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2007.12.01

「放牧する」ノート作りをやってみようかな?

嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書 3)昨年の今くらいの時期に、わりとたくさん購入してしまったいわゆる「手帳・メモ術How to本」のなかの一冊に「手帳・メモ・ノート200%活用ブック」というのがあります。

数々の披露記事群の中で特に気になったのがあり!
「発想編」のなかの、「情報牧場で情報を飼う」というページ。

この、かなり特異な情報整理法が私の中ですごーーーーく気になっていて、特大のフセンがつけてあり、その後もずっと「やってみようか」というのが頭にありまして。

引越だの手帳選びに奔走だの、が一段落した今、これをもっと詳しく解説したものがないかなとネットで検索したら、あった!
嶋浩一郎のアイデアのつくり方
届いたら届いたで、薄めの新書サイズなことにけっこうビックリしたんだ....。


・他人の会話等、生活や仕事上で耳に入ってぴんときた新しい知識を、普段からどんどんメモる
(著者はこれを、"「2軍ノート」に書きこんでいく" と表現)
・本や雑誌などの、気になる箇所についても、マーキング用途に付箋をつけて目立たせる
 ↓
 ↓すぐに何かに仕上げようとせず、この状態のまま一定の期間、「寝かせる」。
 ↓
・この時点で、2軍ノートおよび付箋済みの情報から取捨選択と、場合によっては追加調査を加えながら、別なノート(著者曰く、「1軍ノートに」)へ書き並べていく
・最も重要なのは、分類しないこと。通し番号をつけてひたすら箇条書き的に羅列するだけ。
 (情報の整理でなく「放牧」という状態)

内容別等の分類をせずにひたすら書き並べた情報たちを何度も読み返すうちに、一見全く関連性のない件同士が頭の中で突如結びつき、素晴らしいアイデアとして生まれ変わる(「化学変化」を起こす)という流れ。


著者は、「情報はフォルダに入れたら死ぬ」とすら言いきっていて、これはつまり、几帳面に(内容別や用途別に)整理すればするほどイキが悪くなっていくのだとのこと、目からウロコなのです。
そのあたりの詳しい事情も、わかりやすい実例と共に語られている本です。

実際のノート面の写真は前述の手帳本にも、この著書にも掲載されています。
番号が付けられた数行づつの記述がずらりと、しかし無秩序に並んでいて、なかなか見事。

著者は、上記でいう「1軍ノート」をMoleskineに実施しているのだけれど、一冊のポケットサイズでだいたい1000件の通し番号付きの「情報」を書き込んでいるそうな。
ちなみにペンはペリカーノジュニアが推奨されてました。

まあ、ペンやノート自体はなんでもいいと思うんですけれどね。
私だったら「1軍ノート」にするならMoleskineでもラージサイズにしたい気分もするし。

--

私の環境では現状、「2軍ノート」に近い役割を持って、いちばん消費している場所が、フランクリン・プランナー見開き1日版の右側メモページ。
役立ち度に関係なく、とにかくいろんなことを上から順にメモっておいてる感じかも。
(紙へのインク乗りの感想から、CGプラグインのお好み設定値までとにかく色々!)

先日も書いたけれど、玉石混合度(情報としての長期性重要度の差)が激しいので、「玉」度のある情報のみを、ある時点ごとに掬い上げたいとずっと考えているのです。
それじゃなくても1日2ページものリフィルが毎日過去ログとして積み上がっていくので、必要なメモを探すのに苦労するどころか、書いたことすら忘れてしまっているのでは?という不安も...。
外出・旅行時は、手帳よりも文庫サイズノートや小型ロルバーンを携帯することが多いので、そこにもメモが分散しているんだよなあ。

あと、雑誌も結構な数を読んでる(一応フセンをつける癖はある)けどわりとそのまんま読みっぱなしだし..。

というわけで。
このノート術は、情報をいわば「きちっと分野別に決められた場所の棚に入った本屋さん」にすることよりも、「ヴィレッジバンガードに遊びにいったみたいな」脳内作用を狙ったものだと思うので、こういう整理法に抵抗がある人もいるかもしれないな、とは思うのです。

とはいえ、あちこちメモったり本にフセンや線引いたりが好きな人にはやりがいがあるのではないかな?
ブログのサイドバー的に捕捉欄をつけたり、通し番号だけでなく、何らかの記号くらいはつけるかも、とか自己流で改良することはかもしれません。

こういう一元化の場所がきちんとあれば、安心して今後もいろんなノートや手帳をつまみぐいしながら書き散らせるんじゃないかな?...とか期待も。
(抜粋して書き残すほど重要なこともそれほど書いてないんだよなあ。
ラクガキばっかりじゃん...という事実も発覚しつつありますが。
それはそれで記録として貴重ですけどね!)


デジタル(WEBへのハイパーリンクをともなったものや画像付のもの)でないとどうしても補完できない情報というのも実は多いですが、それはそれでOneNoteやWebスクラップソフトなど、素直にそれに適した場所にまとめるつもりです。

さーてと。
買い置き(ボストン土産)のMoleskineラージ、早速出してきました。わくわく。
いつから始めよう、とか考えるとあっというまに年が終わるので、瞬発力が肝心なのだけど...

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コメント

面白い考え方ですね。
僕は、情報を整理し、まとめるのがヘタなので
この考え方、よさげです。
試してみようかな。

投稿者: J2 (2007/12/01 7:39:51)

実はこれ、片付けベタな人にこそ向いているそうですよ。
(私の場合、分類することで満足してそれっきりにしがち)

濃縮レベルの情報が一元化できるということで、これはこれで立派な整理法だと思います。

投稿者: ほしの (2007/12/01 15:34:48)

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