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2007.06.13

文具の収納いろいろ。(万年筆専用引きだしなど)

070425新しい机にしてからワイヤレスマウス買い替え以外は問題なく、非常に快適に使えています。
机の天板下に、薄い引き出しが3つ並んで付いているのが一番便利。
この仕様が欲しくていわゆる「会社っぽい」机にしたくらいで。
(以前の机では天板裏にネジ止めでこういうのを後付けしてました。
便利すぎるので、もうひとつ欲しいと思ったときはどこにも売ってなかった...たぶんコレなんだけど...PCショップの家具・雑貨コーナーなどで見つかる確率高いと思います。)

こういう、「手元に最も近いところ」に収納するのにまず欠かせないのは、いつもの常用文具類。
付箋・シャチハタ・テープ糊・クリップなどなど。
机上で整理するとどうしてもコマゴマしすぎて目にウルサイし埃も溜まりやすいので、ここに集めておくとスッキリします。
内部の仕分けは、以前から使っていた引きだしトレーや小さめの薄い空き箱などで。

その用途を終えたときに「これは使えそうだ」というカンが働く空き箱は多すぎず少なすぎずの数で取っておくと、こういう、仕分け整理時にとても役に立ちます。
(あんまり溜めすぎると「片付けられない人」と紙一重になるので。
定期的に用途を見直すことと、一定量に達したときの廃棄を行うことが重要。)

で、今回は天板下引きだしが3つになったので、1つは今までどおり"最常用"文具小物類収納。
(詰め替えストック等まではキリがないのでここには収納しない。あくまでもいつでも手が伸びる特等席な位置なので。
買い置きはだいたい本棚の引きだし側に整理してます。)
残りもう1つは、現在使用中のもの限定で毎日の手帳やメモノート類を整理。
(でもだいたい、スケジュール手帳は終日机上に乗っていることのほうが多い。)


そして最後の1つが、念願の~!万年筆専用引きだしです。
いやもう、この写真、引きだし作成後すぐにfrickrに上げておいたはいいものの、あまりにも「あり合わせのもの」敷き詰めまくっているので。
ブログネタとしても公開するべきかずいぶん悩みました。
モノが入ってないとなおさら高級感がなくてスイマセンがこういうところに149だのを含めた高価な万年筆をずらりと並べております。
ちなみに、ペリカーノジュニアやサファリのようなプラ軸廉価系の常用ペンは、芯ホルダーやボールペン類といっしょにコヒノールの木箱ペン立てにいくつか立ててあります。

灰色のトレーは、ここで入手した「パイ箱」です。
本体のうしろには、透明で判りづらいですが蓋部分が並べてあります。
蓋部分には、かなりの数に溜まった各社コンバータと、いま現在はどうしても使用頻度が少なくて申し訳ないサファリが4本くらい。
(他の4本くらいは「使ってる」ので机上ペン立てに格上げしてあるのだけど...最初にサファリを買い過ぎてしまったか...)

パイ箱本体は、まさに149がぴったりと動かず収まるサイズであるので、現在、モンブランをはじめとした大型ペン優先で並べてあります。

で、細長い白い入れ物は、これ、シェーファーのおみやげボールペンセットの箱。
海外旅行なんかでよく見るお土産品で、軸に地名等が印刷してあるやつが、ひとつひとつ箱に入っていて、それが1ダースセットになってるやつがありますよね。
夫が15年近く前にボストンで買ってきたもので軸に「MIT」とか「Cambridge」とか入ってるやつがずっとほとんど死蔵品になってまして。
1.2本は私が手帳用に使ったり電話メモになっていた時期もあったのですけれど。
経年変化に勝てず、ほとんどインクが出なくなり、引越時に中身だけ全て廃棄してしまいました。

で、まさに箱だけ再利用したのがこの引きだし内。
(かぶせるタイプの箱だったので蓋のぶんと入れる部分で2個が活用できるところがオトク。)
ペリカンの600までの長さでしたらギリギリ入ります。
横に倒して4つ並べたいちばん手前の左側空間にはセーム革を折りたたんで収納してぴったり。

というわけでまさに!隙間なく引きだしは利用できてます。
もちろん、この場所はなるべく「高級品用」としたいわけなので、これでもあと10本以上は入るくらいは場所が余っているのですけど。
まあここに入りきらないくらいになるほどには買わないんじゃないの?
と楽観視しているのですが、どうでしょう(笑)

そりゃあ、丸善などでちゃんとした木製ペントレイを2,3仕入れてこの引出の中に並べてこそ「高級万年筆専用引きだし」になるんだよなあ、という葛藤は最近まであったのですけれど...
な、なんだか最近はモノがおさまったことで「それなり」に見えてきたのでコレでいいやな感じです。
せめて「パイ箱」を増やして空き箱とリプレイスしたい思いは残っていますが...。
ちなみに、もともと購入時に万年筆が入っていた箱はほとんど捨てるか、外箱なんかも全く違う収納に転用してしまっています。
しばらくは全てとっておいたけど、とにかく数が多すぎてかさばって邪魔なので。
そのモデルならではの(限定品なので箱もそれなりにデザインしてあるとかの)箱以外の、通常包装用の箱は全部捨てちゃいました。


万年筆については、「買いたい(絶対買わなくちゃレベルの)」欲は落ち着きつつあります。
もちろん、まだそういうのはすぐに思い浮かぶほどにありますが、まあ今後の楽しみのためにも、急がなくてもいいだろうと。
そのあいだにも刻々と値上がりはするだろうけど...

コレクションの対象ではなく、"道具として面倒見切れる"数で留めたいとは常々思っているので、定番と言われるような良いものが手元にあつまってくればくるほど、その後は慎重に、熟考するようになってきたように思います。
まあこれはいいことですよね。
ゆっくりと考えたいと思います。
ユーロ高のせいか、「欲しいけど値段に見合うか?」とココロにストップがかかってしまうものもちょっと増えてきたことですし...。

とにかく今、引越等で心身ばたばたしていた日々がおちついてやっと、万年筆のほうから「そろそろどうです?」と寄ってきてくれるようになった気がするのですけど。
面白さを思い出したというか。
気分や体調(?)で「しっくりくる」ペンが日々ころころと変わるので飽きませんよ!

というわけで、1日のはじまりにこの引出をガラリとあけて、しばらく考え込むのが楽しいのでした。

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コメント

私の場合、万年筆はペンケースの中に入れていることが多いです。これなら、いつでも持ち出せますので。
でも、こんなことをしていると、たくさんのペンケースを必要としてしまいます。
ペンケースに入りきらない万年筆と、インクを抜いて休憩中の万年筆がコレクションボックスに入っています。

私も、最近は万年筆を買っていません。最後にペリカンM500を手に入れてから、半年位になるでしょうか。

投稿: royalblau | 2007.06.13 18:07

私は149が手に入ってから急速に「毎月(!)買いたい」欲が静まりました。
そんなものなのかもしれません。
(でも、ペリカンは欲しいモノがあといくつかあることはあります。
800も必ず買おうと思っていてまだ持っていません。
現在は400が毎日のレギュラーメンバーです。)

royalblauさん、いつだったかブログで「増えれば増えるほど、1本毎に対して接する時間が減っていく」というようなこと、書かれてましたよね。
万年筆を集めるについては人によりいろんな傾向があるとは思いますが、私の場合、その文面にものすごく共感したのを覚えています。

もちろんまだまだ増えてしまうと思うんですが、いまだに「今年はじめてのペンは、いつ、何にしよう?」
とウキウキ計画中の状態です。

投稿: ほしの | 2007.06.13 18:38

ほしのさんの万年筆の好みは、私も共感する部分が多いので、とても参考になります。

やはり、M400は使いやすいです。良くも悪くも、他に新たな携帯用の万年筆を購入する気になりません。
私の場合、M400、オプティマ、146、149があれば、他に万年筆は必要ないのかもしれません。

もちろん、M800は良いと思いますよ。定番モデルですから、いつか手に入れてください。
それに刺激されたら、私もまた万年筆が欲しくなるかもしれませんね。

投稿: royalblau | 2007.06.13 19:14

こんばんは。さすが筆記具の魅力を引き立てるデスクの整理になりそうですね?他人事と思えず写真を見るたび私もワクワクしてきます。\(^o^)/

投稿: 天衣(てんころも) | 2007.06.13 20:17

>royalblauさん
400は、当初私の手には小さすぎ・軽すぎと思って使い始めましたが、書きながらいつのまにかこのバランスやペン先の相性に感心していることが多くなってきて、すっかりお気に入りです。
不思議なものですね~。
400・オプティマ・149・146はまさに黄金メンバーですよね。
これらをペン先を替えたりしつつ増やすのならまだまだイケそう!(笑)

>天衣さん
存在を忘れないようにいつでも見渡せて手に届く位置に、なおかつ美しく。
というのはペン収納の課題ですね。
今回は、専用のガラスケースを買って机上に置くのとどちらにするか悩みました。
ナカナカ難しいです。

投稿: ほしの | 2007.06.13 20:43

ほしのさん、時間をかけて収納を模索して楽しむのも一つですね?私は、デスクのワゴンに収納しています。部屋が狭く置き場所がないので。ワゴンがちょうど私にとっていいスペースです。ゆっくりと整理されてください。(笑)

投稿: 天衣(てんころも) | 2007.06.13 21:10

そうですねー時間がかかるというよりは終わりがないのが収納の世界です....。

投稿: ほしの | 2007.06.13 22:41

こんにちは!

パイ箱いいですね~ こういうケース探してたんです
けど、なかなか売ってないんですよ(^^;
一般売りもして欲しい。

投稿: 白鳥尚志 | 2007.06.24 17:04

こんにちは!
このケース、お店の在庫管理用だけあって、サイズ的にもまったく無駄がないことには感心させられます。
私も本当のところ、最低あと3つか4つは欲しいところなんです。

投稿: ほしの | 2007.06.24 18:45

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