旅の記録その3(お勉強の日々)
参加の記録に入ります。
シーグラフの会場であるコンベンションセンター(外観の一部はこんな感じ)はものっすごく広いです。
隅々まで歩き回っている日々が続くと、ふくらはぎが確実にたくましくなって帰ってくることになります。
時間の早いプログラムは朝の8時半くらいから始まり、上映だの講演だのを含めて夜も9~10時くらいまで延々と居続ける日もあったので、そうなるとまさにフルタイム出勤です。
左から
★写真1★
コンベンションセンターの入り口。
海外ドラマを見ていると、このへんが空港(という設定のロケ場所)になってることが多いよ!
★写真2★
まず行くことになるレジストレーション会場。
事前登録時のデータをもとにバッジを作ってもらったり、プログラムのカタログ本をもらったり。
水平とれてなくてスイマセン
★写真3★
DreamWorksのカンフーパンダ実物大(なのか?)像が廊下に立っていた。
あちらで観てきましたが、この映画はとっても面白かったです。
左から
★写真1★
通りがかりの人と器用に会話していたロボット。
相手に合わせてジョークなんかも言ってる(らしいのでしょっちゅう客が盛り上がっていた)ので感心していたら、仕込まれたカメラでモニターしつつ、遠隔で喋っている「中の人」がいるんだそーです。
★写真2★
Art and Design Galleries。
薄いスクリーンの後ろにはいって赤く発光するボールを持っていると、そこにむかって(映像の)鳩が大量に群がってくる。
面白くて美しいものが多かったのですが、メディア以外の撮影は禁止にものが多くて残念~。
★写真3★
New Tech Demos。
実験系機器展示コーナー。日本の大学研究室チームがかなり多い。
傾けると光の色が変わるのでぼぅっと眺めていたら、このあと実演に混ぜてもらいました。
左から
★写真1★
Art and Design Galleriesの入り口に飾ってあったイキモノのオブジェ。
★写真2★
来年夏のニューオーリンズ開催のブース。ポスターなども配布してます。楽しみ。
★写真3★
そこでいただいた記念ピンズとおまけ。
マルディ・グラのビーズネックレスはニューオーリンズならでは。
カニマスコットは、シーグラフアジアのブースでいただきました。(開催地シンガポールのカニは美味しいです。)
左から
★写真1★
コンベンションセンター内の廊下。
両脇にある教室(大きさは規模によりさまざま)で発表や講演が行われます。
何時からどれに参加して、昼はどこで待ち合わせるか。を真剣にプランニングしてから出掛ける毎日。
夕方からは時差ぼけとの闘い。(負けてホテルに帰ってしまった日も。)
★写真2★
私は、発表系よりも映画のメイキング(キャラクターのデザインから映像合成までまんべんなく網羅)系を重点的に聴講していました。
頻繁に実際の動画を上映しつつの解説が多く、わかりやすくて面白かったです。
★写真3★
おまけ。会場内で、おなかがすいたら行くところ。
写真は最終日のものなのでだいぶ空席がみえますが、いつもぎっしり。
味はそれなり。(レモネードが4ドルするのに味が薄かったのがショック)。でもお酒飲めるところもあったような...
奥にあるスターバックスの出店も長蛇の列。
残念ながら、講演中撮影禁止のものが多かったのでアッサリな紹介しかできてませんが、今年はメイキング分野を充実して聴講できたのがヨカッタです。
ピクサー、ディズニーなどは大御所(社長さんとか)が出て来て実際に話してくれたりして、有意義でした。
「クローバーフィールド」のクリーチャーを作ったTippett Studioのは毎度ながらたいへんキモチワルイ映像満載でした。
それにしてもいまどきの、ハリウッド大作映画は、「ここ実写だろう」と視界で流していたようなあたりまえっぽい風景までフルCGだったりして、ナマモノは合成用グリーン幕の前で演技する人間だけなんていう状況がえらい多いんですね。
無いものに合わせて動かなくちゃいけない俳優さんも大変だろうなーと思いました。
次回は上映(Computer Animation Festival)と展示会(Exhibition)のご紹介。
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コメント
初めまして。
maruyamaと申します。
今回初めてSIGGRAPHに行かせて頂きまして
現在、SIGGRAPH2008のレポートを作成していて、参考になるサイトを探していて辿り着きました。
Blogの内容と全然関係なくて申し訳ないのですが
New Tech Demosの
自然光の光量、色調、クロマなども感知してRGBをコントロールするLED装置を触っている写真の
一番右端で切れているのが私なもので
思わずニヤっとしてしまいコメントさせて頂きました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
投稿: maruyama | 2008.08.21 16:40
はじめまして。
じゃあおそらく私と一緒にも遊んでくださっていたのですね(汗)
非常にわかりやすい解説も付けてくださり恐縮です。
うちの旅行記じゃ全くレポート作成の参考になってないと思いますので重ねてお詫び致します~。
しかしそれなりに毎回得るものは多いので、SIGGRAPHは出来る限り今後も行きたいと思っています。
ちなみにこのゆるいレベルであと2回くらい連載しますので読んで頂ければ幸いです。
投稿: ほしの | 2008.08.21 17:10