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2008.12.23

「趣味の文具箱」新刊とか、Lamyのabc万年筆とか。

趣味の文具箱 12 (エイムック 1655)発売日からちょっと遅れましたが本日、クリスマスっぽいお総菜(骨付きトリももにく大好きさ...)といっしょに買ってきました。
趣味の文具箱 vol.12
もう12冊目か!

ここの文具系ムック本も、確実に棚占有率を高めてきました。
「趣味の文具箱」シリーズの刊行がはじまったくらいの頃と、自分の近年の万年筆熱が、ちょうど時期的にシンクロしているので。
だいたい5年間弱、といったところか?
こんな専門本もあるんだ~!と感動してそれこそ、初期の号の頃のモンブランやペリカンの特集なんかは、ちょっと表紙がクタクタになるくらい読み込んだ記憶が懐かしい。
(今も役立ってるよ)
やはりあの頃はこれらのブランドへの憧れと物欲も最高潮だったからね~。
いつか買う!と、教科書みたいにじっくり読んでた感じです。
というわけで、いつのまにかこんなに蓄積して12冊。なわけです。


今回、いままでになく「新製品カタログ」っぽい号だなというのが第一印象。
表紙の、デルタの青い軸をはじめとして、綺麗な色のものも多くて華やかです。
万年筆の新製品というのがこんなに多く紹介されるような年ってこのごろではあったかなあ。
盛り上がっているのは嬉しいですね。

デルタはまだ一本も持っていないので、いつか買うときが来るとしたらやっぱり、ドルチェ・ヴィータを最初に欲しい、と思っている私。
工房内部の写真(材料棚にオレンジ色の樹脂がぎっしり!)は眺めているだけでニヤニヤです。

愛好家の方々のものも含めて、ペンがうつっているたくさんの写真を楽しむことが出来ますけれど、何故か「結局いちばん美しいのは黒軸の定番的なやつなんじゃ?」という気持ちも起こってくる不思議。
万年筆特有の、堅実で静かな感じが好きなんですよね。

今回掲載の新製品群のなかでは、「所有したい」という気持ちが盛り上がるのは意外にも国産ブランドだったりします。
プロフェッショナルギアのスリムタイプ、綺麗な色がいろいろ出てて(青とか紫がいいなあ)値段もサイズも手頃だし。
あと、大型のキングプロフィットモザイクが美しい。赤でお願いします。←いったい誰に言ってるんだ!(ジャックバウアーの声で。)
あとは、レガンスの茶色軸にセピア色のインク入れたい。

という感じで、妄想だけは天井いっぱいに膨らませ、もくもくと年末にむけて歩いております。
皆さまも楽しいクリスマスを。

★バックナンバーです。(購入ページ)★
趣味の文具箱 (vol.11)
趣味の文具箱 (vol.10)
趣味の文具箱 (vol.9)
趣味の文具箱 (Vol.8)
趣味の文具箱 (Vol.7)
趣味の文具箱 (Vol.6)
趣味の文具箱 (Vol.5)
趣味の文具箱 (Vol.4)
趣味の文具箱 (Vol.3)
趣味の文具箱 (Vol.2)
趣味の文具箱 (Vol.1)

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LAMY abc LAMY abc

怒濤の"帰国後進行"な日々のため、買ってきたものたちをまだぜんぜん開封してなくて、あわてて、ホテルの売店で買ったクリスマス人形などを取り出しては部屋に並べています。

これも、いま開けた!
ラミーの子供用木軸万年筆、LAMY abcです。
(日本でも、通常品ラインナップではありませんが、分度器さんなど、輸入販売系のサイトで買うことが出来ますよ。)

シンガポールはラミーがどこの文具店にも揃っていて、通貨レート的にもこの時期とても安く買えました。
クリスマス割引をやってるお店では青しかなかったのでちょっと残念なんですが、だいたい2000円くらい。
前から、いつも買おうかどうか迷っていたものだけれど、お買い得なので思い切って。

木軸のやわらかな手触りですごく使いやすいです。
グリップ部のゴムもおだやかな凹みで持ち方をそれほどきっちり強制しない感じが良いです。

ニブはおそらくサファリと同じなんじゃないでしょうか。
手持ち在庫比ですと、サファリMとFの中間くらいで使い勝手あります。
フロー等も問題ないけれど、マイルドな書き味の奥底に若干シャリっとしたバリ感(??)があるのは、まあこの個体の愛嬌だと思います。
レジ脇から即買いして、試し書きもしなかったしね...そのうち使っていけばとれていくであろう予感。

木軸であること以外にペリカーノジュニアと大きく違うところは、キャップの気密性かもしれません。
放っておくだけでカートリッジの水位が下がっていくのでジュニアは大変だったのですが、これはきっちり密閉されている感じがキャップの抜き差しの度に感じるので、インクの乾燥は大丈夫そう。

なんと、購入時に黒カートリッジをまるまる1箱サービスしてくれたのでしっかり大事にしていかないとね。
ちょっとしたメモ書きやお絵かきに、気軽に持てる可愛い一本になりそうです。

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コメント

いやあ、本当に万年筆の世界は奥が深いというか、
「どんなに数をそろえても、まだまだ欲しくなる」というのは、
他の文具では中々味わえない心境ですよね。
私もデルタのドルチェビータは1本欲しいと思っています。
あの色は格好いいですよね!

abcはいつ見ても可愛いですね!
色々数をそろえてるうちに、その中の1本に入っていきそうで…
またこうやって欲しい万年筆が増えていくのが怖いですね(汗)

投稿: kanibeam | 2008.12.23 21:11

kanibeamさん、デルタの前にまずはペリカンのホワイトトートイスいきましょうよ。(と、追い立てる 笑)

ドルチェかっこいいですよね。
オレンジ軸の色味と、シルバーリングのデザインが実に素敵だなといつも思ってます。
アウロラのオプティマもそうですが、イタリアの万年筆はどれも本当に美しくて、物欲に駆られるものばかりです。

投稿: ほしの | 2008.12.23 23:30

I love the pictures in your blog. I wish I could read the writing! I found your images via flickr! Have a lovely day.

投稿: Kim | 2009.01.15 08:19

Thank you very much!! :)

投稿: ほしの | 2009.01.15 14:02

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