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2008.10.30

ショッピングモールの開店とか、無印の買い物品感想とか。

081029となり町の駅前に超大型(←従来比。「北関東最大級」だそうで..)ショッピングモールが開店したのでさっそく行ってきました。
ちょっと前まで、このあたりはほとんど山地だったのです。
しかし地面が平らになり、駅ができて、その前にマンションが立ち上がり、さらに周囲を住宅地がひろがりはじめ...で、まるでSimCityをリアルで眺めているような感じ!
まだまだ「ちょっと行くと山」なだだっぴろいところですが、どんどん建物が伸びて人が増えていってます。

というわけで、急激な栄えっぷりに、となりまち住民としては軽いジェラシーを覚えつつ、近隣住民対象ということでチラシが入ったプレオープンに出掛けました。

いやーびっくり。テーマパークかここは。
3階建てのモールを歩き回って堪能しました。
どちらかといえば服とか雑貨なんかよりも、カルディ(今週はコーヒー豆が半額~)だとか各種有名おやつ屋さんだとか市場付きの巨大スーパーなんかが出来たことに感動です。
ひとまわりしているだけで試食攻撃で楽しいのなんの。
幅広い材料が調達できるようになって食卓が目新しくなりそうな気がするので、しばらくはせっせと電車に乗って買い出しに励もうと思います。

いままでちょっと遠いところに通ってたシネコンも、今後はこちらに行くことになるだろうなあ。
松竹系(MOVIX)なんですけれど、デジタル3D導入らしい…

あと、すごく大きいペットショップもありまして、ころげまわる子イヌや子ネコがかわいいのなんの~。
(大人なので、心の中で)ぎゃぁぎゃぁ言いながら、ガラス越しにチワワと見つめ合ったり。

というわけでいままでこの規模の買い物場所が皆無な土地柄だったので、かなり嬉しいです。
書店は近所の3倍くらい広いところでこれもオドロキでしたが、文具が意外と品揃えが浅くてがっかりだ~。

あ、でも、船橋のららぽーととか、ああいうところに較べるとやっぱりぜんぜん小さい。
がんばれ北関東。
IKEAこないかなあ…

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(上記のモールには出店してませんけれど)今月くらいで買った無印良品を振り返る。

ポリエステルガマ口ポーチ
がばっとあけられるガマグチ型の開口部なのが非常に使いやすいです。
ボックス型の幅広のマチがついているので、平面でも自立してくれるのが良い。(もちろんバッグの中でも。)
ので、最近はこれを、買い物バッグ内専用ポーチに使っているかも。
中身の広いバッグの中に「持ち歩ける整理ポーチ」だと細いので倒れて中身がこぼれて、カラッポになっていることがしょっちゅうで困ってました(涙)

マイクロファイバースロー
そんなに厚くないんですが、手がうずもれるくらいにふわっふわの幸せ。
ひざ掛けタイプよりひとまわり大きいので、腰に巻いたり椅子に巻いたり防寒対策。
来月あたりから使う予定。

落ちワタふきん12枚組
店頭での想像以上に使いやすいのでおすすめです。
すぐ乾くし、けっこう「麻」っぽい質感で、この枚数はお買い得です。
どんどん洗って吊しながら使っていこう。
1枚だとすこし薄いので、大きめの鍋などを拭くときは2枚重ねなどすると都合良しです。

中空ポリエステルわた洗えるまくら
医者にまでみてもらった肩こりが治り始めた頃、もっと低くて柔らかい枕が欲しくてなんとなく買い替えてみたら、結構「アタリ」だったもの。
ふかふかなんだけれど頭が沈みすぎない、ちょっとプリっとした質感が気に入ってます。
素材的にも熱の篭もりが少なめみたいで、この点も。
(頭が熱暴走すると夢見がすご~く悪いので、低反発スポンジ枕などは触感的に使いたくても、怖くて駄目なのです(笑))
新しいのでまだ洗ってないんですが、吊り下げのループや水切りのメッシュ穴まであいているのでよくできてるなあ。
そんなに高級感ある(ホテルライクな?)寝心地とは違いますが、低めの枕やお子様用をお捜しの方にはよかったら試してみて下さい。

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2008.10.21

「ノート&ダイアリースタイルブック」を買ってきました。

ノート&ダイアリースタイルブックvol.3紙モノ好きおよび来年の手帳探索中の皆さまには絶好なシーズンに投下されるこのムック本、今年で3冊目になりますね!
20日が発売だというので、さっそく買ってきました。
ノート&ダイアリースタイルブックvol.3

棚からすぐにレジに持ってって、その場で隣の書店併設カフェに直行→ゴゥゴゥと湧き上がる物欲にめらめら翻弄されつつ(とりあえずざっくりながら)読了→帰宅するも丸善と伊東屋を複数店舗ハシゴした気分ですっごい疲れている....(今ココ)

毎年この手帳しか使わないし。とか、もう来年の手帳は決まってますから。という方にも、(若干精神状態は穏やかじゃなくなるけど)今みておくべき最新情報誌としておさえておいて損はない構成になっています。
かくいう私も、一応、もう"使用はほとんど確定であろう"的な必要にして十分の構成は手元に揃えてあるんですよ。
ほぼ日手帳カズン+能率手帳ゴールド、の、ゴージャス1万円セット…だっ。

それでもやっぱり、今年もスマイソンの手帳への物欲、いや正確にいうとミケランジェロさんの「スマイソン愛」に揺さぶられてます。
ああどうしてくれよう。
ミケさんの文章とともに、今回はとても詳細に各種の仕様が紹介されているので、かなり参考になりました。
その製品自体も良いのだけれど、その上に乗っているモンブランのロイヤルブルー色の字がね!
とにかく気持ちよさそうなんです。
筆記感が脳から手にバーチャルリアリティ的に再現されてむずむずする(笑)
この方のブログを以前からいつも読んでいて「書きものすること」の心地よい生活がなんとなく垣間見えているからかもしれないし、私自身もモンブランのペンが大好きだから、かもしれないなあ。

しかし正直なところ私は、ウィークリー手帳は「レフト式(左に7日間、右にメモ欄)」がいちばんしっくりくるみたいなんです。
これは能率手帳を近年使っているからとかのレベルでなく、10代からのシステム手帳生活で染みついてしまった習性のようなもので、スケジュールそのものより、メモやToDoでその週全体をくくっていくのが好きみたいで。
スマイソンが果たして自分に合うかどうかのために(他社製の安いリフィルで)使用実験してみた、いわゆる「見開き8分割ブロックレイアウト」でのスケジュール管理は全然つづきませんでした…
こりゃあやっぱり駄目かねえと思っていたのだけれど、豆知識ノートや日誌として救い上げる提案まで(実例付きで)掲載されてました。
これには参った(笑)ので、やはりまだまだ検討をし続けます。
というか、昨年本家サイトを見てカタログ請求してみたら、今年も自動的にイギリスから届いてしまったのです。
余りの豪華さに涙目ですわよ。
とにかくここのHPをみていると吸い込まれそうです。(金銭感覚も無重力化)

その他、先日買ったばかりの赤いA5ノーブルノートの製作工場が思いのほか下町レトロな環境であることに心打たれたり、綴じ手帳を買ったとはいえ、システム手帳も好きなんだよなあ、バインダー使い続けたいんだよなあと未練がましく他人様の使用例をじっと眺めたり。
楽しいなあ。

まあ、単なる道具のひとつなんですから。
そう簡単には"手帳で人生は変わ"ったりはしないんだと思います。
でも、気に入ったお馴染みや、ようやく手に入った憧れのものと日々過ごすことで気分が上がってくることってあるし、書き込んで使い込むことで「育て合う」っていう感覚はなににも代え難いものです。
だから、毎年懲りずに手帳選びに奔走するんだろうなあ。
さて、どうなることやら。

そうそう、今号のオマケ(?)は、大幅改訂されて話題のノックスブレインのA5サイズリフィルが綴じ込まれていました!
(これ、ミシン目からいっぱつで綺麗に切り離しにくいので要注意です)
店頭で、パッケージみた感覚ではさほど物欲がわかなかったんですが、実際にいろいろ書いてみてなかなかの良品だと気づきました。
かなり薄いのにしっかりとした摩擦感のある柔らかめの書き心地があるし(この感覚はトモエリバーより好きかもしれない)、極太ニブの青インクで書いてもしっかりと留まり、細字でも濃淡がそこそこ綺麗に出て感動な紙です。

しかしホンのちょい気になるのは、薄いながらも2ミリサイズのコマカイ方眼が特徴みたいなんですが、これを含めた紙の印刷部分が、なんとなく「はじく」ってほどじゃなくてもインクをよけて下から浮き上がってくるような感覚があります。
モンブランやウォーターマンやペリカンの青インクでは少なくともそう思いました。
神経質な人は気になるかもしれないんだけど、細字だとそんなにわからないことだし、個性と捉えるべきなのかも?
どちらにせよ私は、スケジュール系はもうおなかいっぱいなので(笑)無地や横罫で買っておきたい感じ。
これを綴じ込んでノート化した赤革のスリムバインダーを想像してうっとり...。

というわけで皆さん、この本を買ったら各所にフセンつけまくってさらに悩んで、準備万端な良い年をお迎え下さい。

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2008.10.19

シャーペンは楽しいなあ。(4Bとか0.3ミリとか)

Pilot S3 + Uni NanoDiaそれぞれのケースの色味も華やかな陳列が目を引いたので、ちょっくら使ってみようかと買ってきたシャーペンの芯、ユニのナノダイヤです。
4Bなどという「濃い」のを買うのは初めて。

使ってみたところ、書き味はもっとヌルっとしたのを想像していたけれど、意外とサラサラ方面の滑らかさ。
しかも、わりと常用出来るくらいの硬度はあって、やわらかさで潰れることなくしっかり書ける感じ。
紙を選ばず、それほど筆圧をかけずとも黒々とスムースな線が出るので、これは重宝しそうです。
4Bだけあってさすがに"減り"は速いけど、どんどん身の回りのシャーペンに、この芯を換装しつつあるほどお気に入り中。

「あとで消せる」安心感があるので、ざっくりとした作業進行計画などを"下書き"しておく等々、実は手帳にもシャーペンはよく使ってます。
(能率手帳ゴールドの紙質は、ほんの少しざらっとしているので鉛筆芯でも実に書きやすい。
この特長は今後の継続を左右するほど偉大。)

今のところ、「これを越えるものがなかなか現れないな~」とお気に入りなのがパイロットのエススリー
このときに買った0.5ミリ芯赤軸をかなり頻繁に使ってます。
僅かに先端にむかって絞ってある形状・軽めで堅牢な樹脂軸・絵用にも字用にもコマカイ作業がしやすい長めのパイプ等々、あらゆる特徴が好みと一致しているところが素晴らしい。
実用品はシンプルなのがいちばん、ということを体現しているようなシャーペンです。(ホレボレと賞賛)


そんなわけで調子がついてきたので昨日、ついに未踏の領域(0.5ミリ未満の細字シャーペン)に手を出してみました。
というか、エススリーもう一本買おうかなあとか考えて棚をみていたら0.3ミリに「よばれた」。

芯売場にいってみると、ナノダイヤシリーズの0.3ミリ芯でいちばん濃いのは2Bみたい。
まあ0.5ミリであんなに素早く減っていくのだから、この細さで4Bってどうよとは思ってたけど…

それにしても、0.5ミリを(実際書くより遙かに大量に!)ボキボキと折りまくって無駄にし、紙にも穴を開ける勢いだった昔とは、完全に私の手は変わったようです...。
細字シャーペンがこんなに使いやすいとはね!
ナノダイヤだからなのか、0.3ミリ芯だからなのかは不明ですけれど、2Bでもぜんぜん濃くはないなあ。
0.5ミリ的な観点で言うと"滑らかなHB"って感じで、まったくOKな使い心地(?)です。

ちょっとしたスキマにもちゃんとした漢字混じりの字が書けるって便利です。
能率手帳みたいなちいさいところへのメモ専用ってだけでなく、テキストやノートの本文の行間に注釈書きを入れる用途とか!使えるわ~。ホソいわ~。

その他では最近、アルファゲルの細軸も買ったんですけれど、おっそろしいほどにプニュっプニュのやわらかーいグリップの感触に戦慄中。
サクラ色デシモとお揃いになる(実際は僅かにアルファゲルのほうが青みが有る)メタリックピンクがとってもかわいいです!

今のところ、(とにかく軽いのが好きなせいか)まだそんなに「万年筆とお揃いでシャーペンもドーンと...」という物欲方向にはなってないんですけれど、気になるブランドはいくつかあるのでなんとなくそのうち....な予感はするなあ(笑)

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「イーグル・アイ」を観てきました。

イーグル・アイ (シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン 主演)公開初日に早速いきました。
イーグル・アイ←公式サイト

これはすっごく面白かった!
あっというまに時間が過ぎていく感じでかなりオススメな映画です。
「トランスフォーマー」に出てたシャイア・ラブーフが、身に覚えのないことに陥れられたのからはじまって、国家的規模のやばいところへ向かってどんどんまきこまれていく筋書きなんですが、この「見えないものにひたすら繰られていく」たたみかけるようなテンポが、さすがスピルバーグなのだなあ。
いっしょに巻き込まれるミシェル・モナハンはM:I:3でトムクルーズの奥さん役だったひとですが、同じく今回の映画でも大変な目に遭いますけれど、相変わらず強くてうつくしいです…

でこのひとたちを操る「見えないもの」は公式サイトやテレビ放映中の予告CMにあるように、どこにいてもかかってくる誰かからの指令電話だったり、街中のあらゆる場所にある監視カメラだったりで、身近なものだけにすごく怖いテーマです。
終始「こういうことは実際にあり得る話なのかもしれないな~(アメリカだし..。)」とつい考えてしまう...。

とはいえ、世間のデジタルシステムの絶対権力ぶりを象徴しておきながら、さいごにアレがわりとあっさり(前略)による(中略)で(後略)になって終了なのはちょっとどうなのよと若干ポカーンとしましたけど!
でも、やっぱり、話の仕掛けがいろいろとコッていて緊張が切れないままにうまく練られているところが面白い。
登場人物達の、けっして幸福なわけではない家族関係なんかがうまくストーリーにからめてあって、映画のあたたかみと盛り上がりに一役買っているのも見どころかも。
まああと、私見ながら「2001年宇宙の旅」とのつながりをなんとなく感じましたけれど、どうでしょう。

というわけで、秋の映画計画のなかにかならず入れて損はない作品です。ぜひどうぞー。

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2008.10.12

ボンジュールでプリンターをネットワーク共有してみました。

アップルコンピュータ AirMac Express ベースステーション with Air Tunes MB321J/A住居内で、LAN機能などついてないごく普通のプリンターを、ネットワーク共有する
(家中のどのマシンからもひとつのプリンタから印刷ができるようにする)
設定作業を、引越後1年半経った今、ようやく着手しました。

これまでプリンターは(キヤノンのMP500という複合機です)、私のデスクトップマシンにUSBでつながってるだけだったので、(夫は)不便な思いをしていました。
(とはいえそれほど困ってなかったというのもあるんだけど...たまに「この添付データ印刷してくれ」メールがきていたので秘書のようにプリントアウトしていた私.....)
せっかく、各部屋にLANの差し込み口がある住居になったのにこういう面が原始的なままなのであります。

以下、今後の自分と、検索した誰かが役立つかもしれない覚え書き。

●AirMacとプリンターをUSBケーブルでつなぐ。
 (今回我が家では、メインで使っているAirMac Extremeが居間の棚に設置してあるので、プリンタのある部屋とは遠く離れていたのです。
 3年くらい前に買って1-2回/年の出張時くらいにしか使わないAirMac Expressを書斎用に常勤デビューさせました。
これがあることを思い出さなかったら、プリンタサーバ(もしくはどうしても解決できなかったら、別室に置く夫用のプリンター)とかを新しく買っちゃってたと思う.....マジで助かった!
AirMacExpressは、単体では四角くてかっこいいのですが、いろんな線を接続するとそれなりに目にうるさい。
でも、コンセントにそのまま差せるほど小さいので机の下など目立たない場所に気軽に設置できて便利です。)

●WindowsにはアップルのサイトからBonjour for Windowsをインストールする。
 (最新のバージョンのものを入れるときは上書きでなく、古いのをいったんアンインストールしないと駄目!)

●うまくいけば「Bonjourプリンタウィザード」を実行することで簡単にネットワーク上のプリンタをみつけてくれる。
 Macに至っては、OSにこの機能がもともと入ってるので、なにもせずにOK。プリンタをつなげば、印刷時、そこに入っているという感じ。スバラシイ。
 (必要があればそのプリンタのドライバのインストールが要るけれど、たいていの機種のものは既に入っているような..。)
 LANの有線・無線に関係なく設定はあっというまなのがすごい。

●接続した(はずの)プリンタがマシンから見つからないときは、「AirMacユーティリティ」を立ち上げて(私はこの作業はMacでやったけど......Windows版もあるんだと思う)
 「ベースステーション」タブ内「Ethernet WANポート経由で構成を許可」
 「プリンタ」タブ内「Ethernet WANポート経由でプリンタを共有」
 にチェックが入っていることを確認。
 
●Bonjourのプリンタ共有はもちろん複合機もつながるけれど、スキャナ等、取り込み方向の機能は対応してないのが残念。
 スキャン使用時はパソコンと一時的に直結し直すしかありません。まあ仕方ないね。

●iTunesのプレイリストを、(iTunesが入ってればOS関係なく)他のマシンと共有できることが便利だ-。←今頃知った機能。パスワードもかけられる。
 (Windowsマシンのスピーカーのほうが音が好き(古いけどサブウーハー付きなので若干良い音がする)なので、iMac用になにかこれに釣り合う音がするスピーカーを買おうかと、すごく無駄なことを考えていたけれど、この共有機能で簡単にWindowsのiTunesからMacの音源を聴けるってことね。
逆に、Windowsだけに重点的に入れていた語学系教材の音を別室でMacBookなどからも利用できるというのが重宝だね。)
 動画も共有できるみたいなんだけど、微妙にもたついてあまり使い物にならない。
 ネットの動画のように一定時間待ってれば問題ないことなのか、古めのAirMacExpressだから遅くて駄目なのかよくわからず。


というわけで、Bonjour機能のおかげでプリンタサーバー(もしくはプリンタそのもの)とスピーカーを買い足さないで済んだ…
アップルの、はいてくのろじーに感謝ですよ。

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2008.10.10

ましかくのツバメノートを買いました。

081010 Tsubame Notebookメール便の送料が100円とお安いので、地元でなかなか入手できないコマカイ文具類は分度器ドットコムさんで購入することが多いです。

今回、新商品ということでいちはやく買ってみたのが、正方形のツバメノート
60枚綴じの厚めサイズで、中は5ミリの方眼です!
真っ白ではなくクリーム系な、ツバメでおなじみの中性紙フールス。
A5も好きなんですが、「ましかく」判型も妙に惹かれるんですよね~。
数ヶ月前、丸善をぶらついていたときに在庫処分セールに出ていて即買いしたロディアのリバースブック(カラフルなポリプロピレン表紙のやつ。今は廃番でしたっけ?)、
何に使おうかと考えつつ大事に持ってます。
飾りたいくらいかっこいいんだけど、大きめなのでなかなか使い道がみつからない...

この、ましかくツバメノートを入手したかった最大の原因が「(やはり正方形判型の)クオバディスのExecutiveとほぼ同じサイズ」であると書いてあったから!
A5や文庫(A6)サイズの手帳なら汎用性もあるんですが、Executiveのカバーを使いまわせるノートがクオバディス純正品以外で手に入るとは思わなかった。
(リフィルを買ったときに一緒に注文した、3冊セットで1000円という"専用メモ帳"は持ってるのだけど…信じられないくらい薄いんだこれが!!)

届いてから早速、一番最初に買ったエメラルドグリーンの「クラブ」のカバーに入れてみました。
おお。本体リフィルよりは若干薄いのでそれなりの"痩せた"感じはありますが、ダブつくような不便さもなく、ほぼぴったり。
「クラブ」カバーの丈夫な合皮素材と、このあおみどり色、好きなんですよね~。
方眼だし、WEB関係の勉強に使おうと計画中。

来年、ほぼ日手帳カズンを運用するとなれば、大きめサイズのバーティカルなウィークリーという、現在のExecutiveの立場をも包括することになるので、ひとまず来年はクオバディスお休みな線が濃厚。
赤革のカバーも復活できてしまうかもなあ。

もちろん、普段からExecutiveやExecutive Noteをご愛用の皆様には、これ以上ぴったりくるものはないでしょう!というほどの好相性な「補助ノート」としてオススメですね。
ウィークリーやマンスリーをクオバディスにまかせて、ツバメのほうはデイリーのメモ帳としていいんじゃないかな~。
(ちなみに、リフィルとこのツバメノート、純正のカバーに2冊一緒にはさみこむのはちょっと無理です。)

そうそう、ここで買ったツバメノートと言えば、以前、3冊も頼んでしまったA5判の方眼ノートですが、30枚綴じという手軽な薄さと5ミリ方眼の使い勝手の良さで、各方面(進行記録や制作資料のメモ等々、業務別に1冊づつ割り当てている。)でこれもそれぞれ活躍中。
メールの文章や画像資料などの印刷物も貼りやすいし、「何に使おう」「使い切れなかったらどうしよう」という不安も少なめにルーズリーフ感覚で使い出せるのが、ページ数の少ないノートの利点ですね。

ツバメノートの紙は、スバラシイ品質ながらも少々ざらざら度が大きいので、好きずきあるかもしれません。
鉛筆芯や、インクフロー多めのあまり細字じゃないペンのほうが気持ちよく書けるような気がします。
ファイバーチップのマーカーや、ローラーボールなんかでもよく使ってます。

こんな感じに、すてきなノートが次から次へと世間に出てくるので。
無駄なくきちんと使ってあげるためにも、ドカッとまとめ買いしたい気持ちをぐっと抑えるのが大変なのです...。

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2008.10.09

ハロウィン柄のマトリョーシカアイコンを作りました(単品配布)

MatryoHalloween単品配布デスクトップアイコンのあたらしいのを作りました。
シーズン的に駆け込みですが、ハロウィーン仕様のマトリョーシカです。(まとりょーうぃん)
覚えてる人がいるか心配ですが、前回配布の第2弾なのです~。

今回も、OSX用は128pixサイズ、Vista用は256pixサイズまでの拡大が可能です。
HPはいってすぐ、の目次ページからひとつダウンロード出来ます。

あと、季節モノなのでお揃いのiPhone(iPodTouch)とQVGA携帯用の壁紙もつくりました。
こちらもお使い頂けたらと思います。

マトアイコンは、シリーズ化して並べてもあまり違和感のないように、顔部品などは同じ感じにしてあります。
(さて、いくつまで増やす気になるだろうか...)
お忘れの方は過去配布分のページから前回の分も確保頂けたら!
そんなわけで、どうぞよろしくお願いします。
11月になったら別のをアップしないと時期外れになってしまうので、何かまた作らねばという緊張感...。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

ハロウィンといえばガイコツですが(と、無理やり話をつなげています)、先日、整形外科にて首のレントゲン撮ってきました(涙)

寝返りを打ったときになんだか違和感があって以来、実に一ヶ月以上、首の左側に軽い痛みがあって。
市販の薬(バンテリンみたいなの)を使っていたのですが、ここ2週間くらいで背中までドンヨリしてきて急激に悪化。
(利き手側じゃなくてホントによかったんですけど。)
これは絶対になにかホネがずれているとか深刻な症状があって、このまま放っておくと何年も治らないに違いない。という恐怖感に駆られまして。

けっきょく、診断結果は、「重度の肩コリ」でした。
ホネはズレているどころか、真っ直ぐに並びすぎて「もう少しカーブしてないと頭が支えられなくて駄目ですよ」と言われる始末。
ストレートネックというらしいです。
痛みの箇所も、耳の後ろぐらいの首筋から肩経由で背中辺りという、診察室に掛かっていた人体筋肉図の「僧帽筋」という筋肉とまるっきり一緒。
どうも、最初の「寝違え」(←これ自体は既になんともない)をかばうために、ここの筋肉に力を入れる癖がついたせいみたい。
撫で肩で首がヒョロ長く頭骨大きめ(いわゆるETそっくり骨格←自分で言うか....)な体型と、なにより運動不足が原因なのだと思います。
「なにか普段スポーツは?」「いいえ」
「昔やってたスポーツなんかはありますか」「...いいえ(学生オケは違う気がする)」
のやりとりに自分でもぜつぼうした。

もともと地元で評判のよかった医院が、出来たばかりのビルに移転してきたという、綺麗で設備も近代的なところでした。
もらった湿布も市販のとは比べ物にならないくらい「効く」し、痛み止めの飲み薬も出たし、いろいろ注意事項(運動の仕方とか)を説明してくれたし、もっと初期から医者に掛かれば良かったよ...。
いまは、1時間に1回くらいは、うねうねと体操してだいぶ気持ちの良い1日が過ごせるようになりました。

おうち仕事や画面仕事で体も篭もりがちの方は、どうぞくれぐれもお気を付けください。

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2008.10.07

ほぼ日手帳カズンが届きました。

ほぼ日手帳 COUSIN(後半に、購入「その後」の記事をいくつか追記しました。革カバーオーダー決行や使い方の変遷など。 2009.8.24)

わー!世界のA5サイズマニアの皆さんこんばんは。
いわゆる「あとさき全く考えず勝手に指が注文ボタン押してた」からではあったけれど、とっても楽しみにしていたほぼ日手帳 COUSINが午後に届きました。

買ったのはマロン×ブラックのセットです。
(あとは実家分に日曜始まりの文庫版本体も。今年から小包がスッキリ簡易包装になって良いですね。)

ほぼ日をナイロンカバーで購入するのって何年ぶりだろうって感じですが、久々のせいか「こんなにしっかりした良い生地なんだ?」という新鮮なオドロキがまずありました。
以下、気づいたことのメモ。

・年間・月間・週間・日間とフルセットのページ数にもかかわらず、デスクダイアリーとしてはそれほど違和感ない厚み。
 さすが「辞書の紙」ですね。
 なかなかインクが乾かないけど細字ペン先マニアには嬉しい紙なので吸い取り紙片手に頑張りたい(笑)

・ズシッと重いことは確かです。
 文庫サイズを使っていた時でさえ机上置きがほとんどの私のことなので、余裕で固定置きです。
 (25ミリリングバインダに詰め込んだフランクリンプランナーのほうが実は...)普段でもこれくらいの手帳は持ち歩く人はいるんじゃないかな?とは思います。

・ロフトで見た文庫サイズではずいぶんサイズが変わった印象がありましたが、カズンに関しては、方眼の小ささがそれほど違和感でないような。
 「A5一枚」と考えると広大だけど、日々の独自レイアウト(フランクリン・プランナーっぽく書く、とか。)が目と手に定着すれば普通にこなしていけると思います。
 それにしても、「日々のお言葉」がついてないとこれだけガランと雰囲気が変わるというのは想定以上。
 他のレイアウトやページ構成含めて、能率とか高橋で売ってそうな真面目オーラが出てます。

・デイリーページは12月からですけれど、この月だけ2日/1ページレイアウトなので、ここは使用しないつもりです。
 来年の、いろんな覚え書きやリストを随時書き込むメモとして開放しておきたいと思っています。

・週間のバーチカルが下部のメモ欄もたっぷりで使いやすそう。
 デイリー手帳で怠りがちな、週間以上単位の見渡しができるのは有り難いです。
 スケジューラーとしては、週間+月間ブロックのほうを使いこなしていけば機能性が出てくると思います。
 デイリーはどちらかというと当日業務記録って感じで。

・製本は、全くの新品状態にもかかわらず、中央だけでなく最初も最後も、あらゆるページ位置で素直に水平に開くので強度がどうなのか一瞬心配になったくらい。
 背に布帯が貼ってあるし、かなり気合いを入れた作りなのだと思う(この値段だからな!)。

・ツートンでなく単色にして欲しかったという思いは実物をみてからもあるけれどともかく、カバーのマロン色が予想よりずっと好きな茶色だった。
 少しゴールドがかっているというか。
 生地もしっかりしてて。多少汚れたときの手入れもしやすいと思います。
 
・カバーオンカバーが出来たらもっと楽しいと思う。オモテウラ合わせるとA4の印刷物が余裕で入るわけなので、登場を期待したい。
 内側の黒地はいかにも地味(無印良品っぽい...)だから、ステッカーとか貼っちゃいそうだ。

・内側にたくさんついているポケットが使いやすそう。メモを書いた情報カードやA4二つ折りの資料など、このサイズならではの収容力に期待。(そのかわり本体にはあまり貼らないような気がする。どれだけ分厚くなるか想像も出来ないし(笑))

・実は、カバーの出来が残念だったときに備えて市販の革カバーを伊東屋あたりで見繕っていたけれど、予想より良すぎたのでとりあえずこの計画は中止。おサイフに助かった(笑)
 (今後の使い込み度と来年以降の商品展開次第でいずれは再考するかもしれないけど。革カバーいつか出ないかな!)

・ペンループの直径が大きくて嬉しすぎる。
 モンブランの149でも入るなんて信じられない~!
 この点だけでもカズンのカバーは貴重なのでA5のノート用に(本体に飽きたとしても...)使い続けると思う。
 冬場はこれ1冊を片手に暖かい部屋(ウチだとダイニングテーブル)に移動してじっくり書き込みに専念できるじゃないか。


とまあ、そんな感じです。
あとは使ってみなくちゃわからないですね。
A5サイズの紙モノ愛好家としては、とにかくこの手帳が定番化してもらえることを祈るばかりです…
(カバーオンカバーだけでなく、できれば本体単体売りや革カバー販売も希望...)

ほぼ日のサイトを見ていると日頃から、まるでアルバムや絵日記のように工夫して使っている方々が多くてオドロキです。
きょう初めて、書店でほぼ日手帳公式ガイドブックという本も眺めたのですけれど、使用例の数々に圧倒されました。
「手帳使用例閲覧マニア」の私にはけっこうツボな本でしたので、わりと欲しいかも。

これから年末にかけてこういう本ばっかり出るんだろうなあ!(買いそうでこわい)
相変わらず、ここまでステキ手帳を入手してもなお、まだまだシステム手帳リフィル売場や書店の日記帳コーナーなんかでニヤニヤ徘徊しています。
(これもやっぱり素通りできるか自信がなくてこわい)


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

(09年8月24日追記)

このページは、ほぼ日手帳カズンで検索して辿り着く方が大変多いので、購入以来の使用後日談記事へのリンクをまとめてみました。
どうぞご覧ください!

★カズンに無印良品の栞シールを使ってしおりのヒモを増やしてみたら便利でした。
ほぼ日手帳カズンにしおりを増設してみました。

★その後年明けの2月に、どうしても革で使いたくてカバーをオーダーしてみました。
 A5のノートカバーとしても幅広く使いまわせて大満足しています。
赤革の手帳カバーが届きました(カズン用):前編 / 後編

★夏になって、使用法は試行錯誤。
結局カズンはデイリー専用に落ち着きました。

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2008.10.06

革のペントレイを買いました。

Tsuchiya kaban - Leather trayずっと欲しいと思っていたのですが、「売り出す度にあっという間になくなってしまう」ということはコミミに挟んでましたので。
いよいよ告知のメルマガがきて、発売開始になるという夜9時をじっと待っていたのでした...。
・土屋鞄製造所 ヌメ革 デスクトレー ←2012年現在、廃番になりました

よい香りがする、しっかり厚い仕上げですが、写真で受ける印象よりもずっと軽いです。
明るくて綺麗なブラウン。(この色が一番人気なのだ!)
ペンに隠れていますが、中央に土屋鞄のマークが押してあります。
金茶色のステッチやぴかぴかに塗られたコバもいい感じ。

バッグや手帳と違ってそんなに手で触るようなものじゃないと思うんですが、この先どういうふうに変わっていってくれるのかゆっくりと観察していこうと思います。
お値段の割には満足感が相当高くて、実に良い買い物をしました。

写真の通り、149でもなお幅が余っているくらいのたっぷりサイズではあるんですが、ちょうどこの空間をポストイットの特等席にすると、事務作業中や読書時になにかと便利なんです。
机上では、キーボードのサイドにつけるようにして縦置きしています。
だいたい、その日の主力メンバー3本くらいを太軸でも余裕で搭載できます。

サイトの商品レビューによると、玄関やベッド横に置いて鍵や腕時計の定位置にする人も多いみたいで、カッコイイですよね。
うちはメガネ置きに使ってくれるかなあ。次の売り出し時に検討しよう。
もっと大きいサイズのも売れてるみたいです。
明るいブラウンならホコリが目立たないから良いかもと思って選びましたが、チョコ色なんかも高級感あって気になってます。


万年筆の床面落下は、遭遇体験すると心底、震え上がります。
ふと気付くと、フローリングの板の継ぎ目に直立して突き刺さっていた某ペン、白いカーペットの上に青インクを撒き散らしながら床に転がる某ペン等々.....、大昔のと言い訳しておこう...衝撃映像が脳裏に浮かぶだけでサーっと鳥肌がっ。
落下後、無事でも(無事じゃなかったこともある。ひしゃげちゃって全然インク出ないとか。)なんとなく書き味が変わっちゃうんですよね..(涙)。

以降私が心に決めて続けている、落下を防ぐ対策は唯一、「机の上に"そのまま"置かない」です。
使用時は必ずペントレイの上に置き、キャップをしめて戻すときもそこ。
そんな感じで複数本出していた場合でも、外出前や寝る前は全て所定の場所へ格納。
(サファリなどの廉価系や、ボールペン、ペンシル類はコヒノールの木箱ペン立てに立てて仕舞ってます。
仕切りがコマカイのが使いやすい。)
そんなことは当たり前でしょうという愛好家の方も多いでしょうが、まあとにかくペン皿必須とこまめな収納、それで実際「事故」は何年も起こっていません。
そういうことに慣れてしまうと、たまに撮影のときに机の上にのせたりすると、今もドキドキ(笑)。

これまでは、木のトレイを使っていました。写真はこれ
雑貨屋さんで良い雰囲気だった、おつまみだかおしぼりだかを載せる皿なんですけれどね。
サイズもそこそこあってオレンジがかった色も綺麗だったので気に入っていたのですけれど、少し硬い材質だったので、置くときにカシャカシャ音がするのでそのうち別なのにしたいなあと思ってたんです。
レザーのトレイにしてからはその心配もなくなりました。
今、木のお皿のほうには、水晶などの鉱物類が盛られて机上の片隅で再利用されています。
(今まではダイソーでみつけたプラスチックトレイに並べていた...)

というわけで、見た目にも実用にも、革はいいね!落ち着くね!

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2008.10.04

デジタルで「ひとりブレスト」するソフトをさがす 後編

前編から続く→

そして今回、いつも読んでいる「デジタルクリエイターズ」のブログで吉井さんがリポートされていた「マインドピース」というソフトに心打たれて、早速DEMO版をダウンロードして試用開始しました。
■グラフィック薄氷大魔王[152]アウトラインプロセッサとマインドマップ/吉井 宏 : 日刊デジタルクリエイターズ
公式サイト→・アイデア粘土細工ソフトウェア・マインドピース

このソフトのHPの、「アイデアをビジュアル化し、まるで粘土細工のように自由自在に操るソフト」という説明書きがなかなかツボにきた感じです。
サイトデザインやアイコングラフィックも今どきをおさえてあるというか。
このタイプのソフトにありがちな、社員研修だとか、ビジネス(人生)で成功うんたらかんたら系の渋い香りがないのも良い。

ソフトの特徴や、出来ることのおおよそのところは、"2分でわかる"というプロモーションムービーで把握できるかと思います。
この、スピード感ある操作がまさに「どうせデジタルでやるならこうじゃないと」な気にさせてくれます。
・関連リンク:理解力をグンと向上させるためのヒント

検索してみても、世間的にもおおむね高評価のようです。
二日ほど試用した、ざっとした感想ですが


●気に入った点●
・見た目がかなり綺麗な仕上がりで目に心地よい
 (グラデーションや色づかいが「web2.0」(←適当に言ってますが)っぽい。)
 印刷しても視認性が良く使いやすいであろうと予想。

・キー操作だけで相当な操作が割り当てられており、ストレス無く書き並べることができる

・「こうかな?」とやってみたことがたいていその通りの結果になって直感的に操作でき、自分仕様のカスタマイズも可能

・マインドマップだけじゃない、「フセン大量貼りならべ」の方式で存分に使える
 (触手?を書かず、位置関係だけで分類しても良いし、あえてリンク足を書いて透明化することも出来る)

・「ノート」入力+シェイプの拡大 によって、長い文章を書く場所としても使える(OneNote的にも使える)

・「置くだけ」で思考が整理できるよう、マップの下地画像がいろいろなパターンで用意されていて便利。

・Win-Mac版との互換はほぼ完璧。サーバに置いて同じファイルを両方のOSから編集なんてことも出来た。
 アイコンがかっこいい。Win版の場合、Vistaにも対応しているなら48pixより大きいリソースも入れて欲しかったけれど、とにかくデスクトップにそのまま置けるクールなデザインは良いです。

・画像やURLも使いやすくフセン化できるので個人的なリンク集や資料集をつくるのも簡単


●気になったりする点●
・機能を思えば高すぎるというわけではないけれど、「ちょっと買ってみる」というには絶妙にムズカシイ価格。
 (せっかくなので両OSで使えるダブルライセンスで買うと思うし)
 とりあえずDEMO期間をいじり倒してみます。

・落ちたときのショックが大きいのでOneNoteのように自動保存の機能があって欲しい。

・複数ファイルをひとつの場所で閲覧できたり内容別に分類するバインド機能があって欲しい。

・「ノート」で長文を書いているとき、HomeとEndキーが行頭・行末でなくフセン全体の頭と末尾に行ってしまう。
 書きもの用途としてはこれに慣れずに困っている。

・違う「親」や離れた場所にあるフセンどうしをリンク線で結びつけられない。
 (これが出来ないのはマインドマップ的には惜しい気が...もしかしたらできるのかな?そもそも必要ない機能かな?)

・下地ファイルがいろいろ揃っているのは使いやすいし画期的だが、メモボード・手帳として使えるバックグラウンドを作って欲しい。
 テキスト用シェイプが綺麗(完全透明化も可能)なせいか、紙のリアルなテクスチャーの画像とかでもかなり違和感なく美しく使えるんで、楽しい。
 そのへんに凝りたかったら自己調達しかないのかな。紙っぽいのは、「白地に方眼」しかないのが惜しい。
 (ありがちだけど、オンライン付箋サービスのlinoみたいなコルク地とか、木とか毛皮とかあってもきっと面白いよ!)


とまあ、そんなところです。
買うとなれば要望で入れようかな。
こまかい改善希望点はありながらも、「Mac版OneNote」として今までになく「近い」満足感はあるかもです。

後回しにしがちだった、気になっていることややりたいことのマップ(というか、フセンボード)をもくもくと作っていると、かなり思考がクリアになって、実現化するまでのさまざまな手順ややるべきことが、つぎつぎと具体的に浮かびます。
機器内に保存しておくのはもったいないので、印刷しておこう。
しばらくは(購入を損しないだけの期間は少なくとも)重宝して使っていける予感はします!

こういうのをペンや紙できっちりやれてこそ、「真の文具好き」といえるのかもしれないんですけれど.....流れる時間や姿勢が違うので、それはそれ、これはこれ。っていうことで、使い分けです。

そのときどきで自分に合ってるものがクルクル変わるっていうのも、手帳探しと同じかな~。

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2008.10.03

デジタルで「ひとりブレスト」するソフトをさがす 前編

万年筆だノートだとさわいでいるその水面下で、デジタル系お役立ちツールも、年がら年中探し求めている私です。

いま現在(ウインドウズ環境で)、WEBスクラップやテキストメモを中心とした情報の収集まとめツールに「紙copi」を使用、レポートやブログなどの書きもの中心には下書き構築時点から「Microsoft Office OneNote2007」を使っています。
情報を集めたり構築したり、をこの2ソフトの組み合わせで行うのは結構前から私の中で定着していて、PCが稼働している限りはほぼ毎日開いているツールかも。

長らく、上記2ソフトと同じような機能と使い勝手を果たす"Mac用"のものを捜してました。
(紙copiは最近オンラインサービスの紙copi Netがあるので、これならMacからも使える。
でもgoogleNotebookなども含めて、ネット接続ありきのツールなので個人的に微妙っていうか不安。)

「Macの紙copi」っぽいものは既に見つけました。
1ドル/100円くらいのときにシェアウェアで買ったYojimbo
有名なソフトだし、お使いの方も多いかも。
Web取り込みが簡単で、そのデータや書いたもののバインドや整理も出来ていい感じ。
むしろ紙copiより便利なのは、いかにもMacらしいというべきか、タグ付けによる分類と高速な検索。
このおかげで、データを丹念にフォルダ分けする必要も感じなくなりました。

シーグラフの開催中は(WEBクリップによる現地情報や動画の取り込みや旅日記書きも含めて)なにかと重宝したな~。
逆に、これのWindows版出来ないかしらとまで思いはじめた。
似たような(けっこうそっくりな)ソフトもいくつか存在しているし、こういうのを3種類くらい、DEMO版を使い込んでから購入を決めたかも。


で、「MacのOneNote」っぽいもの、がなかなか到達できない課題だったんです。
(うちのブログのアクセス解析の検索ワードで、さまよえる「同志」がいることが世の中にいるのはわかった(笑))
私がOneNoteで評価しているのは、書いたもののコマギレを、ポストイット感覚でマウスで動かして、ホワイトボードに貼り並べるように情報(考え/メモ)が整理できるところ。
ポストイット的テキストボックス自体は無限に拡大できるので、周囲のコマギレ(関連リンクのタグや、話の重要点をメモしたもの)を合流させつつ、中央でブログ等々の長い原稿を巨大なボックスに書き込んだり....はよくやってることなんで

★OneNoteについてブログ内の関連リンク
OneNoteはデジタル雑記帳として重宝!
オンライン付箋サービスとか、モバイル版のOneNoteとか。


「書き込んだものを、自由に並べて動かして思考を整理」という機能だと、マインドマップ用のソフトが近いんですよね。
とはいえ私は、アウトライナーのようなタイプの"階層"系の膨らませ方が好きなので、手帳のメモもなんとなくそういう(項目下に棒を下ろして補足を重ねていくような)書き方だし、縦横無尽に放射状のレイアウトをとるマインドマップのようなのはあまり興味がなかったりします。
というか、有機的にモジャモジャした触手みたいな感じが、視覚的にどうにも苦手なんだと思う。
手書きであれを器用に書いてる人は凄いと思ったよ。

本格的なのを含めていろいろ試用してみましたけれど、わりと相性が良かったのはFreeMindでした。
機能がシンプルなだけあって、マインドマップソフトとしては不足があるのかもしれませんが、変に装飾に凝らないサッパリとしたレイアウトが作れるのも魅力。
(サッパリしている=もじゃもじゃうねうねしてないってことです(笑))
あと、実にスバラシイことに、Mac版/Windows版/WindowsMobile版とマルチに展開されているので、どこからでも書き込めたり読めたりする互換性。
そして文字どおり、無料!
印刷してバインダーに綴じたり、画像出力してOneNoteに貼り込んでそのまま原稿書いたりとか、工夫のしどころ次第でだいぶ役立ちました。

マインドマップの代表どころであるマインドマネージャーなどは、ちょっと私の使い方では高機能かつ高額過ぎなような気がしました。
とはいえ、学生時代や社員研修で出会っていたら、私の性格上かなり入れ込んでしまうであろう予感はしますけど...。

後編に続く。

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