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2008.01.31
細字に入れる紺色インク。
年末近い頃だったか、銀座をウロウロしていたときにプラチナのブルーブラックインクをボトルで購入しました。
軒並み値上げが目立つこの世界で420円ってお買い得~。
青インク派の私は、なんでプラチナの万年筆インクは「ブルー」じゃなくて「ブルーブラック」しか無いんだろう!とずっと思っていました。
だから、手持ちのプラチナの万年筆には(♯3776のミュージックニブと、セルロイドキンギョ)
「ラミーのくっきりブルーが似合うのだ」と直感で(笑)決めて以来、ずっとそれでばっかり使っていたのですが。
しかし、あの200円万年筆のプレピーでブルーブラックを使ってみて納得。
書きたてのみずみずしい時点なんかでは特に、セーラーのブルーインクより明るい紺青なのですね。
今になって10月頃の細字で書いたメモを見てみると、グレー味を帯びてなんだか褪色したみたいな沈みようの箇所もあり...で。
新鮮な青みが若干抜けた分、全体的に地味に落ち着いた感じ。
面白い経年変化だなあと思ってました。
このへんの"枯れた味だし"も「日本のインク」的なのだろうと勝手に納得してました。
というわけで、比較的太字で書いたものがどうなるのかちょっと興味もあり、でボトル購入につながったのでした。
(国産ブランドのインク壜は皆こんな感じの素っ気なさですが、見ようによっては「昭和レトロ」っぽくて好きかも。)
で、この色を使いだしてから、Molesekineをはじめとする「万年筆に難しい紙」にもかなり強い(ほとんど滲まないしし、裏抜けない)インクであることに、プレピー時点から感動してたんです。
あまりにも優秀だったので、これはもしかして、鉄の酸化作用で色が定着する、いわゆる「古典的ブルーブラック」なのだろうかびくびくしはじめました。
その種の「正当派ブルーブラックインク」はちょっと"怖い(というか、そう簡単には使えない)"というイメージがあったので....
成分的に、普通のインクよりは詰まりやすいので、これを使うならペンの手入れに気を抜いてはいけないし、そう頻繁には使わないペンには入れない方がよい、とよく聞きます。
ラミーやペリカンやモンブランなどのブルーブラックがそちら系統としてよく挙げられます。
逆に、例えばウォーターマンのブルーブラックは普通のカラーインクなので、ペンに優しいのだそうで。
どんどんあおみどりになっていく経年変化が結構好きなので、いずれこのインクも欲しいのですが。
某所のコミュニティで質問してみたのですが、メーカーに問い合わせたことがあるという博識な方がとてもわかりやすく説明してくださったのでした。
プラチナも"古典ブルーブラック"仕様なのだそうです。
ボトルもカートリッジも同じものとのこと。
ただし、古典ブルーブラックとしての鉄的成分はそれほどタップリには濃いものではないように思えます。
(見た目の青み比率が多めだし、あれだけすごい細字のプラチナ万年筆でスルスル使えるくらい滑らかに出るので。
...という超・私見ではありますが...)
この、鉄的成分のせいで長年にわたって紙の上に色が定着するので、ブルーブラックで書いた文字は何十年も消えずに残るんですよね。
それってカッコいいよなあ、使いたいなあという思いが実は最近ちょっと上がってきてます。
モンブランのブルーブラックとか、特に憧れるね~。
セルロイド金魚とミュージックには早速入れましたが、水洗いしやすいコンバータ式かつ頻繁に使う(使いたい)ペンでなら、他社製でも使いたいな~!
と、大胆にも挑戦してみたのはカスタム74のF。
もともとすごく細字なんですがとても書きやすいペン先なので、手帳などに活躍させたくて。
しかしながらパイロット純正のインクはフローや色はとても気に入っていながらも盛大な滲みが発生してしまう場面が多く.....困っていたのでした。
大容量のcon-70コンバータに入れれば、タップリ入ります。
(こころなしか、そのせいで重心がしっかりして安定して持ちやすくなったような。)
おお、インクも渋ることなくちゃんと滑らかに書けますよ!
パイロットのインクで使うのとは書き心地がだいぶ変わります(コリっとした感じになる..)ので、このへんはお好みに合えば。
というオススメしかできませんがともかく、
プラチナ細字特有のしっかりとした描線が移植された感じ。
ほとんど紙を選ばず細くて小さい字も書けるようになったので、この機能性は便利だなあ。
そんな経緯のカスタム74、今では毎日机上のペン皿に乗せては手にとる一本です。
能率手帳ゴールド(←快調に愛用中)やMoleskineのクリーム色の紙に、どんなに小さな字でもピシっと映えてくれる綺麗な濃紺なのですから。
このペンは、私が学生時代に愛用した金ペンの万年筆であるという思い入れもあって実はもう一本、中字ニブで欲しいなと思ってます。
今の細字と同じく伊東屋カラーリングの中から選ぶか、オーソドックスにエンジ-金トリムで選ぶか少し考えていたのですが、このほど、透明軸でも発売されたようなのです。
(これもきっと大都会有名店以外では入手できないに違いない...涙)
インクの色や減り具合確認がいつでもわかって楽しめそうな一本ですよね。
春ぐらいまでには話題の青ボトルのどれかと一緒に買えたらいいな(長期計画的願望)。
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2008.01.28
スーパーマーケット本新刊(米国編)。
大好きなこのシリーズ、第三弾が出ました!
刊行を知った昨年から、もうずっと楽しみにしていたのです。
・「スーパーマーケットマニア アメリカ編」
世界各地のスーパーマーケットやコンビニやドラッグストアから買い集めた、いろんな雑貨や食品がぎっしりと紹介されているお国柄写真集みたいな本です。
今となっては類書が多い(特に北欧系とかで。)ジャンルではありますが、やっぱりこの、著者の「足を使って集めて、選び抜きました!」というコダワリがびしびしと解説文から伝わってくるので手にとってしまうのです。
コンパクトでましかくな判型にビニールカバー、というデザインも相変わらずキュート。
今回は、ニューヨーク・ボストン・ワシントンの三都市での代表的スーパーが中心。
あちらに住む人にとってはあたりまえに目にしている食品や日常雑貨なんでしょうが、この明らかに「日本のモノには無い」オーラ、まさにお土産にしたいかわいいもの(アメリカっぽいもの)が一杯です。
そうそう、ボストンは学生の街ですから、文具もたくさん載ってます。
一昨年の夏、ボストンに行ったときにHARVARDの生協で棚一杯に詰まったノートやリーガルパッドを目にしたときの興奮を思い出しました。
ホテルの近くにあったスーパー、Shawsのページも多くて嬉しい~。
寿司のパック買って部屋で食べて意外に美味しかった思い出が。
今年は、行くとするならば、シーグラフはLAの予定なのですが、オフィス街のホテルに宿泊してコンベンションセンターまでシャトルバスで往復、という最ラクのパターンに頼りすぎないようにお店探索にも時間を割きたいと思います。
"自分のため"も含めて、アメリカのお土産品カタログとしても使えるなあ。
普段からコストコで巨大かつ多梱包な生活用品を仕入れたり、ソニプラなどで海外文具や雑貨のお買い物が大好きな人にもぜひおすすめの本です。
というわけで、過去のシリーズもこのブログでレビューを書いています。
3冊目はちょっとお久しぶりの発刊だったんですね。
★ヨーロッパ編の感想記事へ
★アジア編の感想記事へ
最近気になるアメリカものといえば、柔軟剤をDownyで使ってみたいけれど(近所の雑貨屋に高いけど売ってる...ボトルがかわいい...)、つい特売価格につられて純国産品「レノア」を買って帰ってしまう私。
鍛え方が足らん。今度こそ。と思います。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
Vista環境に移りました。
あまりに使えなくてダウングレードしたとかいう怖い話もコミミにはさんでましたけれど、移行が完了した今は「思ったより駄目じゃないOS」という印象があります。
みためがずいぶん綺麗だし。アイコンも大きくなったし。
(新マシンもXPで続行するかは迷ったのですが、あたらしもの好きな誘惑に負けました。)
しかしそれにしてもマシンを替えるというだけでなく、違うOSへの引越作業はそれはもう大変でした。
(昨年の今頃は佳境に入りつつあった、現実世界の引越ストレスには足元にも及ばないから!全然いいんだけどね!)
アプリケーションにしても、オンラインでライセンスの移動をしなければならないものが結構ある上、Vistaになるとすんなり入らないバージョンで持っているものも少なくなかったので。
丹念にデータを検索し、最新のアップデータやらドライバやらを当ててやる等々の作業を繰り返し。
ひとつひとつ、知恵の輪を解いていくような、祈るような思いでもって(笑)インストールしていきました。
結果、特にCG関連はちゃんと入ってひと安心。
ランチャー等、何年も愛用しているちいさな古いアプリも、とにかくねじこんで動作するようにしましたとも。
というわけで各所だいぶ快適になりましたので、電脳度を高める今年でありたいと再決意中。
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2008.01.18
花型の天井灯を買いました。
書斎部屋の天井灯を新調しました。
本日届いて、外が暗くなる前にと脚立の上でふらふらしながら(怖っ)取り付け完了。
昨春の引っ越しの時、「もうそろそろ(寿命)じゃないですかね〜」と引っ越し屋さんが不安げに取り付けてくれた古いシーリング電灯は、3回の転居と10年の使用を経てきたもの。
確か、秋葉原のヤマギワで買ったんだよなあ....
こういうのって、蛍光管を交換していけば半永久的にもつものだと思っていたのですけれど、違うんですね。
内部のパーツの、樹脂で出来ているような部分
(蛍光管をささえるクリップみたいなものとか、天井との間にくるクッションスポンジみたいなのとかいろいろ)
が、長年の熱と光で、ポロポロと崩れ落ちるほど劣化してくるんですね。
最近は光も暗かったりちらついたりで気になっていたのでとうとう決断。
というわけで、これはナショナル(パナソニックになるのか?)のHFA7336という電灯です。
私はここで買いました。
引っ越し時にもいくつかまとめ買いさせてもらったお店なのですが、接続規格などの質問にも丁寧にこたえてくれて、しかもナショナル系がすごく安い。
この電灯も定価の半額以下なのです。
カタログ上では子供部屋用に分類されているのですが。
円形以外でなかなか探しようのないシーリングランプの中でのこの個性。
パーティ会場っぽいだろうかとか考えつつも、勇気を出して大人部屋にもということで。
部屋の雰囲気によっては、リビングなんかにつけても違和感ないと思うんですよ。
取り付けると天井から少し浮くような感じになるので、天井面への反射光がなかなか味わい深いです。
半透明のゼリーを型抜きしたような見かけに仕上げてある花型のエッジもかわいい。
(クラゲっぽい。)
6-10畳用という規格のものなので明るさは十分です。
(部屋の広さに合わせて他にも同じデザインであります。)
昼白色の電気で選んだのですが、さむざむと青すぎることのない、すっきりした白い光です。
いやー今まですこし暗くてストレスだったのが一気に解消されて、モノの色が綺麗に見える!
読み書きもしやすいので、もっと早く買ってれば良かったです。
マンションを外から見ると、オレンジ色の「電球色」と、うちが買ったみたいな白い電灯の色、と各家庭ごとにいろいろなのがわかって面白いです。
オレンジ色の光の方が、外国っぽくて雰囲気がいいしオシャレだし、シャンデリア系とかの高級感も演出できるし、で憧れはあるんですよね。
でも、なんか、ピカーっとしろく明るいほうをどうしても選んでしまう我が家...
リビングの電灯も、比較的大型の天井灯を上記の楽天の店で仕入れたのですが、けっこう明るくて見た目もすっきりしているので、それで満足してしまい。
「食卓の上にPH5を吊るして北欧系のリビングに」
するという計画が数ヶ月頓挫中。
わざわざそれ用のソケットを天井に増設したのにもったいない!
でも、ナショナル(いや、パナソニック)の電灯がいい仕事してくれてるせいで、おそらく何年もこのままっぽいなあ。
[物欲&オススメ品 その2] | 固定リンク | コメント(5) | トラックバック | ↑top
2008.01.17
iPodをアップグレードしてみました。
きのうのきょう、という勢いがあったからこそ。なのかもしれませんが!
iPod touchのソフトウェアアップグレードをやってしまいました。
衝動買いしていいじゃんと言わんばかりの微妙なその価格は2480円でした。
私にとってはこれが初めてのiTunes経由の購入だったのですけれど、こんなにちゃくちゃくと買い物できてしまうと...「癖にならないように注意しないといけないわー」というのが正直な感想。
まあ、いわゆるjailbreakをしたら(結局こわくて出来なかった...)導入したいなと思っていた事項が失敗無く手に入っただけ良しとしましょう。
とはいえ、これから少しづつ機能が増えるにつれて今後も出費しなくてはいけないのかな?うぅむ。
今回の作業に不安がある人は、ネタフルさんの下記のレビュー記事を参考にされるといいと思います。
私は終始このページを開きながらアップデート作業をやっていたのですが、すごーく役立ちました。
・[N] 「iPod touch」に新しいアプリケーションを導入・インストール編
・[N] 「iPod touch」に新しいアプリケーションを導入・起動編
ホームの画面で、アイコンの配置を替えられるようになったのですが、これの、ボタン達が決定待ち時(?)のとき、一斉にウゴウゴと揺れている様子にかなりグっときました。
上記ネタフルさんの、注意書きキャプチャー写真がなければ止め方がわからなくて相当うろたえたと思います。
(ホームボタンを押してプルプル停止。)
「メール」から「天気予報」までひととおり設定してみましたけれど、やっぱり「メモ帳」はいちばん欲しかったので嬉しいかもです。
キーボード付きにはさすがに入力効率は負けますけれど、このごろはだいぶ予測変換に助けられている感じです。
これに限ったことではありませんが、背景のグラフィックが凝っていて感心なのです。
黄色いリーガルパットのちょっとざらっとした紙質とか、上部でほんの少し不揃いにナナメになって残っている、紙の千切ったあとの厚みとか、も文具好きとしては満足なリアル描写。
下部のアイコン達も、わざとクラフトな味付けでかたちがデザインされているんですよね。
このへんのディテールのつけかたは勉強になりますね。
Mailでも再現できますが、データを削除するときの、シュゥっとゴミ箱の中に吸い込まれるようなアニメーションもお気に入り。
あと、入れてみてから知った機能ですが、ホーム画面にネットのショートカットをボタン化して置ける、「Webクリップ」が便利~!
最近はiPodに特化したいろんなページが存在するので、そこがすぐ開けるようになればもともと入っているソフトのように扱えるので。
Apple - Web apps - All Categoriesのページをsafariでブックマークの上、気に入ったものをWebクリップしていくと楽しいと思います。
Game以外も開拓したいところですが、ボタン化してもかわいいのでBejeweledを置いてみました。
(テトリスみたいなのはないのか!?)
といいつつも「外出用PDAとして便利」といえるのは無線LAN環境があってこそなので。
あくまでも"ちいさいiTunes"としての機能以外はあまり欲張ってはいけないかなあとは思います。
iPodを収納する入れものですが、2年前くらいに筆記具入れにしようと思って買った無印良品のファスナー付き化粧ポーチが信じられないくらいぴったりと!ヘッドホンやらケーブルやらの周辺機器含めて収まってくれてます。
白い四角いのはUSB経由で直接給電できるコンセントですが小さいし便利だし、海外でも使えるらしいしで超おすすめ。
本体も、薄い内ポケットみたいなところに固定して入れられる
(イヤホンを引き出して、音楽を聴きながらのポーチ収納も可。)
フィルム貼ったりシリコンジャケットかぶせたりとかは全くしてないのですけれど特に不都合なく快適だし、旅行なんかでもポーチごと持ち出すつもりです。
その他、話題のMacBook Airですが、夜のニュースで実物みてびっくりですよ。
折れたりしないか心配なくらい薄いのですね。
軽いし、持ち歩きにはほんとに便利だろうなと思うのですが~、通勤ラッシュのような場所に持ち込むのは厳禁って感じがします。
さすがに封筒に入れるわけいかないので(笑)この薄板っぽさを生かしたおしゃれな保護ケースやらバッグが出るんだろうな~。
とはいえ、この軽さが国内外での出張に役に立ちそうなので、今年のシーグラフなどの会場ではこれ持ち歩いてる人多いんじゃないかと予想!
(ワイヤレス環境だからそれこそ私なんかはtouchで十分かもしれないけれど...、ノート型コンピュータは膝上でクーラーの冷気を防御するのには必須であることを今思い出した...)
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2008.01.14
アイコンセット+iPod touch用壁紙新作です。
実に半年ぶりくらいにデスクトップアイコンのセットを公開しました。
HPからダウンロードしてお使い下さい。
今回、OSX版は128×128pixサイズまで、Win版は48×48pixサイズまでのリソース構成にしてあります。
つまり結局今までとおんなじで。
当初、Leopard最大表示対応で配布のつもりで512×512で原画を作ってたのですが、少々作り込み過ぎて~、冗談のように重くなってしまい、デスクトップアイコンとしては到底納得いかないサイズに仕上がってしまいました。
(1個で600kbのアイコンなんて誰が使うか!)
次からは勉強の上もうすこしあっさりとした作り方にしてLeopard-Readyを目指したいと思います。
が!
Leopardに乗り換えた人ってそう大半てわけでもないだろうし、128pixサイズでも困らないし.....軽くていいんじゃないの?とかなんとか開き直りつつもあり..。
そのかわり、iPod touch(iPhone)に対応したサイズと、携帯待ち受け(240×320)の壁紙も作ってみました。
いっしょにお持ち帰り頂ければと思います。
HPからダウンロードして、Macの方はiPhotoに、Winの方はご自分で同期対象に決めている場所に取り込んで頂き、iPodに転送してください。
そのあとは「設定」→「一般」→「壁紙」で設置できます。
(壁紙専用にアルバムやフォルダを設定しておくと、後々コレ系の素材をコレクションするときに何かと便利です。)
現状、ここでいう"壁紙"は「ロック解除」時の待ち受け画面での表示のみになります。
(「写真」ページでのフルサイズ閲覧はもちろん可能)
iPodには写真は入れておらず、今までデフォルトでついてきた丸い地球の画像にしていたので。
この派手さはかなり新鮮だなあ。
携帯壁紙は自分のために作ったようなものですが、今はもう少し高解像度が主流な気がします...
京ぽんをずっと使い続けていますけれど、ネット定額のコースがあまり役立ってないのが気になっているので、いよいよそろそろアドエスにしようかとモンモンとしています。
というわけで、端末の世界も楽しいですね。
今回の更新もヨロシクお願いします。
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2008.01.11
グリッサーでなんでもルーズリーフに。
これは先月くらいに購入したものです。
カール事務器のグリッサーパンチ(バインダーノート用)(30穴 A4対応)。
以前読んだ文具王の「B-Hacks!」:「ゲージパンチ」で3倍ファイリングという記事を読んで、こういう道具もあるんだ!と目からウロコでした。
ザーッとスライドするだけで、普通の紙が一気にルーズリーフ化するという便利かつ高性能な多穴パンチなのです。
好きなので、普段から雑誌はすごーくたくさん読むほうです。
見栄え良く整然と収納したくて本棚を作った(特に引き出しから下段の棚は大判本というよりは雑誌のストックを考えて依頼した)のですが、読んだままずっとそのままとっておいたらこの程度のスペースはあっという間に溢れてしまうわけです。
なので、雑誌によって12ヶ月とか3ヶ月、とか寿命を決めて、あとは廃棄するようにして「これ以上増やさない」を肝に銘じています。
雑誌をはじめて読む時点でその場でフセンをはりつけていく癖が定着しているのですが、そうやってマーキングした要保存なページは本体廃棄前までには切り取って別にしておきます。
そういう過程を経るのは、特集が後日に書籍へ再収録されがちなデジタル系の雑誌よりは、ファッション雑誌関連が多いかもしれないです。(宝石の写真とかが圧倒的に多い...)
あと、いわゆる「手帳特集」等、雑誌内の文具関連記事も、1ヶ月かそこらでばっさりそこだけ切り取ってます。
ここ2,3年蓄積してありまして読み返すとかなり面白いのですが、これが2穴のリングバインダーに綴じ込んであるので、ページ数が増えるほどに重さがかかってものすごくめくりづらいんです。
そして上記の、写真系のストック記事などはファイリング自体が面倒くさくて後回しにしているうちに、薄いプラスチックのフォルダーに放り込んで枚数が増えるがままになっている状態。
もちろんこういうストック法では「あとから見直す」なんて気が起きず。
(情報はフォルダに入れたら死ぬとはまさにこのことですな。
切り取って「別にした」ということで終了...)
記事スクラップをストックするにあたって、保護性抜群なクリアポケットがいいのか、留めるタイプのレバーやクリップのファイルがいいのか、または手軽に2穴バインダがいいのか、そして今回のルーズリーフ化がいいのかは、そのときどきの資料の特性によって判断しなければならないです。
例えば、私は、PDFで同梱されているようなアプリケーションのマニュアルはなるべく紙に出力して読みたい派なので、コクヨのイージークリップファイルというのを愛用してます。
はさむだけでいいですし、何より手軽です。
クリップの背のところにテプラなどでタイトルも貼り付けられるので本棚に並べても取り出しやすいです。
難があるとすれば、挟んで綴じるので、裏面に印刷された内容が少々読みにくいということかな...
あと、これも冊数が多くなってくるとかさばるんですよね。背の部分がすこし太いので扇状になってしまう。
この多穴ストックのいいところはなんといっても「めくりやすさ」「1穴あたりへの負荷が小さいので傷まない」ということに加えて、システム手帳に準じた特長ではありますが差し替えや増減もラクラク、ということですね。
プリント等の勉強用途(本来のルーズリーフと一緒に綴じ込むことも出来るから便利)や、何度も振り返りたい資料のためのファイリングと言えるかと思います。
とはいえ、大量に穴空けされるのでそういう見かけになってもいいと割り切れる資料でないと駄目ですが...
今回、少々高価でしたが(通販等で探せば5000円台有り)、腕力がない私としてはグリッサーを買ってよかったです。
冒頭リンクの文具王氏の記事を読めばわかるように、なにしろ手間いらず。
雑誌スクラップを視野に入れるならば、ぜひとも「A4 30穴」規格のものを。
それ未満のサイズ(B5~B7、A5~A7)用にも目盛りがついているのであらゆる種類の大きさの紙をルーズリーフ化できます。
資料のファイリング用途以外に気に入っているのが「自分のお気に入りの紙をルーズリーフに出来る」ということ。
書き終わりのロディアやプロジェクトペーパーや原稿用紙etc..のストックにもオススメですし、白紙の状態からパンチングしてバインドすればノートのように扱えるいう利点も。
抜き差しも混ぜ込みも自由ですし。
好きに穴空けできる利点を生かして、A5やA6を横向きにし、上下二段にしてひとつ大きいサイズのバインダーに綴じ込んだりとか、面白い使い方も出来るかもしれません。
あと、もともと空いている穴が多少ずれて重なるという見栄えを我慢できれば、A5システム手帳用の各種リフィルをルーズリーフバインドしたほうが便利な場合もあるかも。
このグリッサー、気をつけるべき点ですが
●わりと大きく重い(外箱ごと保管がおすすめ)ので収納のためにもサイズをチェックしたほうがいい..
●穿孔能力5枚とありますが、雑誌のような厚めの紙だとスライダーが動かなくなるのでせいぜい2、3枚ごとにしておくほうが、かえって効率良いです。
(ずれるので引き直しは禁じられているし、結局は一枚づつのほうが軽い力で素早く空けられます。)
●ミシンみたいなザザザっというメカ音がするので、集合住宅にお住まいの方は深夜使用はやめたほうがいい...
●コレが一番重要ですが、まずは要らない用紙で練習してみること。
とにかく「奥に差し込んでから」スライドを引くことを毎回しつこく心がけないと、(まるで切り取った切手のような)中途半端な波形フチドリがなされたページを量産することになります。
バインダーは、比較的安価かつ金具がシッカリ、そしてデザインの統一性があるという結果、数を集められるという点では無印良品が最強な感じがします。
私は、半透明ポリプロピレン製のA4バインダ(420円)を買ってみたのですが、うちの白い棚板に馴染むし、雑誌記事のサイズも余裕をもって収まるワイドサイズ、なおかつラクに水平に開くところがとても気に入っています。
コレでA5版もおすすめです。
あと何冊か買ってこようかな?
文具王の同じ記事を読んで(!)やはり多穴パンチを導入した方のブログにトラックバックさせていただきます。
・【文】 バインダー・ファイリング事始め - Tiny Happy Days
ゲージパンチは、グリッサーよりはコンパクトかつ安価で手に入るので、自分にとっての使いどころをよく考えて選ばれるといいと思います。ぜひ参考にされて下さい。
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2008.01.08
Frickrまわりのこまごま。
なんというか最近は、ブログの毎日更新はとんでもなく無理でも、Flickrには1,2枚づつはアップロードしてるかも?というくらいの頻度で使っているような気がします。
2005年の5月からだいたい1800枚くらいアップロードしてもちろん有料会員にもなってどっぷりと...。
ブログの掲載写真もここからの直リンクアドレスを使っているので、frickrのサービス及び蓄積データが突然消えたりしたら大変なことになるなあ。
と思うのですけれど、いろんな点でラクなのをいいことにどんどん使用中。
画像投稿のグループがSNSのコミュニティ的にたくさん存在するので、万年筆やノート類等々の同好の人たちと交流(見てもらうことが)できるのが楽しいかも。
「それいいっすねえ」「どうも~イイデショ」レベルの言語しか交わせなくてもまあ、画像は雄弁ですから(笑)
ちなみにそういう人たちの中では、値段や種類にかかわらず日本発の文具はとても人気がありますし、機能性やデザインが賞賛されているので嬉しいです。
アメリカでも大都市なら紀伊国屋の文具部門などあるみたいですが、こんな通販サイトもあるんだそうです。
そういう反応が逆輸入?された結果なのか、私自身も昨年はずいぶん国産ブランドの良さに目覚めたような気が...
アップローダーが急にブラウザっぽく進化したので最初はうまく作動しなくてバージョンを下げたい気分でいっぱいだったのですが、このごろやっとコツを覚えました。
ログインしたfrickrのページからも直接アップできる場所があるのですが、アップローダーなら写真管理ソフト上から該当の写真を直接ドラッグしてのっけられるのが便利なので欠かせません。
(MacならiPhotoと連動するプラグインもあるようです。
私はWindows上で、今は販売もサポートも終了してしまってどうしよう..なPhotoshopAlbumをずっと使い続けています。
タグで分類しているのでそう簡単に他の画像管理ソフトに乗りかえられないのだよね...)
あとは、有料モードだとアクセス解析機能がついたのも最近。
自分のどの写真が一番アクセス数があるか等々の詳しいデータが!
コレを使うには事前申込みが要るようですが、「You」メニューから「Your Stats」です。
あと、個別写真ページから「Edit Photo」でけっこう高機能な画像編集機能がついたのも最近。
これは便利です。
インターフェイスも。ローディング時点から可愛い。
最初私はfrickrの有料会員なら全部の機能が使えると思っていたのですけれど、別途さらにお金払わないと面白いエフェクト(トイカメラっぽい効果とか、アンティークっぽい風合いにするとか、ドロップシャドウつけたりとか、ポラロイド枠にはめこんだりとか...)は駄目みたいで、ちょっと様子見中。
でも、重宝しそうな角丸やフチ入れなど、わりとたくさんの加工がフリーだから有り難いし、彩度や明度などの基本補正も仕上がりが綺麗なんじゃないかと~。
あと、これはfrickr内の機能ではないけれど、写真に「透かし」が入れられるのを、ネタフルさん経由でつい昨日知りました。
・[N] Flickrの写真に“透かし”を入れる「PicMarkr」
毎度は面倒だしそうそうたいそうな写真も撮ってないのでいいんだけど、自分で作ったアイコンのスクリーンショットやCGなんかをアップしたりするときに入れるのは便利かも。と思ってます。
そうそう、gaspanik weblogさんで告知されてますが、Project 365+1 JAPAN -2008-というグループを作られたそうなので、アカウントを持っている方は入ってみると面白いと思います。
1日1枚(べつにサボっても良い)でテーマ定めずなんでもOKの日常的写真を投稿する場所なのですが、私の場合は見事に食べ物(おやつとか)の写真ばっかりだよ...。
デジカメは主にCybershotばかり使い続けてまして、「ビジュアル・ブックマークしよう」のCMで知った超小型のU20からはじまって今はT30。
私にとって、旅先で気軽かつ大量に撮れるのは重さもサイズもこれが限界なような気がするのですけれど....
それを承知で一眼に進出するか(「レンズ沼」ってすごく深くて怖いところなんだってね!)、もう少しハイエンド系のGR DIGITAL IIみたいなのを手に入れてみようかとか、ぼんやりと迷ってます。
ヨドバシ店頭で触ってちょっとクラッときました。いいですねこういうのも。
小物ブツ撮り以外は空と食べ物と旅先スナップ。手ぶれが怖い。
ま、これだったら今のままでよいか...?
[写真系こまごま] | 固定リンク | コメント(5) | トラックバック | ↑top
2008.01.05
わんこ正月から帰宅。
さて本日からいろいろと回転および開店ということで。
今年もよろしくお願いいたします。
金沢(夫実家)に帰省していました。
この地ならではの美味しいものをたくさんいただいて、わんこに熱烈顔面抱擁されつつ年越し、は毎年恒例。
初詣にておはらいもしてきました。
日本のお正月!
昨日は、竜宮城から帰ってきたように脱力して、12時間も睡眠するも内臓(消化器系)がお疲れ気味。
とりあえず、Dellのページをじっと眺めて構成を考えはじめている本日。
(なにごとも、まずは道具から。)
「クアッドコア」って名前からもう、カッコいいよね!とか妄想中。