« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »
2009.06.26
都会でみてきたこまごま(手塚展や字幕学習ソフトなど。)
初日にしてiPhone 3GSに切り替えた話が続々と入ってきていて、
(私が読んでるブログやtwitterのなかの人はもともとそういう傾向がすごく高いからなんだけど...)
S無しiPhone歴一ヶ月の私はしずかにぴくぴくしながらレビューを読みあさっています。
な、泣かないぞ!
実のところむしろもっと早く、少なくともeverybodyキャンペーンがはじまった2月くらいから契約してれば良かったと思ってますよ。
スタンドに立てかけてる風景がすっかり視界に慣れたせいもあって、毎日触るのが普通になってますから。
携帯を一ヶ月引き出しの中に放置なんてしょっちゅうで、それで全く支障なかった過去を考えればたいした進歩です。
ちなみに、"デスクトップが目の前にある"という状況でありながら、最近最も立ち上げることの多いiPhoneアプリは「通貨コンバーター」です。
海外サイトの通販のページを眺めつつ、ポンポンと日本円に換算しては夢から醒めたり物欲を深めたりしていますが、かなり多くの通貨が登録できるのでとても実用的なのです。
無料なので、お買い物好きな方々にはおすすめです。
ちなみに、Twitterクライアントは、Iconfactory謹製のTwitterrificを愛用しています。
無料版もあります。いちばん上に広告行があるだけです。
インターフェースデザインが素晴らしい(ポイントしたときに両サイドから電光が漏れる、あの感じが特に。)だけでなく、新着でピヨピヨさえずる可愛らしさが!
レビューにあるとおり現状、OS3.0になって日本語入力がちょっとあやしいんですが、キーボード設定で絵文字をONにしているとそうなってしまうみたい。
(滅多にiPhoneから書き込みなんてしないんだけれど、これで評価が下がるのは勿体ないので早く直らないかな~)
ちなみに、カバーはもうひとつ、このシリーズのが半透明で綺麗なんでどれか(できれば赤で)欲しいんですが.....Amazonでもたまーに入荷していて、「おっ」と一瞬迷ううちにいつも品切れている人気商品。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
会期終了前日というギリギリさでしたが、両国の江戸東京博物館で「手塚治虫展」を見に行ってきました。
私たちが出る頃には入場制限が始まっていたくらいに大混雑になっていたけれど、行って良かった!
漫画の生原稿だけでなく、アニメの絵コンテやキャラクタースケッチ等々含めた膨大な量の直筆品が展示されていて、精密な手描きの迫力に、ほんとうに圧倒されました(涙)。
それらの多くが掲載された素晴らしいカタログ本は即買いしましたが、やはり間近で実物のインクによる筆跡を眺めるのとでは、出てる空気が違うから較べものにならないかな~。
とにかく暑い中、はるばる都会まで出た甲斐がありました。
写真は、唯一撮影用に許されていたアトム像。
このうしろのほうに入場客の長~い列が!
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
帰りに秋葉原を経由して帰ったんですが、これまた激混みのヨドバシカメラで、今までネットの画像で騒ぐしかなかったいろんなものの実物の数々を初目撃して興奮しました。
あのポメラの新色を(それどころか、この製品自体を初めて!)みたのですが、可愛いですねえ。
この青は好きです。
白以外は指紋が目立ちまくりでしたが、朝から何百人もが触ったからなんだよね?
打ち心地は、まあまあ。
たためる携帯性を考えると重厚感は期待できないのはわかっていましたが、打鍵圧強めな私には思ったより「しなる」感じが。
ただし、畳んだときのコンパクトさはすごいと思いました。
ここまでの大きさだったら本当に「どこにでも」持って行けるし、実際のところコレだけで済む用事も多い気がします。
軒並み電池切れだったので稼働状況が試せなかったのが非常に残念。しくしく。
マウスに電子辞書にとエネループ電池がじわじわと増殖している身辺なので、これで使えばきっと便利だろうなあ。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
さらに、発売したばかりだという超字幕シリーズも大きなコーナーが設けられていて、スタッフの人が一生懸命説明してました。
これ、ちょっと前に知って以来、興味ありまくりのソフトです。
(残念ながらWindowsのみ対応です。)
USBメモリの中に、映画が省略なくまるっと一本入っていて、セリフそのまんまを、対訳字幕を出しつつ学習することが出来る英語教材になってるんですよ。
(もちろん鑑賞だけのモードに切り替えられるので、DVDドライブがないパソコンでも映画を楽しめる)
体験版をダウンロードして試したんですが、ひとセリフごとの反復やポップアップ辞書やブックマーク等々、システムがとてもよくできていてすごく便利に勉強できそう。
普通の映画から言葉を取るわけなので、ちゃんとした英語教材のように「訛りなく滑舌はっきり」ばかりでないであろう、実生活にごく近いペースの会話も多いことがかえって実用的な気がします。
ちなみに、体験版は「フォレスト・ガンプ」のあの有名なセリフ、「人生はチョコレートの箱みたいなものだって」のところが入っています。
動作確認を兼ねて一度お試しになってみてください。
映画のラインナップは今後続々と増やすということなので、しょっちゅうシリーズ一覧をチェックしています。
新しめの作品じゃなくてもいいので、好きな映画でどんどん出てくれることを願っています。
下の記事が参考になるかと思います。
・「超字幕」を使ってトランスフォーマーからビジネス英語を学んでみた - GIGAZINE
どんな映画にも、ビジネスに役立つ(という方向性の)説明がついている点は驚きですが、DVDでも日英どちらかの原語でしか字幕を出せないわけなので、これはぜひともいくつかお気に入りのものを買ってみたいと思ってます。
トランスフォーマーもかなり上位に欲しいですがとりあえず、7月に出るという超字幕/オーシャンズ13は購入決定です。
CATVでしょっちゅう放映されているのですけれど、英語字幕でも観たいがためにDVDを買おうと思ってたので、ちょうどよかった~。
(私のようなマニアのためにも、11と12をなんとかお願いします。)
実は私はオーシャンズ11のほうをシナリオ対訳本で買ったばかり。
(Amazonのマーケットプレイスで本を買ったのはこれが初めてだったんですけれど、それくらい必死に欲しかった!)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
これはまだ発売前だけど、話題のオリンパスのE-P1、これだけ小さくなればいよいよ一眼が欲しくなるのかもしれない。
↑値段をみないで言っています。言っているだけですから!
画像で見る限りでは、ホワイトにベージュの配色のやつがすごく素敵じゃないですか。
壁紙までダウンロードしてしまいました。お店で眺めるのが楽しみです。
銀+黒がカメラっぽ過ぎるのに較べると、この可愛さは惹かれるものがある…
と思っていて気がついたのですが、三日に一度は使うほどに愛用の折り畳みステップと配色が全く同じなのです。
うーん。
「おしゃれなパリ風」って言われて買ったの(だけれど脚立)とお揃いなのかー。
....ますます気になる!
[日々のこまごま] | 固定リンク | コメント(4) | トラックバック | ↑top
2009.06.20
「トランスフォーマー/リベンジ」を観てきました。
19日夜の先行上映で観たのですが、入り口で「世界最速先行上映に来場の認定証」カードをもらいました~。
日本がいちばん公開日早いんですね。
・映画「トランスフォーマー/リベンジ」オフィシャルサイト
前回よりスケールが桁違いに巨大になって帰ってきた!って感じです。
ロボットの数が多すぎてどれが敵なんだか味方なんだか判別しにくい~(でもなんとなく形とか色味でわかるか。)
とにかくものすごい勢いで画面の中を飛び回り変身しまくりながらの戦闘場面に圧倒されっぱなしの二時間半でした。
あまり前のほうの席に座ると眼球が疲れると思います..
やっぱり今回もバンブルビーがいちばん好き。
よくみると、ロボットなのにかわいらしい童顔だし。
(サムが)大学の寮に入るから連れて行けないと言われて、目パーツから液体をじょぼじょぼ噴きだして落ち込んじゃうし。
...というような感じに、主要な登場ロボットにはちゃんと人間ぽいコミカルなキャラクター付けがされているのが面白いです。
オーシャンズシリーズにもいましたけれど、ヒマさえあれば喧嘩ばっかりしてる双子(だけど、いざというときの仕事はそつなくこなす)ロボットとかも、いいなあと思いました。
それほど時間が経っていない設定だし、登場人物も敵もつながっているので、1作目はぜひ観たほうがいいです。
(いまもテレビ放映のをみながら書いてます)
だからこそクスクス笑えるセリフも多いし、某おじさんが今回も同じことやりつつ大活躍するし、気付くか気付かないかレベルの超チョイ役でウンパルンパの人が出て来て唖然としてしまったし..
という以外にも、ロボットたちの闘いの歴史背景や因縁などがより詳細に説明されているので、今になって1作目を観るのもなるほどこういうことだったのかという感じ。
深刻に地球の危機なストーリーだというのに、唐突っぽく感動やロマンスのシーンを散りばめつつ、PVやCMかのような清潔感あふれたドラマチックな絵作りがお約束なので、不思議と「負ける気がしない」のがマイケル・ベイの作品。
女の子達もみんな可愛すぎる...
曇天の下で人間側がロボットにやられすぎて、もうダメかも.....とこちらも落ち込んでしまう「ターミネーター4」と違って、トランスフォーマーは空が青くて綺麗すぎるんだよなあ(笑)
ロボット大量投入して激戦の割にはわりとあっけなく終了した感もあるので(というより、長時間みているうちにこちらの脳が迫力に慣れてしまったのかもしれない。)、たぶんまだ続きは来ると思います。
サムとミカエラ以外の人達の今後も知りたい..。
次もあんなに、いやあれ以上ロボットが出て来たらもうわけがわからんです。
Amazonなどで既に大量に新種のフィギュアたちが登場しているところをみると、ロボットが多いというのはやっぱり玩具業界的においしいんでしょうか。
終盤に近い場面、そこらじゅうの重機を吸い込んで身体パーツにしながら巨大ロボットになっていく変身過程がすみずみまであまりにも緻密で、目に栄養をいただいた感じ。
こういう動きを考えて立体に組み上げる人ってすごいわー。
続編、その続編とどんどん出て、CG技術の進化に比例してものすごいロボットが出て来そうです。(わくわく。)
詳細な資料が多いのでなるべく今作鑑賞後のほうがいいかもしれませんが、おすすめは、マイケル・ベイ監督のmichaelbay.com。
ブログには、プロモーションの様子や劇中の美麗な画像やメイキング動画が大量に上がっていて、ほんと、楽しめます。
[映画・テレビ] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック | ↑top
2009.06.19
iPhoneをアップデートしました。
あまり朝っぱらからつなぐと混雑で途切れたり遅くなったりの失敗がこわかったので、他人様の早々のレビューを横目に見ながらおやつどきまで待機していたiPhoneのOS3.0へのアップデートです。
しかしとりあえず、前日のうちにMMS用のアドレスは"わかりやすいの"に変更完了済み。
(パスワードみたいな乱数っぽい文字列+@softbank.ne.jpで既に割り当てられているんですが、変更が可能です。
私はこちらをみてPCから設定をしました。
iPhoneからは、ソフトバンクのページの中段「MMSについて」にリンクされている取説PDFに詳しく書いてあります。
メール設定用のパスワードは契約当初にSMSで来たものだとかで、最初は探しまくりましたよ!)
そして肝心の更新自体は拍子抜けするほどすんなり終了です。
文字列のコピペが出来るというだけでこれほど感動するとは思いませんでした(笑)
とても直感的にできるので取説要らずですね。
異なるアプリ間やウェブの文字列等々もいけるので、情報のとりまとめに役立ちそうな感じがします。
「本体を振って取消が出来る」というのは、キー押したほうが速い気がするのであんまり便利だと思わなかったのですが、これも面白い。
入力時にほんのちょっと動作がもっさりするようになった気がするのは、速くて強い新機種を考えると仕方ないのでしょうか、やはり。
アプリによっては前OSから出来ることではありますが、メールやメモに横長キーボードが装備されたのは有り難いです。
キャプチャ画像、「横書きも出来る」んじゃなくて「横倒し打ちも出来る」が正解か。
少しでもキーの面積は大きいほうがいい!
どうも携帯慣れしてないせいかフリック入力はわけがわかりませんので、QWERTYキーでポチポチ頑張るうちに最近はけっこう間違いなく打てるようになってきたんですね。
親指の最も標高の高い位置で、どこを触れればどのキーが反応する、というピクセル単位の馴れを修得していけば、もうすこしスピードが上がるかなあというところ。
文字入力、Touch(第1世代)を使いはじめた時はイライラするほど出来なくてお手上げだったのに、どうしてiPhoneだといくらかまともになったのか考えてみると、意外にもキーのクリック音が外部スピーカーから出てくれるのが原因であるように思います。
打つ度にペケペケ鳴るのでOFFにしている方も多いと思いますが、これでなんとなく打鍵タイミングをアナログっぽく掴めている感じがするんですけど..。
もちろん、疑似的に打ち込み感を出しているだけで、キーがボタン型に出っ張っているわけではないので、集中力が落ちると途端に効率が落ちてきますし、キーを凝視しすぎて疲れます..
ほんと、こればかりはアドエスのスライド式キーボードが恋しいのですけれど、iPhoneでブログ書くわけでもないし(そういう器用な人はいるかもしれないけど..)、割り切った用途で書き込むしかありません。
いつか、Bluetoothのモバイルキーボードが対応するようになって欲しい!!
あと、新機能で加わった「ボイスメモ」は使ったことはないんですが、画面のグラフィックの綺麗さについつい立ち上げてしまうんですよ。
ほんと、Appleはこういうの巧いなあ。
MMSで自分のパソコンに言葉を送ってみる実験もうまくいったのですが(とっても便利だね~)、ここでつまづいたのは、肝心の通常メール(@i.softbank)送信が出来なくなってしまったことです。
何か設定いじってしまったのか、勝手に変わってしまったのか、とにかく突然に。
「メールを送信できません 送信者アドレスが無効でした」
という表示が出て、メールチェックも詰まるようになりました。
このエラー表示を検索ワードにしてネットで調べてみると、メールの設定を直すといいようです。
以下、3.0での入り順ですが、
「設定」からアカウント→「iPhone」のところに入り、送信メールサーバ(SMTP)→プライマリサーバ → で(デフォルトではオプションになっている)送信メールサーバの「ユーザ名」と「パスワード」をきちんと書き込むと元に戻りました~。
(受信サーバのところに入れてあるのと同じ、契約時にもらったメールの設定書類に書いてある文字列ですね。)
というわけで、今や私が知っているMacな方々はもう皆さん、Sを購入決定してホクホク中なのがすごい。
その反動(?)なのか、私としては、まー当分新機種は我慢するわけだから、数百円のアプリをいくつか、くらいはいいかな..!とつい考えてしまう。
それどころかカバーを着せ替え用で買い足そう、とかAmazonのページを眺めているわけで...。
困りますね、ほんと。
[モバイルのこまごま] | 固定リンク | コメント(12) | トラックバック | ↑top
2009.06.15
MDノートを使いはじめました。
これまではずっと、飽きもせずマルマンの文庫サイズノートを使い続けてきました。
伊東屋や丸善に行くたびに一冊は買って帰っていたので在庫もかなりありまして..。
今回、ちょうどキリよく使い終わりの時期を迎えたので、ようやくストックしてあったMDノートブックの文庫サイズの袋を開けました。
最初はメモ帳として使いやすそうな方眼から。
土橋さんのレビューを読んですぐさま無地をゲットし、その後しばらくして、方眼も発売されたと聞いてもちろん買いに行きましたよ。
ぴっちりとビニール袋に入ってるし、本体は薄紙に大事そうにくるまれているし、タイトルシールのオマケも入ってます。
これほど"未開封のときからウキウキできる"ノートってあるでしょうか。
表紙の紙は思っていたよりずっと厚地で、そのまま1枚で問題無く使えそうなほど頑丈な感じ。
パラフィン紙を微かにカサコソ言わせながら開くと
(ノスタルジックでいいですねえ。今は革カバーに入れてますけど、名残惜しくてこの薄紙と一緒に差し込んじゃってます)、
まず驚くのは、新品にもかかわらずぺったりと水平に開ききる製本の良さ。
すっかり気に入ってしまいました。
方眼は、よーく見ると上部が空白になっていて原稿用紙の「升目」のような和風さも出ています。
線色もごく薄いし、2行(列)おき・10行(列)おきに外側に打たれたしるしも、自分で枠線を引いて使う時に便利そう。
方眼は端まででなく、1センチ弱の幅の空白地帯がぐるりと設けられています。
このスペース、一見なんとなく無駄なような気もしますが、こういうところにこそ気が向いたペンの試し書きをするとか某手帳のように名(迷)言を書いてみたりとか等々のラクガキ用に使えてしまいそう。
マルマンのノートもそうですけれど、欄外が大きく取られているノートって好きなんです。
紙質についてですが、同じ「MD用紙」を使っているというトラベラーズノートは、既にリフィル4冊を消化しているにもかかわらず、書き込んだ体験は相当少ないといえます。
(旅先でひたすら貼り付けてばっかりだから。)
ボールペンや鉛筆でも滑らずに細かい書き込みがしやすい上、紙らしい凹凸感がちゃんとついているので、スケッチなどにも向いてそうだなあといつも思っていたのです。
MDノートも、紙色はベージュ色ですが、書いたてごたえは同じ感じ。
マルマンカバーノートほどスベスベではないですが、ツバメのフールス紙ほどシッカリの凹凸でもない。
薄さや滑らかさを重視する傾向の「手帳の紙」というよりは、どちらかといえば、触感や耐久性も気にする「本の紙」に近い属性じゃないでしょうか。
細字傾向のペンで書いていると、ショワショワとちいさな音がして、手にも紙の繊維感が僅かに伝わってきます。
紙自体にしっかりした厚みもあるので、これもかなり、書き心地に作用していると思います。
着地に対する、ペン先のアタリが柔らかいんですね。
好みが別れるところかもしれませんが、描線もしっとりとした雰囲気(言い方を変えれば、インクによっては、細字でも"滲む寸前のふわっと感"が出やすい。)になります。
インクの裏抜け具合については、何故かこれはコミミに挟んでいたとおり、トラベラーズノートと全然違って、ちょっと残念な結果になりました。
そしてこれも噂をきいていたのですが、(同じMDノートの無地や横罫線より)方眼は裏抜けるみたいです。
上記リンクの土橋さんの記事中でインクテストがされていますが、トラベラーズと無地MDでやってみたところまったく同じ様子になりまして、この紙はOKだと思ったのですが、方眼だと少し厳しいのです。
「わりとスタンダードなメーカーの、青緑系--青--青黒(BB)系」という、世界が限られた私の所持インクのなかでいうと、
★モンブラン,ウォーターマン,ペリカン等々の海外ブランドの基本的ブルーインク = ほとんど裏抜けない。古典BBはもちろん抜けない。
★上記ブランドの上記色以外のインク(ターコイスや染料系ブルーブラック) = 気になる人は気になる程度に(線端などが)うしろに抜ける。私はこれくらいなら「味」だと思って楽しめますが。
★パイロットやセーラーなどの国産メーカーのインク = 上記よりもっと裏抜け程度が大きくなる。表側でも、線から少しヒゲが出るくらい滲むインクがあるのは困ったなあ。
いずれも、細字~中字程度のニブ範囲で書いてこんな感じです。
幸いにも、私がメインで使う度合いが大きいインクほどこのノートには耐性があるようで!それが幸運でした。
しかしとにかく、書き心地は大好きです。
ほどよくサリサリ感のある筆記が得られるのに細字でも埋もれない繊細さ、コシがあってペン先を柔らかく受け止めるクッション性やインクの吸収性、これまでになく私のツボと一致。
多少の裏抜けも個性として大事にしてやろうじゃないか。と思えてしまうほど。
完璧に守れるとはとても思えませんが「目先の新製品を買うよりはまず在庫消化!」を肝に銘じて以来、最近はメモ帳の稼働率が上がってきているので。
このノートも夏(あと2ヶ月くらい以内)には使い終わっている計算なのです。
方眼と無地に差がある理由がよくわからないのですけれど、次は横罫、そして無地、と印刷要素を減らす方向で(笑)使いすすめていけばいいのかな?
A5マニアとしてはこのサイズでもレギュラー使いしたい!
というわけで、しばらくはMDノートと楽しくおつきあいできそうです。
[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント(4) | トラックバック | ↑top
2009.06.11
水出しコーヒーを(今年も)はじめました。
わりと最近まで存在すら忘れかけていたのですが、先月、食器棚の奥で再会して以来毎日稼働中の水出しコーヒーポットです。
粉入りのストレーナーを夜、水に浸けておくと朝食時には美味しく出来てますので、麦茶並みに簡単便利なのでおすすめです。
下記リンクは昨年の購入時の記事です。だいたい同じくらいの時期に飲みたくなるようで(笑)。
水出しコーヒー、はじめました。
安い割に美味しかったので昨シーズンに使いまくっていた挽き粉が、もう近所ではどこにも売ってません。
それまでホットで愛飲していたカルディの「マイルドカルディ」は、アイスにすると少々深みが足りなくなる感じ。
カルディにアイス用の粉も売っていて、試飲させてくれると確かに美味い。
しかし、日々欠かさず作り続ける場合、もう少し「普段飲み」用はコストパフォーマンスを抑えるのがベストな気が。
アイス用はけっこう量を使うんですよね。
氷を入れるので、濃いほうが美味しいし。
そんなわけで、スーパーでお買い得な「400グラム・398円」あたりの水準を中心に順番でいろいろと試してみるのが楽しい。
そんな中で、おおっ、これはなかなかウマい。というものに出会うと、「1000円未満のワイン(もちろん大瓶)で当たりを見つけた」的な喜びと共通するものを感じる....のは私だけ?
マイルド系よりコクや苦みを特徴にしている調合のものを選ぶとさほど失敗しませんし、買い貯めた粉袋は冷凍庫で保管してます。
タリーズコーヒーのHPには今年もこのポットが掲載されていますが、Amazonでの同タイプ品はどうやら廃番になってしまったみたい。
おそらく、首のところのじゃばら状の部分が洗いにくいなどの意見があったのかもしれません。
(確かにそんな気もする..。)
このボコボコがない、スッキリなデザインにリニューアルされてます。
・HARIO 水出し珈琲ポットミニ 5杯用 600m
ストレーナーはおそらく共通品だと思うので、(色が違うけど)これの別売りがある限りは我が家のアイスコーヒー生活は安泰でしょう。
コーヒー豆の油分が漉されて結構フィルターに溜まって貼り付くので、毎回、冷水筒用の柄付きスポンジで念入りに洗浄していますが、いつかなにかの拍子で突き破りそう..!
そういえば、ウチの近くのソフトバンクは、階下にタリーズコーヒーがあるのです。
先月iPhoneの契約に行ったとき、二台分のアクティベーションをぼーっとカウンターで待っているのもなんなのでそのあいだ外出させてもらって、ここでアイスエスプレッソというのを飲んだのですけれど、すんごい美味しくてびっくり。
夏も近いというのにエスプレッソマシンを買いたくなってしまいました。(...どこに置くんだ?)
小さくて手頃なのって直火式のアルミ製のポットばかりなので、IH用でこういうのないかなあ...。
コーヒー欲は奥が深いですね。
[日々のこまごま] | 固定リンク | コメント(4) | トラックバック | ↑top
2009.06.10
iPhoneを革のポケットに入れてみました。("Sじるし"新登場だけど..。)
WWDC基調講演、最後まで起きて様子を見守っていたのは今年が初めてかも。
寝る前にちょっくら。という感じで訪れたiPhone・iPod touchラボさんの現地ライブ中継が動作軽快で、刻々と実況されているのを眺めつつtwitterでMac界隈の皆様と「来たー」とか「○○ドルか~」等々と好き勝手につぶやきあっていたらあっというまに終わった感じです。
などと言ってる割に、わたしはWindowsで見てたのですが...。
Eye-Fi転送だとかでほぼリアルタイムにプレゼンの写真が掲載されており、このあたりの技術含めてどんどん進化しているからリアルタイム見守りが楽しいんだろうなあ。
iPhone、やっぱり、速くて更に便利になった〔S〕が出ましたけれど。
現行の3Gがなくなるわけではないようだし、新旧の見かけはそう変わらない(ので、いかにも「型落ちのもの持ってる」と思われない)という、そこにまずホッとしている複雑なおとなごころを解ってやって下さい。
羨ましいのはもちろんなのですが、私の用途には当分、現行の3G〔無印〕でじゅうぶん。
あたらしもの好きの方々のレビューを楽しみつつ、次回(やっぱり来年の今頃?)の発表あたりから悶々と騒ぎたいと思います。
まずは17日からのiPhone OS 3.0ソフトウェアアップデートが楽しみー!!
そうそう、以前ぼそっと触れましたが、アメリカにいったときにLevengerで買ってきた革のカードケースは、いまやバッグ内のiPhone専用ポーチとして外出時に大活躍中です。
エアージャケットを付けた状態のiPhoneでもまだ若干の余裕があるサイズなので出し入れもしやすく、他のポケットにレシートやチケットを入れておいたりして、まるでおサイフのように重宝しています。
本来の用途である、5×3インチのカードをフレームにはめこんだジョッターとして使うことすら、iPhone入りのまま可能!
ここに手書きの買い物メモなどを差し込んでおくのが結構便利なのです。
これぞまさにデジタルとアナログの融合.....とひとり悦に入っているわけですが、とにかく、一般的な情報カード用ホルダーとしては少々大きかったことが、今になって幸いしています。
しかし紙類の出し入れに最適化されているため、ポケット内側のナイロン張りの滑りが良すぎてiPhoneが飛び出しやすいことが心配な点。
(バッグの中でひっくり返ってるならまだいいけれど、これが道路上だったら!!と考えるだけで泣けてくる)。
とはいえ、革の手触りもふわふわしっとりで傷もつきにくそうな感じで、しばらくはこのまま使ってみます。
この革ケースの使用を思いつく前は、Amazonでみつけたハンドメイドフェルトケース for iPhone3Gというのをひと目で気に入って、ずっと「欲しい物リスト」に入れていたんです。
バッグのポケット内にいろいろ小物を詰め込む癖があるので、全体を覆うケースがあると安心なんですよね~!
ストラップもつけられるし、エアジャケット付でも入るというレビューがあるので、今もやっぱり有力購入候補のひとつ。
[Macintoshモバイルのこまごま] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2009.06.07
「ターミネーター4」を観てきました。
先行上映で観てきましたー。
それにしてもここのところ急に大作公開が集中しているので忙しいですよね!
・ターミネーター4 - オフィシャルサイト
一応、豆知識としてあったのは、前作「3」の続きではないらしい。ということです。
未来から行ったり来たりでうまれる人物背景がサラッとした説明だけなので、まったくの初見にはわけがわからないかもしれず、あえて予習しておくなら、「(ターミネーター)1」「2」をみておくと、今回をより楽しめると思います。
さらに余力があればテレビシリーズの「サラ・コナー・クロニクルズ」をみるといいようです。
結局、話の流れ上では無かったことにされている「3」。
それまでのようなかっこよさは全くないのが問題だけど意外と気に入っていた私としては、この扱いようが残念なのですが...
4分に及ぶ予告編が公開されていることでも話題になっていますが、当然見どころをうまくつなげてチラ見せしているわけで、個人的にはここまでになるとずいぶんネタバレしてるんじゃないかなあと思うのですよね~
こちらです→Apple - Trailers - Terminator Salvation
強すぎるロボット群に対して、人間側が捨て身で(どちらかといえば逃げ惑う、)ダークな救いのない展開が終始続くのでけっこう疲れます。
というか、その一方でドラマ的緩急が薄いので、戦闘シーンが凄い割にいろんなことがあっけなく過ぎていったなあというのが鑑賞後の感想。
マーカスの存在が大きい展開なので、ジョン・コナーがあまり主役に見えないのも気になります。
それぞれの登場人物たちがなんでこういう立場にいるのか、の説明が不足気味なので、その辺りの解決は今後の続編に期待するべきなのでしょうか。
この筋書きだと、濃いめに話がつながった「5」が来てくれないと困ります。
CGは今までのシリーズと比較にならないくらい最先端な感じです。
バリバリ攻撃しているのを大画面で眺めていると、人間側の無力ぶりにガックリきます。
オートバイ型戦闘ロボットが強いわカッコイイわで、スターウォーズに出て来そう。敵なのがもったいない…
渋低音な声のクリスチャン・ベイルをはじめとして、好印象な俳優さんがけっこう出ていました。
奥さん役の人は「ヴィレッジ」でみて以来、顔が人形のようで可愛いひとだなあと気になってました。
カイル役の人は、先日のスタートレックでチェコフ(ロシアっぽい英語を話す乗組員)の人で、あっちでも(笑)こっちでも大活躍する感じです。
というわけで、予習していったほうが頭の中で補完しやすいので、過去作品含めて、ぜひ。
[映画・テレビ] | 固定リンク | コメント(4) | トラックバック | ↑top
2009.06.05
iPhoneの机上用スタンドを買いました。
そろそろ新しいiPhoneのOSやら本体やらの噂がヒタヒタと間近に迫ってきているきょうこのごろですが!
契約二週間を経て平和に使用中です。
相変わらず電話の機能(というか3G電波)を使う用途もごく少なめで、家庭内Wi-Fiで稼働している割合がほとんどなのですけれど、たまの外出時に持ち歩くのがなんだか嬉しい。
ケースのほうも気に入ってます。
今回さがしてみたのは、机上でもそれなりに使える(動画を眺めたり・充電したりも兼ねる)ようなスタンドなのですけれど。
Touchの頃は、BOSEなどの、スピーカーに連動するような本格的なスタンドも憧れていたのですが、場所も取るし目の前のデスクトップで聴けるし..で迷っていて、結局ずっとこの関連を購入保留..。
これまで、iPhoneは背中が曲面になっているので、平らなところに置くのはなんとなく安定せず、手帳の上などに寝かせていました。
能率手帳の表紙はフワフワしている革でなおかつ置くにも都合のよいサイズだったので、わりと布団的に愛用..。
単に「立てかける」程度ならば、適当な小物や100円ショップでじゅうぶん工作できるような気がするんですよね。
なので、当初この商品をAmazonで発見して商品画像をみたときは形状があまりにシンプルすぎたので、そういう簡易工作レベルとどれだけ違うのか若干不安に..!
Sanwa supply pda-stn2w デスクトップスタンドという製品です。
○素敵な点○
・iMacのスタンド足のように、うしろからケーブルを通す穴があいていて、充電や同期をしたまま置くことが出来る。
(足のデザインが似ているので、iMacやいまどきの液晶ディスプレイと並べて置いても違和感がなく、親子のよう。)
・立て掛け部分にゴムの滑り止めがついているので滑り落ちることはない。
・横置きが出来る。そのまま充電ももちろん可能。
・机に接する裏側にも同様の滑り止めがついているので、なにかに押された拍子で動くという現象も起こりにくい。
・プラスチック製だが予想以上に厚くしっかりとした剛性があり、たわみにくい。
(予想していたよりは高級感があった。)
力をかけても全くしならないというほどではないが、スタンドに置いたままスイッチを押したり入力したりの作業は十分可能。これにはびっくり。
・Airジャケットは余裕だけれど、滑り止めがかなり性能のよいものなので、もっと厚みのあるカバーを取り付けたままでもそのまま乗せられると思う。
・置けるのはiPhoneに限らない。
他のiPodはもちろん、重すぎない・大きすぎない(だいたいハガキサイズ位までの)、板状のものならなんでも大丈夫なので応用範囲が広大。
メモ用紙やフセンの置き場にしたり、小型の手帳を立てかけたり、ペンの横置きスタンドにも変身するのだよ!
○躊躇する点○
・技術力が注がれているものなのだとは思うけれど、定価2000円ではちょっと勇気が要る。
Amazonで半額になっていても(プラスチックでシンプルすぎる第一印象で)少々、いやずいぶん迷ったくらい。
箱がとっても豪華で、模型のように綺麗に作られた紙製のiPhoneがスタンドに取り付けられて入っています!
充電コードなどはオプションで入ってるわけではないので、いつも使っているのをそのままご用意下さい。
とまあ、こんな感じ。
私は、机の天板がオフホワイトなのと、ホコリが目立ったりするのも気になるので白い台を選んだのですけれど、iPhone本体との一体化を重視したいならばブラックもあります。
もちろん、いまや買ってよかった!と実感中なのですよ。
角度が斜め上かつ縦横対応になっていることで各種視聴にも適しているのが有り難いですし、電話やメールにサッと対応できる角度なのですんごく使いやすいです。
(iPhoneのうしろ側位置であるスタンド足の内側に、ペーパーウェイトなどの重しを置くと、更に動かず安定します。
小さいものならばほとんど見えない。
私はゾウの置きモノをここに入れてるんですよ。)
使用法がいろいろ工夫できる割には、無駄な飾りや機能が一切無いシンプルさなので、場所を問わず定位置に安全に置いておくための台としては、非常におすすめです。
類似製品の値段で較べてみると、実はかなりお買い得なのかもと思います。
[モバイルのこまごま] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2009.06.04
「スター・トレック」を観てきました。
昨晩、Movixのポイントが貯まって無料券を2枚ゲットできたので、ホクホクと飛び込みで行ってきました。
(そもそも平日は事前予約の必要がないくらいすいてる映画館なのです)
・映画『スター・トレック』オフィシャルサイト
テレビシリーズとして世界中にファンがいる作品ですが、私の"スタートレック知識"は、代表的な登場人物や星や宇宙船の名前を聞いて、該当するものがぼんやり頭に浮かぶ程度なんで、それ以外の「お約束」っぽいものがわかるほどではなく。
限りなく初心者と言えましょう。
テレビでは、ピカード艦長が出てくる時期のはよく見ていました。
そんな私でもこの映画は新鮮に面白くて。
ぜひもう一度観たい!だけでなく、テレビのほうも今後はみるようにしたい!ネットでいろいろ調べて豆知識をたくわえたい!
...等々と思わせる説得力がありました。
監督のJ・J・エイブラムス自身は(スタートレックについてはそれほど大ファンというわけでもなかったので)初めて観てもとにかく楽しめるように、というのを第一にして作っていったそうです。
ストーリー進行も、最後まで飽きさせないための山場配置っていうんでしょうか、そのあたりの器用さはLOSTやエイリアスを作って成功したならではのものを感じます。
とはいえ、マニアな人にとっても、ちゃんとニヤリと出来るような件がたくさんちりばめられているということは、他の方々の感想を読んで知りました。
エピソードの詳細が解説されているので鑑賞後に読むことをおすすめいたしますが、「now and then」のレビュー記事を、ほほー..と面白く拝読。
今回の映画は、昔からのファンの方々がくわしく解説しているブログが多く見つかるので、それを検索して読むのもなかなか楽しいのです。
知らなかったことばっかりで!だからもうちょっと知恵をつけたあとに再見するのが楽しみだったりします。
ちなみに、いぬ日記のなかのいぬ(敬称略)は今日までに合計7回みたそうです。スゲー!
ILMのもんのすごいCGが加わったことで、これは断然、部屋ではなく映画の大スクリーンの前で、視界全領域に収めて味わいたいシーンがどっさりです。
宇宙だけでなく、時間もびゅんびゅん飛び越える話にふさわしいクオリティ。
エンドロールに入るときの惑星背景もカッコイイです。
そういえば、エリック・バナがネロ役だということは事前でしってたけど(でも異星人メイクだとよくわからんし)、ウィノナ・ライダーなんて最後の字幕で名前見てはじめて、「どこに出てたの?」と驚いたんですよ。
カーク青年役はイケメン← し語..だけど、いかにもCSIシリーズにちゃらけた若者みたいな役で出てそうな雰囲気だと思ったら、本当にCSIマイアミのほうにちょこっと出てましたわ...。
そうそう、スタートレックといえば、おすすめなアイコン集がありますのでご紹介。
・The Iconfactory presents Star Trek
デスクトップにエンタープライズを飛ばして下さい。壁紙もあります。
というわけで、長寿と繁栄を。
(鑑賞しながら、なんどもひそかに指をワナワナさせながらあの手の形を作ってみた私。
地球人だと意外に難しいみたいだ。)