「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」を観てきました。
前作が面白かったので、早速。
・ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛←公式サイト
ブログの記事によると「ライオンと魔女」は2006年3月に観ています。
あれから2年か~
末っ子王女のルーシー役の子がビックリするほど大きくなってました!
あの、ロッタちゃん顔は相変わらずなのですが、髪の毛がのびておとなっぽくなってきた...
今回は特に、4きょうだいの中でも重要な役どころで活躍なので、キャラクターもたくましくなってるのが嬉しい。
第2作目でのストーリーは、前回から2年どころか1300年後の世界という設定になっています。
4人は、(現世で)通学途中の駅のホームで、すっかり廃墟になったナルニア国の城跡に呼び戻されるところから物語がはじまるのです。
以下、ネタバレていないであろう感想。
・ディズニー映画のオープニングに必ずやる、シンデレラ城のCGって綺麗だなあ。これ大好き。
・カスピアン王子のイケメン(←し語)っぷりばかりが宣伝されていますが、意外と次男役の人が気になった。
・西洋の歴史有るファンタジー大作というのはだいたい似たような設定になるのかもしれないけれど、ロードオブザリング(の映画)で既視感がある画面が多かったかも?
(襲いかかる河の水や、動く樹木のシーンなど。スゲー良く出来てました。)
これは間違いなくニュージーランドの大平原が撮影場所に違いない...と思われる戦闘シーンの迫力もすごかったです。
・ねずみの騎士、リーピチープがすごくかわいい。そしてちいさい。
楊枝みたいにちいさい剣をシュっと抜いて、きびきびした動きで闘う姿を観察するだけでめろめろだよ。
・今作は、氷の女王の出番が少なめでちょっと残念。「コンスタンティン」のダークな天使役以来、この女優さんのファンです。こういう役似合いまくり。
(明日の日曜洋画劇場で地上波初放送だそうで。ちょっと怖めだけどおすすめだ!
別な映画で、この前のアカデミー賞も獲得してましたね。)
・前作は童話っぽさがあったけれど、今作はティーンエージャー向け青春ものみたいな展開がほんのりはさまれていて、やっぱりきょうだい達がちょうどのお年頃になってきたからか…
イケメン(←し語)王子の今後も気になるし、次回作も楽しみです。
とはいえ、ナルニア自体はかなりの長大な年月を語る物語なので、ハリーポッターのようにずっと同じ登場人物で進んでいくものではなく、それなりの世代(年代)交代も今後あります。
前回の時点で、岩波少年文庫の全7冊セットを大人買いするか散々迷って結局、鑑賞の復習として1冊目だけ単体で買ったので、そろそろ2巻目も。
不朽の大河ファンタジーを一気読みする喜びと余裕を、大人になってから忘れてしまっている自分が残念です。
無限のスペースと資金があれば本当は、ハードカバー版で所有したいところです。
学校の図書館で借りた、あのずしっとした重量感が読み続けるヨロコビだったことも、ナルニアの記憶のひとつ。
というわけで、大満足の映画鑑賞でした。
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コメント
ナルニア、もうご覧になったんですね!
前売り券は買ってあるんですが、観に行くのはまだまだ
先になりそうです。
ほしのさんのレビューを読んで、ますます楽しみです。
私も、ナルニア国物語はちゃんと読みたいなぁと思って
いるんですが、なかなか行動に移せません。
まだ1冊目も読破してないんです~(^-^;。
投稿: ころーる | 2008.06.01 23:26
こういうシリーズものは、子役たちが実際に成長していくのを見守るのも楽しいんですよね~
CGもホントよくできていて、ネズミやライオン等「人じゃない」生き物たちの活躍ぶりも見ものでした。
私は、読んだのが小学校だか中学校だかの頃なので、あまりに昔すぎて、いまや断片的にしかストーリーを覚えていません。
しかし当時は脳みそが柔軟だったのであの世界を想像してとってもわくわくしたことだけはハッキリと記憶にあるのですが....
実は2年前日本語訳の1冊目の他に、その原書と朗読オーディオブックを買ったのですが、あれれれれ?まだ(以下略
の状態なのはいけませんねハイ.......。
投稿: ほしの | 2008.06.02 02:32