「天使と悪魔」を観てきました。
私は、映画の半券だけのスクラップブックを作って昨年から貼り込みを開始してるんですが、これを開いてみると前回映画に行ったのはちょうど4ヶ月も前の007だと気づいて、月日の流れる速さにびっくり(と、がっくり)です。
というわけで、久々に先日行ってきました。
・天使と悪魔 - オフィシャルサイト ←冒頭から音有り
ダ・ヴィンチ・コードの続編(といっても共通の登場人物は「教授」だけのシリーズもの)ということになります。
いや~とっても面白かったですよ。
前回と同じく宗教と歴史が深く絡んだ謎解き話なのですが、これに科学が(設定自体は素人目にも「こんな現象あり得るのか?」的な疑問が最後まで大きいのだけど..)加わって、一作目とはちがう雰囲気になってます。
そして今回の謎ネタ元はダヴィンチでなくガリレオです。
ローマやヴァチカンのあちこちの教会や広場を駆け回る設定なので、なんだかちょっとした観光ガイドを眺めているよう。
CGも多いのでしょうが、スクリーンからも荘厳な風景がたっぷり楽しめるようになっていて、これだけでも映画館でみてよかったです。
あと今回も、教授+女性のコンビで動き回る設定なのですけれど、女性のほうが前回よりは地味目な助手的存在であまり印象がないのが残念かも。
(というより、ユアン・マクレガーが主役なのかなあ今回は。)
どの登場人物も、いい人・悪い人の分類が、予想のつかないような展開でひっくり返され続けて、最後まで楽しめました!
ただ、このストーリー、ダヴィンチコードのときも宗教を冒涜している云々と相当批判が出たそうなのですが、今回もまさに
「こんな映画作ったら怒られないのかなあ」と、心配になるような型破り展開。
娯楽映画として飽きさせないという意味では王道をいってるストーリーではありますが、生活文化や人生にこの宗教が深く根付いている人がこの映画を観たら少なからず心がいたむんじゃないかなという件はやっぱり考えてしまいますが、どうでしょう..。
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ちなみに、「映画の半券スクラップブック」は、クオバディスのExecutiveの手帳に毎年ついてきていた同サイズのアドレス帳を活用。
近年、住所録はパソコンで管理しているので、まっさらなままのを3冊くらい持ってるかも。
これが全部チケットで埋まるのに何年かかるか想像も出来ません...
月別の光熱費系の内訳なども、これまたExecutive純正の横罫メモノート(わざわざクオバディスのサイトで買ったけど薄い割に高くて全然使ってなかった。)に「1年/見開き2ページ」で一覧にまとめています。
何が言いたいかというと、これらを二冊あわせにして使っているので、赤革カバーは、手帳本体の使用休止後も、ちゃんと活用されているよという話。
チケットページにしても光熱費一覧にしても、度々ひらいてみる割には1年あたりの消費ページ数が少ないので、これはもう一生モノで運用できそうなペースです。
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コメント
つい昨日、小説版を読了しました(^-^)
「う~これが映像化されてるのか…ふぇぇぇ…」と、恐れおののいた次第。映画館が無理なら(←相方が苦手なジャンルにつき)DVD借りて見ようと心に決めてます。
プチ情報ですが、「物理学者とともに読む「天使と悪魔」の虚と実 50のポイント」というサイトで、創作と事実ポイントが解説されていて、結構面白いですよ。小説版も読まれた後に、アクセスしてみてください(^-^)
投稿: やまかつ | 2009.05.29 01:21
やまかつさん、下記URL、twitterにて補足頂きありがとうございます。
・物理学者とともに読む「天使と悪魔」の虚と実 50のポイント
http://nucl.phys.s.u-tokyo.ac.jp/hayano/angles_and_demons_fact_vs_fiction/FACT.html
興味深い!小説も早速読むつもりです。
(ダヴィンチコードも愛蔵版で買って持ってるんです~。)
今回、CGの力をかなり借りているせいか、「科学」の部分もけっこうわかりやすく視覚化されているんですよ。
物質生成の様子などは大画面を駆け抜ける粒子の動きにこちらが酔っぱらってしまったくらい。
投稿: ほしの | 2009.05.29 02:01
最近はやりのシネコンのため、完全予約制なのですが、チケット予約が直前になり、
前から5列目になってしまいました。
首が痛かった(涙)
が、おもしろかったので、再度レディースデー(水曜日)に予約していきます!
原作はダ・ヴィンチ~の直後に読んだので、犯人が誰だかすっかり忘れてましたよ。
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投稿: yuru | 2009.05.29 08:49
私もちょっと前過ぎたので目が泳いでしまいました~。
この映画は席を後ろにして視界に確実に入れないと疲れますよね!
もう一回くらいは私も落ち着いて観たいんですけれど、羨ましいです。
あ、あと、コメント最後の行が微妙にネタバレしてたから(笑)私のココロだけに公開しておきましたほんとにゴメンなさいね~
投稿: ほしの | 2009.05.29 11:09
原作小説はもっと驚きですよ。「えっ、教皇が○○だって!?」と、カトリック界の方々の逆鱗に触れそうな設定になってます。そこも入れたら盛り込みすぎになっちゃいそうだし、映画では完全にカットされてます。『ダ・ヴィンチ・コード』の映画も、宗教界に配慮したような設定変更がありましたね。
投稿: raven | 2009.05.30 09:36
こんにちは。
こ、これは原作読まなければ....!
劇中での謎解きは、わりとギリギリながらもテンポ良すぎる感じもしたので、もう少し歴史的詳細も知りたいな~(あとから調べてみよう...)と思った部分も多かったのです。
投稿: ほしの | 2009.05.30 10:19