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2008.12.31
今年もお世話になりました。(牛かぶりアイコン作りました)
わー!大晦日だ!!
年内にやっておきたかったこと、まだまだたくさんあったのですが。
ラストスパートもここでお時間です。
前向きに、新年の初仕事および初ToDoへと変換するということで。
本日は恒例、北陸方面へ帰省です。
空港の書斎館、手ぶらで脱出できるといいなあ~!
2008年は、ほんとうに多くの方にこのブログを読んで頂きまして、ありがとうございました。
来年も楽しくマイペースで書いていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
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先程、年末もうひとつのお約束、干支かぶりアイコンをリリースしました。
単品モノです。
Mac用は128pix四方サイズ、Windowsは256pix表示のVistaサイズでご用意しました。
HP入ってすぐの目次ページよりダウンロードできます。
デスクトップアイコンに関しては、今年「ほぼ日刊イトイ新聞」でセットものを作らせて頂いたことが非常に感慨深いです。
これからもまた、お手伝いの機会があればいいな!
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「来年こそ○○したい!」的なことはどっさりあるんですが。
とにかく、止まったらどんどん後ろに流れ去ってしまうことを肝に銘じたうえで頑張って勉強して、そこからつながるものを拡げていきたいと思います。
お世話になりました方々に、御礼申し上げます。
皆様、どうぞ良い年をお迎え下さい。
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2008.12.28
「WALL・E」を観てきました。
ああ~やっと、この映画を観にいくことができました。
(夏の米国公開時にはせっかく現地にいたのに映画館に行くタイミングが無く、先日の日本公開時には国外にいたという.......日米両方、SIGGRAPHの開催に阻まれていたのだった!)
・WALL・E/ウォーリー←公式サイト
あいにく、うちのほうのシネコンでは日本語吹き替え版とのことでちょっとガッカリしていたのですが。
結果的にはほとんど問題無く楽しめました。
なにしろロボット達はせいぜい自己紹介とお互いの名前くらいしかセリフがないのね..。
警告表示や看板などがちゃんと日本語で書き直してあるあたりが、かえって面白かったり。
(「外来の汚染物質」等の単語がすっかり記憶にささってしまった。)
地面に積んであるスクラップのひとつひとつまで丁寧に作り込まれた、ピクサーの凝ったCGを大画面で眺めることの幸せといったらもう..(涙)
エンドロールのアニメーションまできちんと「その後」筋書きを補完する作りになっていて(これがまた良いんだ..人の未来に希望が持てた..かも。)、最後の最後まで楽しめました。
充電完了時にMacの起動音が鳴るところがたのしいですね。
あと、ウォーリーの部屋の、ぐるぐるまわる分類棚が欲しい。
キャラクターがよく練られてすごく親近感がわいてくるので、上映終了後には思わずグッズを買いに売店に群がる人多数。
(銀河の塵っぽいビーズと一緒に軸の中でゆらゆらする、EVEのフローティングボールペン700円がすごい迷ったね。
私としては、「艦長さん」に惚れそうになったのに、関連グッズは皆無だった...。)
本編の前に上映されるショートストーリーのPrestoもすっごく良かったです。
最後のクレジットのデザインも素敵。
これをもう一度眺めるだけでも、DVDは買おうと決意。
ちなみに、今回より前、までのショートストーリーの方をまとめたDVDが出ていまして、これは資料として買いました。
Pixarの歴史やCGの制作背景まで解説されたドキュメンタリー番組と2枚組になっていて、これは本当にお得です。
・ピクサー・ショート・フィルム&ピクサー・ストーリー 完全保存版
1作目くらいのを観ると、ほんとうにCG自体の「初期」を感じさせるのですが、これが80年代前半の制作ということを知ると感動します!
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ちらほらといろんなブログで年末の挨拶をお見かけして、御世話になりました、と画面にむかって御礼を言っているところなのですが、私の方はというと。
うーん、忙殺されるというほどたて込んではいないのですが、大晦日直前まで"最低限"このペースを保たないと年明けにとってもとってもとってもきつくなりそう。
という状況です。頑張らねば。
いまだに年賀状が.........っ。(涙)
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2008.12.25
10年日記を買いました。(伊東屋プレミアムレザー版)
おしゃれなものが揃った文具店よりも、この時期に書店で特設されている「手帳・日記コーナー」が意外に面白かったりします。
そこにあるのは能率・高橋などの製品が大半ですが、メイドインジャパンならではの、仕事や生活に見合った書きやすいこまやかな工夫が各所にあらわれていて。
こういう堅実なのを使う1年もいいよなあ..等々、妄想限り無し。
ウチの近くの書店にもけっこう大きいスペースが割かれていまして(むしろLOFTより在庫量多し)、ここで毎度年末ギリギリまで迷うものがあります。
「○年日記」という類の、多年連用日記!
去年あたりから突出して気になっていたのが博文館の10年連用ダイアリー A5なんです。
10年ですよ10年!
あっという間かなあと思いつつも、果てしなくてこわいよ~という方が大きい。
でも、一日当たりの書き込み面積が名刺の半分くらいと思われるし、紙がクリーム色(上記サイトの写真よりずっと黄色がかった、やわらかい色味です。)だし、なにより罫線無しのところが最高。
日記以外のメモ欄も、年頭・月初め・年末とそれぞれ所感を書くスペースが控えめにあるのみで、押しつけがましくなくあっさりしていることにも好感。
これだけ小さいスペースならなんとか続きそうな予感もするし、無地ならばどうにでも使えそうな期待があるんです。
1行だけでも、お天気マークだけでもいいじゃない。
(↑と、必死に自分に言い聞かせる。)
ここは日記帳メーカーとしては老舗ですから、品質は心配してません。
店頭で見ていても、製本がほれぼれするほどかっちりキマッていますし、表紙の色も素敵だ。
通りがかる度に手にとっているうちに気分も盛り上がり、今年こそ、もう買うしか。
と決意したところに、伊東屋からものすごいメールが来ました。
(メルシー券が廃止だというのでメルシーカードを申し込んだので、それ以来のメルマガ配信。)
博文館 伊東屋プレミアムレザー 2009 。
なんと伊東屋コラボで特製革装バージョンの同じ日記帳が!!!
100冊限定..。(ゴクリ)
販売ページにバーチカルウィークリー的な写真も掲載されていますが、これは間違いです。
他の手帳の販売ページとコピペを重ねて作ったのか、10年日記なのに「1年間美しく使えます」とか若干突っ込みどころ有りなのが惜しい。
この「プレミアム」装丁で能率手帳などの売れ筋商品もあるのですが、こちらは瞬速で売り切れてました。
10年日記のみ、モノがモノだけに(笑)しばらく大丈夫っぽい。
どえらい値段だけど、革装かつ三方銀加工(断面が銀塗り)という理想的な造りに仕上がっているようです。
なにしろ中身はあれだけ迷いまくったあのダイアリーと全く同じ~。
それに、革装なら、カバーつけたらどうだろうとか余計な雑念が最初から無用じゃないですか。
というわけで、もうこれは運命。と勝手に諦めて、さほど躊躇せずに買ってしまいました!
シボがありますがぴっしりと貼られた黒革はとてもカッコイイですし、銀塗りのコバがぴかぴかしていて顔が映るほどです。
上等な箱と、さらにお揃いで収納袋がついていて、布袋のマチが革製パーツになっており、銀で「2009」と記されています。
幅広のリボンタイプの栞はボルドー。
うーん、素敵。満足。
「うわーこりゃすごい。頑張りなさい。」
と夫からも激励を受けましたけれど、まあとにかくこれはどちらかといえば淡々と、今後10年の生活(家族や世間のことも含め)の記録として使っていくつもりです。
どちらかといえば「手帳の転記」「家計簿」に近い存在で、複数年の見渡しデータとして便利なこと中心に書いていこうかと。
私はあまり過去の手帳というのを見直したりしない性分なので損していることも多いのかもしれないし。
何が欲しいとかあれを買ったとかのような件でも10年積もれば面白いんじゃないかなあ。
体調の記録にも役立ちそう。
目標は1日3行以上。
1週間まとめ書き等々のオサボリが何度もあるだろうけれど。
ゆる~く、心身健康に、楽しいことをたくさん書きつける日々でありたい。
何が待ってるのかなあ。ドキドキするよ。
※2009年の綴じ手帳に関しては、他のもの買ってないです。と書いたけど、日記帳はノーカウントね!セーフだからね!
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2008.12.23
「趣味の文具箱」新刊とか、Lamyのabc万年筆とか。
発売日からちょっと遅れましたが本日、クリスマスっぽいお総菜(骨付きトリももにく大好きさ...)といっしょに買ってきました。
趣味の文具箱 vol.12。
もう12冊目か!
ここの文具系ムック本も、確実に棚占有率を高めてきました。
「趣味の文具箱」シリーズの刊行がはじまったくらいの頃と、自分の近年の万年筆熱が、ちょうど時期的にシンクロしているので。
だいたい5年間弱、といったところか?
こんな専門本もあるんだ~!と感動してそれこそ、初期の号の頃のモンブランやペリカンの特集なんかは、ちょっと表紙がクタクタになるくらい読み込んだ記憶が懐かしい。
(今も役立ってるよ)
やはりあの頃はこれらのブランドへの憧れと物欲も最高潮だったからね~。
いつか買う!と、教科書みたいにじっくり読んでた感じです。
というわけで、いつのまにかこんなに蓄積して12冊。なわけです。
今回、いままでになく「新製品カタログ」っぽい号だなというのが第一印象。
表紙の、デルタの青い軸をはじめとして、綺麗な色のものも多くて華やかです。
万年筆の新製品というのがこんなに多く紹介されるような年ってこのごろではあったかなあ。
盛り上がっているのは嬉しいですね。
デルタはまだ一本も持っていないので、いつか買うときが来るとしたらやっぱり、ドルチェ・ヴィータを最初に欲しい、と思っている私。
工房内部の写真(材料棚にオレンジ色の樹脂がぎっしり!)は眺めているだけでニヤニヤです。
愛好家の方々のものも含めて、ペンがうつっているたくさんの写真を楽しむことが出来ますけれど、何故か「結局いちばん美しいのは黒軸の定番的なやつなんじゃ?」という気持ちも起こってくる不思議。
万年筆特有の、堅実で静かな感じが好きなんですよね。
今回掲載の新製品群のなかでは、「所有したい」という気持ちが盛り上がるのは意外にも国産ブランドだったりします。
プロフェッショナルギアのスリムタイプ、綺麗な色がいろいろ出てて(青とか紫がいいなあ)値段もサイズも手頃だし。
あと、大型のキングプロフィットモザイクが美しい。赤でお願いします。←いったい誰に言ってるんだ!(ジャックバウアーの声で。)
あとは、レガンスの茶色軸にセピア色のインク入れたい。
という感じで、妄想だけは天井いっぱいに膨らませ、もくもくと年末にむけて歩いております。
皆さまも楽しいクリスマスを。
★バックナンバーです。(購入ページ)★
・趣味の文具箱 (vol.11)
・趣味の文具箱 (vol.10)
・趣味の文具箱 (vol.9)
・趣味の文具箱 (Vol.8)
・趣味の文具箱 (Vol.7)
・趣味の文具箱 (Vol.6)
・趣味の文具箱 (Vol.5)
・趣味の文具箱 (Vol.4)
・趣味の文具箱 (Vol.3)
・趣味の文具箱 (Vol.2)
・趣味の文具箱 (Vol.1)
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怒濤の"帰国後進行"な日々のため、買ってきたものたちをまだぜんぜん開封してなくて、あわてて、ホテルの売店で買ったクリスマス人形などを取り出しては部屋に並べています。
これも、いま開けた!
ラミーの子供用木軸万年筆、LAMY abcです。
(日本でも、通常品ラインナップではありませんが、分度器さんなど、輸入販売系のサイトで買うことが出来ますよ。)
シンガポールはラミーがどこの文具店にも揃っていて、通貨レート的にもこの時期とても安く買えました。
クリスマス割引をやってるお店では青しかなかったのでちょっと残念なんですが、だいたい2000円くらい。
前から、いつも買おうかどうか迷っていたものだけれど、お買い得なので思い切って。
木軸のやわらかな手触りですごく使いやすいです。
グリップ部のゴムもおだやかな凹みで持ち方をそれほどきっちり強制しない感じが良いです。
ニブはおそらくサファリと同じなんじゃないでしょうか。
手持ち在庫比ですと、サファリMとFの中間くらいで使い勝手あります。
フロー等も問題ないけれど、マイルドな書き味の奥底に若干シャリっとしたバリ感(??)があるのは、まあこの個体の愛嬌だと思います。
レジ脇から即買いして、試し書きもしなかったしね...そのうち使っていけばとれていくであろう予感。
木軸であること以外にペリカーノジュニアと大きく違うところは、キャップの気密性かもしれません。
放っておくだけでカートリッジの水位が下がっていくのでジュニアは大変だったのですが、これはきっちり密閉されている感じがキャップの抜き差しの度に感じるので、インクの乾燥は大丈夫そう。
なんと、購入時に黒カートリッジをまるまる1箱サービスしてくれたのでしっかり大事にしていかないとね。
ちょっとしたメモ書きやお絵かきに、気軽に持てる可愛い一本になりそうです。
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2008.12.21
12月から稼働開始。(ほぼ日手帳カズン)
ほぼ日手帳、両サイズ版とも2009年版で初めて使われる方々は、現在12月分のページは1日あたりが1ページを縦に2分割したハーフサイズなので、新年からのたっぷり量のページになるのが楽しみですよね。
この微妙に中途半端な12月の部分、カズン購入当初の計画では、年内の予定管理にはいっさい使わないつもりでした。
届いたときのレポートはこちら。
31個分の縦長スペースを生かして、年間を通じたリスト的なメモ
(たとえば、欲しい本やモノ、分野別の行動目標etc...を箇条書きしまくる)
にしたら結構便利に使えるだろうなということで。
今までの文庫判使用時にもそういう活用法でした。
年末ぎりぎりくらいのところでニヤニヤしながら開封しよう。
と思ってんですが!
実際のところ、今月に入って恐ろしい勢いで(旅の準備前後も含め)各種用件が押し寄せてきてちょっと方針変更。
複数日が連続するカタマリの中で進行状態を観察できつつ・Todoやメモをたっぷり書ける、ウィークリー管理的な場所が欲しかったのです。
この使い道には能率手帳のサイズじゃちょっとちいさい
:極細で超ミクロに書き込むことも考えたけどね!:
気がしていた...ので、思い切って12月1日よりカズン使用開始しております。
視点を変えて、この縦長な12月分のデイリーページを「見開き4日のバーチカルレイアウト」として考えると、たっぷりTodoを書けつつ複数日(一週間分とまではいかないけれど、見開き4日単位)を俯瞰できるという、意外な便利さがありました。
限りなく「幅広ウィークリー」的な使い方ですね。
さっそくかなりビッシリと書き込みをしてあります。
(さすがに荷物に入れてまで持ち運ぶ気にはならなかったので、旅中の1週間は留守番してもらいました。
......この先、国内の移動なら持っていく気になるだろうか?
空欄になったこの期間は、はじめの予定通りリスト系メモに転用の予定。
ひさびさのほぼ日の紙の感触、細字万年筆が好きになってからは特に、やっぱり楽しいなあと思います。
買ったばかりならではの「コリコリ度高めでひたすら細い」チョウチョ万年筆も、EFなのに長刀っぽくたっぷりした独特の筆跡になる146でも、平等に受け入れてくれる懐の深さがあるのが素晴らしい。
私がいままで試してきた各種手帳の中ではいちばん、モンブランのペン先と相性がいい(書いていて快感)と思うのです。
あと、ペリカンM800用に使ってるウォーターマンのブルーブラックインク、緑色になり過ぎない、明るくてしっとりした藍色で止まるのもいいなあ。
ハーフサイズな今のところでも、書いてて「足りない」ってことはないですが、かなり窮屈で、書き方に工夫のしようがない感じ。
ああ早くA5フルサイズになるときが待ち遠しい。
一応とっかかりとして、フランクリン・プランナーっぽい様式で使うことを予定しています。
目にも手にも慣れたレイアウトのほうが後日の閲覧も便利そうな気がしますし。
いずれの理想としては、こんな感じのびっしり度と、実りも多そうな活用をしてみたい...
この手帳の用紙であるトモエリバー、万年筆のインクがなかなか乾かないので、フローのいいペンで忙しく書いては閉じ..を繰り返していると反対側へ転写しやすいことが残念ながら要注意。
(でも現在のところ意外とそれで困ってない。
重い手帳なので閉じないから(笑)。あと、細字で書くことが多いからだと思う。)
と、以前も書きましたが、気をつけるべき点はまだあります。
必要以上にべたべた触らないほうがいいということ!
紙表面のきめ細かさのせいなのかわかりませんが、皮膚の汗とか脂分がかなりそのまま乗っかりやすいんです。
今はよくわからない方も多いかもしれませんが、夏場にそれを実感することになります。
(ある時、急に「滲む」とか「はじく」の症状が部分的に出たり、妙にヨレてきたりして、品質にばらつきがある紙だなあ、やめちゃおうかしらと思うかもしれません。
しかしそれはあなたの手のひらから出た:または食べこぼした:何かだ!)
書き込みしながら、反対側のページに手のひらをべったり載せたりしたくなるのは我慢するようにしてます。
めくるときもなるべく栞の力に頼ったほうが、年間を通じて均等な紙質を維持できるんじゃないかというのが、いままでのほぼ日手帳万年筆経験からの結論です。←すごくえらそう
方眼縮小による改定ショック(?)は文庫判ほどはないように思います。
カズンの場合若干大きく維持されているので、
自分なりにレギュラーな文字サイズの目安割合
(たとえば方眼3行につき、書き文字2行ベース、とか)
が身に付いてくればそれほど戸惑いもなくなるかな、と楽観的に捉え中。
カバーの素材はナイロンなので多少の汚れは気にしないことにしているんで(傘みたいなもんだし。)、むしろ1年がかりでそれなりの貫録をつけてやりたいですが。
でも、カバーONカバーが発売になったら、A5に巨大化した分だけ遊べそうだから買っちゃうだろうなあ〜。
革の誘惑もまた抗い難し。
2009年の綴じ手帳に関しては、意外なことに他のもの買ってないです。えらい。
"一番最初"に一番使いたかった能率手帳ゴールドと、この、ほぼ日手帳カズンを買ったことで、だいぶ物欲抑制が効きました。
「使わないかもしれない人を迎え入れてしまうのは"本命"に申し訳ない」
という考えが、通販サイトを目前に、購入ボタンへすべりそうになる手を止めるのです(笑)
来年もそうでありたい!
ちなみに、能率手帳ゴールドの方も使い始めました。
その話は、いずれまた!(続くのかもしれない)
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2008.12.19
「地球が静止する日」を観てきました。
前夜上映だとかで公開日より一日早く始まっていたので早速。
(まだみてないWall・Eと迷ったよ!)
公式サイト:映画「地球が静止する日」
キアヌ・リーブスやジェニファー・コネリーなど、キャラクター的に割と他の映画での既視感がある、お約束な感じの配役のように思いますが、だからこその期待も。
マトリックスを連想するような場面もあったなあ。
子役はウィル・スミスの実の息子さんなんだそうで。
光の球とか、それを使ってやってきた宇宙からの使者を迎える政府側の反応がけっこう執拗に、ヤな感じ(すぐびびって攻撃しまくったり、自己保身することしか考えてない)に描かれていて、いざというときの人間は本当にこういうイキモノなのかもしれないなあ、「外の人」から見れば滅ぼしたくなるようなあこれじゃ…とドンヨリ。
その一方で、人間にはこんな素晴らしいところもあるよ、という対比を入れることでこの物語が生きてくるんだと思いましたが、残念なことにその描写がちょっと印象浅いんです。
だから、最後のシーンになって「あ、そういうことで?」と考えている直後にエンドロールになってしまうという、終始大型のヤマのない筋立てなのが惜しい。
息子がなにかと拗ねている親子関係になっている背景とか、「使者」が人間の味方をすべきか悩むところ等々がサラっとしすぎているので、こういうのをもっとドラマチックに前面に押し出さないと、終盤のシーンがあんまり「効かない」感じがしました。
そんなわけですが、人間模様の描写が弱い分、VFXがかなり格好良かったので、まあ大画面で観ておいてよかったなとは思います。
宇宙から下りてくる光の球などの降臨シーンもかなり荘厳で美しいし、全てのモノを食い尽くす金属塵の大群もとんでもなくオソロシイ。
(もうあんなのがきたら逃げるのを諦めるね!)
ファンタジー系大作では必ず、といっていいくらいのWetaが制作しているというので、妖精とかクリーチャーものばかりじゃなくてこんなSFみたいなのも手がけるんだなあと思ってたんですが、金属塵の正体を知ってしまうとやっぱりここが作って正解なのかもしれない。
もうこれからしばらくは、何かの大群には近寄れないです。怖いよ~。
参考リンク:How Weta Got a Great Gort, and Other VFX Challenges | Studio Daily
↑Gortというのは、劇中、使者(クラートゥ)のあとに出てくる巨神兵みたいなやつ。無敵で硬いのだ!
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2008.12.17
シンガポールの旅特集用目次(主にSiggraphAsia2008)
**滞在中撮影の写真はこちら(flickr)**
●Singapore 2008
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<<関係している記事へのリンク。 2008.12.7-12.14>>
いわゆる旅行記はぜんぜん更新できませんでした...
年末だったしなあ(←言い訳)
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**今までの旅行記全目次はこちら**
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2008.12.16
帰ってきました。
月曜に無事、シンガポールより帰国しました。
向こうを深夜発・成田に朝到着の飛行機だったのですけれど、寝不足でふらふらしながら昼頃帰宅です。
空気の低温と乾燥がスゲー!!
ドドドド・・・という効果音をつけたいほど慌ただしい一週間でしたが、こきざみに飲み食いと小型観光をネジこんで結構楽しく過ごしてきました!
食べ物編やおすすめ娯楽編など適度にまとめた記事をそのうちちょっとづつアップします。
(写真だけは連日のようにウェブに上げていたんですけれど、やっぱりブログまでは書けなかったなあ~。)
写真の食べ物は、地元食のチキンライスです。
普段からトリ食べるのが好きなので、ガイドブックで眺めた時点でハマる予感がしていたのですが、見事に。
夫が仕事で外出の日は1人でフードコートに食べに行ってました...
ご飯もタレも生姜ベースだし、日本人にも食べやすい味だと思います。
(これ食べた次の日はお肌の調子が実によいのです!)
というわけで、空港で、出国前に食べおさめてきました。
本当は白い茹で鶏のほうが柔らかくて美味しいのですけれど、あいにく売り切れ。
これはローストした骨付き肉バージョンです。
ああまた食べたいなあ。
写真みてるだけでおなかすきます。
お盆の向こうにさりげなく(わざとらしく)置いてある紙袋の中身に乞うご期待。
珍しいものが、通貨レートのせいで実に安く買えました。
嬉しくてまだ開箱してないのだ。
ちなみに、シンガポールのいちばん栄えていると思われる区域の文具店(たいてい書店内に売場有り)では、万年筆は必ず「ラミー」「クロス」「パーカー」の3ブランドしかありませんでした。不思議だ!
でも、日本ではもう売られていないラミーアクセントや、日本でいままで限定として出ていたいろんな色のサファリが大量に売ってました。
私は、前から気になってた木軸のラミーABCを2000円くらいで買ってみたよ!
写真は撮ってないので後日に。
結局のところ、各ブランドいちばんたくさん売っててお得だったのは空港でした。
トラベラーズノートも、レシートやチケットやチラシ類の貼りものだけでほとんど最後のほうまで埋まりました。
表紙にホテルでいただいた絵はがきを貼り付けて、これにて記録終了。
お仕事的に近年内で再訪するかもしれないのでそのときは各種資料が役に立ちそうです。
そんなわけで、(火曜からみっちりとお仕事に打ち込む予定でいるので)帰国当日内で嵐のように荷解きと洗濯をほぼ終了させた自分をほめてあげつつ、いつものペンや手帳たちとの再会を楽しんでいます。
ひさしぶりー!
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2008.12.08
シンガポールに来ています。
マーライオンが元気に水吐き中。
といわけで、昨日夕方到着したのでした。
毎年夏に行っているシーグラフのアジア版、SIGGRAPH Asiaが今年から始まりまして、10日からシンガポールで開催されます。
こちらへの参加を中心に、諸々のお仕事をからめた上で約1週間滞在の予定です。
今日は午後から少しだけ時間を作って徒歩圏内で観光散歩。
休日だとかで、どこへいってもたいへんな人出です。
お仕事系ふくめて、いい感じの写真が撮れたら毎日Flickrにアップロードしていきますので、お時間がありましたらチェックしてみてください。
(今後忙しくなりそうなので、淡々と写真のみ更新し続ける可能性が大です。)
時差はマイナス1時間なので、アメリカの時よりもずっとラクです。
しかし、気温は30度くらいはあるし、蒸し風呂のような湿気です!
(実は、日本での最近の急な冷え込みと超乾燥気候に体調を崩しかけていたのでここはまさに天国...)
残念なのは今くらいは雨期だとかで天気の悪い日が多いとのこと。
きょうも一日ぱらぱら降ってました。
まあ日焼けの心配をさほどしなくていいから良しとします。
言葉はだいたい英語ですが、中国の人がとても多い国なので料理もそちら系の感じ(地元名物のチキンライスを早速食べました。ウマーィ。)ですし、テレビも中国語の字幕とか普通についてます。
左サイドバーにあるとおり当時もここに旅行記を書きましたが、4年前も別の学会で来てまして、ホテルも同じパンパシフィック・シンガポールに泊まっています。
4年前よりずっと近代的に改装されており、とっても綺麗な部屋で驚きました。
写真にうつってるマーライオンもちいさ〜く部屋の窓から見えます。
インターネットは有料ですが無線でつながります。
最近までトラブル続きだったMacBookはいまのところ調子よく働いてくれていて、ホッとしてます。
立地的には、コンベンションセンターとほぼ直結でシャトルバス要らずの便利なところなんです。
それ以外にも、巨大ショッピングモールが3つくらい集中しているど真ん中にあるので買い物に困りません。
先ほどもふらっと歩いただけで目の前に無印良品の巨大店舗が...
(いま現在、通貨事情が米ドルより過激なくらいに円高なので、換算すると日本円税込みよりちょっと安いくらいかも。
パッと見た感じでは看板含めて日本と全く同じ品揃えですが、あとでゆっくり物色してみます。
っていうか地元近所にもある無印みてる暇があったら他に偵察するべき店が山ほどありますよね!)
そんなわけで、いろいろ頑張ります。
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2008.12.05
MacBook、こんどは不眠に...(今のところ解決)
先日、突然バッテリーが機能停止になって、そこだけ新調したクロMacBook、すっかり回復してむしろ若返った感じ…だったのですが。
なんと今度は「スリープしない」という症状が出ていることに気づきました。とほほほほ。
電源入れてる最中、スリープさせようと思ってフタを閉じると、いつも寝息のように点滅する白いランプがずーっとつきっぱなし。
それどころか、数十秒ごとに「ベベーっ」とCDを吐き出すときの動作音がして、そのたびに(メニューから強制的にスリープにしても)覚醒し続けているのです。
これは参った。
再び「これじゃ出張に持って行けない」悪夢が~。
あと、これにともなって必ず出る現象としてBluetoothに「使用不可」表示が出ています。うーん。
BTマウスくらいしかつながないからこれ自体はいいんですけれど、とにかく「べべー」で不眠は非常に困る。
似たような事例を訴える人はいないか検索して調べてみると、解決法がほんとにいろいろでよくわからんのです。
単なる再起動で治った(!)人や定番的なリセットで復帰した人も多い一方で、ドライブを取っ替えたり数万円の修理代を払った人まで。
以下、今後の自分や、もうどうしていいかわからない人のための、ひとすじの光として書き留めておきます。
とりあえず、(私が)自力で出来るレベルのことは、ネットで調べては試し→しかし症状変わらず。の繰り返し。
ハード的な不具合だったらやっても仕方ないんだけどなあ。
と思いつつ、10.5の再インストールもやってみました。
アーカイブインストールじゃやっぱり駄目で、思い切ってクリーンインストールだっ。
たいして重要なもの入れてませんでしたけれど、こまかいソフト入れるのがメンドクサイので忙しい時にこれだけは避けたかった。
...と考えていたら終盤で、古いMacとFirewireで接続してデータ移しますかと訊かれました。
そうか、iMacとつなげばいいんだった。
これで、まっさらから簡単に(ほぼ)原状復帰できることをやっと思い出した~。
(TimeMachineとか全然設定してないのです。やったほうがいいかなあ。)
もう滅多に使わなくなったFirewireケーブルだけど、こういうときは速くて仕事も確実。頼もしいです。
(最新のMacBookにはついてないんですよね、1394のポート。どうやってデータ移行するんだろう。LAN経由?)
結果的に、これ(OSのクリーンインストール作業)で治りました。
ただ、OS入れ直した直後は、スリープ中の「べべー」サウンドの間隔がもっと短く、10秒おきくらいに出るようになって絶望。
しかし、ソフトウェアアップデートをどんどんやっていったら、いつのまにか直ったという..。
(統合アップデートが重すぎるので、iTunesなどの軽いデータのアップデートから手動で選んで入れていった。)
上のバーのBluetoothの表示が普通になったことで気づいたんですけれど、たぶん、AirMacまたはQuickTimeまわりのアップデートを入れたくらいの時。
(次にどうにかなったら、このあたりをアンインストール用のソフトで根こそぎ抜いてまた最新のを入れ直せばいいのだろうか?)
フタを閉じればちゃんと寝息リズムで点滅しつつスリープしてくれるようにもなった。
この時点でまだOSの統合アップデート600MB超が残っていたのだけれど、今はここでアップデートはやめることにしました。
これで症状ごと復帰してしまったら困るので、実験は出張帰宅後の12月半ば以降に継続することにします。
実は、再びBluetoothをいじってマウスをつなげてみたら症状再発して意識が薄れそうになったんですけれど、電源を切って外出し、数時間後に立ち上げたらまた直ってました。
とにかく、もうこれで懲りたのでBluetoothは「切」にして使わないことに。さよならマウス。
(「使用不可」が出てると機能は切ることすらできないので今のうち!)
とりあえずそれでなんとかなったのですけれど、根本的な治療にはなってないですよね~。
機器的に駄目なのか、ソフト的に駄目なのか、その両方なのか、私程度にはさっぱりわかりませんが。
だましだましって感じになってるのですけれど、心臓(バッテリー)だけは若くなったことだし、なんとか来週から旅に連れ出してみます。
ネットつながってテキスト打てればいいだけのことなので、こんなバクチができるわけですがともかく、祈るようなきもちでね(笑)。
駄目ならVaioC1だ...今ミニノート流行ってるし、案外いけるかも?
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2008.12.04
チョウチョの万年筆が届きました。
前回、母が譲ってくれたプラチナショートタイプの件のコメント欄で、後続モデルの"模様入り"版が半額で売られているとの情報を教えていただきました途端、なんだかマウスがすべりまくりまして...!
...気がついたらうちに宅急便がすみやかに届いていました。
2500円で金ペンが買えるって信じられん(涙)
ウェブ上の写真で眺めてお気に入りだった、蝶々柄ピンク軸を選びました。
すごく可愛いです!
しかも、触った感じは「プリントしてある」的なものよりちょっと上をいく、「しっかり盛られている」立体度があって、パッと見で七宝焼きとか象嵌みたいな印象があるといっても言い過ぎではない。
チョウの形がわりと古風で雰囲気渋めなのが好きです。
樹脂部分は、そんなに薄い色ではなくて、珊瑚色みたいな感じでしょうか。
植物みたいな模様が彫られたクリップといい、宝石のような多面カットが施されたリング部といい、女性らしい味付けが各所にしてあって。
シンプルに徹している古いほうのデザインと並べてみると、かなりバージョンアップされたことがよくわかります。
とにかく、思っていたよりずっと高級感があって、アクセサリーっぽいオーラが出ていることに感動中なのです。
昔からきっとお祝いなどの贈りもの用途にも重宝されたでしょうし、それがはじめての万年筆だったりする場合も多かったのでしょうけれど、もらったときの高揚感が(「元・女の子」として(笑))すごく想像できる。
なんて妄想をしつつ、先輩モデルと較べてみたのがこの写真。
グリーンのほうと、出ているペン先の大きさ自体がずいぶん違いますね。
(ちなみに、この根元のブルーブラック色が、超音波洗浄でも取ることができなかった、古いインクのこびりつきです。
樹脂内部に色素が入っちゃってる感じで、諦めました。)
チョウチョのほうはペン先がはえている根元がまっすぐに近くて、ペン先含めてプレピーと似ている感じがします。
書き味は、もういかにも「新品」という感じでコリコリに硬く、私の書き方に合わせたアタリ面が出てくるにはまだまだ時間が掛かりそう。
とはいえ、カスレなどは全く無くてくっきりと締まった、かなりの細字で出ます。
まあこれが本来の字幅なのでしょう。
書き味含めていかにもプラチナという感じで大満足。
母の万年筆も最初はこんな感じだったんだろうとは思うんですが、オブリークのペン先のようにかっちりと(磨り減った)角度がついていて、これに合わせた書き方をすると、モンブランやペリカンのEFとさほど違いのないくらいのボリュームのある、濃淡が付いた「大人の字の線」になります。
(これって国産万年筆のFではありえないくらい太いってことです。)
というわけで、あらゆる面が全く違うので比較のしようもなくて、チョウチョのほうには今回黒インクを入れて「先輩」といっしょに成長してもらうことにしました。
どうも最近、セーラーのブルーブラックの渋め色(ペンクリで川口さんに「この色が一番好きなんだよ」とおすすめされたインクです。極細字で書くと、限りなくくろい...)をも愛用しているせいか、黒インクにやっと抵抗がなくなりました。
むしろ、ロルバーンノートや能率手帳ゴールドみたいなイエロー系クリーム色の紙上に書いたときの感じは、青より好きになりつつありまして。
ほとんど自発的には買ったことのないインク色なのですが、万年筆購入時におまけで黒カートリッジがついてくるのでいつのまにか各種ちょっとづつたまってきてる感じ。
しかも、モンブランの149なんてボトルで同梱してくるわけなので、しばらくは備蓄分でクロはじゅうぶんです!
ちなみに、少々期待していた、古いほうに「チョウチョのパーツをつけかえ」は残念な結果に終わりました。
チョウチョのキャップは先輩モデルのほうには途中でつかえて入らず。
尻軸側のチョウチョは、つけることは可能なのですが、銀色の色味がキャップ側と全く合わない。
金属の経年変化なのか、使い込んでいるうちにすこし黄色みを帯びてしまってるみたいで、真新しいシルバー色とは違和感があります。
(逆に、クリップは金色めっきが薄くなってきていて、銀色に近づいてきているという...)
そんな感じの個性豊かな2本ですが、これはしっかりと大事に長く使っていこうと思います。
もうほんとに双方、書き味もサイズも手帳のチョイ書きに便利なのでね~!
「これで、今年最後なんでしょうね?」
とダンボーに不安そうに訊かれるも、自信無し。
むしろあらゆる件がラストスパート。
師走ですから!
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