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2008.08.22

旅の記録その4(動画上映は楽しい。)

今までのSIGGRAPHにおいて「Computer Animation Festival (CAF)」といえば、"企業やクリエイターが提供(応募)して集まったハイクオリティ動画の上映鑑賞会"という位置づけだったような気がするのですが。
長年で認識していたよりも、だいぶウエイトが大きくなっているのには驚きました。

まず料金体系からして、CAFはパスが独立していて、会期中全日か1日のみかで選べます。
上映だけでなく、制作に関する講演等も含まれているので、CAF関連だけで充実した参加日程を組むことができます。
プログラムの詳細はこんな感じ。
↑下部のリンクに分かれた項目をまともにこなしてるだけで1日があっという間に過ぎるよ。
論文発表よりも制作鑑賞系を重点的におさえたい人には、CAFのFullパス+BasicAccessの組み合わせで相当充実できるし、価格も無駄がないんじゃないかと思います。
なお、カンファレンス分野でも1dayパスがありますので、ずいぶん流動的に買えますね。
そりゃー余裕があれば「全部入り(FullConference)」でいくべきかとは思いますが。

NokiaTheaterという、大規模収容の高品質な劇場がすぐそばにある利点をじゅうぶんに味わうことが出来た今年でした。


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左から
★写真1★
劇場入り口。
入場にはけっこう厳しめのチェックを受けます。(手荷物検査・金属探知ゲート)
上映中の録画や撮影を防ぐために客席での監視の目も鋭い。

★写真2★
劇場ロビー
飲食物の外からの持ち込みは一切ダメ(持ってると隣写真の入り口前で、捨てるか一気飲みするかを強要される)なんですが、ここではポップコーンでもなんでも売ってます。シネコンのようだ。
コーヒー美味しかったです。
この反対側にNOKIA製の端末がたくさん飾ってあります。

★写真3★
客席サイドを上映前に撮影。
かっこいいです。こういうところでコンサートを聴きたいものだね。

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左から
★写真1★
これは上映前の休憩時間に、CMのようにずっと流されている映像。
エントリー作品の中から気に入ったものを投票で選べる「Competition Screenings」は珠玉の短編集という感じで、どれも面白かったです。
数が非常に多く、2時間でだいたい30本入りのセットを何回も見ないと全部消化できない~。
(会期中、この2時間グループが7回上映されるんですが、少しづつ違うのがダブって入っているのがもどかしい。でも見たくて通ってしまう。)
1本あたりの上映時間の短さもあって、正直なところタイトルをYouTubeあたりで検索すればけっこうな数、観れます。よろしかったらぜひ。

とはいえNokia Theaterの、音響の素晴らしさとあれだけの大画面でもくっきりハッキリな映像の鮮やかさには本当に感動しました。

★写真2★
CAFの看板。今年のシンボル的な映像ですね。写真1ともリンクしているのがわかると思います。
(こういう、有機的触手みたいなのが密集してる感じは視覚的にかなり苦手ですけどね...)
こんなところで真面目にティーポットが出てくるのがシーグラフっぽいです。

★写真3★
3D立体映像をみるとき用のメガネ。
今年のCAFで特徴的なのは、3Dステレオスコープの制作ノウハウや上映が登場したことかもしれません。
(アイマックスシアターや大型テーマパークなどでご経験の方も多いであろう、立体的に飛び出して見える映像です。)
こういうのは非常に好きなので、鑑賞も制作講演もとても勉強になって楽しかったです。
上映プログラムでは、ピクサーやデイズニーの短編からスターウォーズの一場面、体内の手術画面(ホンモノ)まで立体視加工されたものが大量にみせて貰えて大満足です。

そしてなんといっても感動したのは、夜も遅くなってきた頃始まったのはU2コンサートの立体視処理された映像「U23D」がフルバージョンで上映!
公式サイトはこちら【!!音出ます!!注意!!】→U2 3D: The First Live-Action 3D Concert Movie, Featuring U2 -- National Geographic

こ、これはすごかったです。時差ぼけがふっとびました。ロサンゼルス来て良かった!
ぐいっと突き出されたギターや、ボノ本人がすぐそばまで飛び出して見えたのはもちろんですが、手前でうねうねとこぶしを振り上げて熱狂している観客と、スクリーン前でパイプ椅子に座って観ている自分たちが一体に繋がって見える奥行き感がすごい。
すっかり好きになっちゃったU2…(単純だわー)

CAFで上映されたものの講評は下記が非常に詳しかったのでご一読を。丸投げってラクだわー

【レポート】SIGGRAPH 2008 - コンピュータ・アニメーション・フェスティバルの受賞作/注目作を一挙紹介 | マイコミジャーナル

第12回文化庁メディア芸術祭ブログ: SIGGRAPH レポート アニメーションフェスティバル受賞作品発表。フランス勢が席捲!

Best of showに選出された「Oktapodi」はすっごくかわいくて綺麗なアニメーションでした。
セリフはなにもなく、タコがキュウキュウ鳴いてるくらいなんですがホントによく出来てます。
その他「Our Wonderful Nature」なんかは客席が大爆笑で沸きました。
そういう反応の良さもコミで楽しめた感じです!
上にも書きましたが、動画サイトで検索すればだいたいほとんど観れますのでよろしかったら。

その他にも、ゲーム会社などの招待上映も数多く観ることができました。
(戦闘系ゲームの動画があんなに高品質ですごいことになっているとは思わなかった。)


というわけで、展示会ネタは次回に延長します。
毎年の備忘録がわりですので、あともうちょっと、おつきあい頂けると幸いです….

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