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2009.11.28
壁面本棚の「つまみ」を交換してみました。
近所の、オシャレほっこり系な雑貨店にたくさん置いてあるのを発見して以来ずっと気になっていた、引き出し用の取っ手パーツ。
今までのが気に食わないってほどじゃないけれど、気軽に自力交換できるならやってみたかったんですよね~。
というわけで、使ってるのを試しにひとつ外して売場に持っていって較べさせてもらったところ、ねじ穴の直径は問題無くぴったり!
いくつか気になるデザインのものはあったけれど今回必要な5つ以上の在庫が揃っているのはこの「パンプキン型」のつまみだけだったので、まとめ買い。
もともとついていたもの(左写真)は、指を引っかけるためだけのごくごくシンプルなデザインのもの。
引き出しは小さい力ですーっと開くようにできてるんです。
オーダー予算上、最もベーシックなコレしかつけられなかったんですが、よくみるとモダンで格好いいです。
(でも、ちょっと地味!)
引き出しの前面はかなり厚地に作られているので長さが合うかわからなかったし、そもそもボルトごと取り替えるのは面倒だったので。
つまみのパーツだけくるくる外して、新しいものをそこにねじこんで交換しました。とっても簡単です。
できあがり!
引き出しに落ちるキラキラな影もお気に入りです。
ゴージャスになったというよりは、えらく乙女な本棚に変身してしまいました…
限りなくガラスのような手触りに感じましたが、カボチャ部分はよく見るとうっすら継ぎ目がみえるし、そう高額でもないので透明アクリル製でしょう。
耐久力がどれくらいかはわかりませんが、丸くてにぎりやすいですし、そんなに頻繁に開け閉めもしない(...ココはどっちかというと文具や電子機器の貯蔵庫的役割。)ので、しばらく楽しめそうです。
飽きたらまた元のシンプルな引っかけ金具に戻しても良いけれど、この雰囲気ががらりと変わる感じ、クセになりそうなので(笑)また違うつまみを探しても良いかな~
ちなみに、これのパーツ名称は「プルノブ」というらしい。
アンティークふうな陶器や金属のものも気になるし、もっとキランキランに光る宝石カットタイプのものも探してみたい。
こういうのこそ海外のおみやげに買ってくるのもいいかもね..。
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「壁いっぱい・天井までの本棚」が夢だったので、憧れのip20の銀座ショールーム(伊東屋の前!)を初めて訪れてからもう3年近く経ちました。
一応、叩き台にすべく自分でひいた設計図を持っていきましたけれど、それを元にすごーく質のいいものを気持ちよい流れで作ってくれたので大満足です。
施工例は、サイトの「PRODUCTS」や「GALLERY」をご参考に。
組み替えや移動が可能なので賃貸にも可能です。
★施工の時の記事:本棚をつくりました。
しかし一列分の引き出しをつけたせいで予算がもう、いっぱいいっぱいだったので。
ショールームでいちおう提案されたオプション(棚板の一部または全部を木目や色つきにするとか、ツマミをカットガラスのゴージャスなやつにするとか!)は全て断念するしかありませんでした。
と言うわけなので今回、パーツの模様替えができてけっこう嬉しいのです。
これだけなら何年かおきにグレードアップしてもいいわ~。(いまはアクリルだけど、いつかはなにか高級素材(?)を目指そう..)
★引越後、本を並べたときの記事:詰め終わった本棚とかロディとか。
蔵書量は、最初に置いたときとほとんど変わってないです。
ぎっちり詰まっているよりは、「まだまだ入るなあ」というくらいのスキマは確保したいと思っています。
情報が古くなったものやもう読まないものは、余程の思い入れがない限りはどんどん処分していますが、欲しい本も同じくらい沢山ありまして。
油断するとここもすぐいっぱいになってしまうでしょうね..。
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2009.11.22
「2012」を観てきました。
"大作あたらしもの好き"なのでさっそく、公開初日に行ってきました。
・2012 - オフィシャルサイト
2時間半以上の長編でしたが退屈せずにあっという間だったのは、やはり視覚効果に力を入れまくっているからですね。
主人公一家が、崩壊するLAの街をギリギリ脱出していくまでの場面は、CMでも予告編でもじゃんじゃん流れていて正直なところ、見飽きた!と思ってたんですが。
これ、映画館のサイズでみるとすっっごいド迫力。
おもわず腹に力が入ります。
(ああフィゲロアホテルが崩れていく...)
その他ほぼ全編にわたって繰り返される洪水や噴火のシーンもかなりリアル。
相当に最先端な技術が注がれているでしょうから、メイキングの記事や、講演をきく機会を楽しみにしたいと思います。
走り抜けるすぐ一歩後ろでどんどん陥没していく漫画みたいな都合の良さや、「他の大勢の人達」が容赦なく地割れや波に飲まれていくほど切羽詰まっているのにホームドラマ的エピソードを混ぜちゃったりしている(場違いながらもこれがまた感動してしまうんだ.....親子愛とかもうホロリと術中にはまってしまうわけで...。)ところや、政府の対応等々、考えるほどに穴が多いことは確かなのですが、そういう冷静なことをあまり気付かせないだけの勢いはありました。
これはスクリーンが大きいほど「観た甲斐がある」映画なので、YouTubeの予告編やらDVDレンタルで済ませるのは実にもったいないないです。
ただし、地震(や洪水)に怖い思い出がある方にはあまりおすすめできない気が。
しかし観終わったあと、なんとなく客席中が暗くて重~い空気になったのが、もうね...。
だって仮に同じような事態になったら(←終演直後のこの瞬間は催眠術にかかったようになってそう考えてしまうのよ)、助けて貰える「条件」と「財力」になにひとつ合致しない、庶民の我々は絶対助からない。
主人公家族のように体力と有り得ないチャンスが連続するとも思えないので、やっぱまあ間違いなく、我々は塵のように天災に飲み込まれていく"あちら側".....。
とその場にいた全員が思ったに違いなく、無言でドンヨリと立ち上がったのでした。
そんなわけで、ディザスター映画お約束のエンディングにもかかわらず、観ているほうは不思議なほどズッシリくるものがあるのです。
(酒でも飲んで早寝するしかないね、的な気分になる(笑)。)
そういう意味でも異色な映画でした。
ま、あまりのめりこまず、心の中でツッコミつつ気楽に観たほうがいいでしょう。
エンディングでアダム・ランバートが熱唱するテーマソングはとても良かったです。
(これも楽しみにしていたのさっ。)
あと、主人公一家の女の子役がものっすごく可愛い。犬もお利口。
どちらもあんなに小さいのに水浸しの撮影は大変だったろうと心が痛くなるほどでした。
というわけで、お金を払ったぶんはきっちり面白かった気がするので、映画館で是非。
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2009.11.20
「THIS IS IT」を観てきました。
そろそろ上映も終わる時期かと思うのですが、客席は結構混雑してました!
大変良かったです。
・マイケル・ジャクソン THIS IS IT - オフィシャルサイト
私はそもそも洋楽方面全体に疎くて。
FOXの「アメリカン・アイドル」を見るようになってからなんとなく、「流行ってるもの」も聴くよようになった、ゆるーいレベル...
マイケル・ジャクソンについては、さすがに何曲かは知ってますがここ数年のゴシップニュース系のことばかり浮かぶような認識だったのです。
でも、CNNでやっていた追悼式のスピーチをずっとみていて、あの可愛いお嬢さんが泣きながら話すところでおいらもう...(涙)
・・・というわけでこの映画ではじめて、まとまった時間をかけて映像と音楽を体験した!次第。
でもこれ、リハーサル映像というか、コンサートのメイキングドキュメンタリー、なんですよね。
それでもすごい完成度だ!と思うのですけれど、このあとに来るべき本番のステージが永遠に失われてしまったこと(そのことを、画面の中の人々は誰ひとり知らない!)に呆然としてしまいます。
演奏したり踊ったり、の一流の才能を周囲に集めて場面を緻密に作り上げていく感じがとてもいいです。
CG映像をかぶせたりして、意外とデジタルとの融合演出もされているんだなあ。
(「11人のダンサーから1100人の群舞を作る」映像を作るところのシーン、ひょいひょいっと「これくらいでどうだい」とかキー操作で調節してマイケルに見せたりしてたけど、あれやってるところの画面のほうをみせてほしかったわ....
コンサート映像じゃないですけど、この映画のエンドロールのエフェクトも良かったです。あの、文字に光の当たる感じが素晴らしい。)
あのような原因で亡くなったからには、普段から体調もイマイチだったことはうかがえるのですが、あの、ピシピシっと動きと音がロボットみたいに「合ってる」感じがもうすっごい格好良かったのでした。
映画館のスクリーンが小さくてもどかしかったです。
今となってはどうにもなりませんが、リハーサル映像などという未完成品が世の中で繰り返し上映されていること、どう思ってるのだろう。
ファンの人たちだけでなく、一緒に力を注いできた関係者の方々の衝撃はたいへんなものでしょうが、ご本人が一番、無念ですよね。
うぅむ。惜しいな。
偉業を残そうとそうでなかろうと、人間は等しく明日どうなるかわからないってことを考えながら生きないと。(・・・でもどうすれば?・・・)等々、いろいろ考えてしまった夜でした。
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2009.11.17
「ノート&ダイアリースタイルブック Vol.4」を読みました。
昨年出たのは10月だったような気がするのですが、楽しみにしていた4冊目の今回もさっそく買いにいきました!
・ノート&ダイアリースタイルブック Vol.4
ちょうどいいことに、この月曜から2010年版のクオバディスがスタートしまして。(買った記事はこちら)
わたくし的にはすっかり「もう、自分の書きもの運用構成は決まってるんだけどね。とりあえず情報は仕入れとかないとね。」的な心の余裕をもって眺めるつもりだったけれど..。
つぎつぎに繰り出される製品情報の数々にガクガクしてきた。でも負けないわ!
今回、非常に参考になったのはジョッター(および、5×3情報カード)の特集でしょうか。
仕事や趣味の場面に応じて柔軟に使い分けられているミケさんのあの文字での使用例が眩しい…
(スマイソンの巻頭特集おめでとうございます~ ←と言っていいものなのか?)
受験勉強していた時代と違って、大人になった今はどうも使いこなせない。
綴じられているわけでもないので軽量、紙質はペンを選ばずしっかりと丈夫という、好条件な書き場所だというのに。
現在手元で役立っているのは、CGソフトのキー操作のショートカット表をコピー貼付したもの数枚といったところで、ちょっと情けないのです。
いっとき、iPhone入れにしてみた私のジョッターですが、やっぱり当たり前ですけれど、これは電子機器を入れるようには出来てない。
バッグ内とはいえ中身飛び出しが多くて、怖くなって使うのをやめてしまいました。
入れるならやっぱりカードなのだよこれは。
買い溜めたカードの束をすぐ見える場所に積んで、「私の場合は」さてどうやったら有益に運用できるのだろうかとモグモグ咀嚼中。
まずは分類するカードボックス買わなくちゃいけないよな。
と、常にモノから入っている思考回路からなんとかすべきかもしれない。
みてみたい製品は、A6ノートの特集にあったものの数々。
綴じノート形態の「ロルバーンポケット付ノートブック」や、ページがぐるんと折り返せることで話題の「360ノート」など、1冊買ってみたい気がじゅうぶんにあるのですがこんな田舎ではみたことがないのが残念。
あとは、以前からよく読ませて頂いているペン先はEFよりBBさん作により発売が始まっているDesign.Yのハンドメイド革手帳が大きく紹介されていて、しまっていた物欲がぐらっときました。
文字で埋めていくことを想像するだけでも、すごく贅沢な気分になる...
わりと高級路線なバインダーやノートの紹介が多かったように思いましたが、それでもしみじみ感じるのは、メイドイン日本製品の文具って良いものが多いんだなあ、しあわせだなあということ。
この本のシリーズをはじめとして、さまざまな情報を得て取得に奔走した手持ち紙モノ在庫もなかなかの品揃えになってきています。
それらを有意義に楽しく減らしていきつつ補充もする(……。)、紙文具好きとして充実の1年を送っていこうと決意しました。
そうそう、ほぼ巻末の「極細ペン特集」も楽しかったです。
あの書き文字写真をみているとスタイルフィット0.28mmを買いに走りたくなる。
先日購入の中屋万年筆の書き味が、このごろさらに1枚脱皮したように絶好調になりつつあるので、ますます細字が好きになりました。
まいにちコリコリとメモしてます。
Executiveの一時間幅のなかに3行くらい書けてしまう頼もしさ。
と、けっきょく万年筆のことを語って終わるのだった。
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2009.11.14
ロルバーンノートの「ミクロ」を買いました。
ロルバーンノートに、こんな可愛いのがあるとは知りませんでした!
その名も「ロルバーン ミクロ」。
横5cm・縦6.5cmの、手のひらで包み込めるくらいの豆本サイズです。
普段は、A5やA6に近いサイズのものを使っているので(右写真は、A6系のMサイズのものと較べた図。)、つい珍しくて1冊買ってしまいました。
表紙色の種類も、丈夫なゴムバンドも、ページのミシン目も、他の大きいサイズのロルバーンと同じ。
巻末のビニールポケット(5枚)もちゃんとついていて、切手や小さめの付箋などが分類できそうな感じです。
携帯ストラップが一番上のリングについていて何かと便利そうなのですが、うしろに完全に折り返して使うには邪魔になってしまいます。
取り外しは簡単なパーツなので、吊り下げモードで持ち運ばないなら断然、紐無しのほうがスッキリするかと思います。
ミシン目もついていることですし、切り取りメインで使うのもありだと思いますが、意外と、「ひとこと(:ごくシンプルな1用件)/1ページ」を書き連ねるノートとしても適当な大きさじゃないでしょうか。
いちいち手帳なんて持ち歩きたくない気分の外出にも、「念のため」ポケットに放り込んでおける頼もしさがあります。
机の引き出し内の小さな場所に収まってしまうので、この気軽さが良いです。
(ストラップ付きのせいなのか300円を超えてしまうのは、ばりばり使うには勇気が要るコストですけれど…)
ロルバーンノートのしっかりコシのある紙は、特に万年筆でのマイルドな書き心地がすごく好き。
また、付箋や名刺が入れられるうしろのポケットが重宝するので、MやLの大きさのこれは、私にとっては旅行の時の定番持ち歩きノートになってるんです。
(ちなみにS判は夫がメモ用に超愛用。
使用しているほとんどの鞄内や上着のポケットやらに1冊づつ装備しています。PILOTのバーディがリングにぴったりと収納できるので、全てこのボールペンとの組み合わせで!)
今回くわわったこのミクロサイズ、どこに連れて行こうかなー。
ロディアの10番(nanopad)もこれに近い大きさで、実はとても気になってます。
でも、使用がはじまったら最後、これに合う革カバーだのミニペンだのを探しまくる旅に出てしまうことは確実なので、用心してるんですよ..(笑)
11番用の、この組み合わせ、いまも毎日バッグに入れてます。
でも、そろそろボールペンは油性以外にしたいかなと考え中。
大きさはぴったりだけれど、寒い時期は特に、書き出しや発色がいまひとつな感じなのが惜しいかも。
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2009.11.13
「Kindle for PC」を使いはじめました。
大いに興味があったので「買った人」のレビューはしょっちゅう読んでいたのですが、いろんな意味で敷居が高いので、いまだに踏み切れないKindle。
(Amazonのトップページで「ただ今出荷中」とか書いてあるバナーを見る度に、うぅむ..、とは思う。)
そんななか、つい先日、PC版のソフトが無料ダウンロードできると知ったので、まずはAmazon.comのアカウントを作り、Kindle for PCを入れてみました。
参考にしたブログはこちら。既にKindle本体も購入、活用されています。
・Going My Way: Kindle でつけたブックマークやノートがちゃんと同期する、Kindle for PC
立ち上がり後、一度アカウントを入力してしまえば特に難しいことはなにもありません。
とはいえ、私はこれが最初のKindleなので、所有しているデータはゼロ。
画面には何も表示されていないので、右上の「Shop in Kindle Store」を押して、Amazon.com: Kindle Books: Kindle Storeのページに行ってみました。
(Kindre Store自体のトップページはこちら)
目当ての本をみつけたら、最初の何ページかを収めたサンプル版は無料で提供されているので、まずはこういうのだけでもしばらくいけるんじゃいかと予想。
「Send sample now」を押していけば、インストールしたKindle for PCに連動し(「Deliver to:」で、登録済みのKindleなど場所を選んで送り込むこともできます)、そのなかにサンプルデータが送り込まれるのでとっても簡単。
・・・というような操作を経て、Kindle for PCのHome画面にいくつかサンプル版のデータを並べてみました。
マウスオーバーすれば、完全版を購入するためのBuy Nowボタンが現れますし、Amazonの詳細ページに行くことも出来ます。
そして、中身を読むにはダブルクリックします。
機能は、わりとシンプルです。
でもフォントがかなりの大きさまで拡大できたり、可読範囲を画面いっぱい近くまで拡げられるのは非常に読みやすいですね。
ブックマークは、ページ右上のカドをクリックすると「ミミが折れ曲がる」表示になるのがカワイイ。
表紙など、色つきのデータで入っている場合はカラーで表示されるのはいまのところKindleには出来ないことですが、それ以外の機能は至って簡素。
ぱっと見、昔のAcrobatReaderみたいな感じかも。デザインがおしゃれじゃないことも含めて.....。
今後もソフトウェアアップデートが進んでいくとききましたが、メモ機能や音声読み上げや検索機能や辞書連動など、Kindle並みの機能がついてしまったらそれはそれで売り上げに響くんじゃないかと思うので。
あえてシンプルすぎる仕様にすることで本体購入への飢餓感を煽っているような感じも大いにありますね。
でも、読むための補助としていろいろ語彙系の情報を書き込みたいので、「メモ」はいちばん欲しい感じがします。
他のデバイスにも同期されるというし、便利だろうなと。
(GoogleToolbarのごとく、マウスオーバー辞書なんかが装備されたら素晴らしいけどいまのところ無理だからね~)
とはいえ、私としては、この「Kindle for PC」から読むというそれだけでも、試しにデータ購入をしたくなってきた。
(--というような、Kindle持ってないユーザーからも取り込みたいのが目的でこのソフトが配布されているのだろうとは思う。
ノートパソコンに入れれば、VAIOなどがシンプル版のKindleに変身するわけだから、これはこれで便利だろうと。)
全く未読の小説を購入して楽しむほどの意欲(と英語力)は無いんですが、翻訳で読んで気に入った小説の原作や、好きな映画のノベライズ本に挑戦するのは、実際に読み通すかどうかは別として結構好きで。
でも、ペーパーバックって、やたらと文字が小さく詰まっている上に、厚くて本棚でも場所をとるんです。
紙質が電話帳的に微妙なので軽量なところは利点かもですが。
夫も昔はずいぶんこういうのも読んでいたようなのですが、引っ越す度に厳選処分して、現在残っているものは紙が古びてしまってますます読みにくいという悪循環・・・今は本棚の飾りになっている状態。
私自身は、近年はあまり買ってませんがStephen Kingのモダンホラー小説がすごーーーーく好きで、特に初期の頃の作品は頭に染みつくくらい(翻訳で)読み込みました。
そういうのを、劣化しなくてかさばらないかたちで原書ペーパーバックで揃えられたら本当に理想なんですよね。
この人くらいのベストセラー作家なら、ほとんどの作品でAudio Bookが揃っていて、なおかつ日本のAmazon洋書部門からも買えるので、こういう音声データ+活字の組み合わせでまた勉強のつもりで読んでみようと思っていたところで。
本は紙じゃないとダメだという方も多いとは思いますが、空間占有率的にもデジタルのほうがずっと便利な場合もあるので、使い分けしたいところです。
そして、日本語の本こそ、データでなら購入してもいいけれど本棚に蓄積してまでは欲しくない。っていう分野が自分の中では確実にあるので・・・。
日本版のKindle・・・出版や著作権まわりのいろんな事情を想像すると、まだまだ実現は難しそうな気はしますが。
とりあえず、現状Mac版のこのソフトがないことと、iPhone用のKindleが日本のアカウントからはダウンロードできないという非常に悲しい件は何とかして欲しいです。
(青空文庫リーダーの「豊平文庫」はかなり愛用してまして、「画面で読書」もなかなか快適だと感じています。)
と、サンプル版を何個か入れただけの身でここまで語ってみる。
そうそう、必ずしも大ベストセラークラスでもKindleデータで存在しない本も結構あり、さらに、アジア地域のアカウントには売ってくれないデータというのもあり。
なので、自分が揃えたいと思っている本がダウンロード可能なのか・どれくらいの値段で売っているのか、を調べ中です。
若干、紙の本より高いですが、たいてい10ドル未満だし、円高のお得なときに送料抜きで買えるというのはかなり魅力を感じます。
(Kindle買った場合も、PCをとおしてUSB経由でKindleにデータを入れれば2ドル弱の「国際3G手数料」もかからない、とAmazonのページで解読しましたが違いますでしょうか?)
せっかくのカラー表示なのに、雑誌や新聞系はこのソフトで購読できないのは非常に残念。
まだまだいろいろと制限があるんでしょうね。
日本ではKindle自体まだまだあたらしもの好きの一部の方しか持ってないとは思うのですけれど、アメリカではこれを通勤途中とか公園のベンチとかで、ほんとうに使ってる人いるのかなあ。
現物を一度も見たことがない(というか、電子ブックリーダー専用機を持っている人を見たこともない)ので、どういう感じなのか興味津々です。
Amazon.comみていると、本体用のカバーや保護シールみたいなのがいろいろあって、これもまたiPhoneのカバー選びのように楽しいのではないかと予想。
妄想は尽きません。
どうしようかなー!(それ以前に語学力を高めたい気も...。)
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2009.11.12
オルセー美術館のおすすめレストランとか、パリのアップルストア開店とか。
9月はじめの朝イチで、「これからルーブル博物館!」とかなんとか、意気揚々とtwitterに書き込んでさっそく出掛けたら、なんと休館日だったのでした。(ズガーン! ←効果音。超初歩的調査不足。ハズカシー!)
「オルセーなら開いてるからあちらへどうぞー」と(すっかり慣れた感じの)警備員の人に促され、トボトボと歩いて行く同じような観光客は意外と多かった...。
雨でしたけれど、セーヌ川沿いの風景は、しかしなかなかよいものでした。
悪天候でもこんなに絵になってしまうとは。
歩いてわりとすぐの場所にあったオルセー美術館は、(もちろんルーブルほど大きくはないのですが、それでも)ひとまわりするのに夕方近くまでかかるほど盛りだくさんで面白い場所でした!
開館待ちで外に並んでる間に、折り畳み傘やエッフェル塔キーホルダーやらの売り子が巡回してきます...。
元・駅舎であったという建物は、大時計や縦長で天井や壁のガラス張り鉄骨構造といい、確かにそんな感じ。
受付で日本語版の館内地図をもらい、作品ごとの番号を押して聴く音声解説機も借りてみたのですが、これはかなりおすすめ。
和訳タイトルがわかるだけでも有り難いし、それぞれの時代背景や作品にまつわる小話なども知ることが出来ます。
(他にもいろんな美術館で借りたけれど、オルセー提供のがいちばんナビゲーションが優秀で、取り扱いもしやすかったように思います。)
昔から教科書の写真でみてきた名画の、「ホンモノ」達って、ここに実在してたんだ...!
という驚きばかり。
しかも、「有名すぎる絵」の数が半端なく多い。
(写真もフラッシュ無しなら撮り放題でしたけれど、混雑してくると真正面からじっくり撮影は無理になってくる。
それでもなんか、もったいない気がして撮っちゃうんですよね~)
既に多くのガイドページに書いてありますが、オルセーに行かれるならば、絶対におすすめなのが館内のレストランでのランチ。
内装がが豪華すぎるので「これはなんの展示室だろう」と廊下から覗いてみると、みんな普通にテーブルで食事してるのですから。
予約を取ることができないので時間帯によっては長蛇の列になりますが、案外回転は速い気がしました。
(列に並ぶというのが耐えられない人が意外に多いので離脱者も多い。日本人ならこんなの全然平気なレベルじゃないかなあ。)
★参考リンク★
・Musée d'Orsay: Restaurant
・オルセー美術館のレストラン Le Restaurant:パリ観光ガイド
料理も本格的に美味しいうえに、雰囲気を考えるとかなりリーズナブルかもしれません。
(メニューも英語で並記されていますので、まあなんとなく。
左はあひるの何か、右は豚の何か。←詳細最後までわかってない...。でも美味しかった。)
パリも、予算をたっぷり持って店を選べば、こういうゴージャスな雰囲気の食事どころも多いのでしょうが、毎度のごとく"ユニクロ率が限りなく高め"の旅装備しか持ってきていない我々には、「彫刻や壁画やシャンデリアの下での食事」は今回絶対に縁がないと思っていました。
実際のところ、まちかどの、カジュアルなカフェやビストロでもじゅうぶん美味しくて大満足だったし....
いやー、いい経験をしました。
皆様も、テーマパーク感覚で(笑)気軽にお食事のつもりでお立ち寄りください。
あまりにも気に入ったので、閉館前におやつを食べに再入店してしまったくらいです。
(チョコレートアイスが美味すぎて写真撮るの忘れました。)
朝からずっと雨が降って真っ暗だったのに、そのあいだ急激に雲が消えて、シャンデリアのクリスタルにきらきらとそこらじゅうに反射して、光の虹色がなんと綺麗なこと!
思いがけず、「ジーンズ+運動靴なのにフランス貴族体験ができるお食事処(仮称)」をたっぷりと堪能できましたー。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
8月の末、部屋に到着していきなり「ある..じゃん?」「いや、まだ、無いっぽい」と大騒ぎしつつネットで調べまくった、パリのアップルストア。
先日の11/7、ついに現実に(笑)、開店したようです。いいなあ!
過去に書いた関連記事にも追記しておきましたが、ルーブル美術館どまんなかの敷地の地下にあるモール、Carrousel du Louvre内です。
店前に、映画「ダヴィンチ・コード」で有名になったあのガラスの逆さピラミッドの広場があります。
・Apple Store - Carrousel du Louvre --- 地図はこちら。
・Carrousel du Louvre内地図。
5000人並んだという、華々しいオープニングイベントもYouTubeでたくさんみることができて(どうやら、店内はガラスの螺旋階段になっている?ステキだわー☆)、しあわせな気分にひたらせてもらいました。
YouTube - Paris Apple Store Opening
これから観光名所のひとつになっていくと思います!
いつかこんどこそ買い物できますように。
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2009.11.06
来年はクオバディスも使ってみよう。(これで終わるか!手帳買い)
Quo VadisのExecutiveです。
1年ぶりの使用再開を決めましたので、通算4冊目になるリフィルを購入しました。
カバーは、2007年用のときに思い切って買った「ルナ」の赤革。
持ち歩きは全くしない手帳だったので、すべすべつやつやの上質な手触りは今も変わらず!
来年もよろしくお願いしますの気分でさっそく2010年版をセットしました。
(開始日は再来週11/16。チャーム付きのしおりはボストンのおみやげです。)
--関連する今までの記事です。新しい順。いっぱい書いてるなあ。
過去に自分がどんな方針でこの手帳を使い続けてきたかが明確にわかって、これは良い目次になりそう....
私にとって、週間見開きのバーティカルレイアウトは、時間軸はほとんど無視して、「箇条書きの手帳」として使うのが定番。
毎日のToDo(業務・学習・家事・買い物・読書等々。)をリストし、そこそこ具体的に進行度を記録して、「1週間の行動推移を横方向に確認・俯瞰」できるから便利なんです。
レフト式ではちょっと出来ないことだし、そもそも能率手帳の大きさでは管理できないので、使い分けてみようかなあと。
そういう変わった運用をするのにどうしても必要な条件は、1列(1日)あたりの幅が広いこと。
これは、日曜だけ下に寝そべる配列だけど、そのぶんメモ欄もたっぷり書けていい感じ。
そのわりにコンパクトなのは、ましかく判型だからでしょう。
この存在感がとっても可愛いのです。
紙も厚めで頑丈なので、太字でもガンガン書き込めるし。
(今シーズンから、無印良品でこの手帳とそっくりな「ほぼ クオバディス」が出てるのご存知ですか。
店頭で手にとって、ワナワナしてしまったのだ(笑)。
その勢いでちょいカッとなり、メイドインフランスの本家を買いに走ったといっても過言ではない!)
同型のホチキス止めのノートは、クオバディス純正のもの。
かなり昔に好奇心で通販で買ってみたのですけれど、3冊セット1000円でこの薄さだったとは、届いてみて仰天。
当初は勿体なくて使えなかったのですが、いまは光熱費管理ノートとして「見開き1年」の罫線をひいて使いはじめて4年目。
このペースならあと15年くらい書ける!
更にもう一冊を映画鑑賞の半券スクラップ用にして、ノート同士2冊をまとめて2006年用エメラルド色の「クラブ」のカバーに入れて収納しています。
これも、毎年綺麗な新色が出るのでいつも欲しくなるんですけれど…
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
2006年からずっと使っていたのに、今年だけ停止していたこの手帳。
といっても、3冊目の早い頃から空白ページが続いたからなんですが….
2008年当時の状況を分析してみると、能率手帳ゴールドやらデイリーのフランクリンプランナー、ほぼ日、その他システム手帳リフィルetc.と、シーズンの勢いに釣られて買うだけ買った揚げ句にうまく使い分けられなくて(当たり前だ!)既に春あたりから挫折現象が相次いでいました。
2009年を経て学習したのは「もうデイリーの手帳は使わないことにしよう」です。
いろんなペン先やインクをとっかえひっかえしているのに、1年間ずっと同じ紙に向き合うというのは、飽きっぽい私には無理だと学習しました。
大型のデイリー手帳を使っていると他のノートやメモ帳を消費する必要がほとんどないのが、結構つらい。
あたらしい紙モノ買うのが大好きなのに。
というわけで、「それほど厚くないノート+日付スタンプ」の組み合わせをどんどん使っていくのが今は楽しいのです。
いろんなことをメモしながら1−2ヶ月くらいで使い終わるようなペースで手持ち在庫+手持ち革カバーから選んでいき、ときどきは抜き書きして整理もする、というような日々が続いています。
今の愛用はMDノート。年末あたりから測量野帳の方眼に切り替えようかな、等々うきうきと考えているわけで。
とか言いつつ、年末までに振り切ることが出来るだろうか、といつもヒヤヒヤしながら、ロフトのほぼ日手帳売り場の横を通りすぎています。
買ってしまったら、「ときどき使うから、いいの。」と開き直ってみます。←予防線
カズンだって残りのページを2年がかりで使いきるつもりです…。
なんだか、半年も経てば全く違う方針に寝返っている気もしますけれどとりあえず、もう来年の手帳は買わない!
おしまいだよ宣言!
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