パリから帰宅しました。
9日の昼前に元気に帰宅しましたー。
あちらはけっこう冷え込んだ日も多かったので、日本の程良く涼しい、しっとりした空気が気持いいです!
8日午後にパリ発だったのですが、CDG空港での免税品申請手続が、下手をすると大変に時間が掛かるときいたので。
離陸時間の4時間前にホテルを出発してみました。
事前にネットで調べていた情報と体験した件は下記の通り。
・何十個あろうと、買ったモノと書類のリストが合致しているか、「基本的には」窓口で係員にちゃんと見せなければいけない。
(うちは、買ったデパートの包みの内部を開き、「ほら、ちゃんと入ってますよ」ふうに掲げてみせたところでOKしてくれました。これがスムースにいくかは、モノの種類とか先方の御機嫌にもよるらしいのです。)
・荷物だからとトランクに詰めちゃったりするとその場で出すまで許してくれない。
(これに陥った団体さんの列に巻き込まれると大変なことに..)
・時計・宝飾品などは...ウチは買ってないけどな!...モノによってはシリアルナンバーとの突き合わせまでその場で行われるとか。
・デパートで教えてくれたりガイドブックに書いてある手続場所が必ずしも正しいとは限らない。
たらいまわされて空港中を駆け回ることもありえるので、教えてくれそうな職員に訊きまくること!
(書類の種類や利用ターミナルによっては受け付けてくれる場所が違ったりもする。もう全然違ってたのよパリ三越の説明書と...!!)
別件ですが、Air Franceは1トランクあたりの超過重量制限が他社よりきつい(20キロを超えた1キロあたり30ユーロとられます)ので、チェックイン時に正確な重量が出たら、すかさず中身を取り出して、重い書籍類などを機内別持ちにできる体勢をととのえるのが良いかと思います。
エコバッグ的なもので充分という話もありますが、うちは、無印良品で売ってる「たためるボストン」をトランク常駐にしています。
とまあ、こんなに空港で右往左往したのは初めて。
それ以前に、
「ホテルから空港までのタクシーがスピード違反で捕まる
(運転手の激しい懇願と警察側の拒否で押し問答:呆然とするしかない乗客の我々 → 警察の誘導ルートのせいで高架道から降りて空港に向かわざるを得なかった → キップを切られた動揺のためかターミナルを間違えかけて渋滞のなかをぐるぐる走行)」
というすごい想定外なことが起こったので、これが長大な時間のロスを生みました。やれやれ。
4時間も余裕を作っておいたにもかかわらず、結局たのしみにしていた空港での買い物や軽食が1秒も出来ず、ゲートに辿り着いた頃は搭乗開始時刻だったのでした。
(ある意味「無駄なくピッタリ」だった..予感でもあったんでしょうな!)
旅中、撮った写真は1500枚。
現地からもせっせと600枚くらいはアップしましたけれど、日程後半で面倒になってやめてしまった注釈入れと、フォトセット自体を(せめて日付け別に)もうすこし細かく分けたりの整理をしないと..。
ネットで編集できる写真集も注文してみたいし!
とにかく絵になる場所だらけな上に、美術館含めて撮り放題だったものですから、もう少し、暗所に強かったりの本格的なカメラを持っていきたかったかもなあとうっすら。
(国籍問わずで、そのへんを歩き回る人達が本格一眼レフ所持率こんなに多い観光地ってはじめてだ。)
現地やモノの情報を含め、これから行く人にも有益であろう各種情報を頭にたくさん貯めてきたので、抜けないうちにどうにか記述しておきたいと思います。
お土産は、スーパーや通りすがりの文具店に飛び込んで買ったのばかりですけれど、一応ちゃんと「使わないものは買わない」を言い聞かせて心を鬼にして(笑)、最低限を心がけましたけれど、積もり積もるとやっぱりね、な状況です。
これもまた、お話をまとめますのでお待ちください。
twitterでもたくさんの方にフォロー頂きましてありがとうございます。いろいろラクでした..
その一方で未読ブログのRSSフィードは5000くらいあるけど気にしないよ!
(どうしよう。じっくり読むか、心新たに一気に既読処理しちゃうか迷ってる..)
ところで今回、現地での持ち歩きバッグにはじめて「ななめがけ」を採用してみたのですけれど、ホント使いやすかったです。
(トートは、荷物が増えると体が傾いちゃって背骨がつらいと3月のサンフランシスコで学習。)
ポーターの、フリースタイルという種類のショルダーバッグなのですけれど、大のお気に入りになりました。
・一見すると革っぽい質感で、手触りも良い。 (他にも色やデザインのバリエーション有りますので検索してみてください)
・とても軽い (だいたい同型の革製鞄の半分くらいの重量かも)
・突然の雨に何度も遭遇したけれど革じゃないから拭いて手入れできる
・ファスナーが大きめのガチっとしたタイプなので、いつのまにか開くほどにスムーズすぎないのが、逆に防犯対策になった
・内ポケットは前面・背面にそれぞれ充実しているが、外側は最低限。外ポッケがたくさんついてるのはいかにも旅行用っぽくて抵抗があった。
普段づかいしやすいし、旅中は防犯にもなる。
両サイドにスナップ付ポケットは有り。丸めた地図や水ボトル専用にはじゅうぶん。
というわけで、心にも体にも栄養たっぷりなパリだったので、ちゃんと活用すべく、キビキビと生活し、記録もしていきたいと思いますよ!
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コメント
おかえりなさい(^^)/
いろんなハプニングもあって、いろんな意味で忘れられない旅になったみたいですね〜。
ポーターのフリースタイルずっと気になってました。
水ボトルが入るのは良いですね。
京都とか散歩してみたい(^^)
あと、一眼は結構重いので、PEN E-P1が良さそう。
GRもいいけど、展示物撮影するときは、どうしても望遠が必要になることありますからねぇ〜
投稿: 尚志 | 2009.09.10 01:29
こんばんは。
確かにズームは必須だと思いました~。
E-P1なんてまさに、旅歩きのための一眼なんでしょうね。
美術館でも、巨大なレンズつけて端から作品撮りしている人もけっこういたのでびっくりでした。
PORTERのバッグおすすめです。
軽くていっぱい入るし、体に沿うので疲れにくいんです。
投稿: ほしの | 2009.09.10 01:54
ほしのさん、はじめまして!
ほぼ日手帳の検索から辿り着き、そしたら万年筆についてたくさんあって、大好きな文房具のこともいっぱいで、旅も行かれてて、いつも楽しみに拝見させて頂いています!
私も7月に短いですがパリに行っていたり(でも美術館巡りはする時間とれなくて…)。
去年GWにサンフランシスコ行っててその時の旅日記もすごく楽しかったので今回も楽しみにしています!
投稿: RIM | 2009.09.10 10:13
はじめましてこんにちは~。
パリは何やっても楽しいし美味しいし欲しいものばっかりで、あっというまですよね....(遠い目)
美術館は、体力と時間が要りますから、けっこう大変です。
いつか再訪の機会がありましたら、ぜひぜひ。
旅日記、昔はこまめに書いてたのにこのごろの旅ではサボってばかりなので、今回こそ。と誓っております....
投稿: ほしの | 2009.09.10 17:29
はじめまして! いつだったか、検索で辿りついて以来、ずっとファンで時々遊びに来させていただいています。
本日は、わたしも大好きなフリースタイルのネタだったので、
コメントさせてください。
実はフリースタイルの縦型ショルダーMというのを愛用しています。ヘビロテです。
土屋鞄のオイルヌメショルダーも通勤に使っていて、これももう、大好きでお気に入りなんですけど、いかんせん重いんです(泣)
最近、子どもっぽくなく(今年40なので(笑))て、軽くて、それなりの格好のときもOKな通勤鞄を買おうかなーと思っていたのですが、
ほしのさんのブログを見て、フリースタイルもいいな!と思いつきました。
こげ茶素敵ですね☆
気がつけば長文、ごめんなさい! また遊びにきます。
投稿: すどう | 2009.09.10 22:28
おぉぉ....私も土屋鞄のファンなのでショルダーと相当迷ったんですよ!!
旅先での街歩きのときは、地図から上着からかなり詰め込むので、重さが負担にならないかと心配で踏み切れませんでした。
フリースタイル、カジュアルすぎない質感なので通勤などにもぜんぜんOKだと思います。
この色も、土屋のオイルヌメこげ茶のファンとしては大満足でした。
使いやすくてすごーく活躍しましたのでぜひおすすめしたいです。
投稿: ほしの | 2009.09.11 00:13
まずは、パリからおっかいりー! ほとんど一緒ぐらいにユーロの国に滞在してたんだね。
うちもかばんは斜め掛けする無名のかばんを使ってましたが、スリ対策でした。ポーターのフリースタイルのショルダーすごく使いやすそう。一眼レフカメラが入ったら使いたいわ。今度探してみるー。
投稿: カエル | 2009.09.11 21:43
ローマからおかえりなさいませ~!
いつかかならず私も行きたいです。
「まちなかでカバンに手を入れられないように気をつけて」
といろんな人にいわれてビビっていたので、"使わずぎらい"だった斜めがけを買ったのですが、今までの旅行でなぜ持ち歩かなかったのかと悔やんだくらい役立ちました。
ナイロンだけのカバンとはちょっと違う感じだし、軽くていいですよ。
投稿: ほしの | 2009.09.12 02:49
初めまして。
以前手帳等を検索していてほしのさんのページにたどり着きました。
文房具のお話や旅日記などすごく面白くていつも覗かせていただいています。
今回紹介されていたPORTER、すごく気になりました。
自分用にもいいけど、夫が家族連れで出かけるとき持っているのが安かったGAPの帆布のショルダーバッグで重そうなのでプレゼントしてみようかなあと思います。
それからTwitterの方もフォローさせていただいて楽しく拝見しています。
投稿: ろび | 2009.09.12 09:35
ろびさんはじめまして。
もともとPORTERは、トートバッグで愛用してこれまでの旅にももっていっていたのですけれど、今回は斜めがけバッグのらくちんさに開眼いたしました。
当初お値段で躊躇したのですが、そのぶんは十分に取り返せたし、今後何年も、ガンガン使うと思います!
(ちなみに夫は、同じくPORTERで、ノートパソコンを持ち歩くことができるサイズの四角いかたちで、黒ナイロン素材の「タンカー」を使っています)
傘も間に合わないほどに突然ざーっと降ってきたりの、天気がコロコロ変わる日々だったので、こういう素材は扱いやすいですね。
投稿: ほしの | 2009.09.12 18:19
ほしのさんの記事みて、フリースタイルのショルダー欲しくなって、ロフトまで見に行っちゃいました。
・・・一眼レフ入れようとしてるので、
一眼レフの重さで底がボコ凸ってならないか、
それだけが心配でまだ買えてないです。。。
買った時についてくるクッション入れたままなら
大丈夫そうなんですけどね。。。
そして、明日、土屋鞄京都店にオイルヌメトート買いに行こうと計画中です!
今日下見してきました(笑)
思い起こせば、もう何年越しもの悲願です(笑)
で、あまりに鞄三昧状態ですが、
ポーターの底問題解決できたら、
ポーターのショルダーも買ってしまいそうです(笑)
投稿: tomoko | 2009.09.21 01:33
大きいカメラ持ってないからわからんのですけれど、クッションでカメラをホールドするインナーケースみたいなのありますよね。
そういうんならカバンはなんでも対応する気がするなあ。
素材自体はかなり丈夫です。
実際に体に掛けて見るべし。
オイルヌメトートは一眼入れに使ってる人の記事とかありますから、大丈夫ですね。
かなり長い年月、使い倒せると思いますよ。
手触りが刻々と変わります。
投稿: ほしの | 2009.09.21 02:20