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2010.03.20

「趣味の文具箱 16」を読みました。(旅文具話を書きました)

4777915832趣味の文具箱の16冊目が発売されました。
趣味の文具箱 16

表紙は春っぽい雰囲気ときいていたので桜の花のような色味を勝手に想像していたのですが、これは!むしろ初夏の空気が漂うゴールデンウィークといったところでしょうか。
(掲載の解説によると、この青い万年筆はデルタのドルチェヴィータスリムが原型になっている、限定品のようです。いい青だなあ...。
このなかにターコイスや紺碧のインクを入れて使ってみたいですね。
ドルチェヴィータを買うならスリムサイズがいいなと以前から思っていた私には大変魅力的。しかしそう簡単に思い切れる金額ではないのだった。)


今号のメイン特集は「旅文具」なわけですが、そのなかの一部、3ページに渡りまして記事を書かせて頂きました。
以前からブログを読んで頂いている方々には、なんとなく見覚えのあるあれこれの写真が散りばめられているかと思います。
同じモノでも、プロによる撮影だとぜんぜん違って見えると学習した!
旅行万年筆としておすすめされているデルタやコンウェイ・スチュワートといった美麗品のページの数々に読者の方々がうっとりした直後で心苦しいのですが、プレピーを誉め称える庶民派の味わい(などと、じゅうぶん用心しているその割には免税店でモンブランを買って帰ってきてしまう微妙な矛盾感)を楽しんで頂ければ幸いです....。


さて旅行用品といえばうちの場合、荷作り時のポーチからサブで持つ折り畳みバッグ等々の小物は、無印良品のナイロン製品の率が実に9割以上を誇ると言ってよいのですが。
今回の特集をみていると、例えば、数年前から重宝しているナイロン製のパスポートポーチなどは「革のいいやつ」に買い替えてもいいかもなあという気になってきました。
エッティンガーやスマイソンのトラベルウォレットなどのつやつやした写真をみているとすごく憧れますが、無印からは少々ランクアップしすぎかな~!

とりあえず、フラット状からコーナーをホック留めして皿型になるトラベルトレイは近いうち欲しいのです。
これは宿泊中に手の届くところにアクセサリーや時計を置いておく用にほぼ必需品となっていまして。
筆記具なども置けるようなサイズならばとても便利ですよね。
一応、100円ショップで買ったのは使ってますけど...これはちょっと。と誰もが思うであろうド派手柄。
今年どこかに出かける前までには、掲載の「左馬革トレイ(赤色で!)」のようなものを買おうと検討中です。


そろそろ「今年の万年筆」をなにか1本、選考を開始しよう。と思い始めてしまう季節になってきてるんですよね。
1本では終わらないとは思いますけれど。まずは。
今号も、ひらひらと付箋だけは何枚もついてます。
どうすっかなーという候補は頭の中に2,3本あるので、話題の新製品情報に背中を押されるか・初志貫徹で行くか。(悩むわー)
先日逃してしまった三越での万年筆フェア、その入れ替わりのように4月1日から日本橋丸善で「世界の万年筆展」が催されるとのこと。
メーカー各社のイベント予定表(これも掲載されてます)を眺めながら、うぅむ行こうかと唸り中です。


そして、私が毎号ひそかに楽しみにしている巻末近くのページ、編集部の方による「自腹インプレッション」。
今回掲載されている(そしてたいへん御世話になった)副編集長のかたの中屋万年筆の、ナガサワオリジナル 十角「朽葉溜」、実際に触らせて頂いたんですよ。
この色艶は本当に素晴らしかった!
筆記具というよりは、漆塗りの美術工芸品を眺めているような不思議な緊張感がありまして、キャップをしめて飾っておくだけでも絵になるなあと。
思わず「次は私も..」と口走ってしまいたくなる素敵さでした。
(ああ、ふたたび中屋を買うなんていつのことやら..)

その他、私などは画像でしかみたことがないような数々の名品文具が仕事道具として活躍している状態であるのを垣間見ることで、趣味文の「中の世界」をチラ見出来た(目につく一品一品についてべらべらと語りたいのを抑えるのは大変でしたが)実に良い思い出になったのでした。

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早いもので趣味文も16冊目になりました (毎回、この出だしだな~) 続きを読む

受信 2010/03/20 11:05:46

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趣味の文具箱 vol.16は、旅文具特集。「幸福の万年筆物語」という新連載も始まっています。今回は、アナウンサー・宮本隆治さんへのインタビューです。 ... 続きを読む

受信 2010/03/22 23:15:08

» [handmadeink][stationery]やっと趣味の文具箱 vol.16を読みました。 [趣味と物欲 から]
以前このブログで、古典ブルーブラックの記事のご感想をまとめさせていただきましたが、自分自身は本の形ではまだ読んでいませんでした。趣味の文具箱 vol.16の発売から早1ヶ月、日本からの荷物に入れてもらい、やっと手にすることができました。いそいそと自分の記事から読... 続きを読む

受信 2010/04/25 21:42:29

コメント

いや〜おめでとうございます!
見つけた時、ふたごが東大に合格したような喜びを感じました!
記事を見て、また旅に出たくなるような気分に包まれました。
私も過去何度かの旅で買ってきた文具たちがまだ大切に箱で保管されてる(しかも3箱!)ので、またちょびっとずつご紹介できたらな〜と思ってます。
今回の記事で、トラベルウォレットをはじめとした上質な旅行用品にぐっとくるものがありましたが、なくしたらどうしよう?と心配してしまう私…

投稿者: はるる (2010/03/20 7:21:38)

「面白い記事だなあ」と読ませて頂きましたが
「文=星野裕美」を見ても
『ほしの』さんだとは露ほども思いませんでした。
(スイマセンProfile読み飛ばしてました)
素晴らしい読み物をありがとうございました。
ただトラベラーズノートに関しては・・・

「物欲刺激し過ぎです。」

投稿者: プチおたく (2010/03/20 7:56:49)

>はるるさん
ありがとう、ふたご...(感涙)!
海外で勢いで買っちゃう文具って備蓄品または飾り物になりがちですよね〜
もったいなくて使えない物がけっこうあるので、こういうかたちでスポットライトを当ててやれてよかった、今回。
ドイツ土産とか、私もいずれ参考にしたいのでどんどん見せてください、お願いします。

トラベルウォレットみたいな、肌身離さず系は意外となくさないんですよ。
一方でメモ用の筆記具なんかは、落としたついでに人混みや暗やみで蹴り飛ばされたりして、そりゃあもうたいへんな現場を何度か見ているので「買って帰っても使わない」が大原則ですよ、私の行く場所では(笑)。

投稿者: ほしの (2010/03/20 15:01:01)

>プチおたくさん
読んでいただいてありがとうございます。
私も、目次にまで自分の名前を載せてもらっていたので思わず二度見しちゃいましたよ!

トラベラーズノート、旅だけの持ち出しでもけっこういい感じに革が育ってきてるのですよ。
先日店頭でパスポートサイズを手にとって以来「これなら、ちゃんと持ち歩きして書き込みに使えるんじゃないか?(大きい方はスクラップ専用ってことで。)」という思いが頭を離れません。
ミドリのショッピングサイトが5月まで送料無料という事実にも背中を押されまくりで...↓
http://www.midori-store.net/

投稿者: ほしの (2010/03/20 15:10:52)

こんばんは!
私も、はるるさん同様、ほしのさんのお名前を記事で拝見して
びっくりしたと同時に、嬉しくなった一人です♪
(それで、つい、ツイッターで・・・)
ブログで、すでに拝見していた、旅のお土産の文具たちも、
こうして、本で読むと、じっくりと眺めることも出来るので、
ミッフィーのペン、可愛いなあ、と羨ましく思いながら、読ませて頂きました。

中屋のナガサワオリジナル十角「朽葉溜」、本当に良い色ですよね。
いつかは中屋。ということで、最初の一本に、この珈琲色の風合いも捨て難いです~。
今度、三宮に行ったら、ナガサワさんに立ち寄って、ちょっと勇気を出して、
触らせてもらおうかしら、と・・・。
(でも、購入自体は、もっと先になるかも、です~)

投稿者: ここあ* (2010/03/21 19:31:34)

読んで頂いてありがとうございます!
こまごまのおみやげ達、ぎっしりと荷作りして、(撮影のために)都会の出版社までかついで行ったのはいい思い出になりました~。

十角軸は、「面」と「カド」部分での、色の濃淡の差が大きいので、わりと派手な印象を持っていたのですが、朽葉溜の色合いは実にすてきでした。
高級なお盆とかお重を眺めているような良い気分でしたよ!

漆は、手触りがあったかいし、ちょっとづつ変化していく楽しみもありますから、いいですよね。
でも初スーベレーンから5年くらいはかかってるんです、私。
ここあ*さんも、これからいっぱい回り道して(笑)迷いまくってから中屋を買ってください(と、あくのみちへさそいこむ)。

投稿者: ほしの (2010/03/21 20:26:23)

はじめまして。

いつも楽しく読ませていただいています。
趣味文の記事も読み応えがあって、おもしろかったです。

初めてのコメントで、質問するというのは
大変恐縮なのですが、

来月パリに行く機会があり
ぜひミッフィー×クオバディスの文房具を買って帰りたいと思うのですが、
ほしのさんはどちらでお買い求めになられたのでしょうか。

もしよろしければ教えてください。

投稿者: tommy (2010/03/21 21:11:13)

こんばんは。
パリに行かれるのですか!春先の良い季節ですね。実に羨ましい....

ミッフィー×クオバディスですが、品揃えは下記を参考にしてくださいね。
http://www.quovadis.eu/fr/licences/detail.asp?arId=858
(ただし、あちらでは新年度が春ではなく9月ですので、手帳などについてはこの時期揃っているかはちょっとわかりませんが....)

買った店ですが、たまたまホテルから近いところだったので行ったのですが、Passage Choiseulという商店街のなかのLavrutという画材店です。
この店については下記に言及しておりますので合わせてお読み下さい。
http://hoshino.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/b-8ae5.html
Passage Choiseulについては、わりと名所(すごく古いので。)なのでガイドブックに載っている可能性が高いです。

ただし、あちらでクオバディスやクレールフォンテーヌといえば日本でいうコクヨみたいなメジャーどころなので、上記店じゃなくても、大型店舗なら揃っていると思います

とりあえず、まず行ってみるべきは、ルーヴル美術館の真下にあるショッピングモール「カルーゼル・デュ・ルーヴル(Carrousel du Louvre)」内の「Virgin Megastore」だと思います。
最近AppleStoreなどもできましたし、この界隈だけは日曜も営業しているのでいつも賑わっています。
美術館の帰りにぜひお立ち寄り下さい。
Virgin Megastoreは音楽と書籍系の店ですが文具売場もかなり大きいんですよ。
ミッフィ×クオバディスは、(万年筆がどうだったかは忘れましたが、ノートやファイルなどは見かけたので)ここにもあったように思います。
ミッフィ以外にも、文具関連の欲しいモノがあってたいへんなことになると思います。

あと、デパートのギャラリー・ラファイエットの文具売場も大きいです。
あと、趣味文にも書きましたが、どのガイドブックでもおすすめされている、スーパーマーケットのモノプリ(Monoprix)。

このあたりまわれば必ず欲しいものがたっくさんあると思います~。
楽しいご旅行を。
このブログでのパリ話については下記にまとめましたのでどうぞご参考に。
http://hoshino.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/09-596b.html

投稿者: ほしの (2010/03/21 22:17:49)

はじめまして。

いつもブログを拝見して色々勉強させて頂いています。
『旅文具』というコピーにビビビ、と反応してしまいました。
『旅の時計』と『旅のPEN』は私にとっても最大の関心事。

次回、帰国した際には是非、OAZOで本もPENもじっくり見たいと初夏(30度)のサウジで涎を流しているところです・・・

ブログを拝見して、遅まきながらLAMYサファリのBニブと2000、Joy ALを先ほど、国際発注してしまいました。
日本でも今、2本待ち。
1月にもドルチェを1本・・・
この一ヶ月以内にアメリカ、フランスからも計2本と、一挙に大人買い(大人気ない買い物?)しています。

毎回、ブログも充実して、尚且つ萬年筆も使いこなされているとは本当に素晴らしい!!!

今後とも益々の健筆を期待して、砂の国にて数少ない楽しみの一つにさせていただきます。。。

投稿者: サウジ小僧 (2010/03/22 5:42:01)

こんにちは。初めて書き込みさせていただきます。

万年筆に興味をもつようになってから、こちらにお邪魔しては色々と勉強させていただいています。
物欲も上昇して困ってしまいますが(笑)

本にまで進出されて、ほしのさんのような方とご縁があって嬉しい限りです。
旅はなかなかできないので、ワクワクする記事には飛びついてしまいます。

素敵な1本に出会えますように。

投稿者: yuki (2010/03/22 14:25:25)

>サウジ小僧 さん
遠い場所からお読み頂いてありがとうございます!
ネットのおかげで、国境関係なく大人買いができる良い時代になりましたよね。
帰国してオアゾ丸善なんか行ってしまったらまた発注したくなること間違いなしかと思いますが(笑)、ちゃくちゃくといいものを増やされているご様子、応援致します~

「使いこなす」とはとても言い難いレベルのブログではありますが、これからもおつきあい頂けましたら嬉しいです。


>yuki さん
こんにちは!
いつも読んで頂いてありがとうございます。
お持ちになっているマリーナ・グランデ、とても素敵ですね!
やっぱり今年は「初デルタ」してみようかな~という気持ちも結構ありまして、ひとさまのブログや趣味文の記事やらに誘惑され中なんです。
でもこういう、ゆらゆらしてなかなか決まらない時間もコミで楽しいのが万年筆。ゆっくり探そうと思います~。

投稿者: ほしの (2010/03/22 16:56:30)

旅文具。ほしのさんにぴったりの特集でしたね〜♪
趣味の文具箱 vol.16を読んでいたら、文具が欲しくなったり、旅に出たくなったり、家具も欲しくなったり、大変でした(^^;

投稿者: 尚志 (2010/03/22 23:29:09)

トラックバックもありがとうございました~♪
旅先では、やっぱり私は「使う」より「見つけて買ってくる」ほうが楽しいです。
ぶつよく優先で!

投稿者: ほしの (2010/03/22 23:58:20)

とても丁寧に教えていただき、ありがとうございます!

ほしのさんのパリの旅ブログを読んで以来、
パリで文房具めぐりをしたいなぁと
頭の中でいろいろ考えておりました。

このたびパリに行く機会できて
本当にうれしいです。

ミッフィーは「狙い」に行きますが、
旅先のお買い物は出会いが大きいですよね。
ルーブル美術館のところや、モノプリなども
ぜひまわってみようと思います。

なんだかわくわくしてきました。

本当にありがとうございます。

投稿者: tommy (2010/03/23 0:30:37)

パリは文具天国です。
どうぞお気を付けて行ってらっしゃいませー☆

投稿者: ほしの (2010/03/23 0:33:24)

 私も読みました。私は、149のスタンドがものすごく印象に残っていたので、一発で誰か分かりましたよ(笑)。

 旅先で買ってチラ見しただけなので、帰ったら精読してみます。

 ちなみに、旅先で私はプラチナの金ペン版デスクペン(細字)を買ってきました。たぶん新品では世界一安い金ペンということになると思いますが、プラチナ・ポケットが好きなほしのさんなら、きっと気に入る出来の良さですよ(笑)。

投稿者: しまみゅーら (2010/03/23 12:27:06)

どうもありがとうございます....!

いいですよね、プラチナのデスクペン。
私は700円の(もちろんスチールペン先の)を使っていますが、この細~いこりこりした書き心地、プラチナ好きとしてはとっても気に入ってます。

投稿者: ほしの (2010/03/23 13:28:55)

後れ馳せながら


おめでとうございます。《祝》


趣味文デビューはいったいいつなのか。編集部はいったい何をしておるのかと私的には思っておりましたが、
『旅文具』で登場されましたか。なるほど。


自分の文章が活字になるのは、なんとも嬉しはずかしな気分ですね。
自分の事ではないのに 妙に緊張しながら何度も読み返してしまいました。

いつもと違って 少しだけ緊張感が感じられた気がするのは 私の中からなのか、それとも縦書きの行間からなのか。


私事ながら、どこで知ったのかなぜだか1号から全て揃っている趣味文の10号あたりからでしょうか。
ほしのさんのブログで発売日を知り、なるべく早く書店へと向かうような習慣になっております。


これからも益々のご活躍を『ものすごく』期待しております。

ではでは。

投稿者: Hagy (2010/03/23 22:01:16)

ああああご丁寧にありがとうございます(深々とお辞儀)!
今回学習できたのは、ブログを書くのとは想像以上に「使う筋肉が違う」ということでしょうか...。(もちろんド緊張でございます)
指定された文字数ちょうどにきちんと話題を分配して、さらにそれなりに統一感のある文体に。というのがどれだけ大変かわかりました。
編集の方からも多大なご助力を頂いて、とても勉強になりました。

私にとっても、趣味文創刊とさほど変わらない時期から万年筆にハマってきたわけなので、今回はとても感慨深いことでした!

なにぶん、誌面で披露できるような深い知識も、レアなコレクションもありませんので....。
こんな私でも、いつの日かまたお手伝いできればいいなあとノンビリ楽しみにすることにいたします。
今後ともこちらでよろしくお願いします~。

投稿者: ほしの (2010/03/23 22:56:03)

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