「サロゲート」を観てきました。
映画館のポイントが貯まって鑑賞無料券(ポップコーン付)を二枚獲得できたので、早速。
「かいじゅうたち~」と迷ったけど、これは後日有料で行くことに。
・映画【サロゲート】オフィシャルサイト←冒頭から音が出ます
「生活行動の完全な身代わりとして機能するロボット(サロゲート)」をみんな持っているという近未来世界が舞台なのです。
持ち主(オペレーター)は家のなかから寝たまま遠隔操縦をするだけ。
代理行動をしてくれるサロゲートが事故などで壊れちゃってもオペレーター側は無傷なので便利・・・というところから普及が始まったのだけれど、あるとき、同時に人間側をも破壊してしまう武器が出現して云々、というのがCMなどからも把握できていたストーリー。
必ずしも持ち主(オペレーター)と似ていたりする必要もないので、ロボットはどれも理想的に容姿が整っているんですが。
(ブルース・ウィリスのサロゲートも頭にふさふさと搭載されているのですごく若く見える!)
その一方で、操作する人間たちの、見た目や心中のくたびれ感がリアルなのが際立ちます。
こんなことやってたら運動不足ですぐ病気になりそう...。
容姿が変えられることで悪用も簡単に出来てしまうわ、けっこう簡単そうに他人が遠隔設定やっちゃうわ、でいまひとつ(いや、じつは全く)「本当に将来ありえるのかもしれないな」という感情移入ができなかったのは残念かな~。
ちょっとした海外ドラマ並みに話が膨らすことができそうなテーマではあるけれど、そういう周辺事情は略されまくっているので、最後の「え?これでエンドクレジット?」の悲しみが少々。
ブルース・ウィリスは代理ロボットなんて要らないくらい、生身の時点でボコボコにされても不死身。
これはダイハードと同じだなあ!
あと、博士のジェームズ・クロムウェルは、「アイ,ロボット」での博士役がすごく頭に残っているのですけれど、ここでも同じような感じの役柄で。
というわけで、諸々深く考えないほうが楽しめるお話かもです。
いっせいにサロゲート達の接続が切れるところとか、歩いている全員がものすごい倒れ方をするので、あれは実写なのかデジタルなのか知りたいな~。
攻殻で言うところの、これは「リモート義体」ですよね!
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コメント
サロゲート、飛行機の中で見ました。
あんな生活してたら絶対に太って病気になりそうですが、皆さん比較的普通の体型で、むしろ「サロゲートを使わない連盟」の人たちのほうがブクブク体型だったのはなんでだろう(笑)
CM、多少ミスリード入ってません?
投稿: Moto@ | 2010.01.25 22:25
そーなんですよ、私も一番心配だったのは「中の人」の状態だったのですが、考えながら観るとツッコミどころ多くて疲れちゃう(笑)のでこまかい疑問は忘れることにしました。
こういう映画こそ飛行機向けなのかも....
投稿: ほしの | 2010.01.25 23:29