「ジャンパー」を観てきました。
前回の映画鑑賞の記事から一週間経ったんだな...。
あっというまに日にちは過ぎて焦りまくりの毎日です。
毎年この時期はそうだね~
というわけで、この日曜も行って来ました。
・「ジャンパー」←公式サイト:音出ます
瞬間移動(ジャンプ)する能力を身につけた主人公が、やがて同士を発見して、昔からの憧れだったガールフレンドを巻き込みつつ、長年にわたりテレポート超能力者を駆逐する組織を相手に戦ったり、というストーリー。
世界中をバシバシとジャンプする設定なので、スフィンクスの頭の上とか、(「ハリウッド映画でのお約束」的に限りなく中国っぽい演出がされている)銀座の街中に至るまでいろんなところを実際にロケして撮られたようで、映像のインパクトがすごいです!
東京のシーンでは、渋滞の道路を車に乗ったままジャンプしまくって走り抜けます。すてき。
主人公のヘイデン・クリステンセンは、スターウォーズで暗黒面に落ちる役どころばっかり思い浮かぶのであんまり良い人そうに見えないし、ダースベーダーなんだからこの程度の超能力は普通に持ってそうに見える......と、つい雑念が。
しかしジャンプしてヒュっと消えるときは結構かっこいいです。
「ドアを開けたらすぐ会社(または学校)だったら」
というのは誰もが考えたことがあるんじゃないでしょうか。
しかしそういう、どこでもドア的なお得感だけでなく、銀行の金庫と往復してお金持ちな暮らしが出来るのはちょっと魅力。
(でもさすがに、お金かき集めている間は監視カメラに映っちゃうだろ?という矛盾は感じた。)
等々、誰かを救うとかではない「英雄的じゃない使い方」のほうが多くて、そのあたりがリアルな感じもしました~。
とりあえず全く要らぬ心配ですが、こんな簡単にいろんなところに行けるなんて、かえって運動不足になりそうだからテレポート能力はそんなに欲しくないや…と思った私です。
監督は、「ボーン・アイデンティティ」や「Mr.アンドMrs.スミス」を作った人。
そういえばいかにもそんな映画作ってそうだなあという、刺激的な映像でどばどばと畳みかけるような進行はとても面白いです。
難点があるならば、テレポートしまくるシーンが過多なため、よーく観察すると、意外と深い人間模様があるような気がする箇所もサラっとセリフで説明してあるだけのところがいくつかあったりして、ストーリーとしては少し浅いような気がします。
主人公の親子関係とか。
ジャンパーと敵対組織との戦いの歴史とか。
そもそも、主人公の能力発覚から8年、どうやって生活してきたのかも興味あるし。
上映時間が絶対的に足りなくなるだろうけれど、そのあたりをもう少し見せてほしかったなあと。
ストーリー上で意外な事実がわかる母親役にダイアン・レインを配していながらあのアッサリしたまとめ方はちょっと惜しい気がします。
あと、「その後」のサミュエル・L・ジャクソンはどうなったんだ!とか。
...まあ、映像のインパクトでぐいぐい押す映画ということのようで、サイドのドラマはご想像にまかせるということなのかもね~?
と思ったら、続編も作るらしい。
面白かったけれど、つづきを観るかな~?!という微妙な感じはあります。
公式HPトップのリンクから、YouTubeにあるメイキングやインタビュー動画をけっこうな量見ることが出来ます。
鑑賞後の補足としてぜひ。
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コメント
ジャンパー、もうご覧になったんですね!
今日、「魔法にかけられて」を娘と観たんですが、
その時「ジャンパー」の予告観ました♪
ヘイデン・クリステンセン、わりと好きなんです。
あの、暗黒面に落ちて最後足を切り落とされちゃう
あの役が妙に心に残っちゃって(笑)。
普通の役やってるとすっごく軽薄そうに見えて
しまうんですよねぇ、彼。(^^;)
私は超能力もの大好きなんですが、娘は大嫌いで
予告観ながら私が「あ、次これ観たい!」って
言ったら、横で「無理。」ってぼそっと言ってました。
ファクトリーガールにもヘイデン、でてますよね。
あれも観たいです~。
投稿: ころーる | 2008.03.15 03:40
ヘイデンさんは「めぢから」がもの凄いですね!
スターウォーズの頃から共演者の女性が皆、コロっと惚れてしまうことでも有名だそうです。
(いまは「ジャンパー」の彼女役のひとと付き合ってるんだって~←小ネタ)
いいなあ、私は「魔法にかけられて」を観たいんですけど、夫に拒否されちゃいましたよ~(←超能力とアメコミとCG大作が中心)
ころーるさんと私、ご近所なら映画友達になれるのに...。
投稿: ほしの | 2008.03.15 03:57