毎日パンを焼く連休。(ホームベーカリー その2)
だいたいいつもそうですけれど今年のGWも夫が忙しそうだったので、私も普通に過ごしていました。
しかしこの時期、熱心に励んでいたのがパンを焼くこと!
ほとんど毎日なにかしら制作していたので思い出深い連休となりつつあります。
4月の末にホームベーカリーを入手と同時に、1斤分づつのいろんな味のミックス粉(バターと水とイーストを加えるだけでパンが出来るお手軽なもの)を仕入れたので。
まいにち夜中に焼き上がるようにセットし、直後のホカホカを夜食として少々味見した後、昼・朝食用で食べきるというパターンで本日までに6斤ほど焼きました。
機械購入レビューと1斤目(カナダ産ふっくら食パン)の制作レビューは下記になります。
・ホームベーカリーを買いました(さっそく焼きました!)
・・・前回の記事で当初「不要かもしれない」書いた、食パンカットガイドというアイテムですが、このごろは結構便利に使ってます。
朝、トーストするために水平に1枚づつ切り分ける(2分割するくらいの厚みしか残ってませんが。)にはやっぱりコレは優れものだと気がつきました。
特にパナソニックのホームベーカリーで作ったものはそうらしいのですが、売ってるタイプの食パンと違って背が高いという特徴がありますので、Lサイズがオススメです。
パン用の包丁で、ガイドや土台のプラスチックを削らないように気をつけましょう。
出来上がり直前~焼きたての匂いとウマさは素晴らしいですが、ひと晩寝かせて味が落ち着いたものもなかなか良いのです。
カリカリと香ばしいミミの部分は、これが次の日には内部からの水分が行き渡ってしっとりとやわらかくなります。
むしろうまみがこっちに溜まるような気がするほど、「はじっこは美味しい」という評価は高まりつつありますよ!
では、下記にざっと2斤目以降に作った各パンのレビューを書いてみます。
すべて、クオカのミックス粉です。
写真はどれも左から、焼き上がりで蓋あけた直後 / 振って取り出した直後 / 切りたて の状態です。
・「しっとりチョコ食パン」
焼いてるときからチョコのいい香りが部屋中に漂います。
しっかり色がついている割にはホンノリ程度の甘さ。
味もチョコパンっぽくしたければ中にチョコチップなどを混ぜ込むなどしたほうがいいのかもしれません。
少しホロニガな感じが紅茶やコーヒーに良く合います。
・「贅沢ブリオッシュ食パン」
使用バター量が普通の倍くらい必要なため、ほとんどケーキみたいな食感で膨らみもすごい。
皮部分のウマさはピカイチ。
ドライフルーツなど入れたら本格的な予感。
カロリーを考えると文字どおり、"たまに焼く贅沢"としておきたい・・・けれどリピート買いは確定。
・「濃厚ミルク食パン」
美味しいけれど、名前でいうほど風味はミルクっぽくない(というか、1斤目の普通の白い食パン作ったときとそんなに変わらない気がする。という程度)
次回はレーズン入りなどで作ってみたい。
・「ふわふわ苺ミルク食パン」
こねている時からうっすら苺的な香りが漂ってくる!
切ると中味がピンク色で可愛いのです。
これもまた意外なほど甘さ控えめ。ホワホワとした食感がシフォンケーキのようです。
クリームサンドのように飾り付ければお子様も喜ぶ立派なおやつになりそう。
・「こんがりメープル食パン」
焼いてるときの香りにうっとり。まさにこんがりメープルとしか言いようがない。
切ると薄茶色で、ほどよい甘み。
翌朝のしっとりさとホロニガ感がとても気に入りました。
個人的には最も好みの味なので、次はクルミを入れて焼いてみようと思います。
コミミにはさんだまめちしきとしてやってみているのですが、これくらい暖かくなってくると、バターは当然として粉もイーストも水もよく冷やしておいたほうが、出来上がりはよくふくらむ気がします。
(特にドライイーストなんかは普段から冷凍庫に入れてます。)
前回の記事であきらかに、それをやってなかった1斤目の背が低いことがわかるんですけれど、最初の1個で不慣れだったからなのかなあ。
というわけで、まだもうすこし、ミックス粉の手持ちがまだいくつかありますので修行を続け(しつこくここでレビューします)、いよいよ次段階は粉や中味に自力で工夫を凝らしてみたいと思います。
今まで自分が関心なくて「見えなかった」だけで、製菓(製パン)材料を扱う売場は身近にもけっこうあるのだと気付きましたし。
(シーズン的なものかもしれないけれど、クオカのミックス粉も、近所の台所用品店(212KITCHEN STORE)でホームベーカリーと一緒に取り扱っていた・・・最初からこっちで買えば良かった~)
とはいえ、まだミックス粉そのまんまじゃ、"市販の炊き込みごはんの素を使って炊飯器の性能に感動してるだけ"とたいして変わらないような気がします。
これ以降のステップを踏めるかどうかが、「あたらしもの好きの家電オタク」と「かわいい奥様(?)」の分かれ目であるような気がします。うぅむ。
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コメント
ミックス粉の比較見せてもらえてとっても参考になりました
ものによって仕上がりが全然違うんですね~ ナルホド
自分で作るのは全部プレーンな食パンなのでいまだに
ミックス未体験 全部おいしそうです
私も何か試してみようと思います(^o^)
投稿: さっちん | 2010.05.06 10:21
ほんとは、味付け含めて全部自分で作るのがいいんでしょうけれど.......たいして苦労せず各種出来上がるので飽きなくていいかもです。
それぞれ、必要とするバター量が10~40グラム(!)までいろいろなのですが、とりあえずケーキなどの甘味はおやつに買わなくて済んでいるので良しとするべきでしょうか?
投稿: ほしの | 2010.05.06 13:15
詳細読む前にざっとページを流してみたら、「焼きすぎだろ!」ってくらいに焼いていてビックリしました(笑)。
うちも、半年前くらいにパナのを導入しております。嫁の趣味だったのですが、最近は私自身もたまに焼いております。2歳半の息子とも安全に作業できるので、楽しいです。
パンミックスを卒業したら、坂田阿希子さんという方の「ホームベーカリーのパンとお菓子」という本が、パナ用に作られていてオススメですよ。粉や具材はナチュラルキッチン(572310.com)に行くと目が眩むくらいたくさんあります。
それでは、楽しいパンライフを。(笑)
投稿: しまみゅーら | 2010.05.06 14:22
いやはや、ミックス粉を買いまくってしまったので、エブリディほしのパン、です。
(今日も焼きますよ)
572310(粉に砂糖って読むんですね...)、パン屋になれそうなくらいいろんなものが売ってますね。
材料次第で全然味が違うと聞いているので、いろいろ工夫してみるのが楽しみです。
パンについては、ネット上で詳しい人にいろいろ教えてもらうことが多いので非常に有り難いです。
投稿: ほしの | 2010.05.06 14:36