでもイイ感じだとは思うのですが、冬場は冷たくないかな?と心配でした。
一応、こういうのもあるというのはチェックしてあったのですけれど。
でも、実際椅子が来てから、現在ダイニング椅子に使っている四角い座布団を試験的に乗せてみましたが、座面の大きさのせいか意外に違和感なし。
これだったら、丸形の(むしろ上記リンクのほうよりフックラした厚いの)を適当に探してもよさげ。
無印で低反発の丸型クッションなかったっけか...

まあしばらくは、「素」の状態で床にぽつんと置いたのを鑑賞していたいと思います。
(で、通りかかったらちょっと座ってニコニコする、と。)
ときどきは、書斎に持ち込んでサブ椅子にも使いたい。

いいですね~、こういうのを部屋にいっぱい集めている椅子マニアな人(がいるとコミミにはさんだけど...)の気持ちがちょっとわかりますよ。
これもまた万年筆などと同じで、ビンテージとか極めようとすると奥が深いらしいので用心だっ...。

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2007.05.29

詰め終わった本棚とかロディとか。

Bookshelfip20でつくった本棚ネタの続きです。
つい先日にとりあえず、写真のような状態にまで収納位置が決め込まれて、だいたいこれが最終段階。
施工ホヤホヤ時の、整然とした等間隔な格子に組まれた状態で使えたらさぞかしオシャレだろう...空いた場所にはかわいいものを飾ったりして...とウットリ夢見つつ本並べ作業を開始したのですが、とんでもなくスペースが足りませんでしたーっ。
全て2cmピッチの可動棚板ではありますが、A4雑誌くらいは入りそうな高さづつ、で上まで入れてくれたので。
(ちなみに、縦方向5列のうち中央列のみ若干幅が小さい設計です。)

思った通り、小さめ判型の本が全然入りきらず!
文庫入れたところなんて当然、ドカンと大きすぎる空間が上部に残ってるし。
(横倒して入れるのは美観的に今のところは避けたい。)

そんなわけで、棚板追加発注を決定。
結局全列分(5枚)を購入して、1段増やす感じにしようかと思ったのですが、やはり諸々の都合を優先して、けっこう不規則な行高さバランスになりました。
奥の方が小さめの本が多い感じに。
これでも、内容と判型を揃えるべく、テトリスのように試行錯誤しまくったんですけれど。

長年の習慣というのはやはり頭に染みついているようです。
引越を繰り返しつつも約10年近く使ってきた本棚と結構そっくりな位置で本が入っちゃってます...。
この棚の対面にある机の位置は以前と少し違うので、必ずしも使い勝手がいいとは限らないのですが、まあコレが一番落ち着くし、手も伸ばしやすいから良しとしましょう。

基本的には、両側それぞれ(左が夫、右が私)から、各自のコダワリパーセンテージが高い本(または仕事で使う本)がじわじわと中央列にむかって進んでいく感じでしょうか。
私の分が多めではありますが...。
それにしても、CG系(とくに3D)の本て黒っぽいのばっかりなのは何故だろう。
ヘンに目立ってイヤだなあ。

下段は雑誌や大型本用ですが、余裕があるようなないような微妙さでナントカ空いてるので、もう少し増やしても大丈夫そう~。
美術書や写真集などのぶあつい存在感ありまくりタイプの本は、いわゆる「かっこつけ本(笑)」としてリビングのテレビ脇の棚に移動させてあります。

私の170cm近い身長でも、まともに本が出し入れできるのは上から3段目くらいが限界なので、脚立は大活躍です。

あと、本って長年並べているだけでも実にホコリがつきやすいものなのだ、というのは引越(そして今回の格納)中で思い知りました。
クリーニング作業だけでも実に大変でした。
清潔に保つには一冊一冊カバーでもかけて、なおかつ本棚はガラス扉でもつけるしかないのでしょうね。
そうもいかないので、今は本棚専用ハンドモップを用意して日々こまめに掃除するようにしています。
とはいえ、この習慣はいつまで続くか...

070529前住居ではぎっしりとミニチュアのロボットやキャラクター類のコレクションを並べていた場所を本棚内に設けていたけれど、今回はあんまりごちゃごちゃモノを置く気にならない。
(というか、それだけのまとまった場所がとりづらい...)
飽きて処分したいわけではないので、各種箱詰めして仕舞ってある中からときどき少数づつ入れ替えてポイント的に飾ろうかと計画中。
今は、大・中・小と偶然連続して発見したので青ロディ3兄弟たちを。
(とはいえ、これはみんなミニチュアレベルのアイテムです。
やっぱりリアルサイズロディで床に置いたりしてみたらかわいいだろうな。
子供部屋かここは!と言われようと...。
そして当然、乗ってみたい。耐荷重200kgだし。)
↑っていうかAmazonでロディグッズが売ってると今検索して初めて知って物欲再燃!

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2007.05.27

にじいろのお楽しみ。

昨年のことになりますが、表参道ヒルズに行ったとき、一番楽しかったお店がBEYESでした。
カバン類から文具小物etc.、おしゃれで綺麗で欲しいものがいっぱいだっ。

「こういうのを、棚とかに飾ったら楽しいよね~」
と、いくつか目を付けておいた品物があったのですが、実際に購入に至るのはずいぶんあとだろうなと思っていたのです。
(あんまり実用的じゃないし...玩具というには微妙すぎる値段だし...涙)
しかし今回、引越祝いとして、しかも複数まとめてリクエストをきいて頂けることにー!

ということで、そのうちのひとつ、下記の写真は、カラフルな積み木玩具で有名な「ネフ」の「アークレインボウ」です。

Rainbow : Naef Rainbow : Naef

箱に入っているのは、いろんな大きさと色の、9個の円弧に曲がった積み木。
これをいろんなカタチに組み合わせて遊べるようになってます。
(並べて木琴みたいに叩くための棒までついてます。そんなに響くような音色はでませんが、ちゃんとそれぞれ違う音が!)

造形パターンはいくらでも、特に発想が柔軟な子供なら無限に遊べそうです。
うちではリビングの棚に飾るオブジェ扱いなのでちょっと申し訳ないかも。
で、いくつか取説に載っているのをみて、かたち作ってみました。
シャチホコみたいなので数日、円形タイプで数日、次はどれにしよう~..と気分によって組み替えています。
....地震が怖いですね。


そしてこれはベリ・デザイン社のマグネット・レリーフです。

Magnet Relief : BELI DESIGN Magnet Relief : BELI DESIGN

これもまた、虹色彩色で。
それぞれの四角いチップはマグネットで黒い背景板にくっつけられますので、いろんなドット模様を描くことができます。
取説は番号で組み合わせが書いてあるので難しい.....ので、完成写真をみながら視覚的に真似したほうがいろいろできそう。
写真の図柄は、既に開封したらこのようになっていたので、しばらくはこのままで。
なにぶん144個もあるし..。
これで、宅急便対応用にシャチハタ1本がぽつんと立ててあるだけだった(笑)玄関のカウンターが一気に華やかになりました。

ネフの積み木もそうですけれど、これらの良さってやっぱり、ハッキリとうつくしく色づけがされていながらも、「木」の質感が木目や凹凸でバッチリ出ているところ。
特にこのマグネットレリーフは、正面より斜め横から眺めて、表面の自然な木肌感を楽しみたいものです。
ひとつひとつが手作りの、松材チップだそうです。

プラスチックや金属には出せない自然な表情と存在感は、「積み木」や「パズル」と言ってしまうだけでは惜しいほどの大人っぽさですし、あまり子供部屋っぽくないインテリアにもよく馴染むものなのです。
(とはいえ、ちいさな頃からこういうものを玩具として遊べるお子様方がもちろん羨ましい..)

模様替えを理由にしてときどきひっそりと遊びつつ(笑)、これからも大事に楽しんでいきたいと思ってます。


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トラックバックは最近、あまりにも通販ブログ系の無差別投稿が多い(この系統は全て削除の方針です)ので、承認制にしました。
表示に若干の時差がありますのでご了承ください。

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2007.05.24

木軸のデスクペンセットを買いました。(電話用)

OHTO Desk-BP「電話脇のメモ」って、日々の中でなにかと頻繁に活用する割には適当に間に合わせのペンやメモ用紙でやりくりしていた今までだったので。
引っ越したら気合いを入れてそれなりのを探そう。
と思っていましたが、意外に早くみつかりました。わーい。

というわけで、木軸のボールペンとスタンドのセットです。

今度の住居は、電話専用の凹みというか、電話線差し込み口がついたカウンター的なものが最初からついてました。
(前住居で使ってた電話棚は、植木鉢台兼AirMacその他ノートパソコン収納ラックとして余生を送ってもらうことに!)
写真のような感じなので、この「上下左右的に木っぽい感じ」の凹みに合うデスクペンならやっぱり木軸ということで。

オート 木製デスクペン&スタンドセット インク色:黒 ボール径:0.7mm  DPS-2500RW ← Amazon

ホテルなどの受付用途、といった位置づけの商品に思えます。

ネットの写真での、「見かけ先行」で買ったので、オート製であることにほとんど気づいてなくて
「...ということは、もしやこれは...」と思い当たったのは開封直前。
対面してみるとやっぱりニードルポイントペン先でした〜!

木軸ニードルといえば、鉛筆っぽいデザインの人気商品があるのでそのイメージがあるかもしれませんが、これは視覚的にだけでなく実際にかなり「重い」ペンです。
(スタンドもずっしりしててイイですよー)
木目は、写真の通りけっこう赤味があるので、ゴールド色の金具とのコントラストが派手なんですけれど。

重量感のせいで、だいぶ書き味も変わるように思え、このペン先のイメージが一新されました。
ニードルマニア(?)な方にはぜひ体験していただきたいかも。
持ちやすいし、滑らかな木の手触りも愉しい軸ではありますが、長文が書けるような重さかどうかは微妙です。
少なくとも私の手には、机上常駐というよりは本来の商品コンセプトの通り、メモや(氏名住所書き込み等の)受付的用途かな。

でも、なんとなくここに書きつけるのがたのしくて。
電話用というよりは、わが家の「買いもの備忘録の場所」としても毎日機能しています。
メモは、雑誌の定期購読のオマケなんですが、2.5センチ直径くらいのリングなのでけっこう大量に紙数がある、A6サイズです。
ミシン目なんかないので、外出前にベリッ!と千切りとって買い物カバンに放り込むのですが、それもまた快感(笑)
画用紙みたいだけど、薄いふわっとした紙質なのであんまり書きやすくないんですが、とりあえず無くなるまではキッチリ使えそう。
これが終わったら、ロディア13あたりを思い切って置いてみたい。

電話機、相変わらず本体は気に入っているものの、黒と灰色の電源コード類が見るたびにがっかりなので、束ねて奥の方に隠したり、いろいろ工夫中。
灰色な電話線は大福iMacに付属の真っ白のやつ、を引き出しの奥から発見して先日換装。これは満足。


★後日談★
ニードルポイントは、筆圧強めな私には確かに重宝ですし、宅急便伝票など書くときには有り難いんですが...
「油性なら太めにねろねろ」であって欲しい主義なので、いまいちそんなに好みなペン先じゃありません。
つい昨日、軸を分解してみたら、芯のかたち(直径)が...
これってもしかしてー!
とウキウキと愛用のジェルインク、サラサクリップ黒・0.5を引っこ抜いて差し替えてみました。
うわー普通にツカエルー!!快適すぎ。
ごめんなさいニードルポイント.....。

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2007.05.22

レーザーマウスを買いました。

2003年の年末近くぐらいから愛用していたワイヤレスマウスがあるのですが。
無線化したのはこれが初めてで、レビュー記事を書いたのはこのあたり
とにかく酷使しまくった結果、指が当たるそのままのかたちで塗装が剥げてしまい、かなりの貫禄ある見かけになってきてました。
こういうのって、筆記具というか手先と同じ役割といっても良いですから、一度手に馴染んで苦労を共にすると(笑)離れがたいんですよね...。
ちなみに、コレの赤です。
左右対称デザインで、"マイクロソフトの割には"ボタン構成もシンプルな感じで気に入ってました。

し、しかし。
引っ越して稼働をはじめた直後からものすごく調子悪くなったのでした。
最初のごく短時間は普通に動く気がするのですが、どんどん力尽きたように反応が鈍くなっていくのです。
電池を替えてもドライバをアップデートしても関係なし。
前住居では、レシーバーを机の下(床置きしたPC筐体の上)に置いて支障なく操作していたのですが、試しに、机上に引っ張り出してみました。
「いくらか」調子いい時間が長くなったような気がしたのですが、状況は変わらず。
うんと近づけてみても、まあ最終的にはノロノロしてくる...(涙)

my desktopネット閲覧程度にはなんとか重々しく反応してくれたレベルだったので、とうとう壊れちゃったんだろうなという予測をしつつ数日。
そしてせっかくだから次はレーザー式にグレードアップしよう、と品物を注文したのですね。
なんとなくカッコいい(妙にねじれてるけど。)と思っていたMicrosoft Natural Wireless Laser Mouse 6000という今年の新製品なやつ。

しかし、それが届くかという日にふと思い立ったのは、新居を機会にマウスまわりで変わった環境.....それは「机」かなあと。
そう、旧居では通販で買った組み立て式の木製天板の机だったのですが、いまの部屋はコクヨ製スチールデスクで構成してあるのです。

スチール机とはいえ、いかにも「会社の事務机」っぽい、数段のキャビネットが下に連結しているようなタイプではないです。
写真でもわかるように、オフホワイトに近いような明るいグレー天板にしました。
本体サイズもいろいろ選べるし脇机やサイドテーブルと横並べにして、部屋内でかなりたっぷりと横幅をもつL字構成にしてあります。
こういう机にした理由は、やはり機器類の配線効率がよく考えられた作りであることとか、天板下に薄い引き出しが幅いっぱいにつけられたり(コマカイ文具や紙類が整理できるので机上が片付く!)、足元にファイル用の棚が付けられたり、等の当初からの希望が理想的に簡単に叶うからなんですね。
まあ、当初予定していたいわゆる「ブランド机」でないぶん費用も現実的だったし。
ちなみに、コクヨのオフィス家具ということで、室内で組み立てて設置してもらうサービスがデフォルトだったので、これもけっこうラクでした。

で、話は元に戻りますが、どうやらスチール机とワイヤレスマウスは相性がすごい悪いらしいのです。
(と、検索してすぐにわかった。涙)
マウスへの送信電波が乱反射するんですって。
と、いうことは、スチール机の会社とかで仕事している人はどんなマウス使ってるんだろう..有線がまだ主流ということ?.....という疑問が浮かんだわけですが。

しかし!間もなく届こうという新品のレーザーマウスも無線、なのだから結果は今と同じことになるのでは!!!という衝撃でそれどころではなくなってしまいました。
どうやら周波数的な相性があるので、有線以外ならBluetoothなんかにすれば確実、ならしいんですけれど。


未開封即返品を考えた一方、思い切って開箱接続してみた結果ですが、とりあえず大丈夫でしたー。
レシーバーは机の下だとやっぱダメなんですが、ディスプレイの横位置あたりに置けば正常(と感じられる)動作をします。
まあせいぜいマウスとの距離30センチくらいが目安でしょうか。
(それ以上遠くなると微少なモッサリ感が有るような無いような..。)

さすがレーザー。と思ったのはマウスパッドが要らなくなったことです。
白っぽい机ではありますが鏡面ではなくコマカイざらつきがある天板なので、ちゃんと反応します。
あと、今までのワイヤレスのように、ひっくりかえして裏を見ても赤や青の光がチカチカと出ませんっ。

このマウスの特殊なカタチ、よほど理解されにくいと覚悟しているのか(笑)、とにかくあちこちに「正しい持ち方」が解説されています。
箱の上書きはもちろん、ホログラムの(見る角度で画像が変わる)動画シールも持ち方説明の2コマのイラストになってるし、封入された図解取説にもバーンと。

おにぎりのように標高が高いので、右サイドから手のひらをかぶせ、手のひらも親指も根本からべったり密着、というのがお約束みたいです。
(構造上、手が小さい人には絶対向いていないマウスだと思います...。)

私は、たしかに手はデカイですが、今は生産終了になったdimp gelという、けっこう標高の高いリストレストを愛用してまして、結構マウスのおにぎり形状が底上げ式にフォローできるんです。
現行品は四角く使いやすくなってこのタイプのようです。
店頭で見てイイ感じの色味だったら赤を買うかも。
Amazonだとコレ。

そもそもの、私の持ち方の癖が、親指主体に(しかもけっこうマウス全体を相当ヒネって)動かすというヘンさだったので、このマウスになると意外にしっくりとまっすぐ持ってるように見える(?)のは嬉しい誤算。

とはいえ、やっぱり1.2日慣れるのにかかりました。
ヘンだなあ、でもなんか意外に狙ったところに打てるし、性能良いのかもなあ..と考えつつひと仕事乗り切ったら、いまやすっかりOKです。
手のひらや手の甲、というよりは指を含めた手の内側全体でかるくサポートしつつ親指で「押す」感じの操作感かなあ。
「Microsoft」と書いてある白い凹みのところに親指を元からくっつけるような位置になります。
(この部分、「ドクターグリップ」みたいなエルゴノミクス系ボールペンの持ち手部分の触感によく似た半透明樹脂がかぶせてあります。
新品のうちはいいけど経年変化でどうなるかなあ。)

クリック感は軽いけどしっかり「入る」、カチッという感じ。
相変わらず、ぬるっと滑らかに廻るスクロールボタンは超ッパヤ(一度に大量スクロール)に設定できて、これは慣れるとかなり快感です。
見るサイトや扱う文書によっては非常に役に立つことでしょう。

親指上にボタンが2つ並んでいますが、今までの多ボタンマウスと違って、手が滑ってつい押してしまう、というようなことはほぼ有り得ないのは、「おにぎりの一番上」の高さの場所に並んでいて、親指用凹みともいったん離れた場所に配置されているから。
これはいい工夫だと思います。
比較的押しやすい下側のほうをブラウザの「戻る」にし、上側のほうを「Ctrl+s(保存)」に設定してみましたが、なかなか使いやすいですよ。
(「保存」はどんなアプリ上でも命綱のボタンではありますが(笑)あまり簡単にやってしまうと「取り返しの付かない上書き保存」をしてしまうこともまた学習しているので~、ほどほどな距離感でもって指が届くようにしてみました。)

というわけで、「慣れれば(慣れるまでの違和感はすごい..)」ほんとに手が疲れない、精度高く操作できるマウスです。
ベジェ曲線もラクラク引けるよ!

今度もまた擦り切れるくらい愛用できるとイイナー。
●その他参考記事は下記をどうぞ。
マイクロソフト、横から手を添える新形状のマウス


ちなみに、キーボードはリアルフォースフタ付で愛用中です。
先日、Mac(大福)のほうに、リアフォの先代、FILCOのパンタグラフ式を繋いでみたら、「終了しますか?」が3秒おきに出るという大暴走でがっくりと諦めました。
Mac用のパンタグラフで買うか...?
こういうのでいいんだけど...とはいえ「せっかくだから」HHKとか欲しくなっちゃうんだよな~のスパイラル。
このあたりの物欲連鎖は、文具とあまり変わらなかったりします...。

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2007.05.19

「文具箱」新刊の感想とか、近ごろの手帳傾向とか。

趣味の文具箱 7引っ越してきて嬉しいことのひとつは、ちょっとした徒歩圏内に大きめの本屋さんがあること。
だから、発売日(4/23)にはちゃんと「買ってはあった」のです。
趣味の文具箱 vol.7―文房具を愛し、人生を楽しむ本。 (7)
とうとう7冊目になったのですね。
とはいえ帰宅すると段ボールの山だったりしたので、全然こういうものを読む雰囲気じゃなかったのです4月中なんて特に!

引越前は荷物の埃やらで手がしょっちゅう真っ黒になっていたので当然、万年筆などは使用御法度絶賛封印中な毎日を過ごしており、実に寂しかったのでした。
転居後も、まずは生活を回転させるために、趣味の文具などの開封などはいちばん後回しにせざるを得ず、でして~。
やはりある程度は、そこそこの整頓された環境と気持ちの平穏と机上スペースの余裕、があってこそ万年筆の愉しみがあるんじゃないかなあ、としみじみ思いました。
....まあその一方、すっかりそのあいだのメモ書き激務はタフに使える多色ボールペンに御世話になってました。
(なにかとゼブラ贔屓なのでサラサ3がお気に入りになりました。
滑らかながらも爽やかなシャリ感が実に好み。
この種にしては若干インク乾きが遅いという評価もありますが、ほぼ日手帳やマルマンの文庫ノートなどにびっしり引越進行やToDoをメモっておくにはうってつけでした。)
。/前置き終了

今回印象に残ったのは、「書いておくこと」のたのしさと大切さが主な特集だったこと。
だから、万年筆愛好な人だけじゃなく、書きもの好きな人に広くオススメな号だったりします。

そのうちのひとつ、50年前に書かれたCWニコルさん17歳のときの「北極探検ノート」は思わずじーっと見入ってしまいました。
(「こんなに保存性が良いならブルーブラックのインク使ってみようかなあ」とつい考えてしまう影響されやすい私。
そういえば学生時代はパイロットのブルーブラックを愛用してました。
遮光や酸化進行防止のためなのか、アルミ真空パックみたいなのにカートリッジが入っていた記憶があるですが、今もそうなのかな?)

あと、やっぱり他人様の「日記」を覗かせてもらう(当然、ブログなんかじゃなくぎっしりとペンで書かれた文字)ってすごく興味深い。
私は近年いつも、年初のたびに3年とか5年、思い切って10年etc..な複数年連用のずっしりした日記帳が欲しくて仕方なくなるのだけれど、継続に自信がない気がして、ぎりぎりのところで踏みとどまっているわけです。
うーん、ここの実例リポート見ちゃうともう来年はかなり危ないかなあ!

今のところ私にとっては、手帳こそが日々の出来事を記録する日記でありフィールドノートであったり超簡易家計簿であったり、もするので、これらを年ごとに蓄積するのも似たようなものかと思うのですが。
(なんだかんだで大学時代のシステム手帳あたりから今までの手帳は全部保管してあります。
あんまり昔のは滅多に見直したりはしませんけれど、家事関連の確認で、前年の手帳はよく開きます。
○○は去年はいつやったっけ?とか○○にいくらかかってたっけ?的なチェック用途に便利。)

「なんでもない日常を書き留めておく快感」というタイトルにもなんだか励まされてるので来年は5年用くらい(なら1日数行で済むから)のやつを狙ってみたい気が!


昨年まで定番ものの購入ピッチを上げまくっていた幸いからか、もうあと、本当に絶対に欲しいぜ!と思ってるのは1,2本くらいしか思い浮かばないので...今年は相変わらずまだ未取得(..?)なんですが、じっくりゆっくり考えて選ぶ予定です。
(何しろ今はしょっちゅう通販で何か届いているので買い物欲自体は満たされているのです。
中身は台所用品とかクローゼット衣装ケースだったり、の超・生活実用品系なんですが。
ペンは引越に伴うコマカイ買い物が一段落してからだ!)

多忙期には小さい判型のほうが便利だろうと思って4月始まりのほぼ日手帳を「いっときの引越スケジュール帳がわり」として使い始めていましたが、やはりなにかと離れがたく、ずっと継続中の現在です。
近年までと違うのは、けっこう「フランクリン・プランナーっぽい」方法で使っていることかな?
おかげで過去ログの視認性もよく、字でぎっしりしてても情報が拾いやすい。
(うーん、本家のリフィルは一応「お休み」ということにしているけれど復活する気になれるかな?
ウィークリー視点のクオバディスとの組み合わせは相変わらず継続できています。)

その他、ほぼ日手帳には重要な利点があります。
それは紙の特性(描線が紙の中に埋もれたりせず、輪郭クッキリ。乾きスピードは多少遅いけど...)ゆえに「細字万年筆がたのしく使える」こと!
ペリカンの400(EFのほう)とか、146のEFとかデシモのF、あたりの、今まで使ってた手帳にはあまり合わなかったペン達がここぞとばかりに日々重用できてうきうき。
クオバディスExecutiveもすべすべ系だけど、硬い紙質だから太字ペン先が気持ちいいわけで。
つまりこの2冊の組み合わせを核にすれば、偏らずいろんなペンを毎日選ぶことが出来る。
これって重要なんだよなあ!


と、いうわけで、もくもくとまだまだ片付け作業続行中です。
本棚、結局、優雅に飾り棚になる予定は崩れ去り、あとまるまる一列分は棚板を足さないと文庫などの小さめな蔵書が収まり切りそうもない。
またお値段加算なのねトホホ...(涙)と発注作業をしたばかりです。

万年筆の収納は、机天板下の浅い引き出し内にずらりと並べるか、机上にペン専用のガラス蓋付多段箪笥箱を買ったりするべきか、いまだ悩み中です!

★バックナンバーもどうぞー。けっこうな冊数になりましたね。
これらをちらちらめくりながら本棚に並べるのはたのしい作業でした。
だから作業が進まないんだけど..。
趣味の文具箱 (Vol.1)
趣味の文具箱 (Vol.2)
趣味の文具箱 (Vol.3)
趣味の文具箱 (Vol.4)
趣味の文具箱 (Vol.5)
趣味の文具箱 (Vol.6)

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2007.05.15

「スパイダーマン3」を観てきました。

スパイダーマン3な、なんと、これが今年はじめての映画館での鑑賞です。半年以上ぶりです。
うーむ、年初から心身共にばたばたしていたので、やっとそういうことが出来るくらいに生活テンポが落ち着いたとも言えますが。
CATVでスターチャンネルなどの映画放送を流し見ることに慣れちゃっていて、それで良いかと思っていたのですけれど。
やっぱり映画館での上映とは違いますなあとしみじみ。
いろんな作品の予告編をわくわくと眺めました。観たいものがいっぱい。
近いうちにまた行かなくちゃ~!

というわけで、公式サイトは下記です。
スパイダーマン3 オフィシャルサイト
1も2も映画館で観たしその後テレビでももちろん。
(いわゆる「アメコミもの」がかなり好きです。
パラパラっとコミックのページがめくれていくMarvelのオープニングで、ワーイ始まるヨ!という感じになります。)

くろぐろネトネトしたものがびょぃんびょぃん飛び回る冒頭のCGはおぉ..と思いました。←子供のような感想だなしかし。
(いやもうほんと技術はすっごい。これ数年前だったら無理では。砂男とかもスゲーっす。)

筋書きはだいたい予想通りな展開だったのですけれど、主人公のワルモノモードがいまひとつしっくりとワルモノじゃなかったので、髪型で差を付けたくらいでは微妙。
というかちょっと気持ち悪い..
それよりもやっぱりハリーのイイヒトモードのときの顔つきがとても可愛らしいとオバチャン的に思ってしまったのですが、それだけに最後のほうは、ぅあぁぁ...という感じ。
今回は、この人のほうがずっとかっこよく活躍した感じがしました。よね?
しかし、上映時間内に収めているわけだからとはいえ、いろんなひとの暗黒面とそうでない面への移り変わりが急すぎてちょっとついていけない感じのときもあったのですが、まあこれはアメコミだし。
ハリーの執事さんは、周辺状況がああなる前にもっと(何年か)早くほんとのことを言うべきだったのでは!とかモヤモヤしたよ。

とはいえ、暗黒面におちるのは簡単だし気持ちいいかもしれないけれど、代償も大きいな。
という教訓をくみとってみました。
映像の凄さも含めて、安定した面白さで楽しめましたよ。
(MJが人質に取られて途中まで落ちたり糸に巻かれたりしながらキャーキャー叫ぶのは毎度同じだ..。)

やはりこれだけの人気映画なので3部作終了とは言わず、続編も企画されているとコミミにはさんだのですが、キャストは契約によっては入れ替わるかもだとか。
007みたいに時々いろんなひとに交代していけばいいとむしろ思います。
帰宅してから偶然テレビで「カラー・オブ・ハート」がやっていたので観ていたのですが。
(この映画大好きー!最後に流れる歌も含めて。オススメです。)
この頃の感じに較べると確実に思ったのは、首とかアゴのまわりが全然違う!
やっぱ太ったんだ...(もう学生役はやめたほうが..)と皆が思っていることを再確認した夜でした。

[映画・テレビ] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック | ↑top

2007.05.06

今年のGWもスープカレー。

070503 lunch 070503 lunch
連休も終わってしまうようですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
.....わたしは...おしごとでーす...

昨年同時期の開催から数えて3度目の北海道物産展、いや我が家的には「スープカレーを食べる会」も本日が最終日なので。
これから近所の小型デパートへ食べおさめ(つまり2回目)に行ってこようと思ってます。
ちなみに前々回は「ピカンティ」、前回は「ばぐばぐ」がイートインで出店しました。

そして今回は「suage(すあげ)」です。
写真は、先日はじめて食べたときに撮ったものですー。
「パリパリ知床地鶏と野菜カレー」に「とろけるチーズ」をオプションでトッピングしてみました。

炙った野菜や鶏肉が串に刺してあるのが乗っていて食べやすいし、実に美味。
トリ好きとしては大満足です。
スープも、今までのなかではいちばん「カレーのスープ、だねぇ」と関東人的にはわかりやすいカレーっぽさでした。
若干、ピカンティなどよりはスパイスな感じが抑えめというか。
そのまま、うどんとか入れてもOKな気が。

辛さは、下から2番目の「ピリ辛」にしてみましたが、私にとってはこれがじっくり味わえるギリギリだ~。汗だく。
(再チャレンジ時は甘口でいきたいと思います)
写真の貼り紙のように、すっかりと「お作法」は覚えました。

でもホントに美味しいなあスープカレー。
店によって全然違った味なのも魅力です。
カニやイクラなどの海産物を乗り越えて、私には北海道物産展といえば、スープカレーが来る!赤丸イベントな日なのでした。

来週から物欲ブログと家屋内片付けをもりもりと再開しないと。するぞ。

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2007.05.02

まだまだ片付け中のこまごま(無印アロマ電灯とか。)

070430緑が目にしみる、よい季節ですー。
田舎なので、こんな場所がすぐ近所にあります。

というわけで、引越からだいたい2週間以上が経ちました。

・段ボール箱平坦化及び廃棄処理達成度:100%
・家屋内収納構築達成度:61.7%
・室内美麗端正度:52.8%

ってところです。
パッと見、引越直後ほどのドタバタ感はないのですが、どの部屋に行っても視界にまんべんなく漂う「片付けきれてなさ」が自分でもキモチワルイことこの上ないです。
しかも、このままだと"このまま"でも目が慣れちゃって暮らしていける(と言われた...)ほどの中途半端さっていうんでしょうか。
当然、まだまだ他人様に新居を披露できる完成度には及んでおりません..。

収納などとりあえずは、反射的に前の家の使い勝手にあわせてしまった箇所が多いので、スカスカなところとぎっしりなところの差も大きいし、時間が経つにつれて入れ替えたい場所も多数!
例の本棚の部屋も、とりあえずは床にちらばった荷物類の収納に目処がついて掃除機がかけられる程度にはなりましたが。
肝心の棚内はほぼ全てこれから書籍並べ位置を決め直さないと。な状態。
近々の仕事に必要そうな本は発掘済みなので、まあ残りは時間と体力をかけてぼちぼちやっていきます。
もう来週にはお仕事の締め切りがいくつか待っているしで、もう1日があっというますぎて泣けてくるよ!

とはいえ、毎日ごそごそと頑張っております...。
新生活の救世主ともいえる、ダイソーや無印にも足繁く通っておりますし、ネット通販で買ったモノもゴロゴロと届いているのでネタは多数。
最疲労な時期は切り抜けられた気がするので、これからはブログもあまり間を置かずに書き続けていきたいと思います。

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MUJI Glass fragrance-oil Warmerこれは、つい先日からの、メンバー10%オフ週間になるのを待って買った、無印良品のガラスアロマウォーマーです。
下から蝋燭の火であたためるタイプよりは、ずっと穏やかに香って見た目も美しい、という評判をコミミにはさんでいたので、引っ越したらぜひ買おうと思ってました。
あたまのお皿に入れた水に、アロマオイルを数滴入れて灯りをつけると、熱でだんだん蒸発して..という仕組み。

オイルは、無印良品のとなりに、都合よくアロマ屋さん(と勝手に呼んでいるけど正式名称わからず。お香とかオイルが値段もピンキリでたくさん置いてあるのです。)が存在するので、そこでアドバイスをききつつ、無印のよりもっと小瓶で無難そうなのを選んできました。
とりあえずは、ローズウッドで。
次はぴりっとしたミント系か、眠くなるような南国リゾートフラワー系か、で楽しく迷ってます。
ハマりそう~。線香タイプのものと交互に楽しんでいきたいと思います。
(いやー、暗闇のなかで撮影すると、周囲の散らかりが見えなくて都合いいですね!)

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ハマる、といえば(と無理やり繋げる)、世間ではTwitterがけっこう流行っているらしいのですが、私の感想としては「中毒性になるほどじゃない、けどたまに横目で遠くの他人の動向を眺めたり、ボソボソっと(反応を期待せずに)自分の現状を1行ブログのように書き込むのが気分転換になって良い」という感じ。

最初は「チャットみたいにコミュニケーションとらなきゃダメなツールだろうから嫌いかも忙しいし。」と思ってたのですが。
ぜんぜんそんなことない、新聞をぼーっと読んでいるようなユルい時間が片手間にもてて楽しいです。
飽きちゃったらフェードアウトするかもしれませんが、今のところは、たまーに書き込んで面白がっています。

IDはstarfieldです。
やっている方や始めてみたい方はお気軽に加えていただければ。

[日々のこまごま物欲&オススメ品 その2] | 固定リンク | コメント(9) | トラックバック | ↑top