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2008.03.30
こんぺき色のインクと、赤革ペンシースを買ってきました。
金曜日、打ち合わせの帰りに(ああ都会って怖い..何でも売ってる....)渋谷の伊東屋から連れてきてしまいました紺碧インク!
いまやなにかと重宝して順調に消費している月夜インクなのですが、これを買ったときから、
「春になって桜でも咲き始めたら"紺碧も欲しい"モードに突入するに違いない」
と確信していたのですけれど、やはりね〜。
突然、スイッチが入ったように!欲しくなってしまいました。
寒いときも快晴な日が多い関東に住んでいるとあまり実感がないことですけれど、日本海側(新潟)に居た頃は、冬といえば灰色空からびしびしと雪が降っていてそれが同じように続く日々でした。
それが3月くらいからようやく天気が変わってきて、「おおぉっ。空って青かったんだ。ウツクシイ!」と心底から感動する日が突然くるんですよ。
.....というようなことをつい思い出してしまう、明るくて深くて綺麗な空の色、なのでした。
とはいえこの、明るい青色、以前から欲しくて、「(ペリカンの)ターコイスにロイヤルブルーをブレンドする」という方法で自作を試みたことがあったんです。
なんとなく似ているような色にはなるんですけれど、どうもくすむというか透明感が低下して微妙。
作ったインクも、そのときの限りで使い切ったあとはやめてしまいました。
ヤード・オ・レッドのブルーインクが理想に近い感じであろうとコミミにはさんでいたのでそのうち...と思っていたのですが。
今回この紺碧インクの色見本を店頭でみせてもらうにあたって、あーこんな感じ、コレでOKだわ。ということで。
水色というほど明るすぎることなく、存在感のある華やかな発色です。
ロイヤルブルーな紫寄りの赤味もないので、青インク好きな皆様にとってもなかなかこれは「他に無い」感を味わいつつも、これからの季節重宝するであろうなと。
きらきらしたブルートパーズみたいな青です。
(にじみやすさ等々の性質はまあ、これも月夜と同じく、良くも悪くもパイロット的と言えるかと思います。)
私の持っている中ではそらいろキャップレスにこれ以上ないほどぴったりくる色なんですけれどねえ..
(現在、ブルーブラックのカートリッジを入れて毎日のように使っているのでその席を譲るわけにはいかず。)
意外にセーラーの長刀ペン先にいれてみるとしっくりきたりして〜...
等々と次々机周りを見回しながら考えていたら、ディスプレイの上と目が合って、まさにタチコマの青にしか思えなくなってきた!
というわけで、本日から使い始めた春の碧インクです。
このごろは通販サイトでも在庫が安定してきたようなので、皆様もぜひ。
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赤革のペンシースです。
コレも同じ日に購入。
(渋谷マークシティに入っているブルーブルーエで。
手提げバッグなど、かわいい革モノが増えていてあれもこれも欲しくなりました〜)
このタイプは以前からひとつ欲しかったのですけれど、素材が高級すぎたり大人っぽすぎる地味な染め具合だったりして、可愛いのがなかなかなかったけれどようやく。
ほどほどに厚く、堅めの手触りの革ですが、1500円という買いやすさに即決です。
他にもブラウン系や白なんかもあって迷ったけれど、やっぱり目にとまりやすい赤で。
フタやファスナー付のものよりは中身が取り出しやすいのが魅力。
全体的な厚みが控えめなので、そのままバッグのポケットなどに差しても安心。
あと、一回り大きめのペンケースやポーチに放り込んで「ケースINケース」的な役割も意外に便利で。
(これに入れて「隔離」できるおかげで、ガシャっと束ねて持ち運べるランクの文具と、"それなり"の万年筆が同じ収納場所のなかで持ち運べますから。)
写真のように、細身の筆記具ならば2本並べて収納できるのでちょっとした用事にはコレで十分。
149がぴったりとクリップを出した状態で固定できるサイズなので、そこそこの太軸でしたら気軽な一本用シースとしても重宝しそうです。
こういう、「最低限だけど機能的」な感じにひとめぼれだったのでした....。
小さなカバンで身軽にお出かけするための必需品になりそうです。
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2008.03.27
桜のデスクトップアイコンを作りました。(単品配布)
セットでなく、単品配布ですが今年も桜のアイコンを作りました。
2002年のスタート以来、今回で50個目の"1個もの"アイコンなのです。
そんなわけで気持ちも原点に戻って、つるつるぴかぴかしたテイストで作ってみました。
ダウンロードはHP入ってすぐの目次ページからどうぞ。
だいぶ古くて微妙なのも含めて、いままでの49個分も過去ログのページから入手できます。
セットものがダウンロードできるページもありますのでよろしかったら。
というわけで、原画置き場として超過疎運営中のブログもこれで久々に...。
Mac版は128pix表示サイズ、Windows版は256pixのVista最大表示サイズまで対応しています。
Vistaはパネル上部バーのメニュー「表示」から「特大アイコン」を選ぶと、無駄に大きく鑑賞できて面白いですよ!
「これはアイコンだ」「可愛く作ろう!」と制作中からウキウキ思えるサイズって、ぎりぎり256pix四方までですね。
原画からこれくらいの大きさで作ると、ちいさいサイズまで縮めても、見かけがまとまるような気がする。
ファイルもMB単位に肥大化するし、Leopardむけの512pixはどうもやる気が起きません。
CoverFlowでじっくり見る用途でない限りは128pixサイズでいいものね。と開き直りちゅう。
そうそう、アイコンにつきましては、先日とても楽しいお仕事をしたので~、ちかぢかにお知らせが出来そうです。
それでは、デスクトップでも良いお花見を。
PISCESさん経由で知ったのだけれど、こちらで、デスクトップに桜ふぶきが舞い散るソフトがダウンロードできますよ。(Mac用。期間限定だそうです。)
さっそく、花見モードに突入してみようと思います。
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2008.03.22
「趣味の文具箱」10巻目を買ってきました。
毎年恒例の世界の万年筆祭、今年も時間的な余裕が無くて行けないままに終わってしまいました・・・。
けっこうガックリきていたのですけれど、そのかわりに閉店時刻寸前だった本屋に駆け込んで、発売ホヤホヤの「趣味の文具箱10」を買ってきました〜。
ああ面白かった。一気に読んだところです。
このごろの刊行では、新製品情報をメインにして時にマニアックすぎる豆知識やらの特集も多くて、なんとなく「いつもと同じ」感も漂っていたんですけれど。
今回は、実際にバリバリ使いこなしてる人々の手帳やノートや原稿用紙が間近にたくさん見ることが出来てすごーく楽しかったです。
筆記具だけでなく、日々の手帳の書き方についての考察も深まりました。
いつもブログを愛読しているミケブログのミケランジェロさんを取材した記事、良かったなあ。
私にとってミケさんは、愛用のモンブランでさらさらとスマイソンの上に書きつけるお洒落な大人の女性、というイメージがありまして。
びっしりと薄紙のページの上に書き込まれた筆跡やら、風呂敷の上に並べられたペン達やらを写真で拝見するに、やっぱり実際もその通り!と頷いた次第です。
書くものを、record・input・outputで分冊するという内容の記事も考えさせられるものがありました。
(私は今、一日2ページの手帳を使っているせいで、書き欲はこれで足りているんですけれどね。
一元化しすぎている=ある程度の期間をまとめると分厚すぎて目的のものが探しにくく情報濃度が薄くなっているような気がする、というジレンマに悩まされてもいます。
ちゃんとしたインデックスを作ったり抜き書きしてまとめればいいことなんですけれど、今の時期、その作業をするだけの余裕がなかなかとれない。
メモを分冊するために、4月始まりの一日1ページ版リフィルも買っておこうかとか悪魔がいろいろと囁き中。)
あと、能率手帳の普及版を使っている方の、これまたびっしり細字の筆跡を思わずじーっと観察。
(現在私はゴールド版を超愛用中。
革装表紙の手触りの良さも当然なんですけれど、紙質が素晴らしい。)
ほう、TODOリストとして使い倒して1年に2冊使ってるのか・・・
ってこれは手帳術の本じゃないでしょ?
と我に返るくらい、さまざまな使用例をたくさんみせてもらっているうちに、忙しくあたまのなかでいろいろと手帳系の教訓を積むことが出来たのでした(笑)
でもホント、他人様の書きものを眺めるのって楽しいですね!
万年筆自体は、いま明確に「いずれは買わなきゃな」と(毎年のように)思っているのはペリカンの800なのですけれど、特に急ぐ必要もないので、むしろ時が熟すのを楽しく待っている状態。
でも、「趣味の文具箱」をみていると、その800の後ろにタッチの差な立場で「かなり欲しい(なにかの勢いで買ってしまいそうな)」候補達が増えるばかり。
この号を読んだおかげでドルチェ・ヴィータが結構欲しいことなどを思い出してしまったり。
ああ困ったものです!
とはいえ、手持ちのなかで出番が留守がちになっていたペン達をきっちり手入れしてから、日々のローテーションに組み込んであげる「救済活動」も楽しいものですよ。
現在、ボストンで買ってきたウォーターマンのカレンに月夜インクを入れて使い出したんですが、これがまた今までになくしっくりきてまして。
ペンクリニックで調整してもらったからというのもあるんですが、軸の重さが苦にならずスルスルと書きつけられるので、インクの相性がいいのかも。
紙モノの特集も相変わらず充実しています。
ここでも新製品として紹介されている、MDノートとか、ノーブルノートとか、実はこの前買ってきちゃいました。
ブログでレビューもしたいし、買い置きは無駄なくきっちりつかっていきたい。
やっぱり書き物活動の方向性を「多ノート派」方向にちょっと考え直そうかしら。
最近の私のお気に入りセットは、スーパーのレジ脇で何の気なしにカゴに入れてしまったDr.グリップのシャーペン(←いやーどこにでも売ってるからあえて買わなかったけれど馬鹿にできませんねこのクオリティ!)と、一番ちいさいA6横開きサイズのクロッキー帳。
東急ハンズの「ハンズセレクト」というのを使ってるんですが、この紙がまたエンピツ乗りが素晴らしく良くて、どんどん加速度的に描きなぐれるので効率良し。
デジタルに移る前の「手に覚えさせる」役割がほとんどなので、用件に関係なくページを進めていこうと思ってます。安いっていうのも重要。
等々うきうと考えているうちにもう4月になっちゃうんだなあ。頑張らなければ。
★バックナンバーです。★
・趣味の文具箱 (vol.9)
・趣味の文具箱 (vol.8)
・趣味の文具箱 (vol.7)
・趣味の文具箱 (Vol.6)
・趣味の文具箱 (Vol.5)
・趣味の文具箱 (Vol.4)
・趣味の文具箱 (Vol.3)
・趣味の文具箱 (Vol.2)
・趣味の文具箱 (Vol.1)
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2008.03.14
おすすめな買い物本(続編)と、春のMac本。
このままの稼働率だと今月、ちょこっと出掛けた記録(つまり映画評)だけでブログが終わる!と焦ってきたので、ちょっと前に読み終えたお気に入り本です。
ソニアのショッピングマニュアル (2)。
スタイリストのソニア・パークさんがおすすめする「とっておきのモノ」が100個掲載された、物欲旺盛なひとには目に毒過ぎるであろう本です。
既に3年前に1冊目のレビューをブログに書いているのですが、年末に刊行していた続編を書店で見かけたのは非常に偶然でして、「おー出てたんだー」と引き抜いてレジ直行です。
(現在、1冊目は新装版として発行されているようなので、過去記事の商品リンクも直しておきました。なにか変わったのかな?)
衣服・靴・アクセサリー・雑貨・文具等々、各ジャンルのしなものが黒背景の美しい写真と丁寧な解説文(なぜ、これが良いのか・自分はどう使っているのか)で構成されていて、2冊目も相変わらず買い物したい欲で打ちのめされます。
特に洋服や靴のブランドはあまり知らない件も多かったのですが、素材の良さなどが手にとれるような文章を読んでいるうちに、知らないからこそ「この本のいうとおり買っておけばいいのであろう」という説得力を感じます。
とはいえ、値段見て「驚愕!2桁くらい多くないか?」というものも多いので、私が真似できるのはもっぱら服飾・宝石系「以外」のものに限られそうですが....
(文具部門にあった、カルティエのシャープペンシル、フセンつけてあります。
究極にシンプルだけど、青いカボションがカルティエっぽくていいわー。とか本文鵜呑みですが0.7mm芯の一生モノとして候補入れ中~。
ポスタルコのレザー封筒は、サイズなんかは何も調べないで言いますが、MacBookAirみたいなの入れたら超格好いいだろうなあとか。
こういう本に載せるにはあまりにも似合いすぎるGR Digitalはやっぱり絵になるなあとか。
あと、実際に読後にスーパーでみつけて買ったのですけれど、タカナシのリンゴジュースは超美味しかったです。
etc、読んでいる内にいくらでも思い入れが膨らむのでした。
そしてこの本で初めて知って今にも買いそうになっているのは、洗って使えるペーパータオル、バウンティ...)
そんな感じで。
宝くじに当たったりしたら、この本に言われるがままに最初のページから1個づつ買い物していくのだ。
とか考えていたのですが、リンゴジュースのパック1本すら買えない金額の当選で終わったので(涙)、もくもくと夢見るだけになってしまいました...。
(ティファニーのダイヤブレスに到達する日は来るのか?いや、以下略)
しかし、ソニア・パークさんのセレクトショップ、ARTS&SCIENCE、新丸ビルに入っているので、とおるたびにわくわく覗いています。
このシリーズ、幅広の帯を外すと、洋書や日記帳のようにシンプルで落ち着いたデザインの装丁になっているので、「カフェ読み」含めた持ち歩きにもそのまんまでおすすめ。
1冊目はワインレッド、今回の続編は紺色でステキです。
土屋鞄製造所のサイトで、女性むけバッグの中身容量(内部にこれだけはいります的な)小道具としてよく使われているんですよ←役に立たない豆知識
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MacPeople Lite 2008 春号、本日発売ですが、アイコンセットを収録して頂きました。
(誌面では「SAKURA Marbles」と記されていますが、掲載ショット・DVDの中身ともに実は「Spring Flowers」のセットです...
既に公開していて新作ではないのですが、春の花のセットです。
HPでもダウンロードできますのでよろしかったら。Windows版もあります。)
ムック本装丁な、ビギナー向けの内容になっていまして、Leopardの操作解説本としては非常にわかりやすく読めるのでおすすめです。
私のアイコンは、春っぽいデスクトップにするための特集ページで紹介されているのですが、その他にも国内外の作者さんのかわいいお花のアイコンや壁紙など、DVDに多数収録中です。
というわけですっかり春なんだ。
ああ~あっというまに時間は過ぎていくんだ。終わるのかないろいろ。
と、大きな希望と軽めの不安にさいなまれながら今回の更新を終わらせて頂きます。
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2008.03.10
「ジャンパー」を観てきました。
前回の映画鑑賞の記事から一週間経ったんだな...。
あっというまに日にちは過ぎて焦りまくりの毎日です。
毎年この時期はそうだね~
というわけで、この日曜も行って来ました。
・「ジャンパー」←公式サイト:音出ます
瞬間移動(ジャンプ)する能力を身につけた主人公が、やがて同士を発見して、昔からの憧れだったガールフレンドを巻き込みつつ、長年にわたりテレポート超能力者を駆逐する組織を相手に戦ったり、というストーリー。
世界中をバシバシとジャンプする設定なので、スフィンクスの頭の上とか、(「ハリウッド映画でのお約束」的に限りなく中国っぽい演出がされている)銀座の街中に至るまでいろんなところを実際にロケして撮られたようで、映像のインパクトがすごいです!
東京のシーンでは、渋滞の道路を車に乗ったままジャンプしまくって走り抜けます。すてき。
主人公のヘイデン・クリステンセンは、スターウォーズで暗黒面に落ちる役どころばっかり思い浮かぶのであんまり良い人そうに見えないし、ダースベーダーなんだからこの程度の超能力は普通に持ってそうに見える......と、つい雑念が。
しかしジャンプしてヒュっと消えるときは結構かっこいいです。
「ドアを開けたらすぐ会社(または学校)だったら」
というのは誰もが考えたことがあるんじゃないでしょうか。
しかしそういう、どこでもドア的なお得感だけでなく、銀行の金庫と往復してお金持ちな暮らしが出来るのはちょっと魅力。
(でもさすがに、お金かき集めている間は監視カメラに映っちゃうだろ?という矛盾は感じた。)
等々、誰かを救うとかではない「英雄的じゃない使い方」のほうが多くて、そのあたりがリアルな感じもしました~。
とりあえず全く要らぬ心配ですが、こんな簡単にいろんなところに行けるなんて、かえって運動不足になりそうだからテレポート能力はそんなに欲しくないや…と思った私です。
監督は、「ボーン・アイデンティティ」や「Mr.アンドMrs.スミス」を作った人。
そういえばいかにもそんな映画作ってそうだなあという、刺激的な映像でどばどばと畳みかけるような進行はとても面白いです。
難点があるならば、テレポートしまくるシーンが過多なため、よーく観察すると、意外と深い人間模様があるような気がする箇所もサラっとセリフで説明してあるだけのところがいくつかあったりして、ストーリーとしては少し浅いような気がします。
主人公の親子関係とか。
ジャンパーと敵対組織との戦いの歴史とか。
そもそも、主人公の能力発覚から8年、どうやって生活してきたのかも興味あるし。
上映時間が絶対的に足りなくなるだろうけれど、そのあたりをもう少し見せてほしかったなあと。
ストーリー上で意外な事実がわかる母親役にダイアン・レインを配していながらあのアッサリしたまとめ方はちょっと惜しい気がします。
あと、「その後」のサミュエル・L・ジャクソンはどうなったんだ!とか。
...まあ、映像のインパクトでぐいぐい押す映画ということのようで、サイドのドラマはご想像にまかせるということなのかもね~?
と思ったら、続編も作るらしい。
面白かったけれど、つづきを観るかな~?!という微妙な感じはあります。
公式HPトップのリンクから、YouTubeにあるメイキングやインタビュー動画をけっこうな量見ることが出来ます。
鑑賞後の補足としてぜひ。
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2008.03.03
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を観てきました。
なんと意外にも今年最初の映画鑑賞だったようです(出遅れ...)
いや~、面白かったです。
これはがっちりと映画館の大スクリーンで観るべきものですね!
・公式サイト(音出ます)→「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
先日発表のアカデミー賞で視覚効果賞を獲得した作品です。
CGスゲー!
主要役者以外全部デジタルなのかなあというシーンでいっぱい。
なにしろ、人の魂が外付けになっててしかも動物のかたちで付き従っているという設定だから。
しかも、子供の魂(ダイモン..攻殻的にいうとゴースト)はクルクルといろんな動物に変化して、これみてるだけでも楽しい。
クマの格闘シーンもぐおーぐおーすごいよ。
あと、飛行船や気球などの乗り物のデザインが、MYSTっぽくて好きなんだ...。
このメイキング記事で、グリーンの枕みたいなのをだっこしている、ニコール・キッドマン(後ろ姿)やライラ役の女の子の写真が妙にツボだったんですけれど、これをアタリにして、ダイモンの動物CGをあとで合成しているというわけですね。
メイキングムービーは、(音有り→)こちらのサイトでも詳細に鑑賞できるので、見終わったあとに余韻に浸りたい方は、よろしかったらぜひ。
原作は全く知らなかったのですが(早速読みたい!)ストーリーも予想以上に入りやすく、引き込まれました。
吹き替え版なら低学年のお子さんでも楽しめるんじゃないかな?
ライラ役の女の子は、歳の割にはすごく大人っぽい顔つきなんだけれど、きっと続編や続々編で「綺麗なお姉さん」になってそうな感じ。
見た感じとっくに女優歴があると思ってたのですが、全国オーディションでこの役に選ばれるまでは普通の女の子だったそうで、それもびっくりですよ。
その他のキャストは文句無しに豪華。(ダイモンの声優も含めて。)
等々、いろいろ堪能できたので、後学のためにもあと2回くらい観たい気がします。
ちなみに私は、公式サイト内のダイモン占いでは「キツネ」でした。
こんな感じの「CG大作」がこの春は毎週・毎月とガンガンと続くようなので、元気よく通いたいと思います。
※オマケ※
Iconfactoryで以前単品配布していた、羅針盤のデスクトップアイコン、ここのセットの中のひとつとしてダウンロードできますのでぜひ。
両OSともに最大サイズreadyで作られているので、映画にかなり忠実に描かれたコンパスをうっとり鑑賞&実用できます。