« 文具の収納いろいろ。(万年筆専用引きだしなど) | トップページ | ステーショナリーマガジン新刊を買いました。 »

2007.06.17

シラルガンのミルクポットを買いました。

silargan milkpot「(実践力が全く伴わないけど)調理器具好き」の私としては、これはけっこう前からずっと気になっていたもの。
シラルガンのガラス蓋付ミルクポットです。

最初にこの鍋の存在を知った当時は黒っぽい色しか出てなかったような気がしたのですが、こんなかわいい赤色が売り出されたと知ってしまったらね~。
引っ越して新しい台所になったら!と「購入予定の台所用品リスト」の一番上に書いておいたもの。
湯沸かしとしてはもちろん、汁鍋からゴハン炊きまで万能であるとコミミにはさんでいたし、なにしろサイズとかたちが使いやすそう!

ルクルーゼのような感じのほうろうナベを想像していたのですが、このこぶりな見かけからは想像できないようなドッシリ重量かつハイパワーな素材でした。
強化ガラスセラミック、だって。すごく分厚いし。

シラルガンのナベの特徴はこのあたりを参考にして欲しいですが、とにかくものっすごくお湯が沸くのが速いっ。
(...ので最近はヤカンの替わりとしても大活躍。)

フチに一切凹みがないにもかかわらず、お尻に垂れることなく細ーく湯を注げるのも不思議。
密閉度がピッタリと高いので、カタカタカタ...と蒸気でフタが振動しはじまったら沸騰の合図、というのも大変わかりやすいです。
その状態を更に過ぎると水滴を撒き散らしてブゥブゥ言うので早いうちに駆けつけないと周囲が大変なことに。

シラルガンは「水を沸かすと弱アルカリ性のまろやかな味になる」とよく言われていて、いろんな人のレビューでその点が絶賛されているのですが。
うぅ、そんなにハッキリとは私にはわからない...お湯が金属くさくないの有り難いし、それでじゅうぶん良いのだけど。
しかし季節柄、これで煮出し麦茶を毎日のように作るようになって、かなり幸せ。
いままでラクに水出ししかやったことなかったのでホントに香ばしくてオイシイ。
あと、無印のプッシュ式のサーバーで淹れたコーヒーを氷のコップに注ぐ作り方で、アイスコーヒーを毎食後飲んでいるけれど、これもすごく満足!

炊飯もやってみましたが、材質的に熱効率が良すぎて火加減と加熱時間のツボがまだおさえられません。
ルクルーゼよりも沸騰後の加熱時間が少なくて良さそう。
(IH環境になってからは、18センチソースパンをゴハン炊き用として使ってます。
炊飯専用の鉄鍋を買おうかと思っていたけれど、慣れちゃったのでこれでじゅうぶん。 1合から炊けますし。)
無印の炊飯土鍋みたいに「沸騰してすぐに消火」に近いくらいの加減がよいのかも...。

底部分がぽってりと広いかたちですが、比較的下まで持ち手がさがっているデザインですので、ガス火で使うときは炎がかからないように注意する必要はあるかもです。

非常に頑丈でつるっとしているので普段の手入れもラクです。
欠点があるとすればやっぱり本体が重いことかもしれないですけど、ハンドルがしっかりしているので持ちやすいです。
(床やガラストップコンロ等々に落として、むしろそれらのダメージが大きいであろうことを心配した方がいいでしょう。)

先日届いて以来、今のところは、湯沸かし+麦茶沸かしとして日々カタカタと働いてくれてますが、小さめの煮込みナベ(大鍋で制作した2日目以降のカレーやシチューの移動場所とか...もちろん冷蔵庫にもコンパクトに収まるし。)としてもすごく重宝すると思うので。

出しっぱなしにしておいてもかわいいので、贈りものなんかでも絶対喜ばれそう。
これからの季節、おいしいお茶をたくさん作ってごくごく飲みたい人にもオススメな気がします。

現在、黒・黄・赤とまさにドイツな色合わせで商品展開しているようです。
ウチは、コンロの隅に常駐しているナベ敷きと色が合うので赤にしたのですが。)

Amazonならこちらです。(※2014年末追記:蓋のツマミの形状が、記事を書いた時代からモデルチェンジされたようです。) シラルガン ミルクポット

|

« 文具の収納いろいろ。(万年筆専用引きだしなど) | トップページ | ステーショナリーマガジン新刊を買いました。 »

コメント

とても素敵な鍋ですね!
こんなに愛らしい鍋があるなんて。しかもお湯を細く注げるとは…やかんを使わずお湯を沸かしたい者にとって最高です。
鍋の重さが1.3kgもあるとはびっくり。でも、片手で扱いやすそうな取っ手ですね。
さっそく私も買おう!と思います。赤にしようか白にしようか…黒もいい…。

投稿: ミケランジェロ | 2007.06.17 08:26

もちろん湯沸かしだけにはもったいないのですが、とてもいい仕事をしてくれるので、もうすっかりヤカンはシンク下に片づけちゃいました〜。
赤は、ほんの少し朱が入って明るめです。
(この色とデザインは「東欧のほうろう鍋」っぽいレトロな雰囲気だ!と勝手に思い込んで愛用してます。)
こういう注ぎかたができるのはほんと不思議なんですけれど、冷水筒や急須の小さい口に入れてもこぼしたことはないんです。

投稿: ほしの | 2007.06.17 12:07

すごい万能な鍋なうえに、この見た目!
とっても可愛いですね。そのままキッチンに
ずっと置いておきたい鍋ですね。
注ぎ口がないのに、お尻にたれないなんて
すぐれものですね。本来、鍋はありとあらゆる
用途に使えるものが数サイズあれば十分です
よね!!
ほしのさん、ご飯も鍋で炊いちゃうんなんて
すごいです。美味しいでしょうね♪

投稿: ころーる | 2007.06.17 12:17

ゴハンの鍋炊きは美味しいですよ〜。少人数家族で保温しておく必要もないからなんですが。
(炊飯器は、処分までは勇気が出ずなくて今までも年に2,3度くらいは使ったりしてるんですがもういらないかも...)
無印良品の「土釜おこげ」という炊飯土鍋が大好きだったのですが、IHで土鍋が使えなくなってしまったので。
これだけが、新しい台所になって唯一のかなしみです〜
そんな感じで引越時にけっこうな数の鍋類を処分したのですが、これだけ減っても全然困らないことに気づきました。
これからは少数精鋭メンバーで料理しつつシンプルに暮らしていこうと思ってます。

投稿: ほしの | 2007.06.17 12:33

えええええ?
どうしてお尻に垂れることなく
湯が細く注げるんだろう???
これ、ポイント高いですね~~。いいな~。

台所は少数精鋭メンバーでシンプルに。

名言だなぁ~。
わかってるの。わかっちゃいるけど、
失敗しちゃうんだよなぁ~ 笑

投稿: くぼしず | 2007.06.18 15:34

どうしてなんでしょうね?
開封後、実験しまくりました~
コーヒー淹れたりとかも毎日やってますよ。
なんでもそうなんですが、片付いた生活をするにはモノを増やさないってことがいちばん近道のようです。
引越の片付けが終わった今は、そういうことにもずいぶん気をつけているけれど、その気持ちをずーっと維持するのがたいへんなのよね...

投稿: ほしの | 2007.06.18 16:12

ずっと購入を迷っていましたが、ほしのさんの記事で買っちゃいました! (黒です)

ホント、お湯が沸くのが早い! たれずに注げる! でもちょっと重い…

作りすぎたスープをそのまま冷蔵庫保存できたので、これからの季節に活躍しそうです。

投稿: 秋 | 2007.06.22 20:05

おぉー、黒にされましたか。
とっても使い良いでしょう?
美味しくなるにはこの重さがいいんだ!と自分に言い聞かせると気になりませんよ(笑)
最近やっと美味しくゴハンが炊けるようになってきました。

投稿: ほしの | 2007.06.23 01:26

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シラルガンのミルクポットを買いました。:

« 文具の収納いろいろ。(万年筆専用引きだしなど) | トップページ | ステーショナリーマガジン新刊を買いました。 »