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2007.11.16

手帳を問わず、の手帳本。(だとは思うけどやっぱり欲しくなるマジック...)

あっというまに!今月も半分を越えてしまいました。
来週からもう、(クオバディスの)手帳は2008年版のページが始まるわけですから、年末に向かって加速してるなーという実感がひしひし。


能率手帳の流儀ここ一週間くらい、ばたばたしながらもつまみぐいのようにコマギレで手にとっていて、いつのまにか読了していた本です。

文具な方々のブログではちらほらレビューが出ていた、「能率手帳の流儀」。

私のなかでは、How to本というより「読みもの」寄りの本としての面白さを感じました。
この能率手帳の社長さんが書かれたものではありますが、よくあるような「夢に向かって成功」系の本でもなく。
社会人/家庭人として長い年月の苦楽を手帳とともに過ごしてきたからこその、半生記的視点で語られることが多く、年末恒例的に出される数々の“手帳術”本とは一線を画した深み
(...もっとハッキリ言うと、ずーっと何年も本棚に置いておいても「繰り返し読める」「使える」内容が多い)
があるように思います。

「手帳」をスケジュール管理としてだけでなく、発想をこぼれないうちに留めたり、モチベーションを高める道具としていかに効果的に使いこなしてきたかということが経験をもとに語られており、なるほどこういう使い方をする人なら社長さんになれるよなあとしみじみ感じた次第。

そうして、自分なりにまとめあげた手帳の過去記述を読み返して「俯瞰する」ことの大切さも説かれています。
(先日の「日経アソシエ」をご覧になった方には、ご本人の、「書き足りないので年に2冊消費」という能率手帳のページや、ぎっしりと保存用桐箱に並べられた大量の過去の手帳や、自分のいままでの人生を年表形式にまとめあげたこれまたコマカイ書き込みのBindexのリフィル等々、ご記憶にあるかもしれません。
アソシエとこの本、一緒に読むと面白いよ~)

私自身にいちばん足りないのってその「振り返り」かもしれないです。
書くのは好きだから、日々大量に人一倍の量のログは残しているとは思うし、過去の手帳も意外に昔の分まできちんととってありますが。
あんまり、読み返したりまとめたりしてない!
むしろ、昔の手帳を開くなんてハズカシーからいいや~とすら思っていたりする。
書き留めた情報も玉石混合のまま、記憶濃度とともにどんどん地中深く埋もれていってる感じなのです。反省。

そのあたりの(「玉」をすくいあげて整理し、今後の自分に生かす)作業がなにより大事だし、それがきっちり定期的に出来てゆけば、変わってくることが多いんじゃないかなと痛感しました。

能率手帳そのものに特化した解説に割かれているのは最終章くらいなので、他の手帳ユーザでもほとんど違和感なく頷ける内容。
実際、その最終章というか巻末の「能率手帳紹介」以外のページに図や写真はないのです。

愛用できそうな手帳が見つかったけれど、さらに密着して長く深くおつきあいしたいと願う人になら、誰にでもおすすめできる本じゃないかと思います。
そうそう、クオバディスなんかもそうなんですけど、付録でついてくるけど意外に取り去りっぱなしになりがちの「別冊アドレス帳」の活用法についても目からウロコ。


私はBindexのリフィルや大判のダイアリータイプは使用経験がありますが、あのスタンダードな「能率手帳」は一度も....
(会社勤めの時代はシステム手帳一辺倒だったので、好き嫌いというよりは綴じ手帳自体が眼中になかった!)

この本を読んだからというのもありますが、あまりにも有名過ぎるこの手帳を今さらながら売場でじっくり観察している現在です。
というか、まあ確かに本の影響は大きいかも...ああいう使い方している社長さんだから、それなりに、レイアウトにも耐久性にも心配りした作りなんだろうな~という見方になりつつありまして。
紙質自体はBindexリフィルで、その良さも現在進行形で確認済みですし。
(突き抜けた特徴はありませんが「機能的な手帳用紙」としての、筆記具問わずなバランスが取れた良い紙だと思うのです。
クリーム色なところも好き。)

この前、丸善本店に行ったとき、あの広大な手帳売場を堪能してきたわけですが、ひときわ目を惹いたのは、「能率VS高橋」。
ドーンと島状に超ぶあつく盛りあげられた、ふたつの手帳会社の平積み台ですよ!
能率も高橋も、ウチの近所では文具店というよりは書店に並んでいる感じです。
各社あんなにたくさんの種類があるとは思いませんでした~。

そこではじめて実際にサンプルに触ることができたのが!「能率手帳ゴールド」。
なんとも形容しがたい、フワっとやわらかで吸い付く手触りの表紙は、羊革なのです。
そして、小口(手帳ページ断面)にホンモノの金(24金箔)が塗ってあるという...!

いやーこれ、大小の2サイズあるのに同じ4200円なんだ~、とか、もっとかわいい赤とか茶の革はないのか~、等々思うことはあるんですが、なんか、使ってみたい(育ててみたい)ような....?

これって、いっときの読書効果なのかも。

でも、「プレ」スマイソンとして(革付きで高くて小型であること以外は全然違うんだけど。)まずはここからチャレンジしてみようか?
とかなんとか。
いつもの調子でぐらぐらと揺れ中。

あの革につい、触っちゃったからなんだよねえ。うーん。

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コメント

ほしのさん、私もそちらの本を読んで感動しました!
近年まれにみる良質な手帳本ですね。人の手帳熱を焚きつけるような挑戦的な言葉が書かれているわけではなく、淡々と、真摯に自分と向き合った経験を述べていて非常に好感が持てました。
結果的に読んだあとすっかり「焚きつけられて」しまったわけですが…。

私も手にとってみましたよ〜、能率手帳ゴールド。
毎年手帳フェアで拝んではいたのですが、この本を読んだあとにはまた思い入れもひとしおで…ぜひ使ってみたい一冊です。

著者の会長さんの、「“やるべきこと”ではなく、“やりたいこと”を書いてみては」という言葉が印象的でした。
「夢に向かって成功」系の手帳にたいしてやんわりと警鐘を鳴らす部分にも共感。
そして日経アソシエの記事と読み合わせると、ますます楽しめますよね!
何度も読み返すことになりそうな本でした。

投稿者: ミケランジェロ (2007/11/17 11:05:13)

良い本ですよね。
今年買った文具ジャンル(とザックリくくってよいものか...)本ではいちばん好きかもしれないです。
迷ったときに何度も読み返しそう...。
私、スマイソンの前哨戦的に能率手帳ゴールドを来年1年...とかいう理由をかなり無理やりひねりだしてみたんだけど、どうだろう(笑)

投稿者: ほしの (2007/11/17 15:37:52)

ごぶさたしています。目に楽しく、そして自制心につらい季節がやってきましたね。

私もこんなに何冊も何冊も、いったいどんなに予定と役割があるんだ~というくらい、来年の手帳をなんだかんだと理由をつけて、連れ帰ってきています。先に告白しておきますが、能率手帳ゴールドも既に・・・。
それは、とってもこの本に共感してしまったからなのです。(そして、”ヤンピー”なる革の手触りとは??とうっかり触りに出かけてしまったのが運のつき。)

とても、いい意味での人間くさい社長さんでしたね。名古屋勤務時代のお仕事に関するエピソードなんて、手帳術という側面以上に、仕事のことを考えるのにとっても共感できました。
私は、アソシエの記事を先に読んでいて、その次にこの著書を読んだので、再度アソシエのページに戻り、あのすばらしい書き込まれ方を見てふたたび感動しました。

クオバディスを使ってもう長くなりますが、最近、バーチカル大好きだけど、土日が半分こになっているレイアウトが、とても気がかりになってきたんです。私の大切な7日間を均等に書いてあげられないっ!ということに。
とかいう理由をつけて、プライベート用途として、均等レイアウトである能率手帳に入門させてもらうことにしてみました。しかし、役員にならないと配給されないという、ゴールドに手を伸ばすのは100年はやいことは承知していますが、あの手触りから逃げられなかったです。ほしのさんもぜひ。。。

投稿者: はるる (2007/11/17 23:28:16)

あーさすが「物欲のふたご」の言葉だ。
ほぼ「背中を押された」に近い説得力がっ。(.....?)

私もアソシエの写真で目にとまって次にこの本読んで感銘を受け、やっぱりあれくらい蓄積するにはゴールド買わなきゃいけないような気がしている←今ココ
ってわけで、既に触感は都会の文具店で確認済みなのでそろそろ決めようかしら。

クオバディスは今のところ、「土曜日までは均等」なExecutiveだからこそ長く続いている感じです。
で、日曜は手帳での存在感のとおりに息抜きしてる感じでそもそもあんまり書かない。というリズムが自然に出来上がってるといいましょうか。

レイアウトにかかわらず、一週間均等ならば、日本メーカーの手帳のほうが種類あっていいよなあと思ってます。
やっぱ、国産は六曜とか書いてあって安心しますよね(笑)

万年筆含めて、国産回帰も悪くない(むしろ、良さを見直している!)と実感な最近なのですよ。

投稿者: ほしの (2007/11/18 0:10:25)

ほしのさん…スマイソンと同時使いで来年1年、という方法もありますね(焦)…能率手帳ゴールドもかなりはまりそうで、前哨戦使いで足を洗えるかどうか不安のよぎる質感です。野口氏の「1年2冊消費」を思えば、同時使いもアリなのではないかと!?

投稿者: ミケランジェロ (2007/11/18 9:59:29)

能率手帳のレフト式に対して、スマイソンの「均等ブロック式見開き1週間」型のレイアウトは日誌的にも使えるんですよね〜。
使いどころをうまく分ければ、「同時進行」でじゅうぶんいけるだけの違いはあると思うんですよ...
なんかもう、悩んでいることにぐったりしてきたので(疲れるくらいは一応、使い道を検討した(笑))とりあえず、買うか...

体の一部を提供した羊さんに申し訳ないから、きっとなんらかのかたちで頑張って使うと思うんですよ!(結論)

投稿者: ほしの (2007/11/18 23:01:30)

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