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2009.08.22

おすすめなメモ管理系美麗iPhoneアプリ。

090821最近ポチって以来、かなり気に入ってるiPhoneアプリは、Awesome Noteです。
(450円。→iTunesで開くのはこちらからどうぞ。)

メモを書いて、そのファイリングを効率よく行うことができます。
PISCESさんの記事で知って、うぉーこれはっ!と感動しました。

開発元のサイトはこちらなんですが、もうホント、ホームアイコンからしてデザインが良いので、トップページに置きたくなる。
中身もすみずみまで作り込まれているので、アナログの文具を愛する人にも心からオススメできる質感です。
見た目がこんなに惹かれるなら、多少は機能が原始的でもいいやと思ってあんまり調べないで買ってしまったけれど、実のところ、ものすごく便利。
(結局、美しいアプリは使いやすい、の法則なのかもしれない。)

上記のHPにたくさん貼られた画像で解りやすいと思いますが、書いたメモは、付箋がペタペタ貼られているように一覧できるデザインになっています。
それをカラフルなフォルダの中に分類しておけるのです。
(もちろんフォルダの名前は自由に替えられますし、色バリエーションもタブのところにくる絵柄も豊富に用意されています。)

メモの背景も、綺麗で使いやすいものに幾通りも衣替え可能。
私は黒板ぽい背景が結構好きなのですが、フランクリン・プランナーの花柄リフィルのような可愛いのもあり。
背景数えたら11種類もあった。
とはいえそんな悠長なことやってられない時のために、ボタン一発でパッと緊急用メモが作れるようになっている機能も装備されていて至れり尽くせりです。
特に説明いらずで、なんとなく勘で(アナログのノリで)いじってれば操作できるようになってるのも、デザインレベルの高さを示していますね。
フリック入力をあきらめてしまった身には、横向きでも使いやすいのが嬉しいです。

Google Documentにデータを送り込めるのがすごく使いやすいです。
全体のバックアップファイルだけでなく、個別のメモのインポートとエクスポートが出来るのが、EverNote的に便利かも。

メモを「付箋ならべ」のレイアウトにしていると、冒頭部分のプレビューが表示されるせいでついつい、ホンモノの付箋のごとく短い言葉のメモ(欲しい本の題名や、2,3個の買い物リスト)で終わらせてしまう癖がついてしまうんですけれど、普通に長文の書類も書けます。
うまくフォルダ分けして活用していきたいです。
(フォルダを5つ以上作ると、iPhoneのホームと同じく、複数ページで表示されます。)

つい最近のアップデートで全文検索がついて、かなり無敵なメモソフトになってくれた感じです。
扱うのは文字情報に特化していて、写真などの画像系の取扱いが出来ないのが、人によっては不便かもしれません。
英文だとフォントもいろいろ変えられて、その綺麗さが羨ましい...

今後もいろいろ便利な機能が予定されていて、目が離せません。
絵柄含めて、このアプリはいろいろ勉強になるなー。

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最近、iPhoneのけっこう綺麗に出る外部音のせいで、書籍付録CDから取り込んである語学系の教材音声を聴くのにホント、助かってるんです。
基本、テキスト本やノートで勉強しているときはいちいちパソコン立ち上げるのも、電気が無駄な感じで。
(ヘッドホンも暑いし...)

とはいえ、留守がちだったiPodTouchも復活させつつあります。
第1世代で外部スピーカーがないので、そのまま使うにはちょっと不便ですけれど。
そのかわり、Touchの薄さは驚異的だと気付きました。
うしろがポッテリ丸いiPhoneに較べれば、ぺらぺらに薄いまっすぐな板っぽさが格好良い!
(touch用エアジャケットの、コネクタまわり下部が割れてスライド式に外れるようになってしまっていま何もつけてませんので余計に。)

音声のいらない件(閲覧系や書き込み系)はTouchに集約して、音がそのまま出ると便利なデータ類はiPhoneにまとめる、などの使い分けも出来そう。
ほんと、メールと電話(特に発信系)の機能は滅多に使わないのです。
最近は転送をかけているので、Gmailのトップページをそのまま閲覧して、メールの有無を確認する程度でもすごく役立ってます。

ところで、わりと最近からの標準機能のようですが、Gmailについてる「Todo」が地味に便利です。
PCの画面で、あるときから急にポップアップするようになって気付いたんですけれど。
iPhoneでもTODO部分だけ独立してブックマークしておくのがおすすめです。
ホームアイコンもちゃんとそれっぽいデザインのが仕込まれているし、家庭内Wi-Fi使用が大部分の私には、「ネット同期の出来る、やることリストアプリ」としては必要にして十分な感じがします。

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2009.08.10

アマゾンでマジックソープを買いました。

090809今まで、近所のLOFTで定価で(900円弱くらいで)買っていた洗顔用の「マジックソープ」です。

Amazonで35%引きの500円台だったので注文してみました。
いや~こんなものまで売ってるとは知らなかったですよ。
アマゾンダンボールの外までラベンダーの香りがほんのり漂ってきて、おお確かに入ってる!と玄関先で実感。

免税店で買いためていたクリニークの黄色い石鹸の在庫がなくなる頃、これに替わる(もうちょっと安い)のを探ししていたんですが。
天然素材で作られていて、良いものだと雑誌か何かでコミミにはさんで以来愛用しています。

もう全然!そのへんに売ってるようなのじゃかぶれちゃうわ...的に繊細なお肌じゃないんで!
流行りものに手を出してみるノリで使いはじめただけなんですが、ちょっとした化粧程度ならそのままジャバジャバと落とせるしっかりとした洗浄能力とアロマオイルの香りと、なにより1個がものすごく長持ちすることに感動しました。
結構がっちり洗っても、皮膚はぜんぜん突っ張らないのがいいです。

これで洗顔後のお手入れは、スプレーボトルに入れた無印良品の高保湿化粧水でほぼオールシーズン。
(冬場は「極潤ヒアルロン液」というのをこれまた流行りに乗って使ってみたけど、これはすごくモチモチするね~。空気が乾いてきたらまた使いたい!)

使いはじめるまでただ置いておくのも楽しくて、とにかく匂いが好みなのでラベンダーをリピートしてばかりなのですけれどローズやペパーミントもたまには買ってみるべきだろうか..。
人工香料じゃないとはいえ使用初期は特にけっこう強めに漂いますので、そういうのが嫌な方にはベビーマイルドというのがいいようです。
まーとにかく、石けんが設置された今日の洗面所はとってもいい香りでうっとり。

全身洗えるというのが評価でよくきいていたことなので、試しに洗髪に使ってみたことがあるんですけど..
うーん、私には駄目でした。
もともと太めの毛髪なんですが、ゴワっとしたますます頑丈な手触りに変貌して、やっぱり洗顔専用に戻しちゃった。
猫っ毛とかボリューム不足に困っている方には向いているのかもしれません。私はまるで反対の髪質なので...(涙)

液体ボトル式のもあるんですが、洗顔程度なら固形のほうが無駄がない感じがするので今後もきっとこっちのタイプで使い続けると思います。

下のほうに写っている石鹸置きはシリコン製のもので、今回マジックソープと一緒に買いました。
ソープトレイ Tsun Tsun ウォータークリア
今まで使っていた金属製のは錆が浮いてきてしまい、ダイソーあたりで探そうかと考えていたんですが、水切れがいかにも良さそうなので頼んでしまった…

シリコン製なのでいろんな方法で洗いやすそうな感じがするし。(食器洗い機とかでもイケるかなあ)
結構大きめなのですが、おろしたてサイズのマジックソープを置くと危うい感じに「足」が曲がるんですが、倒れるほど折れるわけじゃないので、特に支障はない感じ。

アマゾン側のレビューにも多数書いてあることなんですけどこれ、気をつけなくちゃいけないのは、商品画像ではいい感じの白さで写っている「ウォータークリア」、全然白じゃなくて「水色」なので.....。
そのあたりを計算して買われたほうがいいかも。

「いかに乾いたまま安置できるか」は、石鹸の寿命を大きく左右することは今までの使用で学習しました。
ここ数年、ラッシュの固形シャンプーを使っているのですけれど、油断するとすぐにドロドロになりやすいので、これの置き場にも最適な感じ。
使い始めの時のレビュー記事はこちら

風呂場用にあっさりと増設するには微妙な値段なので、検討中。
そんなわけでいま洗面所では、シリコンの足が必死で2つの固形物(石鹸と固形シャンプー)を持ち上げています。
頑張れ-。

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2009.08.04

チャルカの「アジ紙」本を読みました。

アジ紙―東欧を旅する雑貨店チャルカの、好きで好きで仕方のない紙のはなし3年前くらいに購入したオレンジ色のかわいい本、チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記は、今もときどきじっくり読み込んでます。
(一度手にとると止まらない!
この本がきっかけで旅行中のスクラップブックが楽しくなったのです。)
購入当時レビューした記事はこちら。→「北欧と東欧の雑貨本」

またこんな感じのが出版されるといいなあと思っていたら、もう売ってた!
アジ紙―東欧を旅する雑貨店チャルカの、好きで好きで仕方のない紙のはなし

「アジ紙」というものがなんなのか。
本を手にとるだけで、その装丁や紙の手触りから伝わるようになっています。
ついさっきよーく見て気がついたけれど、帯をとると、ちゃんとその下の部分だけほんのり白くて、紙の"やけ具合"が違う(..ように色分けて印刷されている)!
厚みの割には本全体がふわっと軽いし、ページをめくると、そのまんま木のような繊維の匂いがするんです。
やはり「どれだけ好きか」を全面にぶちまけている本の気合いは揺さぶられますね。

藁半紙のような感じのざらざらした再生紙みたいなもの全般、というよりももう少し踏み込んで、古くからの文化の中に溶け込んでいる、包装紙やチケットや伝票類。
「現代」の自動製本機にかけるとエラーで吐き出されてしまう(ので手作業でしか綴じられない)ような、厚みもまちまちに偏った、倉庫で眠っていたような古ーい紙等々。
そういうのを国内外の片隅で発見しては驚喜している、すんごい「紙マニア」ぶりが熱く伝わってきて、こちらもつい何かを集めたくなってしまうし、次の旅先ショッピングへの期待が勝手に高まります。
(そして、手にしたあらゆるものをノートに貼り付けて帰ってこようという気になる。
しかも、そういうのを収納するのに、いつもの「透明ビニールのチャック付ポケット」じゃなくて、「紙ばさみ」がいいような気がしてきた。こういうの。


私も昔は、こういうアジ紙系が好きだったんだけどなあ。
万年筆は学生の頃もかなり使っていたけれど、裏抜けだの滲みだの、気にした記憶が全く無いんです。
そういうのは駄目、という概念も特になかったような気がする。
ソニプラで買った、輸入もののざらざらした紙のレポートパッドに平気で授業のノートとって、ペン先に繊維詰まってるのをしょっちゅうつまみ出していたし。
(今となってはそんなふうになる紙、滅多に出会いません。)
メールが発達していない時代は、しわしわと波打つオニオンスキンみたいな紙の便箋が一番好きだったのも思い出した。

・・・特にここ数年、「万年筆に向いてるかどうか」というのを気にしすぎていたせいで、身の回りの紙モノが優等生(すっきりすべすべの、非・アジ紙)ばかりになってしまっているのを反省。
そういう、"最適化されすぎている"ノートって意外と早く飽きてしまう自分の性格もわかってきたし。
でも、買ってしまうとは思うこれからも。

ボールペンや芯ホルダーですら、しょりしょりぐりぐり音をさせてしまうようなところへ書きつけていく楽しみを、今後は少しづつ追究してみたいです。


ところで、デスクトップでもあえてアジ紙装飾をしたい方は、Iconfactoryのlithoシリーズがおすすめ。
ここから、アイコンのセットがいくつかダウンロードできます。
「similar」でなく、太字のタイトルのほうをクリックしてください。

今回の本の装丁もそうですが、デジタルでこういう表現法、いいな~といつも思います。(さじ加減は意外と難しい。)

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