海外雑誌の定期購読をはじめました。
この雑誌「Martha Stewart Living」ですが、去年アメリカに行ったときに、時間つぶしのつもりで買ってみたら結構面白くて。
普通に書店やスタンドで買うと5ドル弱くらいの定価。月刊誌です。
日本の雑誌にありがちな、カリスマ主婦(...笑)の生活紹介とかでなく、「クーネル」系と「家庭画報」系の中間くらい(これまたえらい離れてるけど!)のテイストの、「歳時記色の濃い、生活・インテリア・料理情報雑誌」といっていいのかな?
広告も少なめで、たぶん地味な雑誌の部類にはいるのだろうけれど、写真なんかもビビットでうつくしい~。
(日本で家庭雑誌系だと、もう少し柔らかめの落ち着きがある色調になるんだろうなと思います。「ほっこり」っていうの?)
英語なので、いつもの「趣味の雑誌読み」のようにスルスル文章が頭に入っていかず読破に時間がかかるのも、お得といえばお得なのか..?
で、当初これを日本で購読しようと軽く検索したら結構高い。
都会の洋雑誌コーナーで買ってもこれくらいの値段はするかな。
あちらの定期購読は、日本と違って定期購読の一冊当たりの価格がむちゃくちゃ割引になるので羨ましいんですけれど、とにかくせめて定価の4.75ドル(今日のレートで538円くらい)に近い値段での購読は無理か?やっぱり...と思っていたら。
あちら在住の方が運営するこちらの雑誌屋さんサイトがすごく良心的な価格で、取り次ぎしてくれることがわかりました。
通貨レートで若干上下すると思いますが、現在のところ1冊あたり660円を払えば一年間配達を手配してくれるってことで。かなり安いですよね。
申込みや送金も全部日本語と日本の手段(銀行振込等々)でやりとりできるのでかなりラク。
購読開始後も何かあったらサポートしてくれるとのこと。
実際、既に12月になっても「11月号が届かない」という配達事故があったのですが~(涙)相談したらすぐに再送依頼かけてくださって。
先日無事受け取りました。
手続きの関係上で開始までに数週間待つ必要がありますが、私は7月末に申し込んでやっと、10月のハロウィン特集号から配達されはじまって、以来毎月ポストをのぞくのが楽しみになりました。
11月はサンクスギビング、先日届いた12月号はクリスマス、とイベントで盛り上がる特集が続いてます。
まあ、かわいいお菓子作ったり巨大肉をオーブンで焼いて云々をこの私が真似するとは思えませんが、インテリアや雑貨の記事はかなり面白いので、頑張って(本文も)読もうという気になります。
調理器具とかお菓子とか洗剤の流通広告写真なんかもけっこう観察してしまう...
というわけで、非日本感覚のデザイン系資料としても大いに使えるような気がするので満足です。
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マーサ・スチュワートの番組 "The Martha Stewart Show"の2005~2006年くらいにかけての放映分が最近までLaLaTVでやってたんです。
ドラマとか映画に出てくるような結構なクラスの芸能人たちが次々ゲストに来ては、マーサといっしょに料理したり日曜大工したり手芸やったりしながらおしゃべりするんですよ。
主婦向け情報番組としてより、この、毎回「イベント付き徹子の部屋」みたいに楽しめる番組構成がツボで...!
何十回分のセットを毎日連続放送して、またちょっと置いて最初に戻る..でもう、何ループ見てることやら。
(きっとまたそのうち始まる。)
ついつい、キッチンセットに積んあるファイヤーキングっぽい食器やオーブン用シリコンシートが欲しいとかいろいろ物欲をそそられるのはあちらの視聴者も同じなんだろうなあ。
もういいかげん、来年あたりにはその続きの期間の分を放映して欲しい!と切望中です。
そういえば、ゲストの人々の吹き替えの声って、ちゃんと日本国内放送時のドラマや映画の放映時の吹き替えのと同じ声優さんなんですよね。
当たり前のことかもしれないけれど、各局散らばってるのに..と結構感心するわけで。
大物俳優も多く出てくるし、そのへんの制作の手間がかかってるのかなあ。
(字幕でいいんだよー!)
参考リンク:
・Martha Stewart.com
・The Martha Blog
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コメント
良心的な洋書屋さんですね~
Amazon.comで雑誌をみてて
日本に送ってくれないかなって思ってたんですけど
(60パーセントオフとかいいなーて)
断念していました。
今は紀伊国屋の洋書の定期購読で読んでいます。
申し込み受付が7月だけと、謎だったんですが、
いまのところトラブル無しです。
日本で買う洋書は高いですねorz
投稿: オーニーヽ(´ー`)ノ | 2007.12.24 09:44
この雑誌も、あちらの定期割引だと3ドルもしない値段に下がっちゃうんですよ~
日本の雑誌もそういうことやって欲しいですよね。
CG系の専門書や画集なんかも、SIGGRAPHで手にとって気に入ったのを買って帰るのが面倒でつい、帰国後日本で発注かけようとすると恐ろしく高かったりするじゃないですか。
それで結局、次の年の開催で覚悟を決めて大荷物で買ってくる。
というのをいつも繰り返してるような...(笑)
投稿: ほしの | 2007.12.24 14:11
ISLANDSとNATIONAL GEOGRAPHIC Travelerをアメリカのサイトで直接申し込んで定期購読しているんですが、送料を含んでも激安でした。Martha Stewart Livingは本国サイトで日本への配送ってできないんでしょうか?
投稿: KE-TA | 2007.12.25 22:43
ウチの住所に直送されてきているので、配送不可能ということではないと思いますよ~。
当初一応、ログイン会員になっていろいろと探し回ったのですが、サイトからの申込みは国内向け限定な感じで、国外購読についての表記が見つからなかったんです。
ここの取り次ぎサイトさんもmixiのコミュニティでの情報として見かけたんで....
版元に問い合わせて直接取引した人の書き込みもあって、結果、さほど値段に差がない感じでした。
(代表的国内購読会社の2000円という手段しかないなら自分も必死に交渉したと思うんですが!)
今回の不達も素早くかけあってくれて、本日、送付延長特典付き(...たぶん...)の詫び状が版元から送られてきたところです。
まあこういう件は特に私は億劫がってしまう性格なので、お願いした甲斐があったなあという感じです~。
良い時代だ。英語勉強しろという話ではありますが。
投稿: ほしの | 2007.12.26 00:47