能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
(私にとっては)奇跡の3年連続愛用になるであろう能率手帳ゴールドです。
銀座の伊東屋まで行って買ってきました。
うちの方の店では全く売ってませんので.....
・昨年買ったときの記事: はじまりは、能率手帳ゴールド。
こんど買うときは名入れ仕様で!と何ヶ月も考えていたのですがあいにく、ネット通販のほうで注文できる書体は、かっちりめの雰囲気。
欲しいのとはちょっと違うかなあという感じ。
(とはいえ、カッチリ系フォントのほうが、この手帳を使う人の大部分の需要に合ってるのだと思う....)
無難に、名無しバージョンを通販しておくか。と考えていたときに、
伊東屋の名入れなら、筆記体っぽいデザインでも選択できるとtwitterで教えてもらいました!
数百円ながらも、そろそろ使い切らないと無効になってしまうメルシー券(紙)と、カードを作って以来10年日記を買ったりしてそこそこ貯まったメルシーポイントも手元にある。ということで。
(あ、去年の記事では既に2009年分のリンク切れてますが2010~版も発売はじまりましたよー
・・・あれっ、今度のからヨコ罫線が入ってるのね?だいぶデザイン変わったような..)
いや~久々の銀座、大都会だ!
名入れ待ちに時間が掛かるのが面倒なので、平日に行けばどこも空いててラクであろうと思っていたのにやはり伊東屋は大変な混雑ぶりでした。
手帳やバインダーの名入れカウンターでは、この日は120分待ちとのこと。
選べる書体は3種類、さらに金色・銀色・素押し(凹ませるだけで色無し)の3パターンを選択可能です。
まあ、能率手帳ゴールドなんだからひらきなおって、ここは金文字を入れたい。
表紙に押すことをすすめられたのですが、既に「’10」の文字が大きく光っていたし、同じ面に金文字を更に足すのも視覚的に混み合っちゃうかなあと思いまして。
結局、裏側の下隅にお願いしました。
この部分、比較的よく触るところではあるので、使っているうちに文字色など薄れたりしないのか観察したいと思います。
意外と丈夫そうな予感はしますが。
あらためて古い(+使用中)のと一緒に3冊並べてみると、新品のほうはまるで違う革のようにも思えます。
09年版も既にくたくたに柔らかくなっていて、手触りもしっとりして手にすいついてくるようなフワフワに育ちました。
小傷は無数にありますが、指が当たりがちな所々でシボが消えちゃってる上に、くろぐろつやつやとして、いい感じです。
新しいほうは、文字どおり手つかずで、ピシッとどこまでも均一な無表情の羊革です...
金色の小口も傷1つ無いので、ぴっかぴかに反射してまぶしいくらい。
これがまた同じようにどんどん変わっていくのだと思うと、使いはじめる日が楽しみ!
この手帳の紙はブルーブラックインクがよく映えるので、それを入れた細字のペンでばかり使っていますが、シャーペンやゲルボールペンでも書きやすい。
万年筆では、大抵のインクで抜けや滲みも心配する必要がない点も良いです。
うん、やっぱり「続いてる」いちばんの原因は、"紙が好きだから"なんでしょうね。書いていて楽しい贅沢さがあります。
これで大きいノートやデイリー手帳があれば的なこともつい考えたりしますが、ウィークリーならではの付き合い方だから長続きするのかもしれません。
ゴールド(というか、能率手帳そのもの)を使おうという気になったきっかけは、「能率手帳の流儀」という本を読んでからなんですけれど、今もときどき本棚から取り出すくらい、手帳本として気に入ってるんです。
よろしかったら手にとってみてくださいね。
月間ページがブロックだったらいいのに。とか、茶色や赤革作らないのかなという淡い希望はこれからも打ち砕きつつ、毎年頑固にこのままなのでしょうね。
しかし、自分なりの書き込みや閲覧ルールが根付く点でも毎年同じ手帳を使うことは確実に良いことだと感じています。
これからも出来れば(保証は出来ないけど!今のところは!)毎年使って積み上げていきたい、と思える存在です。
この手帳にしてから、昨年のぶんを手元の引き出しに入れて、しょっちゅう見直しては、ちょっとしたメモが役立っています。
(いたって生活感あふれる、買い物メモや家事的な金額のリストだったりすることも多いですが。)
例年の予定のシンプルな記録はフランクリン・プランナーの月間リフィルに蓄積しているのでそれをインデックスがわりにし、該当する日付の能率手帳のページをみて、さらに詳細を知るというパターンが多いかな。
週間のTODOは、週の初め(または前週の終わり)のタイミングで右側の白紙ページにどんどん書いていくようにしています。
それをデイリー手帳のほうに毎日降ろしつつ、当日のTODOを組むというやりかた。
いま現在のデイリー手帳は、COUSINだったりノート+日付スタンプだったりいろいろ。
毎日書く一定の場所は必要ですが、1年使い通すほど定着できない飽きっぽさは身に染みたので、こっち系はもう"手帳"タイプを買うのやめたほうが地球にやさしいんじゃないか?とすら思います。
日々のメモでの余程の件は後日に連番をつけてMoleskineに抜き書きをしているので1年同じものを使い続けることも、長く保存することも必要なし。
日付を印刷した手帳であることに拘る必要はないのです。
.....でもそのうち買っちゃうんだろうなあ、ほぼ日とか...。
とはいえ実は最近は、書店特設の手帳コーナーがいちばん楽しいんです。
主な品揃えは、能率・高橋書店・博文館といったところ。
表紙の見かけは地味目がほとんどだけど、長年の国内実績で、使い勝手が深くこまやかに工夫されているところが好き。
紙や製本もよく研究されているんだろうなと思われるものが多いし。(そして値段も実用的!)
立ち寄る度にグラッとくるようなものを発見することがしょっちゅう。
手帳買いはこれで終わりにするのが理想なんだけど、年末まで耐えられるか自信ないわ~!
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コメント
能率手帳 ゴールドを一度触ってしまうと、何度も欲しくなりますね〜。
あの質感で、もう少しモダンなデザインになればと願うばかりです。
投稿: 尚志 | 2009.10.03 22:23
そうなんです、同じ手帳が年々増えるのがこんなに楽しいとは思いませんでした...
なんかもう、これ以上は変わらないんでしょうかね。
オッサンぽいからなんとかして欲しいなあとか毎年言ってる間にこっちもどんどん年取って釣り合ってくるマジックなのかもしれません(笑)
投稿: ほしの | 2009.10.03 22:30
能率の手帳を買ってらしたんですね!いったい何を買われたのか興味津々でした(笑)
能率の手帳って、本当に使い勝手が良さそうで、いつも手に取り、『なんだかオッサンじみてるなぁ』と思い、買わずにきています。
そんなに使いやすく、3年連続、とか言う話しを聞くと、欲しくなっちゃいます。能率の本は買いました・・・お急ぎ便で届くので明日の夜が楽しみです。
私はまた来年用のMoleskineのポケットは必ず買っておかなくてはと、マストアイテムのリストに入っています。1年の半年を使ったほぼ日カズン・・・どぉしようって思案中です。早いですね、もう届くんですか?
私もまた無駄使いしそうだな・・・まずい季節に突入です。
投稿: Tinako | 2009.10.03 22:33
以前一回だけ書き込みしたやっさんと申します。もうそんな季節なんですね。浮気せず同じ手帳を使い続け、貯まった手帳を自分の足跡を振り返る様に眺める達成感はうれしいですよね!私はロディアのリバースブックをメモとして三年以上使い続けて四冊目に突入。スケジュールは今はフランクリンのオーガナイザーとモレスキンの片側一週間に落ち着いています。でもせっかく落ち着いていた浮気の虫がブログを見てざわざわしてきました(笑)ゆみさんに触発されてiPhoneもお買上げしちゃったし。とりあえず年末にかけ悩ましい季節到来ですね。
投稿: やっさん | 2009.10.03 23:03
>Tinakoさん
あ、手帳以外にもっとスゴイの買ってます。これは序章です(笑)いずれ後日!
能率も最近は可愛いデザインのも出てますが、ゴールドのオッサン度は永遠にこのままかもしれません。
黒くてMoleskineとほとんど同じサイズなのに何故ここまで違う個性なのか、不思議だと思いませんか?
カズンはこの調子だと「2年がかりで使い切る」とかでも面白いかなあと開き直りつつあります。
売場で、"使いこなす自分"を夢みるシーズン到来ですね~。
>やっさん
リバースブック!私大好きです。ましかくのロディアノートですよね?
今は売ってるか知らないのですが、プラ表紙のカラフルなデザインのやつを1冊持ってまして、もったいなくて眺めてにやにやは何度もやってます。
ここのなら紙質に間違いないですからね~。
今回のコメント拝見しただけで真似したくなりました。
せっかく落ち着いたパターンがぐらぐら揺さぶられるこの季節、どうか乗り切れますように!
投稿: ほしの | 2009.10.03 23:07
こんにちは~。来年もおっさん仲間がいてうれしいです!
うちのおっさん羊も、3年生がスタンバイ中です。09年は通常サイズにしてみましたが、来年はまた小型にしました。
公式の名入れについては、同じこと考えてました。(どうも本格的におっさんくさい・・・あわわ、そじゃなくて、恐れ多いからちんまりと小文字がいい!)
ということでうちの子も伊東屋さんにて名入れしてもらったものです。(はい、もちろん金色ですよね♪)
私のはあつかましくも表紙に押してもらっちゃったけど、裏に入れるのもいいなあ!たおやか(?)な感じですてきです。
周囲の人からは「また名前入れたの・・・」とあきれられるけど、革表紙に名前が入らないのが寂しくなってきました。家に名入れ機ほしいわ~。
ところで羊さんの感触と表情、毎回違うと思いませんか?それがまた、箱を開けるときのわくわく感だったりするんですよねー。
投稿: はるる | 2009.10.04 12:30
小型ゴールドのほうが、(サイズのせいでいくらかは!)可愛いんですよねえ~実は毎年迷うんだけど...
そのうち10年くらい続いたら専用桐箱もお揃いにさせてね!
羊、こんどのは、今までで一番「違う」感じがしました。
シボとかこんなに均一だったっけ?ってくらい全面一定だし、若干黒みも明るいような...?
09年版が最初どうだったか完全に忘れているので、育てばみんな同じようになる気がしないでもない。
革をとる部位とかの些細な差だろうと思いますけれど....。
結構な数作ってるでしょうし、元イキモノだからそのへんのところも楽しみつつ可愛がる1年でありたいですねっ。
投稿: ほしの | 2009.10.04 14:16
私も今年は普及版小型からゴールド小型にしてみました。
文具好きにはありがちですが、10年はキリが良いし とか 良いモノを使えばもっと使いこなせるのでは とかいろいろと正当化する理由をつけてみたりして。
良い感じに革を育てられるよう大切に使おう と。
『能率手帳の流儀』も相当効いてはいましたが、ゴールドにするのは普及版を数年使いこなせてから と思っていました。
ほしのさんが3年目に突入されるのが 自分がゴールド小型にアップグレードする決め手だったりします。
投稿: Hagy | 2009.10.18 03:23
小型をご愛用なんですね!
1年しか使わないものに革装って....最初は思ったものですが、愛着が湧いて、使用中はもちろん、その年が終わったあともしょっちゅう見返して大事にするようになりました。
使いはじめていくうちに、綴じの丈夫さや紙の書きやすさなど、地味ながらも工夫された良いところがたくさん見つかるので楽しいと思います。
投稿: ほしの | 2009.10.18 03:46